カテゴリー: 北朝鮮

  • 北朝鮮、故金正日氏追悼期間中に飲酒した軍幹部を迫撃砲で処刑

    北朝鮮の金正恩第1書記が、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の高級幹部14人を迫撃砲で処刑したとの情報が伝えられた。故金正日氏の追悼期間中に飲酒をしたり、女性スキャンダルを起こしたことが、金正恩氏の逆鱗に触れたためと思われる。

    酒と女性スキャンダルで処刑

    韓国の与党セヌリ党のユン・サンヒョン議員は、国内外の情報機関からの情報として、金正恩氏は政府、軍、党の幹部の行動を調査した後、1月に人民武力部のキム・チョル副部長を「飲酒、遊興」の容疑で銃殺した。それ以外にも軍の総参謀部の副総参謀長、軍団長など14人が、酒と女性スキャンダルで処刑された。

    金正恩氏は、今年に入って31回も軍関連の公開活動を行うなど、軍に格別の愛情を注いでいる。訪問先では、兵士と肩を組み写真を撮るなどの「ふれあい」も行なうほどだ。不安定な体勢の状況を軍の結束を高めることで突破しようという意図があるものと思われる。それと同時に、恐怖心を植え付ける目的があったものと思われる。

    また、権力の世襲に対する批判を抑えつける目的があると思われる。父・金正日氏より恐ろしいと思わせるために、迫撃砲が使われた可能性がある。また、当局は金正恩氏を「砲兵術に長けた人物」と宣伝していることとも関係があるだろう。

    損傷した遺体を見て心臓発作

    金正日氏が使っていた残忍な処刑方法とは次のようなものだ。

  • 労働新聞に記載されていた金正恩氏の実母「高ヨンヒ」

    次の写真は、1972年12月30日付の朝鮮労働党の機関紙労働新聞である。この年の10月に金正日は中央委員会に選任されている。「朝鮮民主主義人民共和国 中央人民委員会」で発令された政令の一番上にはこう書いてある。

    勲章をもらった金正恩氏の実母「高ヨンヒ」

    「芸術人たちに朝鮮民主主義人民共和国功勲俳優の称号を与える」

  • 「北朝鮮で自殺誘導目的の性拷問を受けた」米人権運動家

    2009年12月に北朝鮮に不法入国し、43日後に解放されたロバート・パク氏が、当時北朝鮮当局から受けた残虐な拷問について語った。

    これまで彼は、「ひどい性的虐待を受けた」という証言はしたものの、北側の具体的な拷問手法については口を閉ざしていた。

    性器をこん棒で

    パク氏は聯合ニュース英語版を通じて8日、「(当時)数名の北朝鮮女性が私を自殺に追い込もうとあらゆる方法を行使した」として、次のように説明した。

  • 金正恩氏、最新型の携帯電波探知機の導入を指示

    韓国の対北朝鮮放送、北韓改革放送は8日、金正恩氏の指示により、中朝国境地帯で最新の携帯電話の電波探知器が導入されたと報じた。

    同放送は、「密貿易と脱北が最も多い恵山(ヘサン)、会寧(フェリョン)、穏城(オンソン)などで、最新の携帯電話の電波探知器が導入された。(北朝鮮当局は)内部情報の漏えいや、脱北者の増加が体制維持に深刻な危機を及ぼすと判断し、対処に躍起になっている」とも報じた。

    既存のロシア製の電波探知機は、探知距離が5キロ程度だったが、新たに導入したドイツ製と中国製は、10キロ離れたところの電波が探知できる。

    また、「固定式探知機以外にも、北朝鮮製ジープの『更生』に載せる携帯用も最新型に交換した。この結果、中国キャリアの携帯電話で通話をしていた住民10人が逮捕された」と説明した。

