投稿者: DailyNK Japan

  • 【写真】前線で火を噴く「愛の砲火!!」 北朝鮮のゲイ軍人画像に世界が注目

    最近、「北朝鮮のゲイ軍人」というタイトルの画像が世界中のネットで話題を集めている。

    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か①
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か②
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か③
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か④
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か⑤
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か⑥
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か⑦

    軍事境界線の韓国側に設置された監視カメラがとらえた動画をキャプチャーした複数枚の画像で、朝鮮人民軍の2人の男性兵士が、抱き合ったりキスをしたり、かと思えば一方がもう1人の求愛をはねつけるような仕草を見せている。

    これが本当に同性愛によるものかどうかは確かではないが、北朝鮮の兵役は10年以上にもなるため、厳しい軍紀に縛られた期間中に同性同士で「親密な関係」になることは珍しくないようだ。

    次の画像は軍事境界線の韓国側に設置された監視カメラに写ったものだ。2人の朝鮮人民軍男性兵士が抱き合ったり下腹部あたりをまさぐったりキスをしたりしている。
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か①
    抱き合う兵士。右側の兵士は、明らかに左側の兵士の股ぐらに手を延ばしている。
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か②
    右の兵士が左の兵士に何かを囁いている。「禁断の愛の言葉」なのだろうか…。
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か③
    まるで、口づけをしているかのように見える。
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か④
    左側の兵士が右側の兵士の求愛(?)をはねつけるかのような仕草をしている。
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か⑤
    我に返ったかのように、右側の兵士も体を離す。
    【写真】北朝鮮軍人のゲイ?熱愛現場か⑥
    画像からは右側の兵士が笑っているかのように見える。

    何事もなかったかのように北朝鮮式の行進をしながら、その場を立ち去る二人。

    彼らがどのような感情を持って抱き合っているのかは当人にしかわからないが、緊張した最前線での微笑ましい光景だ。これを見た日本人のゲイ男性は次のように語る。

    「もしゲイカップルだとしたら『がんばって!』の一言をかけてあげたい」
    【関連記事】
    【北朝鮮の同性愛事情-1-】小説に描かれた「ゲイは非人間的」

  • 韓国でつかまった北朝鮮スパイが「東京多摩地区」で会っていた人物とは!?

    韓国憲法裁判所は2014年12月19日、左派政党・統合進歩党が「従北」であり「民主的基本秩序に反する」として、強制解散させることを決定した。統合進歩党は合法的に結党され、5人もの国会議員を輩出していた。そんな政党が、なぜ強制解散に追い込まれたのか。その背景には日本人にとっても「他人ごと」とは言えない、北朝鮮のスパイ活動がある。

    キリスト教会で「戦闘態勢に入れ」

    韓国政府は、北朝鮮は今なお朝鮮半島の「武力赤化統一」をねらっていると見ている。そのシナリオはこうだ。

  • サイバー攻撃「真犯人を知っているが北朝鮮も気に入らないから教えない」とマカフィー創業者

    米国のITセキュリティ大手、マカフィー社の創業者であるジョン・マカフィー氏が、映画製作会社ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)に対するサイバー攻撃は「北朝鮮ではない」と断言。米韓の一部メディアで話題となっている。

    JohnMcAfee
    ITセキュリティの先駆者、ジョン・マカフィー氏

    マカフィー氏の発言は、米国のニュースサイトINTERNATIONAL BUSINESS TIMESの英国版が15日に報じた。

    「タレ込みはしない」

    同氏は、SPEをハッキングしたのは北朝鮮であると断定した米連邦捜査局(FBI)の結論について次のように指摘した。

  • 脱北兵士が朝鮮族を殺害 緊張高まる中朝国境最新レポート

    中朝国境で殺人事件が発生

    先月27日、朝鮮人民軍の脱走兵(26)が中国側の民家を襲撃し、朝鮮族の住民4人が殺害されるという事件が延辺朝鮮族自治州和龍市郊外で発生した。

    事件発生の翌日に、奇遇にも殺害現場周辺を訪れていた日本人の北朝鮮マニア(38)がデイリーNKジャパンの取材に応じ、「中国当局が放ったシェパード犬に追い掛けられた」「中国の公安に1時間で5回も検問に遭い、射殺されそうになった」と、緊急配備が敷かれた現場の恐怖体験を語った。

