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日本代表vs北朝鮮代表、平壌開催回避の条件は?AFCは白紙強調も…
サッカー日本代表「森保ジャパン」は来年3月、FIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選で…続きを読む
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飢える北朝鮮「禁断の食肉マフィア」男女9人を公開処刑
牛は、世界の様々な国で、農耕用、運搬用など使役動物として扱われていた。日本でも、高度成長期に入って農業機械や自動車が普及するまではそうだった。途上国では今でも重要な財産として大切に扱われている。食用の牛肉が出回らないわけではないが、それらは働けなくなった牛や、輸入されたものだ。
北朝鮮では、牛は国家財産とされており、大切に扱うよう法で定められている。食べるなどはもってのほかだ。もっとも、特権層は専用の牧場で育てられた牛肉を食べており、一般庶民の間でも密売されているのだが、摘発されればただでは済まされない。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
(参考記事:金正恩氏の「牛肉食べるな」方針に戸惑いの声)
恐怖に震えた夜
両江道(リャンガンド)の情報筋は、先月30日午後4時から、恵山(ヘサン)飛行場の周りの空き地で、公開処刑が行われたと伝えた。
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北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
近年、北朝鮮を脱出して韓国などに亡命する脱北者の数は減り続けている。金正恩政権が国境の管理を厳しくしているほか、中露と米国の対立が、北朝鮮の立場を相対的に強化していることも影響している。
金正恩政権の初期までは、違った理由で亡命が減少した側面もあった。北朝鮮国内で市場での商売が許容されたことで、「外国に逃れるよりここで頑張ろう」と考える人も相当数いたと思われる。
強制された「体験」
しかし最近になり、状況は一変した。
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金正恩の首を絞める「高校生を公開処刑」
ロシアのウラジオストクに派遣されていた北朝鮮外交官の妻子が消息を絶った件をめぐり、脱北して韓国への亡命を試みているとの見方が強まっている。
妻は先に本国に帰任した夫に代わり、現地の北朝鮮レストランを管理していたが、この店では昨年末、副支配人が亡命を試みて失敗する事件があった。韓国紙・中央日報など韓国メディアは識者の分析も交えながら、妻が本国に帰った後の処罰を恐れ、また15歳の息子までが処刑される可能性を考えて、脱北に踏み切ったのではないかとしている。
「3人を見せしめ」
北朝鮮当局が、現地レストランの管理責任を10代の少年にまで問うかはわからないが、海外生活になじんだ若者が帰国後に何らかのトラブルに巻き込まれる可能性は十分にある。
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北朝鮮の女子高生が「骨と皮だけ」にされた禁断の行為
韓国政府は最近、脱北者500人余りの証言を基に作成した2023年版の北朝鮮人権報告書を公開した。
同政府は北朝鮮人権法が制定された翌年の17年から同報告書を毎年発刊していたが、これまでは非公開だった。その理由については表向き「脱北者の個人情報漏えいの恐れや北朝鮮の反発を考慮したため」とされているが、北朝鮮との融和を掲げた文在寅前政権(2017~22年)が、金正恩総書記に忖度したためだろう。
報告書は、北朝鮮の老若男女が様々な暴力にさらされている実態を明らかにしているが、未成年に対しても容赦なく死刑判決が下されている事実は注目される。例えば2015年に東部の元山で16~17歳の青少年6人が韓国の映像を視聴し、アヘンを使用したとして死刑を宣告され、すぐさま銃殺されたという。
2年生の女子生徒が
こうした未成年者に対する過酷な処罰は、現在も行われている。また刑罰だけでなく、取り調べの過程も残酷だ。
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女子高生ら20人が禁断の行為…北朝鮮「スポーツ合宿」の秘密
同じ朝鮮語であっても、韓国で使われている言葉づかいの使用を厳しく禁止する北朝鮮の「平壌文化語保護法」が、最高人民会議(国会に相当)第14期第8回会議で採択されてから3カ月。
北朝鮮では新法が制定された直後、法律の内容を知らしめるために取り締まりを強化して、違反者を血祭りにあげて、恐怖を煽るというやり方がしばしば使われる。
今回取り締まりの対象となったのは、若者の「しりとりゲーム」だ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。
