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  • 北朝鮮国民も泣き崩れた「最貧母娘」の悲惨な生活実態

    北朝鮮北東部の経済特区、羅先(ラソン)で40代の母親とその娘が遺体となって発見される事件が起きた。直接の死因は一酸化炭素中毒だったが、たとえ中毒事故がなかったとしても、死は免れないほど追い詰められていた。咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

    事件が起きたのは今月1日のことだ。40代女性のキムさんが、朝鮮社会主義女性同盟(女盟)が毎週土曜日に行っている生活総和(総括)に姿を見せなかった。

    玄関ドアを蹴破り

    障がいがあり、極貧生活を送っていた彼女は女盟の行事にあまり参加できなかった。しかし、生活総和にだけは熱心に取り組んでいた。そんなこともあり、彼女が姿を見せなかったことで異変を感じた複数の女盟メンバーが自宅を訪ねた。

  • 泣き叫ぶ家族を白昼に連行…北朝鮮で「最も残酷な光景」

    北朝鮮のいたるところで見かける「首領福」というスローガン。これは、金正恩総書記のような人徳者を最高指導者として戴く人民は幸せであるとの意味が込められている。

    北朝鮮が、法治主義国家ではなく、指導者の「徳」によって国が成り立っている人治主義の絶対王朝である事実が、このようなところに現れている。

    こうした抑圧的な体制を底辺で支えているのは「不届き者」を通報する密告者だが、結局は体制の維持に利用されるだけで、誰も幸せにしないのだ。そんな実例を、平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

    (参考記事:幼い兄妹を物乞いに追いやった北朝鮮の「中途半端な法治主義」

    北倉(プクチャン)火力発電所で働く40代男性、パクさんは先月末、職場の同僚3人との酒席で、こんな発言をした。

    「映画やドラマなどを見ると、南朝鮮(韓国)はとても豊かなのに、われわれはあまりにも貧乏だ。いつまでこんな苦しい暮らしをしなければならないのか」

    北朝鮮の人々は、家族またはよほど心を許した友人や知人の前でしか、このような発言をしない。それもごくプライベートな場に限られる。どこで誰が聞いているかわからないからだ。

    パクさんにとって、この同僚3人は、信頼できる仲間だったのだろう。ところが、その中に裏切り者がいた。1人が保衛部(秘密警察)に通報したのだ。

    保衛部は今月初旬、パクさんの家を急襲し、家宅捜索を行った。容疑はいわゆる「マルパンドン」(言葉の反動、反政府的な言動)だ。そして、多数の韓国ドラマや映画が保存されたUSBを発見し、パクさん一家を連行した。

    (参考記事:「泣き叫ぶ妻子に村中が…」北朝鮮で最も”残酷な夜”

    問題はその時間帯だ。保衛部はあろうことか、パクさん一家を朝の出勤時間帯に連行した。多くの人々が泣き叫び抵抗する一家の様子を目の当たりにし、ショックを受けた。そして、口々にこんなことを語った。

    「違法行為をして管理所に連れて行かれる人びとがいるという話はよく聞くが、家族全員が連行されるのを目の当たりにして、ゾッとした」

    通常、このような連行は真夜中に行われる。町内の人びとは、朝になってもぬけの殻になった家を見て、何が起きたかを悟るだけで、その現場を見ることはまずない。だが、今回はその一部始終を見てしまったのだから、そのショックは計り知れないほどだっただろう。

    (参考記事:男たちは真夜中に一家を襲った…北朝鮮の「収容所送り」はこうして行われる

    今回は子どもたちも見てしまったようで、「どこかで変なことを言わないか心配なので、口止めをしなければならない」と、ある地域住民は語った。

    一家の行方について、情報筋は語っていないが、地域の人々が彼らと再会することはもうないだろう。

    (参考記事:若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

    密告がはびこり、誰も信じられないことを改めて見せつけられ、地域全体が恐怖に包まれている。また、自分自身にも類が及ぶのではないかと心配する人もいる。たとえ韓ドラを見ていなかったとしても、パクさんと何らかのつながりがあったという理由で、捜査対象になりかねないからだ。

