ブログ

  • セクハラ地獄の北朝鮮女性兵士…出世をエサに性関係迫る上官

    北朝鮮社会では至るところで「セクハラ」や「性的暴行」が横行している。しかし、そもそもセクハラという言葉も概念もないため、被害にあった女性は、それが「人権侵害」であるという認識すらもたない。

    セクハラは国営企業や工場でも日常的に行われているが、最も横行しているのが実は軍隊だ。兵役が13年と非常に長い上、兵役期間中には恋愛も許されない。山奥の部隊なら民間人の女性に会う機会すらない。さらに階級に基づく上下関係が厳しい組織社会であるため、地位を利用したパワハラとしてのセクハラが横行するのだ。

    女性の胸を見て

    朝鮮人民軍空軍で司令部指導員を務めた脱北女性のチェ・ヒギョンさんは次のように語る。

  • 【対北情報戦の内幕-6-】総連捜査の深層…警察はなぜ公安調査庁に負けたのか

    連載・日本の対北朝鮮情報力を検証する/外事警察編(3)

    2014年10月7日、朝鮮総連の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長が約1ヶ月にも及んだ北朝鮮滞在を終え、羽田空港に到着した。北朝鮮が2006年に弾道ミサイルの発射と核実験を行って以降、日本政府は、許氏ら総連最高幹部の再入国を禁止してきた。それが昨年7月に解除されたことを受け、許氏は8年ぶりに祖国の地を踏んだのである。

    それだけに、外事警察をはじめとする公安当局ばかりでなく、首相官邸も並々ならぬ関心を示していた。「許氏は金正恩第1書記の謁見を受けられたのか」「本国からどのような指示を伝達されたのか」……。

    IMG_0664
    東京・千代田区の朝鮮総連中央本部

    注目が集まる中、許氏は総連中央本部と総連大阪府本部に幹部活動家を集め、正恩氏の直筆による「お言葉」を読み上げた。当然、公安当局は「お言葉」の内容把握に全力を傾けるが、外事警察はその展開の中で、思いもしなかった屈辱を味わうことになる。

    千人超のスパイハンター

    内閣官房副長官が主催する「合同情報会議」は、内閣情報官をはじめ警察庁、公安調査庁、外務省と防衛省の局長級が参加し、現場で獲得されたばかりの“生の情報”が交換される最上位のインテリジェンス会合だ。

  • 【画像】玄永哲氏の銃殺で使用の高射銃

    (参考記事:【衛星画像】北朝鮮の粛清現場

    高射銃
    高射銃

    高射銃は、昨年10月に北朝鮮で行われた公開処刑でも使用されたと言われている。銃殺現場の衛星画像を分析した専門家によれば、その際に使用された高射銃は14.5mm口径の重機関銃4丁をひとつにまとめた「ZPU-4」であるとされる。
    (参考記事:【衛星画像】北朝鮮の粛清現場

  • 【写真】玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

    韓国の国家情報院は13日、北朝鮮の玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長が先月30日に公開銃殺されたと国会に報告した。報告によれば、銃殺には「高射銃」が用いられたと言う。

    人体が「ミンチ」に

    対空火器として使われる高射銃には様々な種類がある。今回言及されているのは、旧ソビエト連邦製のZPU-4であると思われる。

    ZPU-4は、第2次世界大戦直後にソビエト連邦が設計した4連装の牽引式対空機関砲で、歩兵用に開発された口径14.5mmのKPV 重機関銃を対空用の銃架に搭載させる形で開発された。

  • 北朝鮮、金正恩氏への不満が高まる・・・相次ぐ反政府ビラに落書き

    北朝鮮国内で、金正恩氏や政府を批判する落書きやビラが相次いで見つかっていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

    参考写真:サッカーを観戦する金正恩氏と李雪主夫人
    参考写真:サッカーを観戦する金正恩氏と李雪主夫人

    筆跡調査で落書き犯人探せ!