    韓国紙・東亜日報(電子版)によると、事件は12月27日午後7時半ごろ、和龍市南坪鎮南坪村の朝鮮族が住む民家に脱北兵士が侵入。2軒の民家で2人を射殺、2人を撲殺した。腹ペコの兵士は民家で食事をした上、中国元を奪って逃げたが、28日午前0時すぎに中国軍と警察の追手により腹部を撃たれ、病院に運ばれ死亡した。

  • 北朝鮮版「ランボー」がたどった数奇な運命

    朝鮮人民軍 海外戦記/ベトナム編(4)

    ベトナム戦争においては、北朝鮮の戦闘機パイロットが米軍機を撃墜するなどして活躍した。金正日政権において国防委員会第一副委員長となった趙明禄(チョ・ミョンロク)も、ベトナム戦争に参戦した空軍将兵の一人であったと考えられている。2010年に死去するまで国防委員会において金正日に次ぐ要職を占めるなど、政権の最高指導層の一人でもあった。

    【関連記事】米軍機26機を撃墜した「北の戦闘機乗りたち」
    【関連記事】ホワイトハウスに乗り込んだ北朝鮮「ベトナム戦争」の英雄

    祖国での冷たい仕打ち

    趙明禄は、空軍のキャリアを経験した北朝鮮の軍人の中では、呉振宇(オ・ジヌ)や呉克烈(オ・グンリョル)などと並んで海外でもよく知られた人物であった。

  • 東京から岡山まで10日!? 電力難が招く北の「鉄道崩壊」

    北朝鮮の鉄道の電化率は80%。日本や韓国の60%代に比べて非常に高い。これは劣悪なエネルギー事情でも安定的な運行を保つために60年代以降に電化が積極的に進められたためだ。しかし、その電化がアダとなり逆に鉄道の運行に大きな支障が出ている。

    デイリーNKは、これまでにも北朝鮮の劣悪な鉄道事情について報じている。そして最近では平壌から恵山(ヘサン)まで10日以上かかるほどに状況が悪化していると、米政府系放送局のラジオ・フリー・アジア(RFA)が23日に報道した。【関連記事】盗む!暴れる!鉄道工事「6.18突撃隊」がまるでチンピラ

    外国人の乗る列車は頑張って運行

    両江道の住民がRFAに語ったところでは、「去年の秋ごろは平壌から恵山まで列車で1週間ほどかかっていたが、今では10日以上かかるようになった」という。

  • 北のミサイル潜水艦開発(中) 阻止に動いた日本

    ロシアから北朝鮮に「くず鉄」名目で輸入され、新型潜水艦の原型になった可能性が指摘されているゴルフ級弾道ミサイル潜水艦。その取引を日本のT社(本社=東京都杉並区)が仲介していた事実は1994年当時、日本のメディアでも大きく取り上げられた。きっかけとなったのは、米国の情報当局のリークを受けた米紙の報道である。

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    北朝鮮が保有する旧式のロメオ級潜水艦。セイル上に金正恩氏の姿が見える

    日本企業が北朝鮮と武器取引を行うことは、ココム(対共産圏輸出統制委員会)によって強く禁じられていた。しかし、それは自国からの輸出に限られ、仲介貿易に関する規定はなかった。一方、外国同士の武器取引の仲介を行うことは、外為法が禁じている。だがそれも、潜水艦が戦闘能力を備えている場合のことで、「くず鉄」なら違反にならない。

    そこで焦点となったのが、潜水艦からミサイル発射装置や動力装置が取り外されているか、ということだった。

  • 北朝鮮の化学兵器の生みの親は、京大出身の化学者

    最近、シリアのアサド政権軍が民間人に対して化学兵器を使用したとの疑惑が高まっている。その中で、北朝鮮とシリアの生物化学兵器のつながりについて指摘する声が上がっている。

    北朝鮮は1960年代から非対称戦力である核兵器と化学兵器を開発し、強力な生物化学兵器を配備していると言われている。脱北者と専門家は、化学兵器と関連する技術を大量に蓄積している北朝鮮が、外貨稼ぎのためにシリアに関連技術を提供したのではないかと証言する。