  • 北朝鮮、ロシア戦死者遺族にタワマン贈与…親たちは「そんなもの要らない」

    韓国の情報機関、国家情報院は13日、ウクライナの前線に派遣された北朝鮮の兵士のうち、死者が300人、負傷者が2700人に達したものと推計していると明らかにした。

    北朝鮮当局は、戦死者の遺族にどのような対応をしているのか。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、明澗(ミョンガン)に住む夫婦のもとに朝鮮労働党明澗郡委員会(郡党)の責任書記(地域のトップ)がやって来て、このように告げた。

    「急いで平壌に来て欲しい」

    情報筋の友人の親戚だというこの夫婦の社会的地位は不明だが、一般庶民だとすると、責任書記が訪ねてくるとはめったにないことだ。彼は夫婦を自分の車で駅まで送り、切符と弁当を渡して列車に乗せた。

    平壌に着いた夫婦を待っていたのは、悲しい知らせだった。

  • 「捕虜になった北朝鮮兵」家族はこうして殺される

    韓国の情報機関・国家情報院は13日、1万人から1万2000人と推定されるロシアに派兵された北朝鮮の兵士のうち、300人が死亡、2700人が負傷したとの見方を国会情報委員会に報告した。

    報国によれば、ウクライナ軍に包囲されたある兵士は、「金正恩将軍!」と叫んで手榴弾を取り出し自ら命を絶とうとして射殺されたという。国情院はまた、戦死者の持っていたメモには、自決を強要するような内容が含まれていたとしている。

    北朝鮮兵が捕虜となるより死を選ぶのは、「家族に危害を加えられるのを恐れている」ことが理由のひとつだと見られている。

    苛烈な処罰

    たしかに、北朝鮮は外交官を海外に派遣する際にも、子どもを国内に残させて亡命を食い止める「人質」としており、派兵軍人らに対しても同様の態度で臨んでいる可能性は高い。

  • 「銭湯で男女入り乱れ」北朝鮮高校生らの禁断の行為

    最近、北朝鮮の薬物汚染が深刻化しているとの内部情報が継続的に入ってくる。今年、その中でも最もショッキングだったのはこの事件だ。

    北朝鮮には、一般人が気軽に利用できるような宿泊施設が存在しない。行商や出張で来た人は「待機宿泊」などと呼ばれる民泊を利用する。それ以外にも、トンジュ(金主、ニューリッチ)が経営するスーパー銭湯の個室を利用する場合もある。

    女子高生3人が

    北朝鮮第2の都市、咸興(ハムン)市内にもスパ銭が存在する。ここの個室は、他地方からやって来た人より、地元の人が使うことが多いが、そこで起きた出来事が市民に衝撃を与えた。咸鏡南道(ハムギョンナムド)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

  • 韓国の尹錫悦大統領が憎悪する「従北反国家勢力」の正体

    韓国の尹錫悦大統領は3日夜、突如として「非常戒厳」を宣布。これを受け、戒厳司令官に就いた陸軍参謀総長の朴安洙(パク・アンス)大将が「国会と地方議会、政党の活動と政治的結社、集会、デモなど一切の政治活動を禁じる」とする布告を出し、戒厳軍部隊が国会に進入する事態となった。

    ところが、非常戒厳は宣布から約2時間半後、国会の議決を受けて撤回され、尹錫悦が振るった強権は一夜ともたず瓦解することとなった。

    尹錫悦は宣布の会見で、行政官に対する弾劾訴追を乱発し、政府予算の大幅削減を強要する野党・共に民主党を激しく非難。「韓国国会は犯罪者集団の巣窟となり、立法独裁を通じて国家の司法行政システムを麻痺させ、自由民主主義体制の転覆を図っています」とまで述べた。

    そして、「韓国国民の自由と幸福を略奪している破廉恥な従北反国家勢力を一挙に剔抉(てっけつ)し、自由憲政秩序を守るために非常戒厳を宣布します」と、その目的を明らかにしている。

    強制捜査を受けていた「ある男」

    尹錫悦はつまり、共に民主党がイコール「従北反国家勢力」だと言っているのだろうか。そのようにも読めるが、明確に言い切ってはいない。いずれにしても、尹錫悦は共に民主党の行動が「内乱を企てる明確な反国家行為」だと言いながら、それがなぜ「従北」――北朝鮮の意に従ったものだと言えるかについては、まったく説明していない。