(参考記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面)両江道(リャンガンド)の情報筋によると、今月3日の午後、恵山(ヘサン)駅前広場で「公開暴露の集い」――つまりは「吊し上げ大会」が開かれた。その場に引き立てられてきたのは、20人の若いスポーツ選手たちだ。
道内の三池淵(サムジヨン)市では2月の1カ月間、道内の高級中学校に通う前途有望なスポーツ選手、市や郡の選手団などが一堂に会して、冬季訓練を行った。スケートで優秀な成績を残した高級中学校の卒業生は、両江道体育団の選手として指名され、入団が秒読み段階だった。
そこで問題が起きた。辛い訓練の合間に開かれた娯楽会(お楽しみ会)で、しりとりをして楽しんでいたのだが、そこで「傀儡語」の単語が飛び出してしまった。ちなみに、娯楽会の場でどのような韓国風の言葉が使われたのか、情報筋は確認できないとしつつも、女性が男性の恋人を呼ぶ「オッパ」「チャギ」という言葉などを使ったのではないかと推測している。
別の情報筋によると、参加した女子生徒がその様子を携帯電話で動画撮影していたが、それが問題の発端となってしまった。
この女子生徒は、自宅に抜き打ちで踏み込んできた安全員(警察官)による所持品検査で、動画を見られてしまった。この件について中央からは「無慈悲な処分を下せ」との指示が下された。処分の対象になったのは20人。そのほとんどが権力のある幹部の家の子どもだったが、平壌文化語保護法の次の条文を社会に知らしめるにはもってこいの存在だった。
第6条(傀儡語を流布する者に対する法的処罰の原則)
国家は傀儡語を模倣したり、流布した者に対しては、傀儡語文化に汚染されたゴミ、犯罪者として認定し、彼が誰であれ、軽重を問わず極刑に至るまで厳しい法的制裁を加えるものとする。幹部は自分や家族が問題を起こしてしまっても、大抵はカネとコネの力でもみ消す。実際、今回の案件は、末端の安全員からの報告が朝鮮労働党両江道委員会(道党)に上がったのだが、道党ではもみ消しを図った。ところが、そのことまで含めて、朝鮮労働党中央委員会(中央党)に報告されてしまったのだ。
(参考記事:金正恩が処刑…平壌医大「性的虐待」鬼畜グループと、ある母親の戦い)いつも自分たちだけ助かろうとする幹部は、庶民から相当の恨みを買っている。そのため中央党は、彼らへの処分なら、住民世論の悪化を招くことなく、平壌文化語保護法への恐怖感を高めることができると踏んだのだろう。
道安全局(地方警察本部)と検察所は、駅前広場に恵山市内の工場、企業所、団体の職員、学校の生徒などを動員した上で、公開暴露の集いを開き、娯楽会に参加した者、傀儡語が使われたことを知りながら通報しなかった者を含め、被告となった生徒20人に3年から5年の労働教化刑(懲役刑)の判決を下した。また、その親である幹部は撤職(更迭)され、恵山市内から40キロ離れた三水(サムス)郡の奥地の村に追放する処分が下された。
金持ちである幹部とそのドラ息子連中を血祭りにあげた今回の公開暴露だが、市民の反応は予想外に悪い。
「前途有望なスポーツ選手を言葉一つのせいで、教化所(刑務所)送りにするのはあまりにもひどい」
「娯楽会に参加しただけで、南朝鮮(韓国)の言葉を使っていない選手まで、通報しなかったという理由だけで処罰するなんて」通報しなかったことだけでやりすぎとも言える処罰を下したことと、若者をターゲットにしたことへの反発が強いようだ。また、法律が非現実的だとの指摘もある。
「(朝鮮労働)党が韓国の言葉を『傀儡語』と呼んで強力に取り締まっても、親しい人同士集まること(韓流ドラマを見ること)を根絶できまい」(情報筋)
(参考記事:15年やっても効果ない「韓国語禁止令」を繰り返す北朝鮮) -
300人が青ざめた、金正恩「お嬢さま処刑」の見せしめショー
北朝鮮では2020年12月、最高人民会議常任委員会第14期第12回総会において「反動思想文化排撃法」が採択された。韓流コンテンツの流入により、国民の思考やライフスタイルが変化するのを極刑で押さえつけるものだ。
当初、同法の詳しい内容は不明だったが、違反に対する最高刑が死刑であることを、韓国デイリーNKはいち早くつかんでいた。2021年1月、北朝鮮当局が作成した同法の説明資料を入手し、法違反時の量刑などに関する具体的な内容を報道したのだ。
政治局長の娘
実際、韓流コンテンツを密売した罪などで複数の処刑が行われたとする情報も、北朝鮮国内から伝えられている。
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14歳少年の「運命の5分間」…北朝鮮で見せしめの刑
韓国のNGO、北朝鮮人権情報センター(NKDB)の調査によると、北朝鮮国内には約700カ所の拘禁施設が存在する。教化所と呼ばれる一般的な刑務所は、わかっているだけで20カ所。暴力、拷問が横行し、環境は劣悪、受刑中に栄養失調や他の病気で死亡する者も少なくない。
北朝鮮の刑務所で服役している人々は、どんな罪を犯したのだろうか。
「不純録画物」とは
