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  • 朝鮮外務省代弁人 朝鮮を国際刑事裁判所などと結び付ける米国と対座する必要がない

    【平壌11月17日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは17日、次のような談話を発表した。

    14日、第74回国連総会第3委員会で反朝鮮「人権決議」なるものが強圧採択された。

    われわれはこれを、われわれを標的と明白に定めてわが制度を強盗的に抹殺しようとする敵対勢力の無分別な政治的挑発行為としてしゅん烈に断罪、糾弾する。

    国連の看板を盗用した今回の「決議」採択劇は、国連なるものが米国が手を上げろと言えば上げ、下ろせと言えば下ろすカカシに完全に転落したことを赤裸々に示している。

    これまでの歴史が示しているように、自分らに従順でない国々の政権交代を企図するたびに、「人権」問題をつくり上げ、それを侵略の口実に使うのは帝国主義者の常套的な手口である。

    李下に冠を正さずと言われるように、ワシントンの政界で「人権」うんぬんが響き出て自分の故郷と血肉まで捨てて逃走した人間のくずがホワイトハウスに公然と出入りしているのと時を同じくして演じられた今回の「決議」採択劇は、反朝鮮「人権」騒動の背後に米国がいることを如実に証明している。

    実際に、数日前までも米国が南朝鮮との合同軍事演習を調整しようとする意思を示したことに対して、われわれは対話の相手であるわれわれに対する考慮から緊張状態を緩和し、対話に機会を与えようとする肯定的な試みの一環に見るために極力努力した。

    しかし、今回、反朝鮮「人権決議」が強圧採択されたのを見ながら、われわれは米国がわが制度を崩そうとする荒唐無稽(こうとうむけい)な夢を相変わらず捨てていないことを再びはっきりと確かめるようになった。

    朝米関係が絶妙な曲がり角に置かれた現在のような鋭敏な時点に、米国がわれわれをまたもや刺激する政治的挑発をしかけてきたことについて、われわれは警戒心を持って対している。

    現実は、米国がわれわれの思想と制度に対する体質的な拒否感にとらわれてわれわれを孤立、圧殺するための敵視政策に相変わらず執着していることを実証している。

    特に、朝米対話が浮かび上がっている時に、米国がわが制度を転覆しようとする妄想をしているのは、われわれと対座して心から問題を解決しようとする意思が全くないということを示している。

    われわれは、このような相手とこれ以上、対座する意欲がない。

    特に、神聖なわが朝鮮を国際刑事裁判所などと結び付けている米国と対座する必要はなおさらない。

    今後、朝米対話が開かれるとしても、われわれとの関係改善のために米国が敵視政策を撤回する問題が対話の議題になるなら分からないが、その前に核問題が論議されることは絶対にないであろう。---

  • モヤシを売って生活費を稼ぐ…北朝鮮外交官たちの苦境

    モヤシを売って生活費を稼ぐ…北朝鮮外交官たちの苦境

    ロシア沿海州の都市、ウラジオストック。ヨーロッパ風の町並みに魅了され昨年訪れた外国人観光客の数は、過去最高の65万人に達した。その内訳は、中国人が37万人、韓国人が22万人。日本人は2万人だが、急増が伝えられている。

    一方、ウラジオストクには出稼ぎにやって来た外国人も少なくない。旧ソ連のウズベキスタン人、タジキスタン人と並んで目立つのが北朝鮮人だ。北朝鮮人の雇用を禁じた国連安全保障理事会の制裁決議の影響を受け、減少したと伝えられているが、市内では今でも北朝鮮人の姿が見られるという。

    市内には北朝鮮領事館が開設されているが、その職員と家族の暮らしは困窮を極めているようだ。

    ウラジオストクの高麗人(朝鮮系ロシア人)が、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に語ったところによると、最近市内の卸売市場には、モヤシや豆モヤシが多く入荷しているが、栽培者は、北朝鮮領事館職員の夫人たちだという。

    「領事館職員の家族は毎朝8時から9時ごろに卸売市場に現れる。大抵で男女2人連れで夫婦かどうかはわからないが、男性が乗ってきた車のトランクからモヤシと豆モヤシを取出し、商人に安値で売り払ってすぐに立ち去る」(情報筋)

    この市場でモヤシと豆モヤシは、500グラム40ルーブル(約68円)で売られているが、彼らの卸値はその半分に過ぎない。彼らが1日に卸すモヤシは合計で20キロほどなので、稼ぎはたったの800ルーブル(約1370円)にしかならない。スタローバヤ(大衆食堂)での2〜3食分程度だ。

    実は昨年の冬、領事館の職員の夫人たちが市場で豆腐、餃子、キムチなどを道端で売る様子が何度も目撃されている。北朝鮮国内にいるよりは自由な空気に触れることができ、外貨稼ぎのチャンスもある外交官だが、海外暮らしも決して楽ではないのだ。

    (参考記事:欧州から北朝鮮に強制送還された「ある女子高生」が辿る運命

    別の情報筋によると、彼らはこのような商売を以前から行っていて、食品の製造、販売のみならず、荷物の輸送など様々な商売を行っている。

    「平壌の言葉を使う北朝鮮領事館職員の家族は、豆モヤシ、モヤシ、豆腐を売っているが、寒くなったのでキムチ、カクテキ(大根のキムチ)、チョッカル(塩辛)などを作って売っている」(情報筋)

    しかし、自分たちが直接販売するわけにはいかないので、市場に卸しているが、より高く買ってくれるところを探しているそうだ。領事館職員や家族は男女2人連れで市場にやって来るが、男性は常に硬い表情で周囲を警戒し、女性が商人とやり取りをしている間も常に警戒を続けているそうだ。

    どのような意味合いがあるのか、情報筋は説明していないが、「個人的な利得を目的とするいかなる職業活動又は商業活動をも行なつてはならない」と定めたウィーン条約42条に違反する行為で、ロシア当局による摘発や、メディア報道を恐れていることが考えられる。

    外交官がこんな商売に手を染めるのは、生活費が足りないからだ。彼らの月給は5万ルーブル(約8万5000円)ちょっと。余裕はなくとも生活に困らない程度の額だが、国に納める忠誠の資金のノルマが厳しく、モヤシ売りに励むはめになっているということだ。

    それでも、ノルマや搾取に苦しめられる出稼ぎの北朝鮮労働者よりはよほどマシと言えるだろう。

    (参考記事:ロシアで北朝鮮労働者が自殺…制裁影響、先月に続き

  • 文在寅政権の「自滅」を引き寄せる大統領側近らの忖度

    文在寅政権の「自滅」を引き寄せる大統領側近らの忖度

    韓国の情報機関、国家情報院(国情院)の徐薫(ソ・フン)院長は4日に開かれた国会情報委員会の国政監査で、北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に移動式発射台(TEL)を利用していると明かした。