    仮に、共に民主党の行動が本当に北朝鮮の意に従ったものであると証明できるならば、尹錫悦の非常戒厳宣布はある程度、正当化されるかもしれない。今のところ、そのような展開が生まれる見込みは少ないが、韓国で何が起きているかを知るうえで、「従北反国家勢力」が何を指しているかを探ってみる意味はあるだろう。

  • 【写真】敵よりロシア軍を「火の海」にする北朝鮮のトンデモ兵器

    ウクライナ侵略の片棒をかついでいる北朝鮮はロシアに対し、自国で最大級の自走砲システムを供給していると見られている。

    シベリア中部の都市クラスノヤルスクで撮影され、SNSで拡散された写真には、平台型貨車に載せられた北朝鮮製170mm自走砲「M1989」2両が収められている。ちなみに、一部報道で同自走砲の名称が「コクサン(谷山)」と伝えられているのは誤りで、正しくは「チュチェ(主体)」という。コクサンとは、これより旧式の「M1978」の名前だ。

    (参考記事:「北朝鮮の砲弾でむしろ壊滅的な結果も」ロシア軍、専門家が予想していた

    1発も当たらず

    北朝鮮は、170mm自走砲と240mm多連装ロケットを、合わせて70門以上、ロシアに送ったもようだ。

  • 「死の直前、泣き崩れる兵士」北朝鮮軍が見せる残酷映像

    米紙・ウォールストリートジャーナルは10日、飢えから逃れるためロシア派兵命令に「ありがたく従った」北朝鮮兵士たちもいたはずだとする、軍出身の脱北者の声を伝えた。

    2019年に脱北したユ・ソンヒョンさん(28)は記事中、仮に自分が兵役中にロシア派兵命令を受けたとすれば命令にありがたく従ったと述べている。

    恐怖の連鎖

    ユさんは自らが北朝鮮軍にいた当時、まともな食事もなく建設現場などで重労働を強いられたとし、ロシア派兵命令を受けたとすれば「少なくとも食事は今よりマシなはず」と考えたと思うとしながら、今回派兵された兵士らも同じように考えたはずだと分析した。

  • 金正恩が激怒「アメリカ担当官」のむごたらしい死に様

    米国の大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利したことを受けて、米朝関係の行方に注目が集まっている。

    たしかに、トランプ氏と金正恩総書記の間には一定の信頼関係が築かれていたように見えるし、それは米朝首脳としては歴史上初めてのことだった。その関係が、今後の両国の向き合い方に影響する可能性は小さくない。

    しかし、金正恩氏は2019年までの米朝対話の失敗に懲りて、非核化の可能性を完全に否定している。加えて、米国に代わって金正恩氏の関心の的となっているロシアは、食糧にエネルギー、軍事技術と、北朝鮮が当面必要とするすべての要素を解決できる能力を持っている。

    処刑や粛清で

    そしてもうひとつ、北朝鮮国内に米朝対話の歩みを遅らせる要素がある。

  • 金与正を批判し相次ぎ失踪「家族ごと一夜にして消えた」

    北朝鮮の金正恩総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長を批判した黄海南道(ファンヘナムド)の住民2人が保衛部に逮捕され、その家族までが行方不明となる事件が最近発生したと、デイリーNKの内部情報筋が伝えている。

    道内の海州(ヘジュ)市在住の情報筋によると、「先月中旬、金与正同同志が平壌への『無人機浸透事件』と関連して出した談話文を見て批判的な発言をした市内の住民2人が、保衛部に逮捕された」とし、「その後、彼らの家族までが行方不明になったことで、地域の人々が不安を覚えている」と伝えた。(参考記事:「泣き叫ぶ妻子に村中が…」北朝鮮で最も”残酷な夜”

    「でしゃばり」発言で

    情報筋によると、保衛部に逮捕された2人の住民は、国家に対する批判的なことも話し合える親しい間柄だった。

  • 狙われた美人ウェイトレス…北朝鮮「水抜き」処刑

    北朝鮮当局は最近、主に中国にいる海外派遣労働者を対象に、思想的な締め付けをつよめていると、デイリーNKの現地情報筋が伝えている。具体的には、「外来文化を打ち破ろう」と題した反復的な学習を通じて思想強化を促しているという。