    北朝鮮の平城(ピョンソン)理科大学で生命科学を専攻し、生物化学兵器開発に関与した経験を持つ北韓戦略情報サービスセンターのイ・ユンゴル代表は11日、デイリーNKに次のように語っている。

  • 【動画:単独入手】 北朝鮮で「生計型売春」が増加

    北朝鮮で「生計型売春」が増加している。映像を単独入手した。北朝鮮の売春斡旋現場が、映像で公開されるのは初めてだ。【動画】北朝鮮、性売買斡旋現場

    背景には、金正恩時代に入って経済難が深刻化し、扶養家族がいる数多くの女性が売春せざるをえない北朝鮮の実情があった。

    映像には、両江道恵山駅広場で売春を斡旋する女性と撮影者のやり取りが収録されている。

    斡旋者と撮影者は宿泊の有無、売春女性の容姿などについて話し価格を交渉する。撮影者の売春に関する質問に、斡旋者は「(女性を)同伴する宿泊は50元(中国人民元)で、回数は関係ない」と話した。

    撮影者が「高すぎる」と返すと、斡旋者は「いったん一緒に宿泊した後、回数を確認する方法がないじゃないですか」と答えた。

    50中国人民元は北朝鮮ウォンで6万ウォン程度であり、現在米10kgを購入できる。

    【動画】北朝鮮、性売買斡旋現場

  • 睡眠妨害、電気拷問、殴打…体験者が語る中国当局の拷問実態

    長期拘束の金永煥氏インタビュー

    中国遼寧省丹東市の国家安全局に拘束されていた当時、拷問と過酷行為を受けた韓国の人権活動家、金永煥(キム・ヨンファン)北朝鮮民主化ネットワーク研究委員は31日、デイリーNKとのインタビューで「今回の中国の私に対する拷問問題により、北朝鮮の人権問題が埋もれてはいけないし、北朝鮮の状況と並列的に解釈してはいけない」と語った。

    金研究員は3月29日、中国・大連での脱北者支援会合に参加していたところ、中国当局により国家安全危害罪の容疑で逮捕された。114日間にわたる拘束期間中、様々な拷問を受けた。

    しかし、この日のインタビューでは、「私の受けた拷問は一般的にはひどいものだったが、北朝鮮のそれと比べた場合、最悪だったとは言い難い」とも語った。

    6日間にわたった睡眠妨害

    これは自身の問題が焦点となり、北朝鮮の問題が素通りされることを懸念した発言と言える。その一方、中国の人権問題改善も重視する立場から、彼は自身の体験について、淡々とした口調で語った。

  • 「北朝鮮で自殺誘導目的の性拷問を受けた」米人権運動家

    2009年12月に北朝鮮に不法入国し、43日後に解放されたロバート・パク氏が、当時北朝鮮当局から受けた残虐な拷問について語った。

    これまで彼は、「ひどい性的虐待を受けた」という証言はしたものの、北側の具体的な拷問手法については口を閉ざしていた。

    性器をこん棒で

    パク氏は聯合ニュース英語版を通じて8日、「(当時)数名の北朝鮮女性が私を自殺に追い込もうとあらゆる方法を行使した」として、次のように説明した。

  • 【写真】北朝鮮の国民的美少女・洪英姫と映画「花を売る乙女」

    1962年から1996年まで34年間にわたり朝鮮総連によって発刊されてきた「朝鮮画報」という北朝鮮を紹介する写真グラフ誌がある。北朝鮮公式の雑誌であり、伝える中身は100%プロパガンダだ。

    しかし、1970年代初期までの「朝鮮画報」は100%が北朝鮮賛美ではあるものの、故金日成氏の個人崇拝の色合いも薄く、生の北朝鮮事情をかいま見ることが出来る数少ない貴重な資料だ。ちなみに金正日氏が朝鮮画報に登場するのは1982年以降である。その「朝鮮画報」の1972年11月号を紹介する。