    この3日前、青瓦台(韓国大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が国会運営委員会の国政監査で、「東倉里(トンチャンリ)のミサイル発射場が廃棄されれば北朝鮮にICBM発射能力はない」と断言したのを覆す形となった。

    日韓関係にも弊害

    韓国では以前から、国防省や外務省、国情院など専門機関と青瓦台の間で、こうした意見の食い違いが少なからず生じている。それが最近になって、より顕著になっているように見える。

    上述した事例のほかにも、北朝鮮が最近、試射を重ねている短距離弾道ミサイルやロケット砲、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)について鄭氏が「韓国の安全保障にとって重大な脅威にはならない」としたのに対し、国情院は、一連の新兵器が発射兆候をつかむのが難しい固体燃料を使用していることを理由に、脅威になり得るとの認識を示してる。

    このような食い違いが生じるのは、各専門機関の分析は担当部門に長く携わったエキスパートが主導しているのに対し、青瓦台は政権交代時に政治任用された大統領の側近たちが中心となっているためだ。つまり、専門機関が客観的事実の積み重ねの上に結論を求めているのに対し、青瓦台の大統領側近らは対北融和を進めたい大統領の意思を忖度し、北朝鮮の脅威を矮小化している疑いがあるわけだ。

    これと同じ現象は、米韓関係や日韓関係にも見られる。

    鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相は4日の国会国防委員会で、22日に終了する予定の日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「我々の安保に少しでも役に立つなら、このようなことはずっと維持されるべき」との見解を述べた。同時に、日本による輸出規制が解消されるべきとも言及しているが、鄭景斗はこれまでにも再三にわたり、GSOMIAの必要性を指摘している。

    また韓国メディアの報道によれば、このままGSOMIAを破棄した場合、これに一貫して反対してきた米国からどのようなリアクションがあるか、そのリスクの大きさについて外務省は十分に認識しているという。

    それにもかかわらず、青瓦台は日本が輸出規制措置を撤回しない以上、GSOMIA破棄も撤回しない意思を固めているという。しかし、日本はこれにまったく応じようとしておらず、客観的に見て応じる必要性もない。

    青瓦台は恐らく、このままGSOMIA破棄に突き進むだろう。そしてそれが現実となり、韓国が同盟の中で孤立したとき、韓国国内では青瓦台が孤立し、いよいよ文在寅政権の危機につながっていくのかもしれない。

    (参考記事:「韓国外交はひどい」「黙っていられない」米国から批判続く

  • 数百円で量刑を3分の1にできる北朝鮮の司法制度

    北朝鮮・平安南道(ピョンアンナムド)安州(アンジュ)出身のパクさんには、脱北し、中国で暮らしていた母親がいる。彼女は今年7月に逮捕され、強制送還されてきた。

    以前と比べて軽い処罰で済まされるようになった脱北と強制送還ではあるが、パクさんの母親の強制送還は3回目。脱北の常習犯には教化刑(懲役刑)5年が量刑の相場だが、なんと1年半という軽い判決が下された。

    母親が深く罪を悔いているわけでも、恩赦があったわけでもない。パクさんが「金日成・金正日基金」に寄付をしたからだ。その詳細をデイリーNKの内部情報筋が伝えている。

    この基金の前身は、2007年10月に創設された「国際金日成基金」。「金日成主席の遺訓に従って、教育、保健、科学技術発展、国土環境保護事業を改善する」(キム・チョルホ副理事長)ということと、金日成、金正日両氏の遺体が葬られた錦繍山(クムスサン)太陽宮殿の維持管理の費用を募るために設立されたものだ。この基金を改変、拡大する形で2012年に「金日成・金正日基金」が作られた。

    この基金は、北朝鮮の国内外で、外貨をかき集める集金マシーンとして使われている。

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は昨年12月、ロシアの情報筋の話として、ロシアや中央アジア各国で営業している北朝鮮レストランが、店内の壁に、金日成・金正日基金のポスターなどをがベタベタと貼り付け、会員を募っていると伝えた。また、現地の北朝鮮系の貿易会社には、大量のパンフレットと入会申込書が送りつけられてきたとも伝えている。

    寄付をして会員になるメリットとしては、出入国手続きの簡素化、専用飛行機に乗ってのスペシャルツアー、さらには、北朝鮮国民なら絶対に許されない革命の聖地である両江道(リャンガンド)にある三池淵(サムジヨン)での水泳などだ。

    (参考記事:拝金主義蔓延の北朝鮮、革命の「聖なる池」でもカネを払えば泳げる!?

    しかし、年間に個人は1200ユーロ(約14万円)、企業は3万ユーロ(約360万円)という高額な登録費と会費に釣り合うメリットはない。そのせいか、会員募集に苦戦していたようだ。

    そこで、国内での募集にも力を入れるようになった。

    その一環として、中世ヨーロッパのカトリック教会が資金集めのために売り払った、罪を軽減する「免罪符」と同じ形で、カネを集め始めたということだ。パクさんは、母親が強制送還されたという話を聞き、大慌てで寄付約定書を作成、指定された銀行口座に30万北朝鮮ウォン(約390円)を入金した。

    外国人の会員と比べると、実に安い金額だが、朝鮮労働党安州市委員会は「祖国と人民の守護の先頭に立ってきた偉人たちの恩に対する忠誠心からの恩返し」だと宣伝し、母親の罪の軽減につながったという。

    (参考記事:「量刑はワイロで決まる」北朝鮮の常識

    北朝鮮の教化所(刑務所)は、世界最悪の人権侵害国家と呼ばれる北朝鮮の中でも、さらに劣悪なところだ。一度入れば行きて帰ってこれない可能性すらある。パクさんは母親を思う気持ちで、基金への募金をしたのだろう。

    (参考記事:若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

    情報筋は「国に財産を献納して善処してもらう事例はあったが、基金を出して罪を軽くしてもらった事例は初めて見た」としつつ、「(密かに)ワイロを掴ませたのではなく、堂々と基金にカネを払って罪を減免させたもので、国民の目線は厳しい」とも伝えた。

    基金が免罪符として使われる事例は他にもある。

    RFAの両江道(リャンガンド)の情報筋は今年7月、R現地で金日成・金正日基金の納付証明書と勲章の授与式が行われたと伝えている。ところが、授与式の壇上に上がった面々を見て、驚いたという。授与者のほとんどが中国との密輸を行っている人々だったからだ。

