英国外務省は7月29日、「北朝鮮の医療施設と医師のリスト」という4ページの資料を公開。北朝鮮の医療施設には麻酔薬がない場合がしばしばあるため、北朝鮮での手術はできる限り避けることや、即時帰国することを勧告している。
実際、麻酔なしで手術を受けたことのある脱北者は、「メスを入れたお腹から伝わってくる痛みがどれだけひどいか。全身がぶるぶると震え、自分の血の匂いに吐き気がした」などと、その壮絶な体験について語っている。
英国外務省は7月29日、「北朝鮮の医療施設と医師のリスト」という4ページの資料を公開。北朝鮮の医療施設には麻酔薬がない場合がしばしばあるため、北朝鮮での手術はできる限り避けることや、即時帰国することを勧告している。
実際、麻酔なしで手術を受けたことのある脱北者は、「メスを入れたお腹から伝わってくる痛みがどれだけひどいか。全身がぶるぶると震え、自分の血の匂いに吐き気がした」などと、その壮絶な体験について語っている。
北朝鮮で軽犯罪者は短期間、「労働鍛練隊」に収監されるが、当局の幹部たちが、拘禁施設の受刑者を私的な目的で奴隷のようにこき使っている実態を米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。
平安北道(ピョンアンブクト)のRFAの内部情報筋は、その実態を次のように語った。
「幹部たちが、労働鍛錬隊の受刑者を勝手に連れてきて、自宅の新築工事をやらせている。過去にも受刑者を動員する慣例はあったが、最近幹部たちの間では豪邸を建てることが流行っているため、収容者の労働力の『需要』が増している」
米国務省は今年3月に発表した国際麻薬統制戦略報告書(INCSR2015)の中で、北朝鮮における覚せい剤や麻薬類の拡散の実態について指摘している。
北朝鮮国内において近年、薬物類の使用が急速に拡散していることはよく知られている。
米国務省の報告書によれば、最も広く使われているのがメタンフェタミン、つまり覚せい剤だ。薬物使用の危険性に関する教育が行われておらず、医薬品が不足しているため、その代用として覚せい剤を使用する人も多いという。
北朝鮮で「栄誉軍人」と呼ばれる傷痍軍人。発電所、道路、アパート建設に動員されて、事故で障害を持った軍人のことだ。この傷痍軍人が「半グレ化」していると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、傷痍軍人たちは清津(チョンジン)市内の各市場を闊歩しながら、様々な嫌がらせや暴力を繰り返しながら住民たちに嫌がらせを繰り返している。こうした傷痍軍人たちは、5人から7人で1組で「松葉杖組」と呼ばれる。
連日の猛暑を記録している北朝鮮では、涼を求めて海やプールを訪れる人が多い。ところが、平壌市内のプールで異臭騒ぎが発生した。
騒ぎが発生したのは平壌市内にある「紋繍(ムンス)プール」。金正恩氏が、スイス留学時代に見たウォーターパークを自国に再現すべく作らせたもので、新興富裕層「トンジュ(金主)」を中心に多くの平壌市民が訪れるスポットになっている。
咸鏡南道(ハムギョンナムド)の内部情報筋によると、このプールでは、最近度々異臭騒ぎが起きていた。
北朝鮮の両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市で女性が崖から飛び降りて自殺を図る事件が起きた。幸い一命は取り留めたが、自殺未遂の動機を巡って、住民の間では怒りの声があがっている。
両江道の内部情報筋によると、事件が起きたのは先月末。市内では、労働党創建70周年を記念する建設事業が行われており、ところどころで歩道や自転車道が通れなくなっている。
自殺未遂をしたコメ商人の女性は、販売するコメを載せたリアカーを引いて自転車道を進んでいた。ところが工事によって行く手をふさがれたため車道にはみ出た。そこに駆けつけたのが交通指揮隊の保安員(交通警察)だった。