    平壌在住のRFAの情報筋によると、ビラや落書きの背景には金正恩氏が「祖父譲りの残忍な人間」と言われ、評判が芳しくないことがあると指摘。落書き犯を捕まえたい北朝鮮当局は、「筆跡調査」まで行っているという。

  • ストリートチルドレンから半グレへ…北朝鮮コチェビの今

    北朝鮮の貧窮の象徴であり、飢えや病気のために行き倒れてそのまま死ぬことも少なくない浮浪児「コチェビ」。しかしいまや、彼らの生態にも変化が起きている。

    生きるために手を染める強盗手段が、ますます大胆になりつつあるのだ。最近では徒党を組んでトラックの部品を盗んで売り払うなどしている。

    平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK情報筋は、次のように語った。

    「コチェビたちは、かつては市場や駅前で物乞いをしつつ暮らしていたが、最近は組織的に盗みを働く。さらに、盗品を売り飛ばす販路まで構築している」

    トラックにへばりつき

    情報筋によると、彼らは5~6人のグループで、毎日、計画を立てて盗みを働く。

  • 17歳で中国人男性に売られ…脱北女性「まだまだ幼い被害者が大勢いる」

    中国東北地方で脱北者救援活動を行っているNGOが4月29日、ソウルで記者会見を開き、脱北後に人身売買の被害にあった女性2人への支援を訴えた。

    暴力を振るう夫、言葉も通じず

    この女性は19歳の李さんと姓名不詳の20代女性。それぞれ2年前と10年前に、ブローカーによって中国人男性に「嫁」として売られたが、自由のない生活から抜けだして韓国へ行きたいと望んでいた。

  • 【衛星画像】北朝鮮の粛清現場

    赤い丸の中には処刑対象者を縛り付けたと思われる杭のようなものが見える。青い丸の中には対空砲が見える。(画像:HRNK、RFA)
    赤い丸の中には処刑対象者を縛り付けたと思われる杭のようなものが見える。青い丸の中には対空砲が見える。(画像:HRNK、RFA)

    アメリカの人権団体などが北朝鮮の衛星写真を解析。処刑の現場と思しき場面を確認している。

    こうした処刑はどのような理由で行われるのであれ、国際法に違反している可能性が高い。

    正恩氏は自らの支配を強めるためにやっているのかもしれないが、こうした形で証言や証拠が揃ってくれば、いずれ自分の首を絞める結果になりかねないと知るべきだろう。

  • 「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

    韓国の国家情報院は4月29日、国会情報委員会全体会議のなかで、北朝鮮で金正恩氏に異議を唱えたとして15人の当局者が処刑されたと報告した。【衛星画像】北朝鮮の粛清現場

    裸で立たせて銃殺

    処刑されたと見られているのは、北朝鮮で特権階級を占めるエリートたちだ。

    最近の例では、北朝鮮の最高級幹部の一人で国防委員会設計局長だった馬園春(マ・ウォンチュン)氏がいる。

    金正恩氏の現地指導には2013年に47回、2014年には39回随行し労働新聞の1面でも金正恩氏の側でメモを取る姿が頻繁に見られた。

    さらに、彼は2013年の張成沢処刑の際に、主導的な役割を果たした「三池淵組」の一人でもあった。

    それが昨年11月1日に現地指導に随行して以来、ぱったりと消息が途絶えた。北朝鮮の大物幹部は一時的に姿を消し、再び表舞台に復帰する例も珍しくはないため、馬園春氏についても今後の情報が注目される。

    一般的には、こうした粛清はすべて最高権力者である金正恩氏が主導していると見られがちだ、どうやら異なるケースもあるようだ。

    たとえば、かつて金正日総書記の懐刀として辣腕を振るった柳敬(リュ・ギョン)氏。かつて、小泉訪朝を巡り日本側と水面下で接触していた柳氏は体制への忠誠心が厚く、金正日総書記から絶大な信頼を得ていたとされる。それでも、些細な報告漏れを政敵に突かれ、罠にかけられ家族もろとも銃殺された。