    現地では密輸に対する取り締まりが強化されており、彼らは数万元単位の資金を寄付することで、取り締まりから逃れようとしているのだと情報筋は見ている。これも一種の「免罪符」であり、パクさんの事例と同じだ。

    金親子の遺体の保存に巨額の予算がかかっていることは両江道の田舎でも多くの人が知っていて、密輸業者がその罪を免れるために払ったカネが使われ、表彰状まで授与されたことに多くの人が怒りをあらわにしていると情報筋は伝えた。

  • 金英哲朝鮮ア太委委員長談話

    【平壌10月27日発朝鮮中央通信】朝鮮アジア太平洋平和委員会(ア太委)の金英哲委員長は27日、次のような談話を発表した。

    最近、米国がわれわれの忍耐と雅量を誤って判断して対朝鮮敵視政策にいっそうヒステリックに執着している。

    先日、第74回国連総会の第1委員会会議で米国代表は、われわれの自衛的国防力強化措置に言い掛かりをつけて米朝対話に目をつぶって臨まないだの、北朝鮮がFFVDのための新しい方法論を提示しなければならないだのという刺激的な妄言を並べ立てた。

    一方、米国は国々に国連「制裁決議」の履行をしつこく強迫しており、追随国家を押し立てて国連総会で反朝鮮決議案を通過させるために各方面から策動している。

    はては、米戦略軍司令官指名者なる者は議会上院での証言で、わが国家を「ならず者国家」と悪意に満ちて謗ったし、米軍部好戦勢力はわれわれを狙った核打撃訓練まで計画しているという。

    諸般の状況は、米国が算法転換に関するわれわれの要求に応じるどころか、以前よりも狡猾で悪らつな方法でわれわれを孤立、圧殺しようとしていることを示す。

    米国のこのような敵対行為と誤った慣行によって何度も脱線し、よじれかねなかった朝米関係がそれでも今まで維持されているのは、金正恩国務委員長とトランプ大統領の親交関係のおかげだと言うべきであろう。

    しかし、全てには限界があるものである。

    朝米両首脳の親交関係は決して民心に顔を背けることができず、朝米関係の悪化を防止し、補償するための保証ではない。

    米国が、われわれが信頼構築のために講じた重大措置を自分らの「外交的成果物」に包装して宣伝しているが、朝米関係ではいかなる実際の進展が遂げられたものがなく、今すぐにでも火と火が飛び交うかもしれない交戦関係がそのまま持続している。

    米国が自国の大統領とわが国務委員長の個人的親交関係を押し立てて時間稼ぎをし、今年の末を難なく越してみようと考えるなら、それは愚かな妄想である。

    私は永遠の敵も、永遠の友もいないという外交的名句が永遠の敵はいても、永遠の友はいないという格言に変わらないことを願う。---

  • 金正恩党委員長が妙香山医療器具工場を現地指導

    金正恩党委員長が妙香山医療器具工場を現地指導

    【平壌10月27日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長、朝鮮民主主義人民共和国武力最高司令官であるわが党と国家、武力の最高指導者金正恩同志が、新たに改修している妙香山医療器具工場を現地で指導した。

    金正恩党委員長は、工場を見て回りながら改修現代化状況を具体的に調べた。

    妙香山医療器具工場の全景を眺めながら、工場の内部と外部が医療部門のモデル工場らしく整えられた、建築美学的面から見ても、技術的面から見ても非の打ちどころがない、完全にあか抜けした、工場の面ぼうが根本的に変わったと述べて喜んだ。

    工場が病院で切実に求める性能のよい各種の医療機器を大々的に生産できる先端工場に整えられたことについて高く評価した。

    金正恩委員長は、工場で生産した医療機器の試作品を一つ一つ作動させて見ながら性能を細心に調べた。

    人民の生命を保護、増進させるのに切実に必要な医療機器を多く作ることも重要だが、何よりも質的に生産すべきだと強調し、これはすなわち人民に対する観点の問題だとねんごろに述べた。

    工場で生産することになる全ての医療機器を発展した国々で生産する設備の水準で作らなければならないと述べ、最新医療機器資料を十分に研究し、わが病院の実情と患者の体質に合うように設計を立派にし、不断に革新的に更新して品質が徹底的に保証される性能が高くて実用的な医療機器を開発、生産すべきだと語った。

    金正恩委員長は、全般的に見れば工場の改修現代化工事が朝鮮労働党が構想した通りに行われているが、細部的に見れば一部の欠陥もあると述べ、建築施工を設計と工法の要求通りに質的に行っていないことについて指摘した。

    一部建物の外壁タイル面の平坦度がよく保障されず、継ぎ目も合っていない、ある部分は壁塗りの面も均等でないと述べ、仕上げ工事が繊細に出来上がっていないと述べた。

    金正恩委員長は、建設技能の高い部隊を早急に派遣してやるから彼らと共に施工過程に生じた欠点を正し、工場を年末までどこに出しても遜色のない工場、役目を果たす工場に立派に完工することについて指示した。

    朝鮮労働党中央委員会の幹部である金與正、趙甬元、リ・ジョンナム、ホン・ヨンソン、玄松月、チャン・ソンホの各氏と朝鮮労働党慈江道委員会の姜峯訓委員長、国務委員会の馬園春局長が同行した。---

    (2019.10.27)

  • 「敵性国に使う言葉」で抗議…米国が文在寅政権に激怒か

    「敵性国に使う言葉」で抗議…米国が文在寅政権に激怒か

    韓国・ソウルで18日、親北朝鮮派の韓国人学生ら17人が駐韓米大使公邸の敷地内に侵入する事件が発生した。学生らは全員が警察によって逮捕されるまで、1時間以上にわたりハリー・ハリス米大使の帰国を求めるデモを繰り広げた。当時、ハリス氏と家族は不在だった。

    韓国の警察当局によれば、学生らは「韓国大学生進歩連合(以下、大進連)」のメンバー。侵入した男女17人のほか、敷地外でこれをほう助した男性2人の計19人を共同住居侵入、「集会および示威に関する法律」違反などにより現行犯逮捕したという。

    大進連は最近、北朝鮮の金正恩党委員長を称賛する大会をソウルで開いている。今回の侵入の動機については、米国政府が在韓米軍の駐留経費の負担額を増やすよう韓国政府に要求しているためと説明しているもようだ。

    この事件を受け、在韓国米国大使館は同日、「大韓民国が、全ての駐韓外交公館を保護するための努力を強化することを強く促す(We urge the ROK to strengthen its efforts to protect all diplomatic missions to the Republic of Korea)」との声明を出した。

