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  • 北朝鮮の子どもを悲しませる「立体律動映画」の値段

    映像が立体的に見え、座席が振動する4D映画。これが北朝鮮の地方都市で人気を集めているという。

    両江道(リャンガンド)の内部情報筋によると、道庁所在地の恵山(ヘサン)に最近、立体律動映画館、つまり4D映画館がお目見えした。場所は中朝国境を流れる鴨緑江のそばにそびえ立つ普天堡(ポチョンボ)戦闘勝利記念塔のすぐそばだ。

    金正恩党委員長は、「社会主義文明強国建設」を掲げ、各地にレジャー施設を建設している。その代表例が、外国人観光客も案内される平壌のムンスプールだが、それ以外にも様々な施設が建設されている。

    (参考記事:北朝鮮ツアー、実は近くて普通に行ける北朝鮮旅行

    その一環として2013年9月、平壌の綾羅島(ルンラド)遊園地に4D映画館が完成。金正恩氏も鑑賞に訪れている。

  • 「韓国は正気なのか!?」文在寅政権に北朝鮮から非難

    今年だけで首脳会談を3回も行い、北朝鮮との友好ムードを盛り上げてきた韓国の文在寅政権だが、北朝鮮側はここへ来てやや熱が冷めてきたように見える。

    韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙報道官は26日の記者会見で、北朝鮮の金正恩党委員長の訪韓時期について、「さまざまな可能性をすべて踏まえて議論中」と述べ、今のところ見通しが立っていないことをうかがわせた。

    金正恩氏は、9月に平壌で行われた南北首脳会談で、近いうちに韓国を訪問する意向を表明。韓国政府は当初、年内の訪韓実現を目指していた。

    しかし、9月から金正恩氏訪韓の準備を行えば、どんなに急いでも12月にはなる。ハッキリ言って、12月に金正恩氏がソウルを訪れるなど不可能だ。なぜなら毎年12月には、国連総会で北朝鮮における人権侵害を非難する決議が採択されているからだ。

    決議案は今年も日本と欧州連合(EU)から提出され、今月15日には国連総会第3委員会で採択された。国連総会本会議では来月12日に採択される見込みだ。

    これに対し、北朝鮮は例によって猛反発している。

    (参考記事:「私たちは性的なおもちゃ」被害女性の告発に北朝鮮反発

    対韓国宣伝ウェブサイトである「ウリミンジョクキリ(わが民族同士)」は27日、「卑劣で幼稚な政治的陰謀の産物」と題した論評を掲載。

  • 制裁下でも「古着」入荷…北朝鮮で人気の「日本製品ベスト3」

    かつて、北朝鮮には「最高級品は日本製」という時代があった。新潟港と東海岸の元山(ウォンサン)港を行き来していた「万景峰(マンギョンボン)92」号が、日本から様々な品物をせっせと運んでいたのだ。日本政府が2006年に対北朝鮮のすべての品目を輸出入を禁じる独自制裁を導入して以降、北朝鮮には日本製品があまり入らなくなったが、メイド・イン・ジャパンの人気は依然、根強い。

    両江道(リャンガンド)の内部情報筋が伝えてきた、市場で最近人気の日本製品は、ダウンジャケットだ。新品のものはかなり値が張るが、古着なら9万北朝鮮ウォン(約1170円)で買える。

    中国製のダウンジャケットも多数入荷するが、新品は決して安くない。一方で日本製は、古着であっても新品同様で、コストパフォーマンスに優れているとして、入荷すれば季節を問わずすぐに売れてしまうという。

    (参考記事:美女と「日本製の部屋着」に狂わされた、ある北朝鮮警察官の選択

    制裁発動後は日本から直輸入されることは少なくなったが、中国経由で古着が入ってくる。また、北朝鮮に住む元在日朝鮮人の元を訪れる日本在住の家族がお土産として持ち込んだものも市中に出回るという。