日本の場合、ある年の統計では、男性受刑者は窃盗が34.1%、覚せい剤取締法違反が24.4%を占め、女性では窃盗が47.5%、覚せい剤取締法違反が32.5%となっており、6割から8割がこの2つの罪状で受刑している。
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女将軍に「公開処刑」できるのか…”ジュエの時代”に国民も憂慮
北朝鮮の金正恩総書記は25日、平壌市内で新しい市街地を建設する事業の着工式に、ジュエさんと見られる娘とともに出席し、2人並んでくわ入れを行った。
最近、金正恩氏は娘に大陸間弾道ミサイル(ICBM)や閲兵式を見せたり、一緒に体育行事を観覧したりしていたが、経済分野は今回が初めてだ。そのためメディアの中には、ジュエさんが将来的に、金正恩氏の後継者となるかどうかについて言及したところもあった。
「恐怖政治」できるか
一方、こうした動向を見守る北朝鮮国民の心境は複雑だ。
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金正恩の80階建てタワマンに大問題…崩壊で500人死亡も
昨年4月に完成した、北朝鮮の首都・平壌郊外のタワマン団地、松新(ソンシン)・松花(ソンファ)地区。ご自慢の国内最高300メートルの80階建てタワマンをはじめとして、160棟もの中高層マンションや公共施設が立ち並び、北朝鮮で今一番ホットなエリアだ。
ところが、わずか9カ月という「速度戦」(速いことはいいことだ)で建てられただけあって、様々な問題が浮上している。
速度戦で建設されたマンションは質が度外視され、手抜き工事となることが多い。平壌では2014年5月、23階建ての新築マンションが崩壊し、約500人が死亡する大惨事が起き、警察幹部が遺族に謝罪する異例の事態が起きている。
今回、問題となっているのは断水だ。デイリーNK内部情報筋によると、和盛(ファソン)地区1万世帯住宅建設現場中央指揮部に今月2日、「人民軍(北朝鮮軍)施工参謀陣を動員して松新・松花地区の80階建てマンションなど一部建物の断水問題を解決する案を模索せよ」との指示が、上部から下された。
(参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故)別のタワマン団地である和盛(ファソン)地区の建設指揮部に指示が下されたのは、かつて松新・松花地区の建設に関わっていたから、というのが情報筋の説明だ。
松新・松花地区、和盛地区ともに、2025年までに5万世帯の住宅を建設、供給するという野心的な計画の一環で、金正恩総書記は、「千年責任を持ち、万年保証する」として、質の良さを繰り返し強調している。それなのに断水問題が起きているとは、絶対にあってはならないこと。早速対策に乗り出したというわけだ。
「軍と内閣が平壌市に、新規建設された住宅の冬場の断水問題を深刻に捉え、責任を持って解決させる」(情報筋)
(参考記事:「党と大衆の一心団結の誇示」金正恩氏、1万世帯住宅建設場を現地指導)入居者の間からは「眺望がいくらよくても、断水問題が解決しなければ、水汲みがしやすい古い低層マンションの方がマシだ」という声が上がり、このままでは国に対する信頼がゆらぎかねないとの危機感があったようだ。
早速、和盛地区で建設工事に当たっている人民軍の施工参謀が、昼夜の余裕のある時間に動員され、緊急会議を行い、松新・松花地区80階建てマンションの現地調査を行った。そして、大馬力のエンジンとポンプを屋上に設置し、水をいったん汲み上げた上で、下のフロアへと供給する案を模索し、それに必要な資材のリストを上部に提出した。
詳細は不明だが、現在は、水道に圧力をかけて下から上に給水する「増圧直結給水方式」が取られているようだが、日本では15階くらいが限度とされているとのことだ。
今月9日、平安北道(ピョンアンブクト)と平安南道(ピョンアンナムド)の貿易管理局と新義州(シニジュ)税関に、2つの地区の高層マンションに設置するエンジン、ポンプ、その他の部品などを緊急輸入するよう指示が下された。また、完成していない和盛地区のマンションでも、問題が発生しうるとして、あらかじめ対処する方針だ。
(参考記事:「いずれぜんぶ崩壊」金正恩自慢のタワマン、目撃者ら証言)前述したとおり、速度戦で建設されたマンションでは様々な問題が発生する。そのため、一般的には新築より、問題がないとわかった中古マンションの方が、それも泥棒に侵入されにくく、断水時にも対応がしやすい低層マンションの中くらいのフロアが最も人気が高い。
(参考記事:北朝鮮「23階建てマンション崩壊」消えた数百人の遺体) -

女性8人を並ばせた、金正恩”恥辱ショー”の残酷場面
北朝鮮当局が、性売買行為の集中取り締まりを行っていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が今月2日付で報じている。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の清津(チョンジン)に住む情報筋はRFAに対し、「最近、全国的に増加している性売買行為を根絶するための中央の指示が下された。これを受け、市安全部(警察)と青年同盟が合同作戦を開始し、若者に対する思想教育と、性売買行為に対する集中取り締まりを行っている」と明らかにした。