    しかし、「住民は新機材の導入で当分は騒々しくなるが、今までと同じように時間が経てば大丈夫だろうと楽観している」と特派員は伝えた。

  • 北朝鮮で強制労働させられる子どもたち…王様どころか奴隷

    北朝鮮で農作業が始まる5月、子ども達は「田植え戦闘」にかり出され、苦しい1ヶ月を過ごさなければならない。

    北朝鮮で、青少年は春に30日、夏に30日、秋に45日間、農村支援に動員される。この期間、学生たちは学校にも行かずに家族から離れて、協同農場で農作業をしなければならない。中学校3学年から大学を卒業するまでだ。

    春の主な作業はトウモロコシや稲苗床作り、肥料まき、田植えなど、成人と同じように朝9時から夕方5、6時ぐらいまで農作業をする。

    ヒルに噛まれながらの辛い農作業

    また、学校、学級、個人別にノルマが割当てられる、達成できなかった場合、他の単位(グループ)が埋め合わせをするなど仕事量がより増える。

    【関連記事】北朝鮮で児童への性犯罪が深刻…「表面化していないだけ」

  • キリスト教を弾圧した金日成も手術前には祈っていた

    脱北者達は、金日成と金正日が「クリスチャン」の家系だった事を韓国入国後にはじめて知る。またクリスチャンだった彼らが何故キリスト教が伝わることを恐れたのかも知るという。

    北朝鮮・平壌(ピョンヤン)の師範大(日本の教育大学)教授で、38年間在職し92年に脱北し韓国へ入国したキム・ヒョンシク(73才)米エール大客員教授は、金正日の祖父母(金日成の父母)である金亨稷(キム・ヒョンジク)と康盤石(カン・バンソク)が敬虔なキリスト教信者だったと話した。

    徹底した首領偶像化と外部からの情報が絶たれている中、大部分の北朝鮮住民はこの事実を知らない。

    敬虔なクリスチャン

    「北朝鮮にいた時はまったく知らなかったが、韓国に来て金日成一家が敬虔なクリスチャンの家系だったことを知った」と話すのは脱北者のヒョン・ミギョン氏(47才女性)だ。

  • キリスト教を弾圧した金日成も手術前には祈っていた

    脱北者達は、金日成と金正日が「クリスチャン」の家系だった事を韓国入国後にはじめて知る。またクリスチャンだった彼らが何故キリスト教が伝わることを恐れたのかも知るという。

    北朝鮮・平壌(ピョンヤン)の師範大(日本の教育大学)教授で、38年間在職し92年に脱北し韓国へ入国したキム・ヒョンシク(73才)米エール大客員教授は、金正日の祖父母(金日成の父母)である金亨稷(キム・ヒョンジク)と康盤石(カン・バンソク)が敬虔なキリスト教信者だったと話した。

    徹底した首領偶像化と外部からの情報が絶たれている中、大部分の北朝鮮住民はこの事実を知らない。

    敬虔なクリスチャン

    「北朝鮮にいた時はまったく知らなかったが、韓国に来て金日成一家が敬虔なクリスチャンの家系だったことを知った」と話すのは脱北者のヒョン・ミギョン氏(47才女性)だ。

  • 北朝鮮、脱北者拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も

    韓国ソウルにある「北朝鮮人権情報センター」傘下の「北朝鮮人権記録保存所」は、脱北者約1万3000人を調査。26日に発表された調査結果で、北朝鮮内の拘禁施設の総計が約480ヶ所に及ぶことが明らかになった。
    内訳は、「拘留場」と「労働鍛練隊」が210ヶ所、「教化所」が23ヶ所、「教養所」が5ヶ所、「集結所」が27ヶ所、「政治犯収容所」が6ヶ所だ。

    性器の中まで…

    資料によると、拘禁施設に収監された住民たちは暴力や強制労働に苦しめられているという。とりわけ女性の場合は、性的虐待を受ける場合もあり、深刻な人権弾圧が行われている。
    (関連記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    北朝鮮人権記録保存所は、「北朝鮮は拘禁施設を通じた住民統制の名目で、裁判なしに収監し強制労働を課している。拘禁施設では、無報酬の強制労働をさせられている反面、犯罪者の量刑も賄賂に左右されるなど、拝金主義が横行しているようだ」と指摘した。