    「特に先月中旬頃から関連教養事業が集中的に進められているとされる。 北朝鮮が最近、改正憲法で韓国を敵対国家と規定し、国民の対南敵愾心を煽っているのと歩調を合わせ、海外派遣労働者に対しても反韓感情を鼓吹しているもようだ」(情報筋)

    集団生活の中で

    ここで思想締め付けの基準となるのは、2020年12月に制定された反動思想文化排撃法で、とくに韓流などの海外文化を流布した事実が発覚すれば、無期懲役や死刑もありうる。

  • 「まさか息子がウクライナへ」北朝鮮兵の家族ら動揺…「すでに戦死」情報も

    北朝鮮兵士の実戦投入が目前に迫っている。リトアニアのNGO「ブルー・イエロー」のヨナス・オーマン代表は、同国の公共放送LRTとのインタビューに、同NGOが支援しているウクライナ軍部隊が25日、ウクライナが占領しているロシアのクルスクで、北朝鮮兵士の存在を目視したとの報告を上げてきたと述べた。

    オーマン代表は、「私の知る限り、北朝鮮人は1人を除いて全員が殺害された。彼はブリヤート人であることを示す書類を持っていた」と述べた。北朝鮮兵士は、ロシア軍第11軍団の「特別ブリヤート大隊」に配属されたとの報道がある。(参考記事:金正恩命令も完全無視…ウクライナ派兵「特殊部隊」のグダグダな実態

    中国からの情報

    ロシア派兵について、北朝鮮の国営メディアはいっさい報じていないが、国内の一部では噂が広がっている。両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

  • 金正恩命令も完全無視…ウクライナ派兵「特殊部隊」のグダグダな実態

    韓国の情報機関・国家情報院(国情院)の発表によれば、北朝鮮はロシアに加勢するためウクライナ派兵を決定し、すでに特殊部隊の3000人がロシア入りしているという。

    派兵される人員は4個旅団、1万2千人規模とされており、その中核を占めると見られているのが特殊部隊・第11軍団、通称「暴風軍団」だ。

    北朝鮮軍の中でも最精鋭とされる暴風軍団は、金正恩総書記もたびたび訓練を視察している。もっとも、いかに練度が高くとも、装備に劣り補給がおろそかになれば、実戦では役に立たないとの見方も多い。

    激しい拷問で

    実際、北朝鮮国民の間で暴風軍団の評判はかなり悪い。

  • 「泣き叫ぶ妻子に村中が…」北朝鮮で最も”残酷な夜”

    2019年に韓国に亡命した北朝鮮のリュ・ヒョヌ元駐クウェート大使代理が、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)とのインタビューで、自身が目撃した「残酷な場面」について語っている。

    その場面とは、2010年3月に貨幣改革失敗の責任を問われて処刑された朴南基(パク・ナムギ)元朝鮮労働党計画財政部長の家族が、管理所(政治犯収容所)に連行された時の様子だ。(参考記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面

    「夜中、密かに」

    リュ氏によれば、連行は夜に行われ、朴元部長の妻子が泣き叫ぶ声を聞き、「同じ村(隣近所)」に住むエリート官僚たちが皆、起き出してきたという。

  • 中国が北朝鮮に「圧力」…両国間に正体不明の異常気流

    共同通信は25日、複数の外交筋の情報として、中国が北朝鮮との国境近くに無線局の新設を計画していることを受けて、北朝鮮が国際機関に「規則違反」を申し立てていると報じた。「中朝間の意見対立が表面化するのは異例」とも伝えた。

    中国が新設を計画しているのはFMラジオ放送などに使う無線局で、その数は191に上るという。これに対し北朝鮮は、国際的な周波数管理を担う国際電気通信連合(ITU、本部ジュネーブ)に対し、中国から事前調整の働きかけがなかったとして、国際的な「無線通信規制」に抵触すると申し立てたという。