    表紙を飾るのは映画「花を売る乙女」でヒロイン「コップニ」を演じた当時16才の洪英姫(ホン・ヨンフィ)。

  • 「北朝鮮の要員は性拷問ビデオを撮影し、勝利したと述べた」

    月刊朝鮮の最新号に掲載されたインタビューで、2009年12月に北朝鮮に不法入国し43日後に解放された米国系韓国人のロバート・パク氏(29)は「大韓民国憲法と国際法によれば、北朝鮮指導部は政権というよりも世界最大の人権犯罪組織に近い」と明らかにした。

    パク氏は「北朝鮮で今まで300万人または、さらに多くの人が死にました。金正日は巨額の支援金を住民に別けずに武器の開発に転用しました。ホロコースト以降で最も大きな集団虐殺。2000万人の住民を人質とし、全世界を相手に脅迫を日常的に行う彼らの存在は、韓国人と世界の人の責任」と強調した。

    「北での拷問を思い出すと…」

    「金正日政権との対話は魂を悪魔に売ること。もう方法自体を変えなければならない」と話した。苦痛を受けている住民の利益を優先しなければならないという指摘だ。

  • ねらわれる少女たち…第三国滞在中の脱北者の性犯罪被害が深刻

    北朝鮮の閉鎖的な社会構造による問題のひとつに、児童に対する性犯罪の深刻な実態がある。適切な性教育など当局による対策の不備、男性中心の社会的雰囲気による「隠蔽」によって表面化しないでいるだけだ。本紙でも過去、こうした実態について報道している。

    (参考記事:北朝鮮で児童への性犯罪が深刻…「表面化していないだけ」

    最も幼い少女を狙い

    ならば、北朝鮮を脱出した後、中国など第三国に滞留している脱北者の実情はどのようなものだろうか。

  • 北朝鮮で児童への性犯罪が深刻…「表面化していないだけ」

    北朝鮮では、社会の閉鎖性せいで様々な犯罪が表ざたにならず、隠されたままになっていることが脱北者らの証言で分かっている。元教員で脱北者のキム・スンヒ氏(42歳)は、「皆が口に出さないだけで、未成年者への犯罪はとても多い」と話す。

    (関連記事:第三国滞在中の脱北者の性犯罪被害が深刻

    (関連記事:北朝鮮で孤児院教師が少女17人を性的虐待

    たとえば、どのような事件が起きているのか。2人の脱北者の証言によると、次のようなケースがあったという。

  • 血の粛清「深化組事件」の真実を語る

    1950年代の「8月宗派事件」と並び北朝鮮最大の大粛清と言われているのが、1990年代後半に起きた「深化組事件」だ。これに巻き込まれた高級幹部など2万5000人が処刑または追放された。

    社会安全部(現人民保安部の)監察課に勤めていた脱北者、パク・ムニル氏がその実情についてNK知識人連帯の機関紙『北側の村』の最新号で詳しく語った。パク氏は「金正日は政治殺人劇を操った事実を隠して、部下たちの盲目的な服従で権力を守った。歴史は金正日の罪悪を忘れておらず、金正日こそ裁きにかけなければならない最大の犯罪者」と述べた。

  • 【写真】爆発事故前後の龍川駅の衛星写真を公開

    爆発で周辺の建物が消滅した龍川駅周辺 ©Google
    爆発で周辺の建物が消滅した龍川駅周辺 ©Google

    2004年4月に大規模な爆発が起きて廃墟になった平安北道(ピョンアンブクト)龍川(リョンチョン)郡の龍川駅周辺の道路が整備されて、新築の建物が建てられたことが人工衛星写真で確認された。

    北朝鮮の秘密施設を衛星写真で探索してきたアメリカのエコノミスト、カーチス・メルビン氏が、最近自身のブログに掲載した3枚の写真には、爆発事故の直前と直後、そして現在の龍川駅周辺の様子が写っている。

    メルビン氏はブログで、「(爆発は)家屋と学校をたくさん破壊し、最近の写真を見たら伝統家屋は無くなって典型的な旧ソ連式アパート団地に建て替えられたことが分かる」と主張した。

    爆発事故前の龍川駅周辺 ©Google
    爆発事故前の龍川駅周辺 ©Google
    爆発で龍川駅から半径1キロ圏内は廃墟と化した ©Google
    爆発で龍川駅から半径1キロ圏内は廃墟と化した ©Google