    穏城郡(オンソングン)の保衛部に受容された経験のある脱北者は「調査時には、保衛員が直接来て恫喝され、暴力によって足の爪が抜かれた」と暴力実態を明らかにした。
    【関連記事】美貌の女性の歯を抜いて…崔龍海の極悪性スキャンダル

  • 【写真】北朝鮮の国民的美少女・洪英姫と映画「花を売る乙女」

    1962年から1996年まで34年間にわたり朝鮮総連によって発刊されてきた「朝鮮画報」という北朝鮮を紹介する写真グラフ誌がある。北朝鮮公式の雑誌であり、伝える中身は100%プロパガンダだ。

    しかし、1970年代初期までの「朝鮮画報」は100%が北朝鮮賛美ではあるものの、故金日成氏の個人崇拝の色合いも薄く、生の北朝鮮事情をかいま見ることが出来る数少ない貴重な資料だ。ちなみに金正日氏が朝鮮画報に登場するのは1982年以降である。その「朝鮮画報」の1972年11月号を紹介する。

    表紙を飾るのは映画「花を売る乙女」でヒロイン「コップニ」を演じた当時16才の洪英姫(ホン・ヨンフィ)。

  • 北朝鮮で禁じられた占いが大流行する背景

    北朝鮮の社会主義憲法は、信教の自由について次のように定めている。

    公民は信仰の自由を持つ。この権利は、宗教の建物を建てたり、宗教儀式をなどを行うことを許容することで保証される。宗教を外国勢力を引き入れたり国家社会秩序を害するのに利用できない。

    自由の部分よりも、制限の方に力点が置かれていることがわかる。

    北朝鮮は、建国前から「すべての宗教は迷信とも同じで、それを信じる者は階級意識が麻痺し、革命の意欲がなくなる一種のアヘン」と規定している。また、社会科学出版社の政治辞典は、宗教について「自然および社会的力が人々を支配すると人々の頭の中に間違って反映された意識の形態」と説明している。

    国際社会の目を意識したのか、1990年代からは書籍から宗教に関する否定的な記述を削除するようになったが、国内での宗教活動は厳しく禁じられている状況に変わりはない。

    しかし、取り締まりを避けつつ、病気の治療を行ったり、運勢を占ったりする行為は行われていた。より広く広まったのは、人々の生活が困窮を極め、政府への期待が消え去った1990年代中盤以降だ。

    宗教は、発覚すれば処刑や収容所送りなどの厳罰に処せられる一方で、占いは軽い処罰で済まされるため、心理的抵抗感が低い。革命の重要な担い手であるはずの幹部も、占い師を訪ね、自分の運勢を占ってもらう。バレたら「運命も知ってこそ開拓できる」「神は信じているが、朝鮮の神だ」などと苦しい言い訳をする。

    朝鮮のみならず、どの文化圏にも迷信が存在する。それが人々の生活を縛り付けたり、犯罪に走らせたりするなど、迷信や宗教の否定的な側面があることは事実だ。

    (参考記事:北朝鮮人民を震え上がらせた連続猟奇殺人鬼パク・ミョンシク

    その一方で、宗教や迷信などは、人々の心の慰めにもなっている。

    北朝鮮で占いが流行る理由について、脱北者たちは、最高指導者に対する絶対的な信頼が崩れたことを、最大の原因だと口を合わせる。生活は苦しく、指導者、党、国も頼りにならないから、占い師を訪ねるのだという。医療システムの機能低下や、海外からの情報が制限されていることも一因だ。

    「息子が熱が出したので小児科病院に行ったが、医者に診せたら『キシン(鬼神、幽霊の意)病だ』と、有名な占い師を紹介してくれた」(ある脱北者の証言)

    北朝鮮の人々は、家族の誰かが病気になったり、商売を始めたりするとき、墓を作る場所を探すときなどに、占い師を訪ねる。何か起きればとりあえず占ってもらうという人もいる。