    スパイ罪で死刑も

    北朝鮮が懸念しているのは、「国内の周波数に深刻な干渉を及ぼす恐れ」だというが、これは表向きの話だ。

  • 「死者1100人以上」北朝鮮の救難ヘリが相次ぎ墜落、全員死亡も

    先月25日から3日間、鴨緑江流域に降り続いた大雨で北朝鮮に大きな被害が生じている。

    気象庁に当たる気象水門局によると、平安北道(ピョンアンブクト)の天摩(チョンマ)で635ミリ、雲山(ウンサン)で642ミリ、慈江道(チャガンド)の松源(ソンウォン)で554ミリ、満浦(マンポ)で472ミリなど、1年分の降水量の4割から7割以上の雨がたった3日間に降った。

    金正恩総書記は、新義州(シニジュ)と義州(ウィジュ)の被災地を視察。国営の朝鮮中央通信は孤立した住民の救助に空軍ヘリが投入され、「7回にわたる救助飛行任務を責任を持って遂行して全員無事に救出する戦果を挙げた」と報じた。

    30年以上の旧型

    だが、実際の現場は悲惨な様相を呈していたようだ。

  • 欲望を抑えられず…北朝鮮の男女4人「禁断の行為」で公開処刑

    北朝鮮で、このところ小康状態にあった韓流コンテンツの取締りが、再び厳しくなっている。

    北朝鮮当局が規制強化に乗り出さざるを得なくなった理由のひとつは、現地で「儲かる商売」が見当たらないことにあると思われる。北朝鮮当局はコロナ禍以降、密輸の摘発を強化している。だが、市場での商いで生計を立てる庶民の多くは、何らかの形で密輸に依存して生きていたのだ。

    夫婦の「怪しい商売」

    それができないとなれば、いっそう非合法な商売に手を出さざるを得なくなる。

    たとえば以前、平壌市内の兄弟山(ヒョンジェサン)区域にチャン氏と妻の夫婦が暮らしていた。「偽タバコ」の製造販売で財を成したチャン氏夫婦は平屋の自宅を2階建てに改造し、隣家に立ち退き金を払って買い取るなどして、家を増築した。敷地内に設けた工場で、3〜40人の従業員を雇い入れ、偽タバコの製造に当たらせていた。

  • 「北朝鮮からの弾薬輸送路を爆破」ウクライナの武装組織

    ウクライナの英字メディアであるキーウ・ポストは今月5日、北朝鮮からの弾薬の輸送路になっているロシア領内の鉄道を爆破したとする、ウクライナの武装パルチザンの発表を報じた。

    この武装パルチザンはウクライナ語で「火」を意味する「Атеш(アテシュ)」の名で知られる組織で、ロシアの占領下にあるウクライナ領やロシア領内で活動しているという。

    鉄道から黒煙

    報道によれば、破壊工作を行ったのはロシア人の協力者で、ウクライナから約1600キロ離れたロシアの都市エカテリンブルク近郊で、鉄道の一部区間を爆破したという。

  • 【写真】「北朝鮮の不良弾薬が暴発し吹き飛ぶロシア兵」衝撃の瞬間

    ウクライナの英字メディアであるキーウ・ポストは5日、北朝鮮製の弾薬を使用していた57ミリ対空砲が暴発し、操作していたロシア兵が吹き飛ばされる瞬間とされるショッキングな映像を報じた。

    同紙によれば、映像はウクライナ国内の未特定の地域で撮影されあもので、ウクライナの軍事ブロガーであるОперативний ЗСУ(Operational ZSU)が4日にテレグラムに投稿したものだという。

    1950年代に運用

    それによると、暴発したのはロシアがソ連時代に運用していた57ミリ口径のAZP S-60対空砲だ。もともとはけん引式の対空砲だが、映像のものは4輪の台車から取り外され、装甲兵員輸送車(APC)の上に固定されていたもようだ。

  • 北朝鮮の少年少女を蝕む「中国で捨てられたコンドーム」

    少子化による人口減少が著しいと言われている北朝鮮。しかし、その深刻さを示す統計は発表されていない。

    米CIAのワールド・ファクトブックでは、2024年の推定人口を2629万8666人としているが、実際はこれより遥かに少ないとの説もある。

    脱北者で韓国紙・東亜日報の記者であるチュ・ソンハ氏は、独自に入手した北朝鮮の中央統計局の内部資料に基づき、2005年の2100万人を頂点に人口が減少し始め、2015年には2060万人に過ぎないと報じている。