    これについて韓国紙・朝鮮日報(日本語版)は19日付で、次のように伝えた。

    〈外国公館が接受国の政府に向けて、何らかの措置を「強く促す」というのは、外交的には極めて強い表現だ。元外交官は「urgeという表現は通常、敵性国に使うもので、同盟の間ではあまり使わない」と語った。〉

    ソウルの米大使公邸には昨年9月にも、中国朝鮮族の女性が夜10時ごろ大使公邸に無断侵入する出来事があったというから、米国側の怒りは理解できる。しかしだからと言って、敵性国に用いる言葉が出てくるものだろうか。

    韓国では朴槿恵政権下の2015年3月、マーク・リッパート駐韓米国大使(当時)が刃物を持った反米運動家に襲撃され、頬を深く切りつけられる事件があった。後に弾劾により崩壊することになる朴槿恵政権の内実がどのようなものであったにせよ、少なくとも対米関係は良好で、対北朝鮮でも問題なく共同歩調が取れていた。

    それを反映し、韓国の大衆はリッパート氏の快復を祈るメッセージを(いささか過剰なまでに)積極的に送り、親韓家として知られる同氏はこれに笑顔で応えた。

    当時と現在の雰囲気の落差は、間違いなく、米韓両政権の不信感の深さが背景にある。

    (参考記事:「何故あんなことを言うのか」文在寅発言に米高官が不快感

    チョ・グク前法相の辞任などで窮地に追い込まれた文在寅政権は、米国が北朝鮮との経済協力を認めないことで、膠着した南北対話を打開できないことへの不満が大きいと見られる。

    しかし現実は、米国との強固なパートナーシップなくして、南北対話を前進させることはかなわないことを物語っている。こういうときこそ、余計なアクシデントは絶対に起こしてはならないものなのだが、起きてはならない事件が起きてしまったと言えるだろう。

  • 朝鮮がアクロバット体操女子2人造形で金メダル アジア選手権大会

    【平壌10月15日発朝鮮中央通信】朝鮮のチョン・グムファ、ロ・ヘソンが、第11回アジア・アクロバット体操選手権大会女子2人造形で第1位をして大会4連勝を果たした。

    一方、チョ・グムチョン、ヨ・オクリョンはミックス2人造形で銀メダルを授かった。

    10日から12日までウズベキスタンで行われた今大会には、朝鮮、中国、インドなど複数の国・地域の男女選手120人余りが参加した。

    選手たちが15日、帰国した。---

  • 文在寅の空母が「浮かぶ標的」になる可能性

    文在寅の空母が「浮かぶ標的」になる可能性

    韓国紙・中央日報は10日、同国の次世代戦闘機(FX)2期事業で米国製F35A戦闘機の導入が有力となる中で、青瓦台(大統領府)が敢えてF35B戦闘機導入の可能性を検討するよう空軍に指示したと報じた。すると翌日、青瓦台はこれを否定。「事実無根」だとして強く反発した。

    韓国軍の武器調達は、陸海空軍の要請と合同参謀本部の承認を経て、防衛事業推進委員会が審議し、妥当との判断が出れば防衛事業庁が推進する、という流れになっている。個別の武器調達に、青瓦台は絡めない決まりになっているわけだ。

    だから青瓦台の反発は当然の反応なのだが、気になるのはこうした報道が出た背景だ。

    (参考記事:韓国専門家「わが国海軍は日本にかないません」…そして北朝鮮は

  • 農業勤労者の詩朗誦会

    【平壌10月8日発朝鮮中央通信】金正日同志の朝鮮労働党総書記推挙22周年と朝鮮労働党創立74周年祝賀農業勤労者の詩朗誦会が8日、平安南道平原郡院和協同農場で行われた。

    朗誦会で各出演者は、朝鮮労働党を百戦百勝の鋼鉄の党に強化して発展させ、革命と建設を勝利と栄光の道に導いた総書記の業績をたたえた。

    朗誦会では、朝鮮労働党を永遠の生の懐、革命の母に格調高く謳歌し、農業生産において大革新を起こしていくという勤労者の思想精神世界を盛り込んだ詩が朗誦された。

    女声独唱「党をうたう」、男声独唱「党よ わたしの母よ」をはじめ、朝鮮労働党に対する賛歌も響き渡った。

    朝鮮農業勤労者同盟(農勤盟)中央委員会の金昌葉委員長、関係部門、農勤盟の活動家、農業勤労者が、これに参加した。---

  • 北朝鮮漁民「100年前の船」で無謀な出漁…日本の漁師から同情の声も

    北朝鮮漁民「100年前の船」で無謀な出漁…日本の漁師から同情の声も

    海上保安庁によると、7日午前9時10分頃、日本海の好漁場・大和堆の周辺海域で、水産庁の漁業取締船「おおくに」(約1300トン)と、北朝鮮の漁船が衝突した。現場は、石川県・能登半島から約360キロ北西の日本の排他的経済水域(EEZ)とみられる。

    漁船は衝突から間もなく沈没。漁船の乗員約20人が海上に投げ出され、一部は救助されたもようだが、なお全員の安否が気にかかる。

    大和堆周辺では近年、北朝鮮漁船や中国漁船による違法操業が問題となっていた。その一方、遭難した北朝鮮船と見られる木造船や、北朝鮮の漁民と見られる遺体が相次いで日本の海岸に漂着した。

    遭難の最大の原因は、「日本なら100年前のシロモノ」と言われる粗末な木造船による強引な出漁にあると見られている。サイズが小さすぎ、構造的にも沖合での漁業に向かない木造船は、大波に遭うと簡単に転覆する。海に放り出され命を落とした北朝鮮漁民の数は、漂着が多かった2017年の1年間だけで1000人を下らないと見られる。

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は昨年3月、かつて北朝鮮でイカ漁に従事したことのある脱北男性のインタビューを掲載した。男性はその中で、木の葉のように大波にもてあそばれる木造船の様子を描写。「あの時の恐怖は言葉では言い表せません」と語っている。

    (参考記事:「あの恐怖は言い表せない」北朝鮮の元漁師が体験した「生死の境目」

    また韓国のデイリーNK本社とデイリーNKジャパンは昨年5月、石川・山形・秋田の各県を訪れ、イカ釣り漁師や漂着木造船を取材した。石川県漁協小木支所で行ったインタビューでは、漁師たちから北朝鮮船の漁の実態や、日朝の民間漁業協定が結ばれていた1980年代に北朝鮮の港に避難した体験談も聞いた。漁師たちは北朝鮮の違法操業を批判する一方で、無謀な出漁をせざるを得ない北朝鮮漁民の境遇について、「かわいそうや。あの人らも帰れば妻や子がおるのに」と同情の声を漏らした。