    両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)出身の脱北者、ヤンさんは、占いについて、苦しい生活の中で一息つくようなものだとして、このように説明した。

    「食べていくだけでも大変なのに、コメ5キロを持って占い師を訪ねるのは、たとえ言葉だけであっても、希望を見たいからだ。占いの全部が当たっていないとしても、『こうやればいいことが起きる』と言われるだけで、勇気が出る」

    当局は、占いの取り締まり、思想教育に躍起になっている。最高学府の金日成総合大学の講師に、政治講演会で「占いは非社会主義的行為」という内容の講演をさせている。

    (参考記事:北朝鮮の占い師「次の権力者は張成沢氏」

    また、迷信を否定するストーリーの「城隍堂」(ソンファンダン、お堂)という演劇を上演したりしている。

    苦しい生活の中でも、城隍堂に豚肉、酒などお供えを欠かさない信心深い女性が、地主に騙されそうになるが、「この世に幽霊などいない、自分の運命を決めるのは、(幽霊や先祖ではなく)自分自身だ」という青年の言葉を聞き、城隍堂を打ち壊すというのが、劇のあらすじだ。

    ところが、今の北朝鮮の人々は、心の中に、城隍堂を再建しているのだ。

  • 北朝鮮、9ヶ月間で労働党幹部3人死亡のミステリー

    北朝鮮の指導政党「朝鮮労働党」組織指導部第1副部長の朴正順(パク・ジョンスン)氏(82)が22日、死亡した。公式報道によると死因は肺がんだったという。

    朴氏は、昨年9月に開催された第3次党代表者会で組織指導部の第1副部長に就任。金正日総書記も部長を務めた朝鮮労働党組織指導部は、党・軍・政の主要部署を総括し、組織管理と要人の責任を負うほどの絶大な権力を誇り、「党の中の党」とまで言われた。

    しかし、この9ヶ月間で、第1副部長が3人も死亡するという異例の事態が起きている。

    謎が残る李済鋼氏の交通事故死

    昨年4月には、李勇哲(リ・ヨンチョル)氏が、突発的な心臓マヒで死亡。6月には、李済鋼(リ・ジェガン)氏が交通事故で死亡した。

  • 「北朝鮮の要員は性拷問ビデオを撮影し、勝利したと述べた」

    月刊朝鮮の最新号に掲載されたインタビューで、2009年12月に北朝鮮に不法入国し43日後に解放された米国系韓国人のロバート・パク氏(29)は「大韓民国憲法と国際法によれば、北朝鮮指導部は政権というよりも世界最大の人権犯罪組織に近い」と明らかにした。

    パク氏は「北朝鮮で今まで300万人または、さらに多くの人が死にました。金正日は巨額の支援金を住民に別けずに武器の開発に転用しました。ホロコースト以降で最も大きな集団虐殺。2000万人の住民を人質とし、全世界を相手に脅迫を日常的に行う彼らの存在は、韓国人と世界の人の責任」と強調した。

    「北での拷問を思い出すと…」

    「金正日政権との対話は魂を悪魔に売ること。もう方法自体を変えなければならない」と話した。苦痛を受けている住民の利益を優先しなければならないという指摘だ。

  • 父親譲り?「金正恩は秘密パーティーを踏襲するだろう」

    金正日の健康問題で、金正恩への権力継承が急速に進んでいるなか、後継体制がソフトランディングするかどうかに内外の関心が高まっている。

    現在における金正恩後継体制の内的不安定要因は、▲金正恩後継体制の準備不足▲金正恩の経験とリーダーシップの欠如▲金正恩の脆弱な支持基盤と支配エリートの反発▲後継過程での派閥の形成などが挙げられている。

    金正恩は、こういった不安定要素をおさえるために、天安艦爆沈事件や延坪島砲撃のような対外挑発に力を注ぎながら、内部ではパワーエリートの掌握に力を入れていると、対北朝鮮専門家たちは見ている。

    金正恩へ権力が委譲されていないなかで、金正日の健康悪化や死亡した時、金正恩の後継体制は、リーダーシップの不在という危機に直面する可能性がある。北朝鮮の最高指導部の最大の懸念は、まさにここにある。