    【参考記事】北朝鮮幹部 今年すでに15人粛清…政敵の陰謀で家族も銃殺、権力内部は「一寸先は闇」

    ちなみにその政敵こそ、後に正恩氏により粛清されることになる張成沢氏にほかならない。外側からは出世街道に乗っているように見えても、またいかに体制に忠誠を誓っていても、「一寸先は闇」なのが北朝鮮という国だ。

    ところで最近は、粛清に伴う処刑が非常に残忍な方法で行われているとの情報が、北朝鮮国内から相次いでもたらされている。

    今年3月に処刑された「銀河水管弦楽団」のメンバーら4人は裸で立たされた上で、遺体が原形をとどめなくなるまで機関銃で乱射されたという。

    【参考記事】北朝鮮、スパイ容疑の芸術関係者を「機関銃で粉々に」

    また、昨年10月に党幹部らが10人が処刑された際には、口径14.5ミリの重機関銃4丁をひとつにまとめた対空砲が6基も使われたという。口径14.5ミリといえば、車両の軽装甲を貫通させたりブロック塀などの遮蔽物を吹き飛ばすために用いられるもので、1発でも命中すれば人体などバラバラになってしまうシロモノだ。

    【参考写真】玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

    こうした話はもともと、脱北者や北朝鮮内部にいるデイリーNKなどの取材協力者から、伝聞として伝えられるものがすべてだった。

    しかしここへきて、アメリカの人権団体などが北朝鮮の衛星写真を解析。処刑の現場と思しき場面を確認している。
    【参考記事】北朝鮮の公開処刑、衛星写真で確認…アジアプレス報道と時期・場所が符合

  • 北朝鮮幹部 今年すでに15人粛清…政敵の陰謀で家族も銃殺、権力内部は「一寸先は闇」

    韓国の国家情報院は29日、国会情報委員会全体会議のなかで、北朝鮮で金正恩氏に異議を唱えたとして15人の当局者が処刑されたと報告した。
    【参考記事】北朝鮮、金正恩氏に異議で高官15人が「見せしめ」処刑か 
    処刑されたと見られているのは、北朝鮮で特権階級を占めるエリートたちだ。

    外側からは出世街道に乗っているように見えても、またいかに体制に忠誠を誓っていても、「一寸先は闇」なのが北朝鮮という国だ。その象徴とも言えるのが、権力中枢の一角、国家安全保衛部の副部長の肩書を持っていた、ある人物の末路である。

    韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が最近出した回顧録。その韓国語版の356ページには次のような一節がある。

    「2011年初め、アメリカと中国から驚くべき話を聞かされた。我々と接触した北朝鮮の高官が公開処刑されたというものだった」

  • 北朝鮮、スパイ容疑の芸術関係者を「機関銃で粉々に」

    3月に処刑された北朝鮮「銀河水管弦楽団」のメンバーら4人の凄惨きわまりない殺され方について、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

    平壌在住の情報筋がRFAに語ったところによると、韓国国家情報院のスパイとして逮捕されたキム・グッキ氏と関係を持ったかどで銀河水管弦楽団の総監督、40代の男性初級幹部2人、40代女性の合計4人が平壌郊外の「美林ポル」という場所で銃殺された。

    総監督は60年代に日本から帰国した在日朝鮮人で、ロシア留学後に総監督に就任、作曲と編曲を担当していた。今回処刑された4人の具体的な容疑は明らかになっていないが、処刑が執行される直前に韓国のスパイと関係を持ったとの内容が読み上げられたという。

    全裸で銃殺

    銃殺刑は、北朝鮮では珍しくない。

  • 北朝鮮の公開処刑、衛星写真で確認…アジアプレス報道と時期・場所が符合

    今年に入ってから北朝鮮の高官15人が処刑されたという衝撃的なニュースが伝わる中で、昨年10月に北朝鮮で行われた公開処刑の様子が衛星写真で捉えられたとの情報が出ている。

    【参考記事】北朝鮮幹部 今年すでに15人粛清…政敵の陰謀で家族も銃殺、権力内部は「一寸先は闇」

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、撮影されたのは昨年10月7日に平壌に程近い姜健(カンゴン)総合軍官学校で行われた公開処刑の様子。