    ※この記事は、2009年11月6日にデイリーNK日本語版(現デイリーNKジャパン)で公開されたものです。

  • 金正男氏の3人の夫人、4人の子どもは中国在住

    北朝鮮の金正日国防委員長の長男、金正男氏(39歳)の家系が初めて確認された。

    北朝鮮問題に精通した対北朝鮮情報筋によると、金正男氏は3人の女性(事実上の夫人)と同居した経験があり、彼女たちとの間に2男2女の子供がいることが明らかになった。金正男氏の3人の夫人と子供たちは、全員中国の北京とマカオに住んでいる。

    全身プラダの第二夫人

    情報筋は20日、「金正男は若い頃に最初の夫人、崔恵里(チェ・ヘリ)と同居を始めて、息子の東換(トンファン)が生まれた。現在、彼らは北京に住んでいる」と話した。情報筋によると、金正男氏は北朝鮮の行き帰りに、北京の第一夫人の家に立ち寄り、しばらく滞在するという。

  • 【体験談】仮病の腹痛を麻酔なしで切開手術…北朝鮮の医療施設

    医薬品の足りない北朝鮮の医療施設では、ときに麻酔を使用せずに切開手術を行うことがある。以下はかつて、北朝鮮において傷害致死の罪で監獄生活を送った脱北者の“貴重な”体験談である。

    拘留場に入ってから8日経ったときのことだ。母が面会に来てくれた。午前11時頃に警護の責任者が監房に入って来た。

  • 北朝鮮で1990年代に淫乱小説が流行、金正日氏の趣向で

    韓国企業が多数進出している北朝鮮の開城工業団地。女性用の下着を作っているある企業が2007年6月、閉業の危機に追い込まれた。パッケージに外国の女性モデルの写真を使ったからだ。

    北朝鮮側からは「どうしてこんな写真を使えるのか」と激しい抗議を受けたが、結局女性からなる包装作業の労働者以外の立ち入りを一切禁じることを条件に、ようやく稼働継続が認められた。

    このエピソードを見ると、北朝鮮政府は性に関する件に非常に保守的で、厳格な基準を持っているように思えるが、実際はそうでもない。

    北朝鮮は、庶民に対しては厳しい性の基準を要求するが、党幹部は比較的自由だ。自由を超えて、犯罪そのものであることもしばしばある。例えば、労働党への入党をエサに女性を誘惑することはよくあることだ。脱北者は「幹部たちは、権力を利用して愛人を囲う、内々の話で『愛人がいない』と言おうものなら、一人前扱いしてもらえない」と語る。

    北朝鮮の幹部の間では1990年代中盤、男女の関係を淫らに描いた書籍や映像が流行した。北朝鮮では、性的表現を描いたものを「肉談」と呼ぶが、当時は幹部たちが「肉談集」、つまりエロ小説を回し読みし、それに関連したビデオテープも見ていた。今では、今では、海外から持ち込まれたポルノビデオに取って代わられた。

    エロ大流行は金正日氏の趣味趣向の影響

    北朝鮮で肉談集が出回るようになったきっかけを作ったのは、なんと金正日総書記だ。

    金正日氏が1996年、咸鏡北道(ハムギョンブクト)にある名勝、七宝山(チルボサン)を訪れたときのことだ。

  • 一生食うに困らない北朝鮮のドライバー

    「北朝鮮で生きていくのに、ドライバーほどいい仕事はない。企業所から穀物、野菜、薪を運べて、分前ももらえる。キムチ用の大根や白菜を運べば、いちばん新鮮なものをふんだんにもらえた」

    北朝鮮で企業所のドライバーとして働き、ある事情で韓国にやって来た脱北者のキム・チュニル(仮名)さん。ドライバーだったころを思い出して、北朝鮮での生活が懐かしいほどだと語る。

    「車を必要とする人からガソリンを分けてもらえるので、自分はガソリンを買わずに運転だけすればいい。食事も自宅ですることはあまりなかった。外で接待してもらえるからだ。他に運送手段がないから、皆が車を使いたがる。仕事で長距離を走る時は商売をした。道端で乗せてほしいと手を振る商人を数人乗せてあげれば、お酒とタバコがもらえた」