  • 金一族を「3匹のクマ」と皮肉る北朝鮮住民

    北朝鮮で先月開かれた朝鮮労働党代表者会で、金正日総書記の後継者とされる金正恩氏が電撃的に登場した。

    祖父金日成を彷彿とさせる姿を見せた。髪形からあごの肉、拍手する姿、黒い色人民服など、何から何まで金日成氏を彷彿させようとする北朝鮮当局の意図が見られた。実際、正恩氏をはじめて見る幹部らは、あまりにも日成氏と酷似しているため非常に驚いたという。

    しかし、北朝鮮の住民たちは正恩氏が金日成氏に似ていることは認めながらも「何も分からない世間知らずの若造だ」と酷評しているという。

    3匹のクマ、太った豚

    北朝鮮住民の酷評は、国内で増えているビラを通じても伝わってくる。最近になって、北朝鮮国内で金正恩(キム・ジョンウン)氏を誹謗するビラが発見されているが、正恩氏だけでなく、金日成氏、正日氏も含めて太ったクマや豚になぞらえて揶揄しているという。

  • 北朝鮮、地下教会の主導者3人を処刑

    北朝鮮で地下教会を営んでいたキリスト教徒が逮捕され、主導者3人が処刑されたと脱北者団体のNK知識人連帯が明らかにした。

    地下教会を営んでいた容疑で逮捕、処刑されたリ・ヒョノクさんの公民証(画像:デイリーNK)
    地下教会を営んでいた容疑で逮捕、処刑されたリ・ヒョノクさんの公民証(画像:デイリーNK)

    同団体によると、5月中旬に平安南道平城市九月洞で地下教会を営んでいた住民23人が保衛部(秘密警察)に逮捕された。

  • ねらわれる少女たち…第三国滞在中の脱北者の性犯罪被害が深刻

    北朝鮮の閉鎖的な社会構造による問題のひとつに、児童に対する性犯罪の深刻な実態がある。適切な性教育など当局による対策の不備、男性中心の社会的雰囲気による「隠蔽」によって表面化しないでいるだけだ。本紙でも過去、こうした実態について報道している。

    (参考記事:北朝鮮で児童への性犯罪が深刻…「表面化していないだけ」

    最も幼い少女を狙い

    ならば、北朝鮮を脱出した後、中国など第三国に滞留している脱北者の実情はどのようなものだろうか。

  • 北朝鮮で児童への性犯罪が深刻…「表面化していないだけ」

    北朝鮮では、社会の閉鎖性せいで様々な犯罪が表ざたにならず、隠されたままになっていることが脱北者らの証言で分かっている。元教員で脱北者のキム・スンヒ氏(42歳)は、「皆が口に出さないだけで、未成年者への犯罪はとても多い」と話す。

    (関連記事:第三国滞在中の脱北者の性犯罪被害が深刻

    (関連記事:北朝鮮で孤児院教師が少女17人を性的虐待

    たとえば、どのような事件が起きているのか。2人の脱北者の証言によると、次のようなケースがあったという。

  • 血の粛清「深化組事件」の真実を語る

    1950年代の「8月宗派事件」と並び北朝鮮最大の大粛清と言われているのが、1990年代後半に起きた「深化組事件」だ。これに巻き込まれた高級幹部など2万5000人が処刑または追放された。

    社会安全部(現人民保安部の)監察課に勤めていた脱北者、パク・ムニル氏がその実情についてNK知識人連帯の機関紙『北側の村』の最新号で詳しく語った。パク氏は「金正日は政治殺人劇を操った事実を隠して、部下たちの盲目的な服従で権力を守った。歴史は金正日の罪悪を忘れておらず、金正日こそ裁きにかけなければならない最大の犯罪者」と述べた。