情報筋はまた、「今回の取り締まりは、平壌の某中央機関の幹部が夜の街で、女性らが買春客を探す姿を見て金正恩総書記に報告書を上げたことがきっかけだ。金正恩が、社会安全部と青年同盟に対策を立てるよう指示する文書に署名し、今回の取り組みが始まった」と説明している。
清津市では現在、安全部の警ら隊と青年同盟が合同で、駅前や公園など性売買が頻繁に行われている場所をパトロールし、取り締まりを行っているという。
また、別の情報筋によれば、同様の作戦は咸興(ハムン)でも行われているとのことだ。
一方、青年同盟は取り締まりとともに、思想教育も教化している。清津の情報筋によれば、「7月30日の土曜日には市内各区域の青年同盟委員会が管内の若者をいくつかの場所に集め、「退廃的な反動思想文化を排撃し、非社会主義的な行為に巻き込まれてはならないとする金正恩の『お言葉』浸透(伝達)集会と政治講演会を行った」という。
さらにこの日、市内の水南(スナム)区域では現地の青年同盟委員会が区域内の若者を集めた中、性売買の集中取り締まりにより摘発された女性を舞台に立たせ、公開批判を行ったという。「集会では、舞台に立たされた8人の女性の名前と年齢、家の住所、職場までをすべて公開して自己批判させた。大衆の前で恥辱を与えるやり方だった」(情報筋)とのことだ。
(参考記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面)北朝鮮では、このような「見せしめショー」が頻繁に行われている。さらし者にされる対象者の中には、多数の女性に鬼畜行為を働いた幹部など、罪に問われるべきケースもある。
だが、いま北朝鮮社会で性売買が増えているのは、多かれ少なかれ経済難が影響しているはずなのだ。追い込まれて性売買に走った女性らの行動は、果たして「見せしめ」にされるような罪なのだろうか。
しかも、このような仕打ちが金正恩氏の命令に基づいて行われている以上、当局の取り締まりは、庶民の共感を呼ぶどころか、権力からの民心のいっそうの離反を招くことだろう。
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女子大生200人が犠牲…北朝鮮「少女搾取」で死屍累々
北朝鮮の平壌市安全局(警視庁)が最近、大規模な組織売春グループを摘発した事件についてはすでに本欄で述べた。40代男性のA氏をトップとするグループは、平壌郊外の平城(ピョンソン)、全国第2の都市である咸興(ハムン)、中朝国境の新義州(シニジュ)、リゾート地でもある元山(ウォンサン)、そして工業都市の沙里院(サリウォン)に拠点を置き、デリヘル業を営んでいた。
客は朝鮮労働党や安全局、保衛局(秘密警察)、検察所など主要機関の高位幹部やトンジュ(金主、新興富裕層)で、女性を客の自宅などに派遣し、数日単位で売春を行わせていた。
女性は20代から、幼くは高級中学校(高校)を出たばかりの17〜18歳もいたという。
大学教授が…
北朝鮮では2年前にも、大規模な組織売春グループ「女子大生クラブ」が摘発されている。
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引き出された300人…北朝鮮「令嬢処刑」の衝撃場面
韓国の民放テレビ、SBSで昨年末まで4年にわたって放送された「ペク・チョンウォンの路地裏食堂」。廃業寸前の食堂を再生させるというバラエティ番組だ。
司会を務める料理研究家ペク・チョンウォン氏の名声は、北朝鮮まで広がり、彼の作ったレシピは、平壌の上流階級の食卓を飾っている。
政治的に問題になるような内容は一切含まれていないこの番組だが、それを見ていた高級幹部の令嬢が処刑される事件が起きたと、平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。
お嬢様の「特別な時間」
20代女性のAさんは、平安南道保衛局(秘密警察)の政治局長の娘で、韓徳銖(ハン・ドクス)平壌工業大学を卒業後、食料品工場で働いていたが、最近になって平城(ピョンソン)に住む家族のもとに戻り、平安南道保衛局傘下の生産基地に所属していた。
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「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面
北朝鮮の人権問題を追及している民間団体が北朝鮮国内で公開処刑が行われた場所などを示したマップを作成し、15日に報告書を発表した。
韓国・ソウルに本部を置く「転換期正義ワーキンググループ(Transitional Justice Working Group=TJWG)」は、北朝鮮の政権が行っている人権侵害を記録することで、そのような行為をやめるよう警告すると同時に、将来的な加害者の法的処罰の可能性を高める目的で、このプロジェクトを進めてきた。報告書の発表は、2017年7月と2019年6月に続き3回目。