    人口減少が国外に知れ渡ること、国力が衰退しつつあることがバレてしまうことから、北朝鮮で人口統計は極秘事項とされており、それを知ったアーカイブの責任者が妻に話したことで、一家もろとも逮捕、連行されてしまった出来事もあった。(参考記事:金正恩の極秘情報をたまたま知った「平凡な主婦」の悲惨な運命

    使用期限切れのピルも

    北朝鮮は少子化対策として、ピル(避妊薬)やコンドームの使用などの一切の避妊を禁止している。

  • 北朝鮮の通貨暴落…責任者「反逆罪で処刑」の生々しい場面

    日本経済は今、「歴史的な円安」がどこまで続くかが焦眉の関心事となっている。景気対策のためには金融緩和が、円安対策のためには金融引き締めが求められる状況で、植田和男日本銀行総裁は難しいかじ取りを迫られている。

    この局面を乗り切れば、植田総裁は、長くデフレに苦しんだ日本経済の「局面転換」の功労者として長きにわたり称賛されるだろう。逆に失敗すれば、不名誉な形で歴史に名を残してしまう可能性もある。

    とはいえ、どんなに大失敗をしても処刑されることはないが、お隣の国は事情が異なっている。

    「まともに見られない」

    北朝鮮の内部からは、通貨ウォンの急速な価値下落と物価高騰が伝えられている。通貨当局者たちは、背筋の寒くなる思いをしているかもしれない。

  • 「給料は20倍になったけれど…」急激な通貨安に動揺する北朝鮮

    あまりに急速なウォン安ドル高に、北朝鮮当局も当惑している。

    デイリーNKでは毎月2〜3回、北朝鮮各都市での為替レート(ブラックレート)を調査している。先月26日の時点で1ドル(約155円)に対して、平壌で8920北朝鮮ウォン、新義州(シニジュ)で8930北朝鮮ウォン、恵山(ヘサン)で8910北朝鮮ウォンの値を付けていた。デイリーNKジャパンは、これに基づき、1000北朝鮮ウォンを17円または18円で計算している。

    ところが、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋が、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に伝えたのは、衝撃的なレートだった。

  • 北朝鮮の女囚たちが落ちた「緩慢な処刑」の残酷な日々

    「脱北者は、経済目的の不法入国者で難民ではない」

    中国政府は、脱北者を難民とはみなさず、摘発し次第、原則として北朝鮮に強制送還する措置を取っている。これと関連して、中国の外交官は今年3月、スイス・ジュネーブの国連本部で行われた国連人権理事会の付属の会議で、脱北者は難民ではないため、難民条約のノン・ルフールマン原則は適用されない、北朝鮮で拷問または大規模な人権侵害が行われているという証拠はない、などと主張した。

    ノン・ルフールマン原則とは、送還後に自由や生命が脅かされかねない人々の送還を禁止する難民条約の条項だ。ちなみに日本も、主要各国が保護すべき難民としている難民申請者を、極めて杜撰な難民審査で不認定にし、収容施設に閉じ込めたり、強制送還したりしていると、国際社会から批判されている。

    (参考記事:若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

    2000人の女性が

    さて、上述の中国の外交官の発言を覆す証言が山のようにあることは言うまでもないが、最近送り返された脱北者に対する人権侵害の状況も徐々に明らかになりつつある。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

  • 「現場で築かれる死体の山」金正恩の脳裏をよぎる地獄絵図

    北朝鮮の金正恩総書記は、今年1月の朝鮮労働党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議で「地方発展20×10政策」を打ち出した。首都・平壌への偏重が著しい投資を地方にも広げて経済の発展を図り、地方の人々の生活を向上させるという政策だ。「20✕10」とは、毎年20の市や郡に現代的な工場を建設し、10年以内に経済を活性化させることを意味している。

    国防省は、この政策の実現は朝鮮人民軍(北朝鮮軍)が担うべきという金正恩氏に指示に基づき、建設部隊「124連隊」を立ち上げた。この部隊は、各道に20か所選定されたモデルケースとなる地域において、工場の建設を行っている。

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)鏡城(キョンソン)郡と漁郎(オラン)郡には、朝鮮人民軍第9軍団の124連隊がやって来て、地方工業工場の建設を行っているが、現地の情報筋は、連隊が先週、「事故を徹底的に防止するための軍人建設者の集い」を開き、軍団、道、郡の幹部が参加したと伝えた。