開城工業団地で働く北朝鮮労働者におやつとして供給されていた韓国製のチョコパイ。受け取った労働者たちは市場で売り払い、全国に流通されたが、北朝鮮当局は「資本主義に幻想を抱く」として供給をストップさせた。

そこで、韓国製チョコパイの代用品として登場したのが、北朝鮮製のチョコパイだが、評判の方はイマイチだ。
6月30日、北朝鮮の漁船取締船1隻が、北方限界線(NLL)を越えて南側海域を侵犯し、韓国軍の警告射撃を受け北朝鮮側に引き返す事件が起きた。
度々、韓国海域を侵犯する北朝鮮取締船だが、本来の任務は、自国漁船の監督や他国船舶、とりわけ中国漁船の違法操業の取り締まりだ。
しかし、北朝鮮取締船は摘発という名目で、中国漁船から略奪、暴行を働くことから「海賊船」と恐れられていた。
「北朝鮮海賊船」の実態について朝鮮人民軍出身の脱北者パク・ウォンスン氏(仮名)は次のように語る。
6月30日、北朝鮮の漁船取締船1隻が、北方限界線(NLL)を越えて南側海域を侵犯し、韓国軍の警告射撃を受け北朝鮮側に引き返す事件が起きた。
度々、韓国海域を侵犯する北朝鮮取締船だが、本来の任務は、自国漁船の監督や他国船舶、とりわけ中国漁船の不法操業の取り締まりだ。
北朝鮮の軍隊「朝鮮人民軍」で、女性兵士が上官から昇進や入党をエサに性的関係を迫られる、いわゆる軍隊内のセクハラの実体は、デイリーNKでも以前に伝えた。こうしたセクハラは、軍隊内に限った話しではない。
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、2007年に脱北したキム・シヨンさんの証言をもとにして、北朝鮮の不倫の実情について詳しく伝えている。
暑い夏をまえに、ノースリーブ姿の女性たちが、ちらほら見受けられるようになってきた。韓国でも夏もになると、二の腕を露わにする女性たちで町はあふれかえる。
ところが、北朝鮮から脱北して韓国に定住する女性たちは、ノースリーブ姿になることを躊躇うという。その理由は、彼女たちの二の腕、つまり二頭筋があまりにもムキムキで立派だからだと韓国の北朝鮮専門メディア・ニューフォーカスが伝えた。
北朝鮮では、田植えの時期の「田植え戦闘」からはじまって、建設現場での労働支援など老若男女が、日常的にありとあらゆる重労働をしなければならない。総じて、贅肉はついていないことからダイエットの必要がなく、むしろ「もっと肉を食べて太らなければならない」と言われるぐらいだ。
最近、北朝鮮の若い女性の間で「妊娠検査薬」が爆発的な人気だという。出産を奨励する北朝鮮社会で、女性が「妊娠検査薬」を使用するのは極めて異例なことで、妊娠時期を調節しよりよい生活を送ろうとする女性が増えているためと内部消息筋は説明する。
咸鏡北道の消息筋は19日、デイリーNKとの通話で「若い女性の間で『妊娠検査機』が新たな人気商品となっている。『妊娠検査薬』は外国(中国)に行って来た人がいくつか売り始めたことで広まった。
女性たちは通常、月経周期で妊娠の事実を判断したり、産婦人科の診断に頼ってきた。しかし自己診断は誤診も多く、産婦人科医の内診(機械でなく手で鑑別する方法)も誤診が多い」と話した。
消息筋によると、道にある大きな病院には「超音波」検査機があるが、ほとんどの住民が利用する市、区の病院はこうした機械がないため誤診が多い。
北朝鮮の平壌で4月、大学生が韓流ドラマを視聴した罪で大量に処罰されるという異例の事態が起きたと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。視聴した韓流ドラマの内容が問題視されたという。
北朝鮮で韓流ドラマの視聴は処罰の対象だが、裏コンテンツとして定着している。取り締まりにも限界があるため、ここ最近は比較的緩かったが大学生たちが処罰されたという。どうやらドラマの内容が当局に目をつけられてしまったようだ。