    石川県での取材では、北國新聞の連載記事「戦場の大和堆」取材班からの手厚いサポートを得ることができた。タイトルの通り、日本の国益が脅かされる海の最前線を精力的に追った企画だが、徹底的な取材に基づいた、次のような指摘も見られる。

    「『協調的安全保障』という考え方がある。多国間で幅広い交流を持ち、信頼関係を醸成することで、安全保障上の危機の高まりを予防しようというものだ。もしも漁業協定が結べれば、その一部として機能しうるのではないか。(中略)北風も冷たいばかりではない。大陸から吹き寄せる季節風を、能登人は「あえの風」と呼び、恵みをもたらす吉兆とした。かつて朝鮮半島から人と文化を運んだ風でもある」(同紙2018年2月9日付朝刊)

    まずは今回の事故での北朝鮮漁民の全員の無事を祈り、この出来事が、日朝になんらかの肯定的な結果をもたらすことを期待したい。

  • 「韓国は米国に本当のことを教えろ」米専門家が厳しい指摘

    ダニエル・ラッセル元米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は9月28日、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューで、北朝鮮の非核化を巡る米朝対話における韓国の役割について、強い不満を表明した。

    同氏は、韓国政府は具体的にどのような役割を果たすべきか、とする記者の質問に対し、次のように答えている。

    「韓国政府は、北朝鮮が何をしているのか、動機は何なのか、事実そのままの評価を提供してトランプ政権を助けなければなりません。北朝鮮の行動と脅威、戦略について率直に評価しなければならないということです」

    これはつまり、韓国の文在寅政権がこれまで、現実から乖離した見方で北朝鮮を評価し、米国が必要とする事実に基づいた情報を提供してこなかったという意味だ。

    北朝鮮の「変化」に過度に期待する文在寅政権の姿勢は、すでに誰もが認識しているものだ。しかしそのことを、米国の元当局者がこれほど明白に指摘したのも珍しいかもしれない。

    文在寅氏の過度な前のめり姿勢が端的に表れたのが、「南北の平和経済の実現で日本に追いつく」と宣言した8月15日の演説である。日本政府による輸出規制措置に対抗して語ったものだが、そのあまりの現実離れぶりに韓国の世論もあきれ返った。

    現に、北朝鮮の対韓国窓口機関である祖国平和統一委員会は演説の翌日、報道官談話を発表し、「わが軍隊の主力を90日内に『壊滅』させ、大量殺りく兵器の除去と『住民生活の安定』などを骨子とする戦争シナリオを実戦に移すための合同軍事演習が猛烈に行われており、いわゆる反撃訓練なるものまで始まっている中で公然と北南間の『対話』をうんぬんする人物の思考は果たして健全なのか。まれに見る図々しい人だ」と文在寅氏を非難。

    「(韓国当局者と)これ以上話すこともないし、再び対座する考えもない」と宣言し、同氏の平和経済構想を拒絶している。

    ラッセル氏はVOAのインタビューで、次のように続けている。

    「韓国の情報当局と軍当局、専門家たちは、現在の米国政府に不足している、北朝鮮に対する深い理解を持っているので、(トランプ政権の)大きな助けになるはずです。バラ色の眼鏡をかけて、北朝鮮を眺めることはとても危険です。韓国、米国、日本の間の調整は、北朝鮮問題の進展に不可欠な前提条件です。現在の韓日の葛藤と敵愾心は、北朝鮮を利するだけで、私たちの共同の利益に重要な課題を提起しています」

    北朝鮮と同じ民族であり、同じ言語を使う韓国のリソースを駆使することなくして、北朝鮮を理解し、非核化へと誘導することは難しい。しかし現在の韓国政府は、その役割を果たせなくなっている。北朝鮮の変化を期待するより先に、韓国政府の変化を待望せざるを得ないのが、現在の状況なのである。

    (参考記事:「何故あんなことを言うのか」文在寅発言に米高官が不快感

  • 中国からも脅迫…文在寅「オウンゴール」で危機深まる韓国

    中国からも脅迫…文在寅「オウンゴール」で危機深まる韓国

    韓国経済新聞によれば、中国政府の「限韓令」で姿を消した中国企業の1000人単位の大型褒賞観光団が、続々と韓国を訪れているという。限韓令とは、韓国が2016年に米国の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の在韓米軍配備を公表して以降に、中国政府がとった様々な報復措置を意味する言葉だ。

    THAADの韓国配備は北朝鮮の脅威を理由としたものだったが、同システムのレーダーは最大探知範囲が1000キロに及ぶことから、自国内の弾道ミサイルを無力化されることを懸念した中国が強く反発。褒賞観光団の渡韓や韓流アーティスト・作品の自国内での上演を制限するとともに、中国に進出した韓国企業にも様々な圧力を加えた。韓国側が被った損失は、莫大な規模になる。

    こうした事態を受け、韓国政府は2017年10月31日、中国との間で「THAAD追加配備、米ミサイル防衛システム(MD)への参加、韓米日軍事協力の3つをしない」ことで合意し、事態の鎮静化を図った。それから1年以上が経ち、ようやく褒賞観光団が戻ってきたというわけだ。

    しかし、それもいつまで続くかわからない。

    26日、国連総会が行われているニューヨークで韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と会った中国の王毅外相は、「我々がTHAAD問題を重視していることを知っているではないか」と述べたという。中国の要求はあくまでTHAADの撤収だということだ。

    中国の習近平国家主席も今年6月に大阪で行われた韓中首脳会談で、THAAD問題について「解決策が検討されるよう望む」とクギをさしている。

    これだけでも頭の痛い韓国だが、「国難」の本番はこれからだ。ロシアとの中距離核戦力(INF)全廃条約の消滅を受けて、米国が新たな中距離ミサイルの開発と配備に前のめりになっているのは周知のとおりだ。その標的は中国とロシアであり、配備候補地には当然、韓国も入っていると考えるべきだ。

    そして、中国は米国の中距離ミサイルが日本やオーストラリア、そして韓国に配備された場合、強力な対抗措置をとることを予告している。本来、韓国は自国の国益を守るため、米国からの配備要求をのらりくらりとかわすべきなのだろうが、日本との軍事情報包括保護協定破棄で米韓同盟の信頼は揺らいでおり、その余地は狭まっている。