「金正恩期の処刑マッピング」と題された今回の報告書では、脱北者の証言442件を分析。国際社会の監視の目を避け、国境から離れた場所で公開処刑を行っていることなど、金正恩政権期になって見られるようになった特徴を列挙している。
最も残虐な処刑
その中に、いかにも金正恩総書記が好みそうな演出がなされた例がある。
報告書で言及された目撃証言によると、その出来事は2013年頃のある日、首都・平壌の近郊で起きた。一度に16人が公開裁判に引き出されたことがあったというが、各自の罪状はつまびらかでない。
いずれにせよ、死刑判決が予想される重罪だったようだ。公開処刑が頻繁に行われる河川敷などで判決が言い渡される場合、被告も見守る人々も、銃殺刑が即時執行されると考え緊張する。もしかしたら被告らも、それ以前に公開処刑を見せられたことがあったかもしれない。
例えば同年8月、姜健総合軍官学校の射撃場で銀河水管弦楽団と旺載山(ワンジェサン)芸術団のメンバーら9人が銃殺された例がある。銀河水(ウナス)管弦楽団は、金正恩総書記の夫人である李雪主(リ・ソルチュ)氏がかつて所属していた楽団だ。
機関銃でズタズタに
処刑されたメンバーらは、ソルチュ氏に「元カレ」がいたことを示す「証拠写真」を回し見したとされ、これが、罪に問われたと言われている。
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中国人客も驚愕…北朝鮮ウェイトレス「体当たり密室サービス」の裏側
中国・丹東にある北朝鮮レストラン(北レス)の従業員たちが、国家が要求する上納金を作るため過酷な境遇に追いやられていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。
かつて、北朝鮮の外貨稼ぎビジネスの重要な柱だった北レスは、一時は中国国内に100店以上を数えた。しかし、経済制裁やコロナ禍の影響で多くの店が閉店。その後、一部は営業を再開したものの、今度は新型コロナウイルスのせいで観光客が激減してしまった。
不適切な接客
それでも、経済難が深刻化する一方の本国は、上納金の要求を弱めようとしない。
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【写真分析】金正恩に「影武者」はいるのか…耳の形状で比較
根強く拡散する「金正恩影武者説」について、金正恩氏の写真を見比べながら検証してみたい。よく影武者説の根拠として挙げられるのが「耳の形が違う」だ。
金正恩氏は、極端な神秘主義を取った父の故金正日総書記と異なり、自らの写真をあけっぴろげと言えるほど積極的に公開している。そのため、写真の比較による検証も容易なのだ。
まずは2012年から2020年3月までの金正恩氏「右耳」の形がよくわかる写真をセレクトしてみた【次ページ】。
完全な同ポジションではないが、耳の特徴は一致している。
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【写真分析】金正恩氏が「別人」に見える理由…容姿の激変に見る危ない精神世界
2017年頃、金正恩氏の髪型は「黒電話ヘア」と呼ばれ、国際的な「ネタ」になっていた。ご丁寧に眉毛まで切りそろえている。
(参考記事:【写真分析】金正恩氏の”危険な”ヘアスタイル変化)北朝鮮の金正恩総書記が別人のように変貌したと言われている。9月9日に行われた建国73周年の閲兵式に、金正恩氏はグレーのスーツ姿で登場。以前と比べるとかなりスリムになったが、報道写真を見る限り、減った体重は10kgから20kg程度ぐらいだろう。
ただし、金正恩氏が「激痩せ」したのは今年の5月から6月の間である。5月までは130kgから140kgと推定されていた。1ヶ月間の空白を置いた6月の登場時には、明らかにスリムになっていた。激痩せの理由については、筆者はプチダイエットと見ていたが、コロナワクチンの副反応の影響という説もある。
髪型が「国際ネタ」に
金正恩氏が別人のように変化したことから、ネットを中心に「金正恩影武者説」などが流れている。しかし公開された映像や報道写真を検証すれば、閲兵式に登場したのが金正恩氏本人であることは間違いない。それでも別人に見えるのには、激痩せ以外に理由があった。ヘアスタイルが大きく変わったのだ。
2010年の初登場以来、金正恩氏はサイドを高く刈り上げる「覇気ヘア」を貫いてきた。北朝鮮では金日成氏、正日氏と最高指導者の服装やヘアスタイルを真似るのはある種の慣例で、「覇気ヘア」も青少年に半ば強制されたとされる。金正恩氏ほどではなくても、理髪店に行くと何も言わなくても勝手に覇気ヘアにされたという。
そうかと思えば、「俺の真似するな」という指示を下し、「極太ズボンを履くな!」とブチ切れたこともあった。
金正恩氏の覇気ヘアが変わったのは8月だ。
7月30日、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)第1回指揮官・政治活動家講習会に参加した時の金正恩氏は、従来通りの覇気ヘアであり、サイドが高く刈り上げられていた。