    ちなみに、中国で最も有名な日本のブランドと言えばユニクロだが、遼寧省だけで20店舗あり、うち1店舗は北朝鮮との国境に面した丹東にある。お隣の吉林省にも延辺朝鮮族自治州延吉を含め8店舗がある。詳細は不明だが、これら店舗で買い求められた製品も北朝鮮に持ち込まれているものと思われる。

  • 「私たちは性的なおもちゃ」被害女性の告発に北朝鮮反発

    北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は26日、北朝鮮の人権問題に対する米国の非難は「とんでもない茶番劇」であるとする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

    論評は、国際人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が先月末、北朝鮮で女性に対する性暴力がまん延していることを告発する報告書を発表したことに言及。「米議会と保守的なメディア、専門家も、制裁・圧迫と『人権問題』を対朝鮮政策として引き続き掲げるべきだと唱えている」と指摘した。

    (参考記事:「私たちは性的なおもちゃ」被害女性たちの血のにじむ証言を読む

    HRWが先月31日に発表した報告書は、金正恩党委員長が政権を継承した2011年以降に脱北した人々のインタビューを元に作成されたもの。「(北朝鮮で)私たちは性的なおもちゃにされていた」などとする、脱北女性らの血のにじむ証言が多数収められている。

    これに対し論評は、「祖国と人民から許してもらえない罪を犯し、親子までためらわずに捨てて逃走した人間のくずが吹いたほらがいわゆる『根拠』の全てである」と罵倒。

    続けて「米国がとんでもない茶番劇に執着するのは、朝鮮のイメージをダウンさせて自分らの制裁・圧迫策動を合理化し、朝米協商でわれわれの譲歩を引き出し、ひいては反朝鮮体制転覆の悪巧みを実現しようとするところに目的がある」と主張した。

  • 「親子の縁を切るしかない」脱北者の母に苦渋の決断を迫ったものとは

    北朝鮮の抑圧体制を支える秘密警察、国家保衛省(保衛部)の要員たちは、その絶大な権限を悪用して国民を痛み付け、カネを搾り取ってきた。そんな保衛部の脅迫に耐えかね、親子の縁を切る選択を迫られた脱北者がいる。

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)に住んでいたキム・ミンスクさん(仮名)は5年前に脱北し、今は韓国で暮らしている。キムさんはデイリーNKの取材に、一部始終を語った。

    キムさんは、北朝鮮に残してきた息子リ・ナムギュさん(仮名)と、中国キャリアの携帯電話を使って連絡を取り合ってきた。

    今年9月、リさんはいつものようにキムさんと通話していた。そこを保衛部に急襲され、逮捕された。通常、海外に電話する場合には、問題にならないように保衛部にあらかじめワイロを渡す必要がある。中国への留学経験を持つリさんがそれを知らないわけがなく、何らかの理由でワイロを渡さなかったため、逮捕されたものと思われる。もしくは、保衛部にカネが必要な事情があり、あえて逮捕した可能性もある。

  • 北朝鮮が対米批判を再開「平和を物乞いすれば死」

    米国と韓国を口汚く罵るのは、北朝鮮の十八番だった。

    例えば、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は2014年の5月と12月、米国のオバマ大統領(当時)に向かって、人種差別表現を使って激しく誹謗している。

    (参考記事:北朝鮮メディアがまたもやオバマ氏に対して人種差別表現

    韓国の朴槿恵大統領(当時)についても、ひわいな表現まで交えて口汚く罵った。

    (参考記事:北朝鮮メディア、朴槿恵氏を「好色漢魔女」と罵倒…「大統領が腐りきった」

    朝鮮半島が和平ムードに包まれた今年に入ってから、そのような罵詈雑言は控えられていたのだが、国内では米国を「敵」とする思想教育が再開されている。ところが、北朝鮮国営メディアが報じてきた内容と相反するため混乱が起きていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