    文在寅政権は自らの判断ミスで、米中の板挟みに陥ってしまったのだ。

    (参考記事:韓国は「自滅の道を歩むだろう」…北朝鮮がシビアに予言

  • 米韓首脳会談、両国発表に「ズレ」…文在寅政権が「言い換え」か

    韓国青瓦台(大統領府)のコ・ミンジョン報道官は24日(日本時間)に行われた米韓首脳会談について、「両首脳は韓米両国が北との関係を転換し、70年近く続いてきた敵対関係を終息し、朝鮮半島の恒久的平和体制を構築する意志を再確認した」と発表した。

  • 米韓の険悪化も日本のせい!? 文在寅氏がまた不安な言動

    米韓の険悪化も日本のせい!? 文在寅氏がまた不安な言動

    韓国の文在寅大統領は22日、国連総会(ニューヨーク)に出席するために出発した。24日(日本時間)午前には米国のドナルド・トランプ大統領と就任以来9回目となる会談に臨む。

    当初、韓国からは李洛淵首相が国連総会に出席する方向だったが、米朝実務交渉が近く再開されそうな流れを受けて、文在寅氏の訪米が電撃的に決まった。

    文在寅政権は、法相任命を強行したチョ・グク氏周辺の疑惑に対する捜査拡大を受けて、またもや支持率が低迷している。来年の総選挙で与党を勝たせるには、何としてもここで得点を挙げて起きたいはずだ。そこで、首脳会議をテコに米朝の間に割り込み、南北対話を復活させるのが大統領訪米の目的だろう。

    しかし、そんな大事な役割だからこそ、文在寅氏に任せて大丈夫なのかとの不安もよぎる。そう思うのは、金正恩党委員長が文在寅氏に対して冷淡になったのは、米朝の仲介役を自任して来た文在寅氏の言動が、むしろ状況を混乱させて来たためである可能性が高いからだ。

    実際、今回も文在寅氏は米国への出発にあたり、よくわからないことを言っている。韓国紙・中央日報によれば、同氏は見送りに出たハリス駐韓米国大使にこう言ったという。

    「最近の韓日関係の困難が韓米関係に影響を及ぼしてはいけない」

    これは、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると決めたことに対し、米国から不満が噴出していることを巡って出た言葉だろう。

    しかし様々な報道でも明らかなように、GSOMIAの維持を日韓のいずれにも増して熱望していたのは米国であり、米国はそのことを隠していなかった。にもかかわらず、どういう意図からか蛮勇を振るって破棄を決め、米国までをも向こうに回すオウンゴールを決めてしまったのは、当の文在寅氏だ。

    上記の発言を見ると、まるで米韓の険悪化の遠因もしくは原因が日本にあると言っているようにも取れる。

    物事に自己流の解釈を加える、文在寅氏の悪い癖が出ているように見える。

    (参考記事:「何故あんなことを言うのか」文在寅発言に米高官が不快感

    この調子で果たして、トランプ氏との会話は噛み合うのだろうか。後日、今回の首脳会談を巡り、北朝鮮から「出しゃばるな」との非難の声が上がる可能性が高いと思われる。

  • 第17回平壌国際映画祭のポスターを創作

    【平壌9月15日発朝鮮中央通信】第17回平壌国際映画祭のポスターが創作された。

    各ポスターには「第17回平壌国際映画祭」という文字と共に祭典のマークと期間が記されている。

    「歓迎」という文字の下に花束を形象化したポスターは、今回の祭典に参加するために平壌に来る外国の友人への朝鮮人民の友好の情を見せている。

    世界地図を背景に平和を象徴するハトと祭典の最優秀賞、理念を浮き彫りにしたポスターは第17回平壌国際映画祭の雰囲気を盛り上げている。---

  • 全国生物学部門の科学技術発表会

    【平壌9月12日発朝鮮中央通信】全国生物学部門の科学技術発表会が朝鮮科学技術総連盟中央委員会の主催によって11、12の両日、国家科学院生物工学分院で行われた。

    金日成総合大学、金亨稷師範大学、理科大学、国家科学院、農業研究院、中央植物園研究所をはじめとする複数の単位の活動家と教師、研究者、博士院生がこれに参加した。

    生物工学分科、生物学分科、植物学分科、動物学分科、微生物学分科に分けられて行われた発表会では、世界生物学の発展すう勢に合わせて国の生物学を先端水準に引き上げ、自立経済の発展と人民生活の向上に寄与できる190余件の論文が発表された。

    若い科学者らが農業、畜産業、水産業、保健医療、環境保護、食料工業部門で提起される科学技術上の問題を朝鮮式に解決するための研究過程に収めた成果が参加者の関心を集めた。

    また、国の動植物資源を保護し、珍しい動植物を広く繁殖させるための経験も紹介された。---

  • 平壌市の複数の大学の芸術サークル公演

    【平壌9月12日発朝鮮中央通信】平壌機械総合大学、平壌交通運輸総合大学、韓徳銖平壌軽工業総合大学、張哲九平壌商業総合大学が創立60周年を迎えて準備した芸術サークル公演が、10日から12日まで金策工業総合大学で行われた。

    合唱「金正恩将軍に栄光を」から始まった公演の舞台には、ナレーション詩と歌「朝鮮労働党賛歌」、詩物語「不世出の偉人たちとわが大学」「栄光の60年」をはじめ、多彩な演目が上がった。

    出演者は、教育事業を国の興亡を左右する第一の重大事として各大学の創立と強化、発展のためにささげた不世出の偉人たちの業績をたたえた。

    社会主義のわが国家の繁栄を成し遂げていくこんにちの革命的大高揚の先頭に立って旗手、突撃隊の栄誉を力強くとどろかしていくという青年大学生の燃えるような決意を盛り込んだ演目も舞台に上がった。---

  • 「朝鮮式の現代化された生活環境」のテーマで行われた展覧会

    【平壌9月12日発朝鮮中央通信】最近、朝鮮の科学技術殿堂で「朝鮮式の現代化された生活環境」のテーマで行われた全国家具・建築装飾部門の科学技術成果展覧会―2019(8月19日―8月26日)が、人々の関心を集めた。

