「自分は能力不足です」と認めた金正恩氏が今すぐにすべきこと

聯合ニュースによれば、たとえば高麗大統一外交学部の南成旭(ナム・ソンウク)教授は「(昨年5月の)党大会により3代世襲を完成させたため、謙虚なふりをしても誰も挑戦できない。3代世襲の完了を誇示している」と分析。また、慶南大政治外交学科の金根植(キム・グンシク)教授は「住民に仕える首領、すなわち、幹部には厳格で、住民には寛大なリーダーということを訴えている」と指摘している。

いずれも、首肯できる見解と言える。

実際の正恩氏の振る舞いと言えば、ちょっとした幹部の態度に激怒して処刑。民が経済難や災害で呻吟するのをよそに、核兵器開発に拒否を費やし、徹夜のパーティーで蕩尽するという具合である。