しかし、9月3日に開かれた朝鮮労働党の会議に参加した際には、「覇気ヘア」の最大の特徴だった刈り上げがほぼなくなった。
ちなみ2017年頃、金正恩氏の髪型は「黒電話ヘア」と呼ばれ、国際的な「ネタ」になっていた。ご丁寧に眉毛まで切りそろえている。
(参考記事:【写真分析】金正恩氏の”危険な”ヘアスタイル変化)こうして比べると、2015年と現在とでは大きな変化があったことがわかる。それにしても、今より6歳も若かった頃の金正恩氏は、何を手本に「黒電話ヘア」を選択したのだろうか。そして、2012年末の権力継承から、極端な「黒電話ヘア」に至る期間は、金正恩氏が公開処刑に血道を上げた時期でもある。
(参考記事:女性芸能人たちを「失禁」させた金正恩氏の残酷ショー)もしかしたらここにこそ、危険な独裁者の精神世界を読み解くカギがあるかもしれない。
(参考記事:金正恩氏が自分の“ヘンな写真”をせっせと公開するのはナゼなのか)話を現在に戻そう。
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北朝鮮国民が目を背ける「見せしめ射殺体」の衝撃の現場
深夜の鴨緑江に銃声が響き渡った。北朝鮮の社会安全省(警察庁)は昨年8月、中国との国境線や、その1〜2キロ以内の緩衝地帯に許可なく接近すれば、人であれ動物であれ無条件で銃撃するとの布告を出した。
人と物の行き来を完全に遮断することで、新型コロナウイルスの国内侵入を完全に防ごうというものだが、布告のせいで銃弾に斃れる人が相次いでいる。
市民らショック
今月11日にも、20代の若者が撃たれて死亡する事件が両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)で起きたが、そのやり方の残酷さに地元住民の間に衝撃と恐怖が広がっている。
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北朝鮮「骨と皮だけ」女子高生が裁かれた禁断の行為
通常、未成年の場合は罪を犯しても、少年教養所(少年院)で1年間の労働教養を受けることになっているが、今回の6人に対しては、5年の労働教化刑が下された。つまり、成人同様に、教化所(刑務所)送りになるということだ。
(参考記事:若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態)様々な問題点が指摘されながらも、先日、衆議院を通過した少年法改正案。今までは犯罪を犯しても、懲役刑を受けることはなく、少年院などでの矯正教育を受けていた18歳、19歳に対して厳罰化を行うものだ。
犯罪を犯した少年への厳罰化は、海の向こうの北朝鮮でも行われている。しかも、他の国では全く罪にならないようなことで、刑務所送りになっている。
デイリーNK内部情報筋によると、南浦(ナムポ)市の臥牛島(ワウド)の閘門(カンムン)第1高等中学校の少年会館で今月2日、2年生の女子生徒をはじめ男女6人に対する公開裁判が行われた。
手錠をはめられた状態で壇上に引き立てられてきた6人は、両親、同級生が見守る中で裁判にかけられた。情報筋によれば、「顔は骨と皮だけにやつれ、フラフラで立っているのがやっとだった」。非常に厳しい取り調べ、つまり拷問を受けた様子がありありと見て取れたということだ。
通常、未成年の場合は罪を犯しても、少年教養所(少年院)で1年間の労働教養を受けることになっているが、今回の6人に対しては、5年の労働教化刑が下された。つまり、成人同様に、教化所(刑務所)送りになるということだ。
(参考記事:若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態)さて、その罪状だが、「韓流ドラマや映画を見た」というものだ。6人は、今年3月まで、120本もの韓流ドラマや映画を視聴し、周囲の友人にも分け与えながら、当局の呼びかけを無視して自首しなかったという。
裁判後に市の安全部(警察署)の幹部は生徒や親の集まった席で「16歳基準の青少年教養はなくなった」「今後は、誰であろうが、年齢、性別に関係なく、南朝鮮録画物を見たら絶対に許されない」と述べたという。また、韓国風の言葉使いをしただけでも、労働教化刑2年に処されるとのことだ。
刑事訴訟法115条には14歳以上17歳未満の者には社会的教養処分を適用するとしている。安全部の幹部がなくなったとする「青少年教養」とはこの「社会的教養処分」のことを指すと思われる。
韓流をターゲットにした「反動的思想・文化排撃法」第27条は、「南朝鮮(韓国)の映画や録画物、編集物、図書、歌、図画などを直接見たり、保管したりした者は5年以上15年以下の労働教化刑に、コンテンツを国内に持ち込んだり、流布させたりした者は無期の労働教化刑や死刑に処す」と定めているが、未成年への「社会的教養処分」の適用除外に関する項目の有無は不明だ。