大学生たちが見たのは「ツツジの花が咲くまでに」。これは「喜び組」に所属し、後に脱北した申英姫(シン・ヨンヒ)さんの手記を原作にしたドラマだ。原作は日本語に翻訳され「私は金正日の「踊り子」だった(徳間文庫)」という邦題で出版されており、喜び組をはじめ北朝鮮の内部事情が赤裸々に記されている。
北朝鮮で、6月1日は「国際児童節」つまり「こどもの日」だが、この日ですら蔓延する「拝金主義」から逃れられないという。
1949年に旧ソ連の国際民主女性同盟の理事会で決められて以来、北朝鮮、中国、ロシアなど44の国や地域で6月1日を「こどもの日」だ。
北朝鮮当局は、国際児童節を記念して幼稚園児たちの芸術団を中国吉林省の延辺朝鮮族自治州に派遣。そのメンバー選考でやはり賄賂が飛び交ったとデイリーNKの内部情報筋が伝える。
韓国の情報当局筋によると、北朝鮮海軍が、中国カニ漁船の北朝鮮海域での違法操業を取り締まる過程で、中国人船員1名を射殺したと複数の韓国メディアが報じた。
韓国メディアによると、事件は4月15日「太陽節(故金日成氏の誕生記念日)」に起こった。
朝鮮人民軍(北朝鮮軍)海軍8戦隊所属の警備艇は、西海の延坪島の北方限界線(NLL)付近で、違法操業をしていた中国カニ漁船を拿捕しようとした。
北朝鮮社会では至るところで「セクハラ」や「性的暴行」が横行している。しかし、そもそもセクハラという言葉も概念もないため、被害にあった女性は、それが「人権侵害」であるという認識すらもたない。
セクハラは国営企業や工場でも日常的に行われているが、最も横行しているのが実は軍隊だ。兵役が13年と非常に長い上、兵役期間中には恋愛も許されない。山奥の部隊なら民間人の女性に会う機会すらない。さらに階級に基づく上下関係が厳しい組織社会であるため、地位を利用したパワハラとしてのセクハラが横行するのだ。
朝鮮人民軍空軍で司令部指導員を務めた脱北女性のチェ・ヒギョンさんは次のように語る。
韓国の国家情報院は13日、北朝鮮の玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長が先月30日に公開銃殺されたと国会に報告した。報告によれば、銃殺には「高射銃」が用いられたと言う。
対空火器として使われる高射銃には様々な種類がある。今回言及されているのは、旧ソビエト連邦製のZPU-4であると思われる。
ZPU-4は、第2次世界大戦直後にソビエト連邦が設計した4連装の牽引式対空機関砲で、歩兵用に開発された口径14.5mmのKPV 重機関銃を対空用の銃架に搭載させる形で開発された。
北朝鮮国内で、金正恩氏や政府を批判する落書きやビラが相次いで見つかっていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

平壌在住のRFAの情報筋によると、ビラや落書きの背景には金正恩氏が「祖父譲りの残忍な人間」と言われ、評判が芳しくないことがあると指摘。落書き犯を捕まえたい北朝鮮当局は、「筆跡調査」まで行っているという。
北朝鮮の貧窮の象徴であり、飢えや病気のために行き倒れてそのまま死ぬことも少なくない浮浪児「コチェビ」。しかしいまや、彼らの生態にも変化が起きている。
生きるために手を染める強盗手段が、ますます大胆になりつつあるのだ。最近では徒党を組んでトラックの部品を盗んで売り払うなどしている。
平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK情報筋は、次のように語った。
「コチェビたちは、かつては市場や駅前で物乞いをしつつ暮らしていたが、最近は組織的に盗みを働く。さらに、盗品を売り飛ばす販路まで構築している」
情報筋によると、彼らは5~6人のグループで、毎日、計画を立てて盗みを働く。
韓国の国家情報院は29日、国会情報委員会全体会議のなかで、北朝鮮で金正恩氏に異議を唱えたとして15人の当局者が処刑されたと報告した。
【参考記事】北朝鮮、金正恩氏に異議で高官15人が「見せしめ」処刑か
処刑されたと見られているのは、北朝鮮で特権階級を占めるエリートたちだ。