    衛星写真で確認…処刑対象者を縛り付け、対空砲を使って公開処刑

    広場に何らかの物体10個が一列に並べられている。それに向かって6門のZPU-4対空砲が並べられていて、その後ろには、射撃の様子を観察するためと見られる場所が設けられている。

  • 北朝鮮幹部 今年すでに15人粛清…政敵の陰謀で家族も銃殺、権力内部は「一寸先は闇」

    韓国の国家情報院は29日、国会情報委員会全体会議のなかで、北朝鮮で金正恩氏に異議を唱えたとして15人の当局者が処刑されたと報告した。

    処刑されたと見られているのは、北朝鮮で特権階級を占めるエリートたちだ。

    外側からは出世街道に乗っているように見えても、またいかに体制に忠誠を誓っていても、「一寸先は闇」なのが北朝鮮という国だ。その象徴とも言えるのが、権力中枢の一角、国家安全保衛部の副部長の肩書を持っていた、ある人物の末路である。

    韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が最近出した回顧録。その韓国語版の356ページには次のような一節がある。

    「2011年初め、アメリカと中国から驚くべき話を聞かされた。我々と接触した北朝鮮の高官が公開処刑されたというものだった」

  • 北朝鮮、金正恩氏に異議で高官15人が「見せしめ」処刑か 

    韓国の国家情報院は29日、国会情報委員会全体会議のなかで、北朝鮮で金正恩氏に異議を唱えたとして15人の当局者が処刑されたと報告した。

    全体会議の野党幹事である新政治民主連合のシン・ギョンミン議員は、会議後の会見で「国情院の報告によると、金正恩氏は、強圧・恐怖統治を続けており、異論を唱えれば権威への朝鮮とみなして処刑している」と明らかにした。

    国情院によると、1月には山林緑化事業に不満を漏らした林業省の次官級高官を処刑し、2月には大同江そばに建設中の科学技術殿堂の設計に対して異見を出したという理由で、国家計画委員会副委員長(次官級)が処刑された。

    さらに3月には、金正恩氏の夫人である李雪主氏が歌手として所属していた「銀河水管弦楽団」の総監督ら4人が、スパイ容疑で処刑されたと国情院は報告した。

  • 北朝鮮航空、正恩氏がCAイメチェンも「世界最低評価」

    北朝鮮の高麗航空が中国河南省の鄭州と平壌を結ぶチャーター路線を開設したと、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が中国の人民日報の記事を引用して報道した。

    報じられたチャーター便は、19日に鄭州空港を離陸し、2時間20分後に平壌空港に着陸した。平壌に到着した140人の中国人観光客は平壌市内、開城、金剛山、板門店などを巡る4泊5日のツアーに参加している。

    高麗航空が直行便を開設した中国の都市はこれで6つ目。これまでにも上海、延吉、瀋陽、西安などに直行チャーター便を飛ばした実績がある。

    (※次ページ以降に写真)

  • 脱北女性、北朝鮮軍隊内の性的暴力を暴露 「人権侵害と気づかない」

    北朝鮮の軍隊内で、女性軍人に対する性的暴行が横行している実態を脱北女性が明らかにした。

    ボイス・オブ・アメリカ(VOA)韓国版によると、脱北女性団体の「ニューコリア女性連合」(本部=ソウル)が最近、北朝鮮で7年以上の軍歴のあった脱北女性らの記者会見を開き、こうした内情を明らかにした。

    「労働党入党」をエサに誘い出し性的暴行

    記者会見に臨んだキム・ジンミさんは、北朝鮮の人民保安省で7年間勤務した経歴のある元軍人だ。軍隊内の朝鮮労働党副書記から「労働党に入党させてやる」と言われ、「金日成同志革命思想研究室」に呼び出されて性的暴行を受けたと証言した。