(参考記事:「韓流ドラマ見て死刑」連発が懸念される北朝鮮・韓流取締法の中身)同じ韓流でも、ただ見ただけなら青少年本人は少年院送り、両親は地方への追放処分で済まされるようだが、今回は韓流コンテンツを流布したことが重く見られ、異例の懲役刑となったようだ。
いずれにせよ、流入からすでに20年以上が経ったのに、根絶はおろか、むしろ北朝鮮の人々の考えやライフスタイルに影響を及ぼすほどになっている韓流を、懲役刑程度で根絶やしにするのは極めて困難だろう。
(参考記事:15年やっても効果ない「韓国語禁止令」を繰り返す北朝鮮) -
女子大生40人が犠牲…北朝鮮幹部「鬼畜行為」で見せしめ
北朝鮮の黄海北道(ファンヘブクト)にある沙里院(サリウォン)工業大学で、とんでもない醜聞が発覚した。
デイリーNKの現地情報筋によると、先月17日、沙里院サッカースタジアムである中年男性の公開裁判が行われた。男性は、同大学内の朝鮮労働党委員会の書記である50代の朴氏。かけられた容疑は、女子学生らに対する権力型性暴力である。
当局の調べによると、朴容疑者から性暴力の被害に遭った女子学生は40人以上、また同容疑者と不倫関係にあった女性も10人以上に上るという。不倫関係と言っても自由意思での恋愛感情によるものではなく、朴容疑者が権力を武器に強引に迫ったものだと思われる。
ある2年生の告発
北朝鮮ではこのところ、大学生など若い女性たちがこうした犯罪の被害に遭う例が後を絶たない。
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「トウモロコシのヒゲで女性の遺体を…」北朝鮮の片田舎で起きた惨劇
北朝鮮の体制が模範としている家族観は、金日成主席をオボイ(親)と崇め、子どもである人民どうしの結びつきによって作られる家庭が、革命組織の歯車となる、というものだ。そこには儒教やキリスト教、戦前日本の家族国家観など様々な要素の影響がうかがえる。
とはいうものの、理想と現実は異なるのが世の常だ。北朝鮮でも他の国と同じように、不倫が行われている。そして片田舎の農場での不倫関係が、凄惨な殺人へとつながってしまった。
(参考記事:北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに)
咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によると、事件が起きたのは今月初め、中国との国境に接する会寧(フェリョン)の協同農場だ。
分組長を務めていた30代の男性は既に妻子ある身だったが、同じ分組の女性と1年前から不倫関係にあった。狭いコミュニティだけあり、2人の関係は農場全体に知られ、あれこれ陰口を叩かれていたようだ。
このことは、彼女の所属していた青年同盟(金日成ー金正日酒主義青年同盟)にも伝わり、厳しい批判が出た。これがきっかけとなって不倫関係は女性の両親にもバレて、彼女は激しく叱責された。それでも不倫関係を清算しようとしない娘。その身を案じた両親は、近隣に住む別の男性とのお見合い結婚を強引に勧め、式の日取りまで決めていた。
そのことを知った分組長は逆上し、「さっさと婚約破棄しろ」と迫ったが、彼女は「自分は離婚しないくせに、なんで私の将来の邪魔をするのか」と口論になった。
不倫相手の結婚にショックを受けた彼は、今月初め、憂さ晴らしのために友人と共に酒を飲んでいた。その最中に急にカッとなった彼は、彼女の家に押しかけ、外に連れ出した。口論になった末、持っていた包丁で彼女を数回刺した。
彼女がその場で絶命したことに恐ろしくなった彼は、柵にかけてあったトウモロコシのヒゲの束で遺体を覆い、火を付けて逃走した。
(参考記事:流れ落ちる美女たちの遺体…北朝鮮「御曹司」が犯した猟奇殺人)
娘が帰ってこないことに心配していた両親は、外で火の手が上がったのを見て飛び出した。2人の目に飛び込んできたのは、変わり果てた娘の姿。号泣する声を聞きつけ、集まってきた住民により事件が通報されたようで、分組長は安全部(警察署)に逮捕された。
現在、予審(起訴前の取り調べ)段階にある彼には、殺人に死体損壊の容疑も加わり、無期懲役刑や死刑の宣告が下されるだろうというのが、村のもっぱらの噂だ。
(参考記事:北朝鮮カップルを殺意に狂わせた「韓流AV不倫」の罪と罰)
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激しい拷問に耐え続けた北朝鮮「レザーの女王」の壮絶な姿
北朝鮮の流通の中心地、平安南道(ピョンアンナムド)の平城(ピョンソン)にある市場を今月1日、内閣商業局の取り締り班が急襲した。ターゲットは、外国製品のニセモノの製造、販売をしていた業者だ。
平城は、ニセモノ製造技術が発達した地域の一つとして知られている。国家科学院平城分院など研究機関の技術者らが業者に雇われ、指導してきたためと言われている。
ニセモノ産業繁栄の「成果」として、平城の市場には鞄、靴、コートなど安価で良質な革製品が多く出回った。本物と区別できないほどの精巧さで需要が高く、各地に出荷されていた。
「名前を吐け」口を割らず
ところが、そんな状況が一変した。