    今回の展覧会には、従来より木材を少なく使いながらも、軽焼マグネシアをはじめ国内の材料を利用して生産したいろいろな省エネ型、エコ型、機能性製品が多く出品された。

    展示された多くの家具と台所用具は、美学性が高い水準で保たれ、軽量化されており、多目的・多機能用途に合わせて設計されたので、参観者の好評を博した。

    拡大・縮小式になった児童ベッドは、託児所と幼稚園の幼児保育施設を現代化する上で実用的意義が大きいものと評価された。

    新しい蜂の巣型紙圧搾板芯材を利用した軽量化された家具は、内部の構造をさまざまに変更させられるように非対称に設計されたので、実用性ある家具に認められた。

    ナノ化学めっきによる金色塗装方法で形象化した建築照明灯と玉シャンデリア、宝石灯、児童用卓上スタンドをはじめ、いろいろな形態の装飾灯も参観者の関心を引いた。

    同展覧会は、近代的な家具と建築装飾品を開発、生産するための先進技術と経験を交流する有益な契機となった。---

  • 幸せな生を享受する百歳長寿者

    【平壌9月11日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩党委員長が、平壌市大城区域安鶴洞在住の百歳長寿者リ・ボクシルさんに恩情のこもった誕生日の祝い膳を贈った。

    解放前、貧農の家庭で生れたリさんは日帝の植民地支配の下で民族的冷遇と蔑視を受けながら、亡国の民の悲しみを骨身にしみるほど体験した。

    失った祖国を取り戻してわが人民に真の生と幸福のすみかを与えてくれた金日成主席の恩恵に報いる一念を抱いてリさんは課された本分を全うして数十年間誠実に働いてきた。

    リさんは、定年退職後も国の経済管理に助けになることを探してやり、現在も仕事をやめていない。---

  • 「日本の収奪はなかった」韓国“禁断のベストセラー”の核心部分

    「日本の収奪はなかった」韓国“禁断のベストセラー”の核心部分

    ソウル外信記者クラブは10日、韓国で論争を巻き起こしている異例のベストセラー『反日種族主義』の主著者である李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大学教授を招いて記者懇談会を行った。参加したのは日本を含む海外メディアの記者たちで、デイリーNKジャパンの記者も質問する資格のないオブザーバーとして参加した。

    海外メディアと言っても、大半は外信に所属する韓国人(あるいは韓国系)の記者たちだったという。彼らが飛ばす、抑制的ながらもやや挑戦的な回答に、李栄薫氏も力のこもった言葉で回答。合間に、日本人記者との淡々としたやり取りがあったという。

    参加者の多くが韓国人記者となったのは、この本の英訳や和訳がまだ出ていないからだろう。そのため必然的に、本に書かれた内容が論理的に正しいかどうかの質疑では、韓国人記者が主役とならざるを得まい。

    もっともデイリーNKジャパン記者によれば、「李栄薫氏とBBCの記者とのやり取りの中で、日本軍慰安所が朝鮮人慰安婦を集める過程における『強制性』の認識で議論を深める必要性が認められたが、質疑でその点が掘り下げられることはなかった」という。

    もちろん、記者だからと言って必ずしも歴史問題の専門家ではない。1回のやり取りで議論が深まらなかったからと言って、記者の落ち度とは言えない。今後また同様の機会が持たれるならば、より興味深いやり取りが生まれる可能性もある。

    ただ、次の機会を期待するのも、簡単な話ではないかもしれない。韓国の左派系メディアは、この懇談会が企画されたことさえもニュースにした。この場を通じ、何が外国に発信されるかわからない、というワケだ。このような空気は韓国人記者にとってストレスになり、著者との柔軟なやり取りを妨げる。

    これは、この本が韓国社会の「常識」にとっていかに挑戦的なものであるかを物語ってもいる。確かに、「日帝による土地やコメの収奪はなかった」「強制連行はなかった」「(独島=竹島から)挑発的な施設や観光は撤収すべき」などとする本書の主張に、多くの韓国人はエキサイトせずにはいられないだろう。

    だが、李栄薫氏は本の序盤で、同書の意義に関する核心的なことを言っている。韓国の歴史かが事実を誤解したりわい曲したりするのは、「日帝が朝鮮を支配した目的、メカニズム、結果、その歴史的意義を理解できなかった」からだと指摘している。たしかにこれらを理解できなければ、歴史論争がまともなものになるはずがない。韓国メディアがこの点により注目するならば、より生産的な議論が期待できるのだが。

    (参考記事:「この国は嘘つきの天国」韓国ベストセラー本の刺激的な中身

  • 金日成総合大学で収めた新しい科学研究成果

    【平壌9月11日発朝鮮中央通信】金日成総合大学で、国の経済建設と人民の生活向上を促す科学研究成果を次々と収めている。

    最近も、山林科学大学と化学部、生命科学部、地質学部と先端技術開発院で価値ある成果を出した。

    根下ろし促進剤「リョンナム1」号と「リョンナム2」号は、夏季の大木の移植で活着率を従来より高い水準で保障するのに寄与している。

    新たに実証した苗木栽培のための気質の配合率は、苗生育期日を短縮して生産の科学化水準をより高められるようにする。

    キノコの生産に利用される気質の補充原料を鉱物質で代用した成果も、生産正常化と人民の食生活の向上に寄与している。

    黄土と赤鉄鉱をはじめ天然鉱物を利用して数種の塗料も開発した。---

  • チョン・ヨンニョさんに100歳の祝い膳

    【海州9月10日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩党委員長が、黄海南道海州市結城洞在住の百歳長寿者チョン・ヨンニョさんに恩情のこもった誕生日の祝い膳を贈った。

    解放前、貧しい日雇い人夫の家庭で生まれてあらゆる冷遇と蔑視を受け、亡国の民の悲しみを骨身にしみるほど体験したチョンさんは、金日成主席が奪われた祖国を取り戻した後、初めて国の主人として真の生を享受することができた。

    チョンさんは、実生活を通じて党と国家の施策こそ人民の福祉増進のための施策であることを体験し、社会主義祖国の富強・繁栄に少しでも寄与するという一念を抱いて子息を祖国防衛の前哨と困難で骨の折れる部門に立たせた。

    大豆とジャガイモの料理を特別に好み、生活を楽天的にしているチョンさんは、子孫に祖国のためにより多くのことをするように言い聞かせている。---

  • 「韓国外交はひどい」「黙っていられない」米国から批判続く

    「韓国外交はひどい」「黙っていられない」米国から批判続く

    韓国紙・朝鮮日報(日本語版)が10日付で伝えたところによると、トーマス・カントリーマン元米国務省次官補(国際安全保障・不拡散担当)は7日(現地時間)に放送されたボイス・オブ・アメリカ(VOA)の対談企画で、金鉉宗(キム・ヒョンジョン)青瓦台国家安保室第2次長の発言を厳しく批判したという。

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    金鉉宗氏は韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決めた直後の記者会見で、「政府はGSOMIA終了を契機として韓米同盟を一段階アップグレードするだろう」と話していた。