外側からは出世街道に乗っているように見えても、またいかに体制に忠誠を誓っていても、「一寸先は闇」なのが北朝鮮という国だ。その象徴とも言えるのが、権力中枢の一角、国家安全保衛部の副部長の肩書を持っていた、ある人物の末路である。
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が最近出した回顧録。その韓国語版の356ページには次のような一節がある。
「2011年初め、アメリカと中国から驚くべき話を聞かされた。我々と接触した北朝鮮の高官が公開処刑されたというものだった」
北朝鮮の公式ウェブサイトのひとつである「今日の朝鮮」は4月10日、金正恩氏が「ハローキティ」や「くまのプーさん」などの海外キャラクターに愛着があるとする内容の記事を掲載した。
同サイトは、「“キティ靴下”と“プー靴下”」というタイトルの記事で、金正恩氏が、2012年7月に平壌靴下工場を現地視察した際のエピソードを紹介した。
正恩氏は、新製品をサンプル室を見回りながら、「美しい柄の靴下」に大いに満足しながら、現場の技術者と次のような会話を交わした。
4月1日から、北朝鮮の学校も新学年度を迎えている。朝鮮中央通信はこの日、「全国の大学、専門学校、高級・初級中学校、小学校で始業式に続いて初の授業が行われた」と報じた。
北朝鮮の学生たちにとって、新学期の目玉は新しい制服だ。
【画像】大学・専門学校、中学・高校、小学校の新しい制服
北朝鮮の対外向け週刊紙、統一新報は2月、新しい制服のデザインを公開している。同紙によれば、新しい制服は政府機関や美術大学のコンペを経て選ばれたもので、金正恩氏が生産現場を視察するなど、いわば“肝いり”のデザインとなっている。
ところが、当の学生たちの間で、その評判は芳しくない。
(参考記事:北朝鮮イマドキ10代の「おしゃれ闘争」… 「国が配給する制服はダサくて恥ずかしい」)
北朝鮮では「鋼鉄電線を力強く支援しよう」というスローガンの下、毎年「クズ鉄集め」の運動が展開され、労働者や主婦はもちろん、小学生から大学生までが動員される。
各自に課せられるノルマは極めて厳しい。そのせいで、一部の学生たちが“ある行動”に出ている。
平安南道(ピョンアンアムド)のデイリーNKの内部情報筋は、厳しいクズ鉄集めについて次のように語った。
デイリーNKは22日、中国・丹東の情報筋を通じ、北朝鮮の平安北道新義州(シニジュ)市の黄金坪(ファングムピョン)から現地に脱北した北朝鮮の兵士2人のうち1人が、中国人民解放軍に拘束・連行される場面の写真を入手した。脱北兵士は国境警備隊の所属で、拘束された当時、銃などの武器を携帯していたとされる。【画像】中国軍に制圧・連行される「北朝鮮脱走兵」
写真が撮られたのは、黄金坪とは国境を流れる鴨緑江の支流をはさんだ対岸にある中国側の村。兵士は中国人女性1人を人質に抵抗していたという。情報筋は、当時の様子について次のように話す。
「脱北兵士は人質を引きずって建物の屋上に上がるなどして、騒ぎが大きくなった。しかし銃器などで武装した中国の公安と兵士ら100人が集結し、あっという間に制圧した」

北朝鮮当局が、金正恩氏暗殺を描いたコメディ映画「ザ・インタビュー」の自国への流入を懸命に防ごうとしていることがわかった。わざわざ「ザ・インタビューを見てはならない」と伝えるための講演会も行われているとデイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。
咸鏡北道の内部情報筋は次のように語った。
北朝鮮の平壌市では新年を迎えて、市民に「ハタハタ1キロ」と「ビール1瓶」の配給を実施した。ところが市民からは不満の声が上がっていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。
同放送は、咸鏡北道(ハムギョンブクト)内部情報筋が最近平壌で聞いた話を次のように紹介した。