  • 【写真】爆発事故前後の龍川駅の衛星写真を公開

    爆発で周辺の建物が消滅した龍川駅周辺 ©Google
    爆発で周辺の建物が消滅した龍川駅周辺 ©Google

    2004年4月に大規模な爆発が起きて廃墟になった平安北道(ピョンアンブクト)龍川(リョンチョン)郡の龍川駅周辺の道路が整備されて、新築の建物が建てられたことが人工衛星写真で確認された。

    北朝鮮の秘密施設を衛星写真で探索してきたアメリカのエコノミスト、カーチス・メルビン氏が、最近自身のブログに掲載した3枚の写真には、爆発事故の直前と直後、そして現在の龍川駅周辺の様子が写っている。

    メルビン氏はブログで、「(爆発は)家屋と学校をたくさん破壊し、最近の写真を見たら伝統家屋は無くなって典型的な旧ソ連式アパート団地に建て替えられたことが分かる」と主張した。

    爆発事故前の龍川駅周辺 ©Google
    爆発事故前の龍川駅周辺 ©Google
    爆発で龍川駅から半径1キロ圏内は廃墟と化した ©Google
    爆発で龍川駅から半径1キロ圏内は廃墟と化した ©Google

    ※この記事は、2009年11月6日にデイリーNK日本語版(現デイリーNKジャパン)で公開されたものです。

  • 北朝鮮船舶、ソマリア海賊を撃退!…ロケットランチャーに対抗

    ソマリア沖を航海していた北朝鮮の貨物船がソマリアの海賊に襲撃されたが火炎瓶で反撃。拉致の危機から逃れたとAP通信が15日に報じた。

    マレーシアのクアラルンプールに本部をおく国際海事局(IMB)によると、事件は5日、ソマリアの首都のモガディシオ付近の海上で起きた。

    北朝鮮の貨物船がエンジン点検作業のために運航を停止していたところ、軍服に身をまとった海賊10人を乗せたボート2隻が接近してきた。

    手製の火炎瓶で応戦

    北朝鮮船舶は、すぐさまIMBに救助を要請しながら、エンジンをかけて逃げようとした。しかし、海賊はロケットランチャーや手榴弾、さらに自動小銃を発砲しながら攻撃をしかけてきた。

  • 中学を卒業した女学生まで性売買

    両江道恵山市で、企業型性売買事件が摘発されて、主な宿泊施設や青年恵山駅周辺の住宅街で、道の非社会グループの検閲が実施されていることが分かった。

    両江道の内部消息筋は25日に、「7月20日に『恵明旅館売春事件』が発生して、旅館の支配人と部屋の管理責任者、簿記員(会計員)などが道の検察所に収監された」と述べ、「ウィヨン鉄道旅館や駅前旅館、恵山ホテルだけでなく、青年恵山駅周辺の住宅街でも宿泊検閲の嵐が吹いている」と伝えた。

    恵山市恵明洞の恵明旅館は、中央党の幹部たちが頻繁に利用する国営の宿泊施設で、支配人のリ某氏と管理責任者のペク某氏は、2005年から恵山地域の女性を募集して性売買を斡旋してきたという。幹部たちが宿泊する部屋は北朝鮮の貨幤で1万ウォン~1万5千ウォン、一般の部屋は4千ウォンで男性を受け入れて、性売買をする女性たちを斡旋していた。

    その上支配人が、幹部たちが泊る部屋に10代の女性を長期間宿泊させていたことが分かり、衝撃を与えている。消息筋は「恵明旅館では売春行為のことを『花商売』と呼んでいた」と言い、「支配人と管理責任者は、男性たちの要求に応じてそれぞれ値段が異なる『花』を斡旋していたが、中学校を卒業したばかりの子供まで動員していたため、道の検察幹部も衝撃を受けている」と説明した。

  • 金正男氏の3人の夫人、4人の子どもは中国在住

    北朝鮮の金正日国防委員長の長男、金正男氏(39歳)の家系が初めて確認された。

    北朝鮮問題に精通した対北朝鮮情報筋によると、金正男氏は3人の女性(事実上の夫人)と同居した経験があり、彼女たちとの間に2男2女の子供がいることが明らかになった。金正男氏の3人の夫人と子供たちは、全員中国の北京とマカオに住んでいる。