    あなたにおススメの記事:「この国は嘘つきの天国」韓国ベストセラー本の刺激的な中身

    これに対しカントリーマン氏は、「韓国の国家安保室第2次長は『大衆に迎合する政治的で衝動的な措置』を国家安保のための賢明な決定に包み装おうとしているようだ」と批判。「韓国と日本が北朝鮮という危険な敵に直面している時、こうした(GSOMIA破棄)措置は賢明でない」としながら、「両国が協力しなければ、両国は自らの安保を損なうだけでなく、米国との同盟関係も損なうだろう」と語ったという。

    この文脈からは日韓双方に対する警告が込められているようでもあるが、GSOMIA破棄に対し「これはひどい(poor)外交、ひどい国家安保決定だ」と語っている点からして、韓国への失望がより大きいと言える。

    あなたにおススメの記事:韓国専門家「わが国海軍は日本にかないません」…そして北朝鮮は

    興味深いのは、米政府系の対外メディアであるVOAがこのような企画を持ったことである。

  • 朝鮮の文徳渡り鳥保護区で絶滅危機種の水鳥の群れを観察

    【平壌9月10日発朝鮮中央通信】最近、朝鮮の平安南道文徳郡にある渡り鳥保護区で全地球的に絶滅危機種であるヘラサギの群れが観察された。

    トキ科に属するヘラサギは世界的にその数が3000余羽しかいない珍しい鳥である。

    今まで各保護区では、この鳥が10羽以上観察されなかった。

    去る6月、国家科学院生物多様性研究所の科学者たちが動植物の調査を行う過程に異例に30余羽を観察した。

    これは、全地球的な数の1%以上に及ぶもので、文徳渡り鳥保護区の自然地理的位置と渡り鳥生息条件の有利さをいま一度立証している。

    文徳渡り鳥保護区(1995年に設定)は、昨年に国際的に重要な湿地リスト(ラムサール対象地目録)に登録されてラムサール協約に加盟され、東アジア・大洋州渡り鳥移動ルートの連結網地域に登録された。

    同保護区では、22種の世界的な絶滅危機種の水鳥とマガンをはじめとする全地球的、あるいは東アジア地域の数の1%以上に及ぶ水鳥が生息している。

    特に、春季、秋季の移行時期にはアヒル、シギ類など120余種に8万余羽の水鳥が同保護区で棲んでいる。

    朝鮮では、東・西海沿岸に30余りの渡り鳥および湿地保護区を設定して国家的な関心の中でその保護対策を徹底的に講じている。---

  • 金正恩氏の「美人妻利権」に手を出した軍幹部の運命

    朝鮮人民軍(北朝鮮軍)では、幹部の私的な商行為を厳しく禁じている。政治的な問題に繋がりかねない上に、軍の規律を見出し、メンツも潰すという理由からだ。

    そんな規制をくぐり抜けて、タクシービジネスを行ってきた準軍事組織の幹部夫婦が当局に摘発された。お咎めは夫婦だけにとどまらず、組織全体に広がる様相を見せているという。また、平壌のタクシービジネスは、権力者の利権に直結しているという背景もある。

    現地のデイリーNK内部情報筋によると、この夫婦は人民内務軍8総局の所属だ。人民内務軍とは、準軍事組織で現在は人民保安省(警察庁)の所管だが、有事の際には正規軍に組み込まれる、中国の武装警察に近い存在だ。8総局は、平壌市内の建設事業を行う建設部隊だ。

    妻は平壌市郊外の寺洞(サドン)区域にある8総局軍医所で軍医として、夫は8総局の高級軍官(将校)だったが、2014年からタクシー2台を購入し、ドライバーを雇い入れて5年間にわたりタクシー業を営んできた。

    タクシー業を営むには、タクシー事業所への登録が必要だ。しかし軍人の身分である夫婦の名前では登録ができないため、別のタクシー会社にワイロを掴ませ、ナンバープレートを譲り受け、営業を行ってきた。

    ちなみに、北朝鮮では普通の人がタクシー業を営むのは非常に難しい。手続きが非常に面倒で、カネとコネが必要だからだ。まず、営業用の車両は中国から取り寄せなければならないが、関税が高いため、朝鮮労働党系列の貿易会社にワイロを渡して密輸してもらう。購入費用と密輸費用と合わせると新車なら一台1万2000ドル(約127万円)、中古でもその半分だ。

    現在、平壌市内で営業しているタクシーの台数は約6000台(韓国の統一研究院の推定)。ほとんどが高麗航空、大同江旅客運輸事業所等の国家機関に所属しているが、個人が経営するタクシーも一部存在する。

    次に必要になるのはドライバーだ。車を購入した本人が運転する場合もあれば、ドライバーを雇うこともある。手軽に儲けられる上に、成分(身分)の調査や書類審査もなく面接で決まるため、30~40代の男性に人気の職種となっている。ちなみに女性はタクシードライバーになれないとのことだ。

    (参考記事:北朝鮮のオヤジは「タクシー運転手」が夢の職業

    摘発のきっかけは些細な交通違反だった。

    所属するタクシーが営業中に交通違反を起こし、ドライバーが交通指揮隊に呼び出された。取り調べを受ける過程で、夫婦の名前が出たというのだ。それで部隊の政治部が大々的な検閲(監査)に乗り出した。平壌市内のタクシー料金は初乗りが2ドル(約212円)、後は4キロごとに5ドル(約531円)が加算される。夫婦は相当儲けていたことだろう。

    夫婦だけでは済まされず、組織全体の不正蓄財の問題にも飛び火する様相を見せている。

    「祖国保衛に忠実であるべき軍幹部が、金儲けのためにタクシー会社を営んでいたことを指揮部も厳しく叱責している。夫婦が不正行為で処罰されるのはもちろんだが、8総局全体の幹部の検閲問題に拡大する雰囲気だ」(情報筋)

    平壌のタクシービジネスには、常に権力と利権の影がついてまわる。

    (参考記事:金正恩氏が意のままにする「美人妻利権」の現場写真

    かつて、平壌市内最大手のタクシー会社を営んでいたのは、張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の姪の夫で、元俳優のチェ・ウンチョル氏だ。事実上、市内のタクシー事業を牛耳っていたが、張成沢氏が2013年12月に処刑された後、チェ氏も粛清された。

    チェ氏のタクシー会社は朝鮮労働党に所属が移ったが、その会社の裏にいるのは、金正恩党委員長氏の美貌の妻、李雪主(リ・ソルチュ)氏の一派と言われている。ということは、件の軍幹部夫婦は金正恩氏の「美人妻利権」に手を出して摘発されたとも言えるだろう。

    (参考記事:金正恩氏の「美人妻利権」に平壌市民の怨嗟うず巻く