    これは国防省が今月2日に各124連隊に下した、「工事全期間中に一件たりとも事件、事故を出さないことについて」との指示に基づいてい行われた模様だ。建設過程においての事故は、地方発展20X10政策を指示した金正恩氏の権威と威信に傷をつける、などといったことが伝達されたようだ。集いでは以下のような決議がなされたとのことだ。

    「事故を出さないことは、地方人民のための金正恩氏の愛と恩徳を輝かしめるものであり、金正恩氏の絶対的な権威と威信を守ること」
    「建設のすべての過程で規定と秩序を守り、皆が自分の責任と役割を高めよう」

    毎年5月と11月は事故防止対策月間で、労災事故防止のキャンペーンが繰り広げられるが、このような集会まで開くのは見たことがないと情報筋は述べ、「どこかの工場建設現場で事故が起きたのでこんなことをしているのではないか」と推測した。

    北朝鮮では、安全規則の不徹底、装備の不備、手抜き工事など様々な理由で、数百人単位の貴重な人命が失われる事故が幾度となく起きている。現場で働く人たちはもちろん、金正恩氏も過去の悪夢を繰り返すまいと思っているのだろうが、事故を止めるのは難しそうだ。

    (参考記事:通勤列車が吹き飛び3000人死亡…北朝鮮「大規模爆発」事故の地獄絵図

    平安北道(ピョンアンブクト)の雲山(ウンサン)郡では、建設部隊の兵士と突撃隊(半強制の建設ボランティア)の隊員が同様の集まりを開いたが、これを伝えた現地の情報筋は、「こんなものは言葉遊びに過ぎない」と吐き捨てた。

    北朝鮮における労災事故多発の一因となっている「速度戦」が未だに行われているからだ。計画より速く建設することを最大の美徳とする考え方だが、労働者の安全は無視されて事故が多発し、手抜き工事の原因ともなっている。

    雲山の建設現場では、当局が各道、市、郡から派遣された突撃隊と124連隊の兵士を競争させる形で建設を進めている。何もしなければ工事が遅々として進まないため、アメとムチをちらつかせて、「ともかく速く工事を進めろ」と夜遅くまで作業をさせている。

    そんな状況が2ヶ月も続き、突撃隊員や兵士は、休憩時間ともなれば、そそくさと日陰に入って昼寝をする。連日連夜の残業で、まともに睡眠が取れていないようだ。

    自身も長らく突撃隊に身をおいていた情報筋は、事故が起こる寸前だとして、このように指摘した。

    「仕事中に居眠りして足場から落ちたり、日陰で昼寝をしていて落下物に当たったりするなどの事故が多数発生する」

    (参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故

    その原因は速度戦にあるとして、「速度戦が人を殺す」という言葉は間違っていないとも述べた。どうやら北朝鮮でも、速度戦に対する否定的な考えが広がっているようだ。実際、速度戦が今までに死に至らしめた人は数え切れないほどだ。

    (参考記事: 橋崩落で500人死亡の「地獄絵図」…人民を死に追いやる「鶴の一声」

  • 「見てはいけない」ボロボロにされた女子大生に北朝鮮国民も衝撃

    北朝鮮で2020年12月に制定された反動思想文化排撃法――別名「韓流取締法」の最高刑は死刑であり、諸外国では考えられないことだ。また死刑にならずとも、違反者はきわめて非人道的な扱いを受ける。

    たとえば、違反者は身体がボロボロになるほど凄惨な取り調べを受けることが少なくない。拷問を受けているであろうことは明らかだ。公開裁判に引き出されてくると、見守る人々は息を飲むという。

    2022年5月には、韓国映画を見たことがバレて逮捕された女子大生2人が、凄惨な目に遭わされた。

    ひどい姿で…

    彼女らが見ていたのは2017年に公開された韓国映画『コンフィデンシャル/共助』。北朝鮮の捜査員が韓国に派遣され、現地の刑事とともに犯罪グループを追うスパイアクションだ。決して北朝鮮の人々を卑下するだけの作品ではないのだが、それでも当局の不快感を誘ったようだ。