  • 中朝「脱北者人身売買」の実態・・・売り飛ばされる北朝鮮の女性たち

    中国では、北朝鮮からの脱北者は単なる不法入国者に過ぎず、人権などはまったく考慮されない。そうしたことから、脱北女性たちが売り飛ばされる、すなわち「人身売買」が横行しているが、最近になって相場が高くなっていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

    若い女性を選んで

    中国の吉林省。人身売買された脱北女性の救出活動を行っているチョン氏はRFAの取材に対して次のように語った。

  • 過激化するデモ、セウォル号の遺族たちは何に憤っているのか…「子供が消えた街」からのレポート

    1年前に発生したセウォル号の沈没事故をめぐり、朴槿恵政権と遺族らの対立が激化している。警察と遺族を支持するデモ隊との衝突も発生し、ソウル市中心部は一時、騒然とした空気に包まれた。こうした騒乱が必ずしも遺族らの意図するものでないとしても、彼らの怒りが、韓国社会に大きな問いを発しているのは事実だ。

    沈没事故をきっかけに噴出した韓国社会の矛盾には、どれほどの根深さがあるのか。人々の怒りの所在について、ジャーナリストの李策氏がレポートする。

    「陰謀論が出るのも当たり前」

    「事故発生からこれほど時間が経つのに、疑惑は解明されるどころか深まる一方です。このままでは、韓国は立ち直れません」

    『セウォル号の「真実」』(竹書房・以下、前掲書)の著者、郭東起氏はこう語る。

  • 【解説】警察庁「対総連捜査マニュアル」はいかにして作られたのか…その時代背景と「対北600億円送金」の真相

    1993年12月に警察庁が作成した秘密文書「北朝鮮への不正送金対策推進計画」。その内容は、朝鮮総連に対する「捜査マニュアル」とも言うべきものだ。

    そこに示されている手法は、捜査のターゲットにしたい対象者の選定からまず行い、各種法令に触れるような事実を見つけ出して意地でも「事件化」するというもので、対象者の人権侵害にもつながりかねない危険なものだ。

    ただ、本稿の趣旨から外れるため、こうした手法の道義上の良し悪しについてはここでは敢えて踏み込まず、「捜査マニュアル」が作成された背景から見ていくことにしたい。

    (ジャーナリスト 李策)

    「開戦前夜」まで行った北朝鮮とアメリカ

    朝鮮総連に対する「捜査マニュアル」は、いかにして作られたのか。それを知るには、北朝鮮による核兵器開発問題がどのように推移してきたかを把握しておく必要がある。

    朝鮮半島情勢の内幕を克明にレポートした『二つのコリア』(ドン・オーバードーファー著、共同通信社)によれば、北朝鮮の首都・平壌の北方100キロほどの地点にある寧辺(ニョンビョン)に、原子炉施設らしきものが建設されているのをアメリカの偵察衛星が初めて撮影したのは1982年4月頃だった。

  • 北朝鮮のマスゲーム、実は高校生たちの「ナンパ・スポット」

    4月15日の故金日成主席の誕生日「太陽節」に際して行われるマスゲームに、今回もまた各地の高校生が動員された。

    北朝鮮の公式の説明によると、1961年9月19日に平壌のモランボン競技場で行われた「労働党時代」がマスゲームの元祖だとのこと。その規模は80年代からどんどん膨れ上がり、2002年の金日成氏生誕90周年の時には10万人規模の巨大マスゲーム「アリラン」が開かれるに至った。世界的に有名な北朝鮮の「お家芸」と言えよう。

    各自の負担は重いが…

    平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋によると、今回のマスゲームの練習は3月末から始まったとのことだ。

  • 金正恩氏と「くまのプーさん」と「キティちゃん」の“意外な関係”

    北朝鮮の公式ウェブサイトのひとつである「今日の朝鮮」は4月10日、金正恩氏が「ハローキティ」や「くまのプーさん」などの海外キャラクターに愛着があるとする内容の記事を掲載した。