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響き渡った女子中学生の悲鳴…北朝鮮「闇病院」での出来事
韓国の国立釜慶大学政治外交学科のイ・ソンボン教授は、「北朝鮮保健医療体系の形成過程と特徴」と題した論文で、北朝鮮の医療制度の核心的要素として無償治療制、医師担当区域制、予防医学、高麗医学の4点を挙げた。
大雑把にまとめると、北朝鮮国民なら誰もが無料で医療サービスを受けられ、地域ごとに住民の健康を管理するかかりつけ医を配置、病気を未然に防ぐための活動を行うと同時に、伝統医学にも力を入れているということだ。
一方で論文は、北朝鮮の医療システムは旧共産圏からの支援に依存しており、それが途絶えた1990年代以降に急速に崩壊、西洋医学ではなく伝統医学、民間療法に頼らざるを得なくなった点も指摘している。
女子中学生に闇手術
国営の人民病院への期待を失った北朝鮮の人々は、私設のクリニック――つまりは「闇病院」で診療を受けることが少なくない。咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋は、そんなクリニックを営んでいた医師夫婦が摘発され、政治犯扱いされかねない状況に追い込まれていると伝えた。
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金正恩が見せた「殺人者の顔」写真に戦慄した北朝鮮国民
北朝鮮の金正恩総書記は今月8日~11日に開かれた朝鮮労働党中央委員会第8期第2回総会で、経済指導部門が立案した政策を厳しく批判。わずか1カ月前に就任したばかりの党経済部長を交代させた。
金正恩氏の怒りの激しさは、国営メディアが流した映像にも表れた。朝鮮中央テレビは、壇上で発言中の金正恩氏が厳しい表情で何か(誰か)を指さし、何らかの指摘を行っている場面を流した。指をさされたのが人間だったら、生きた心地がしなかっただろう。金正恩氏は以前、行事の途中で居眠りした軍人たちの写真を撮らせて置き、粛清した前例があるからだ。
また、金正恩氏が叔父の張成沢(チャン・ソンテク)元党行政部長を処刑し、さらには異母兄の金正男(キム・ジョンナム)氏を殺害した時には、国営テレビに映った「凶悪な顔」が国民の間で話題になった。(参考記事:【写真】金正男殺害の直後「凶悪な表情」の正恩氏に北朝鮮国民が戦慄)
張成沢氏の処刑は国内メディアで公表した上で行われたが、金正男氏の暗殺については当初、大多数の北朝鮮国民はまったく知らなかった。それでも、事情を知るごくわずかな人の間では「あれこそ殺人者の顔だ」との声が上がり、テレビで金正恩氏のただならぬ表情を見ただけの人々も、「何かとてつもなく悪いことが起きているのではないか」と震え上がったという。
金正恩氏は、父の故・金正日総書記と比べ表情の豊かな指導者だ。金正恩氏はむっつりと無表情な印象が強く、笑顔もあまり見せなかった。それに対し金正恩氏は、破顔大笑しているように見える場面が少なくなく、衆目の前で涙を浮かべることもある。
だが、父親と金正恩氏とで最も異なるのは、やはり「怒り」の表情だと思われる。金正日氏の場合、怒りの強さを表情からうかがうのは難しかった。しかし金正恩氏は、怒っていることが表情からわかるだけでなく、自分の怒りがどれほど激しいかをアピールするような映像や写真が少なくない。(参考記事:【動画】金正恩氏、スッポン工場で「処刑前」の現地指導】)
この差は、メディアや情報に対する認識の違いから来ているものと思われる。旧ソ連を筆頭に、旧社会主義圏は徹底して秘密主義を取った。敵に情報を与えず、戦略立案を妨害するためだ。そしてその時代には、インターネットも携帯電話もなく、小指の爪ほどの大きさのチップにギガバイト単位の情報を記録する技術もなかった。情報の統制は、今よりはるかに簡単だったから、「敵に知らせれに済むことは、知られないようにしよう」という選択が可能だった。
しかし今は、情報の統制がはるかに難しくなった。隠しているつもりの情報が、実は相手に知られていた、というケースはいくらでもある。そのため現代の指導者である金正恩氏は、父に比べ「隠すこと」に無頓着になったのではないか。
だが現代においても、ポーカーフェイスの利点はなくなったわけではない。金正恩氏も年齢を重ねるにつれ、表情を隠すようになるかもしれない。
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山に消えた女囚…北朝鮮「陸の孤島」で起きた鬼畜行為
北朝鮮における人権侵害事例の調査とアーカイブ化を行っている韓国のNGO、北朝鮮人権情報センター(NKDB)によると、確認できただけで北朝鮮には23ヶ所の教化所(刑務所)が存在する。その資料には記載されていないが、北部山間地の慈江道(チャガンド)の城干(ソンガン)郡には、道内唯一の6号教化所(刑務所)がある。
そこの所長以下の全職員が、昨年11月末から12月にかけて交代させられたと、現地のデイリーNKの内部情報筋が伝えた。情報筋は、その正確な数はわからないが、600人と推測している。
抵抗され殺害し…
情報筋によれば、この措置の背景にはひどい人権侵害にあるという。