    全身プラダの第二夫人

    情報筋は20日、「金正男は若い頃に最初の夫人、崔恵里(チェ・ヘリ)と同居を始めて、息子の東換(トンファン)が生まれた。現在、彼らは北京に住んでいる」と話した。情報筋によると、金正男氏は北朝鮮の行き帰りに、北京の第一夫人の家に立ち寄り、しばらく滞在するという。

  • 【体験談】仮病の腹痛を麻酔なしで切開手術…北朝鮮の医療施設

    医薬品の足りない北朝鮮の医療施設では、ときに麻酔を使用せずに切開手術を行うことがある。以下はかつて、北朝鮮において傷害致死の罪で監獄生活を送った脱北者の“貴重な”体験談である。

    拘留場に入ってから8日経ったときのことだ。母が面会に来てくれた。午前11時頃に警護の責任者が監房に入って来た。

  • 北朝鮮「中学生青姦事件」に衝撃広がる…韓流ポルノの影響か

    北朝鮮の咸境北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)で、中学生(中等学校)の男女が、野外で性行為を行っていたことが見つかり、騒動になっている。

    咸鏡北道在住の朴さん(男性:仮名)は12日、デイリーNKに次のように話を打ち明けた。

    「3月2日の『植樹の日』に、木を植えるために動員された中学校の男女の生徒が、林の中で性行為を行っていたところ、教師が学生たちに見つかった。この生徒の私生活を調査して対策を立てるようにという指示が下った」

    韓国のポルノビデオが影響?

    この話は他地域にも伝わったようだ。会寧在住の李さん(男性:仮名)は語る。

  • 北朝鮮で1990年代に淫乱小説が流行、金正日氏の趣向で

    韓国企業が多数進出している北朝鮮の開城工業団地。女性用の下着を作っているある企業が2007年6月、閉業の危機に追い込まれた。パッケージに外国の女性モデルの写真を使ったからだ。

    北朝鮮側からは「どうしてこんな写真を使えるのか」と激しい抗議を受けたが、結局女性からなる包装作業の労働者以外の立ち入りを一切禁じることを条件に、ようやく稼働継続が認められた。

    このエピソードを見ると、北朝鮮政府は性に関する件に非常に保守的で、厳格な基準を持っているように思えるが、実際はそうでもない。

    北朝鮮は、庶民に対しては厳しい性の基準を要求するが、党幹部は比較的自由だ。自由を超えて、犯罪そのものであることもしばしばある。例えば、労働党への入党をエサに女性を誘惑することはよくあることだ。脱北者は「幹部たちは、権力を利用して愛人を囲う、内々の話で『愛人がいない』と言おうものなら、一人前扱いしてもらえない」と語る。

    北朝鮮の幹部の間では1990年代中盤、男女の関係を淫らに描いた書籍や映像が流行した。北朝鮮では、性的表現を描いたものを「肉談」と呼ぶが、当時は幹部たちが「肉談集」、つまりエロ小説を回し読みし、それに関連したビデオテープも見ていた。今では、今では、海外から持ち込まれたポルノビデオに取って代わられた。

    エロ大流行は金正日氏の趣味趣向の影響

    北朝鮮で肉談集が出回るようになったきっかけを作ったのは、なんと金正日総書記だ。

    金正日氏が1996年、咸鏡北道(ハムギョンブクト)にある名勝、七宝山(チルボサン)を訪れたときのことだ。

  • 将軍様の特別な遊戯「喜び組」の実態を徹底解剖

    金正日総書記は、1974年頃から自分の側近たちと秘密パーティーを開くようになった。権力を強固にするため、労働党の主な役職を自分に忠誠をつくす人で埋める親衛勢力を作るために、パーティーを利用したのだ。

    ある美女の告白

    このパーティーの雰囲気をもりあげるために、動員された女性たちが「喜び組(キップンジョ)」と呼ばれる。