    同サイトは、「“キティ靴下”と“プー靴下”」というタイトルの記事で、金正恩氏が、2012年7月に平壌靴下工場を現地視察した際のエピソードを紹介した。

    「プーについて説明しなさい」

    正恩氏は、新製品をサンプル室を見回りながら、「美しい柄の靴下」に大いに満足しながら、現場の技術者と次のような会話を交わした。

  • 北朝鮮の「喜び組」に新証言…韓国テレビ「最高指導層の夜の奉仕は木蘭組」

    日本や韓国では北朝鮮の「喜び組(기쁨조=キップンジョ)」は、金日成一家を中心とする最高指導層に奉仕する組織として知られており、とくに性的な奉仕をする集団というイメージがある。 【関連記事】将軍様の特別な遊戯「喜び組」の実体を解剖

    しかし、その実体は、最高指導者の身辺補佐をする女性たちの総称であるという新証言を韓国の放送局「チャンネルA」が明らかにした。

    特別管理対象の「木蘭組」とは?

    同放送によると、「喜び組」の女性たちは、マッサージ、スポーツ、公演などの専門分野に別れている。そして、最高指導層に性的な奉仕をする組織は「木蘭組(목란조=モンランジョ)」と呼ばれるという。

  • 金正恩氏が自分の“ヘンな写真”をせっせと公開するのはナゼなのか

    近年、北朝鮮のメディア情報戦略が巧妙さを増してきている。「ウリミンジョクキリ(わが民族同士)」など複数のウェブサイト上で記事、写真、動画などを駆使したり、国内の新聞で日本政府や韓国政府の秘密を暴露したりしながら、揺さぶりをかけてきているのだ。

    そこにはおそらく、金正恩氏の強いリーダーシップが作用している。根拠は次のふたつだ。

    ひとつは、軍事情報にかかわるものだ。

    「あり得ない」写真も

    朝鮮労働党機関紙・労働新聞は2月7日、金正恩第1書記が新型対艦ミサイルの試射を視察したことを伝える記事に添えて、8枚の写真を掲載。うち4枚に、ミサイルを発射する艦艇の姿が鮮明に写っている。

  • 金正恩センスの制服「ダサ過ぎ、人間の価値下げる」と北朝鮮の高校生

    4月1日から、北朝鮮の学校も新学年度を迎えている。朝鮮中央通信はこの日、「全国の大学、専門学校、高級・初級中学校、小学校で始業式に続いて初の授業が行われた」と報じた。
    北朝鮮の学生たちにとって、新学期の目玉は新しい制服だ。
    【画像】大学・専門学校、中学・高校、小学校の新しい制服

    北朝鮮の対外向け週刊紙、統一新報は2月、新しい制服のデザインを公開している。同紙によれば、新しい制服は政府機関や美術大学のコンペを経て選ばれたもので、金正恩氏が生産現場を視察するなど、いわば“肝いり”のデザインとなっている。

    着たら「人間の価値が下がる」ダサい制服とは

    ところが、当の学生たちの間で、その評判は芳しくない。
    (参考記事:北朝鮮イマドキ10代の「おしゃれ闘争」… 「国が配給する制服はダサくて恥ずかしい」

  • 北朝鮮イマドキ10代の「おしゃれ闘争」… 「国が配給する制服はダサくて恥ずかしい」

    先月、北朝鮮の海外向け週刊新聞「統一新報」が、北朝鮮の学生服のデザインとカラーが30年ぶりに変わったと伝えた。金正恩氏が学生達の制服についても気を配る「人民大衆に優しい指導者」というイメージを打ち出すためだ。

    20150222北朝鮮学生達の新制服北朝鮮当局は、こうした宣伝を通じて学生たちの忠誠心を育もうとしているが、そもそも北朝鮮の10代学生たちの学生服、そしてファッション事情は、どのようなものなのだろうか。

    「ルーズフィットはダメ」

    北朝鮮「イマドキ10代おしゃれ事情」を知るため、デイリーNKは昨年10月に脱北したリ・チョルフン君(10代仮名)に、話を聞いてみた。チョルフン君は、北朝鮮にいる時は、南浦(ナムポ)市の高級中学校に通っていた。