  • 「慰安婦問題には時効などない」北朝鮮が主張

    北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は21日、戦時中の従軍慰安婦問題を巡り、「日本が働いた性奴隷犯罪は国際法的時効が適用されない」とする論評を掲載した。

    北朝鮮メディアは最近、慰安婦問題への言及を強めている。国営の朝鮮中央通信は16日、「日本軍性奴隷問題の解決は国際的要求」と題した論評で次のように述べ、旧日本軍が朝鮮人慰安婦を虐殺した証拠とされる「映像記録編集物」があると主張した。

    (参考記事:「日本軍が慰安婦を虐殺した映像ある」北朝鮮メディア報道

    慰安婦問題を巡っては、韓国政府が元慰安婦らの支援事業を行ってきた財団の解散を正式に発表したことで、日韓関係の今後が不透明になっている。財団は、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」をうたった合意の柱だ。日本にとっては、まさにこの文言が重要なわけで、これが反故にされるのではないかということが最大の懸念だ。

  • 「北朝鮮の女性虐待、加害者の処罰を」国連幹部が強調

    11月25日は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」だ。世界各地ではこの日に合わせ、国連女性機関などの主導により、暴力のない明るい未来を象徴するオレンジ色を使った様々な行事が開かれる。

    ニューヨークの国連本部では19日に記念行事が行われた。米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)はこの行事に合わせ、国連女性機関の幹部にインタビュー。

    同幹部は、国際人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が発表した北朝鮮の女性虐待に関する報告書の内容に注目しているとしながら、「女性に対する暴力の加害者が処罰されないことは、深刻な2次被害であり、絶対に黙認してはならない」と強調した。

    (参考記事:北朝鮮女性、性的被害の生々しい証言「ひと月に5~6回も襲われた」

    HRWが先月31日に発表した報告書「理由もなく夜に涙が出る 北朝鮮での性暴力の実情」は、金正恩党委員長が政権を継承した2011年以降に脱北した54人と、脱北した北朝鮮の元公務員8人を対象にしたインタビューを元に作成されたものだ。北朝鮮における性暴力の現状と、それを生み出す社会的土壌について詳しく解説されている。

    (参考記事:「私たちは性的なおもちゃ」暴露された金正恩時代の性暴力

    HRWが、「女性に対する暴力撤廃の国際デー」を見据えたタイミングで報告書を発表したのは明らかだ。

  • 北朝鮮のカジノホテル、中国からの抗議で工事中断

    北朝鮮が、中国との国境に面した平安北道(ピョンアンブクト)新義州(シニジュ)で建設中だった30階建てホテルの工事が中断された。この話を巡って、「あの人物」の存在が取り沙汰されている。

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、現地の情報筋の話として、このホテルは今年の春に着工、骨組みが20階まで組み上がった時点で突然工事が中断されたと報じた。

    国境の鴨緑江を挟んで向かい合う中国の丹東のマンションの15階以上から見ると、ホテルの建物の一部が見えるという。これは、鴨緑江の川べりではなく、そこから1キロほど離れた市内中心部で工事が行われていることを示す。

    工事中断の理由はカジノだ。

  • 世界「自殺率1位」の北朝鮮で、農村婦人がガソリンをかぶり…

    北朝鮮は世界的に見て自殺率が非常に高い国だ。

    世界保健機関(WHO)の2012年の統計によると、10万人あたりの自殺率(年齢調整なし)のランキングでは、北朝鮮は39.5人で1位。2位は韓国(36.6人)。ちなみに日本は9位(23.1人)だった。国ごとの人口と年齢構成の違いを調整した値でも、北朝鮮は1位のガイアナ(44.2人)に次ぐ2位(38.5人)だ。ちなみに韓国は3位(28.9人)、日本は18位(18.5人)だった。

    世界でも稀に見る抑圧体制が、多くの人を自殺に追い込む一因となっている。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは… 

    そんな中、北朝鮮北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)穏城(オンソン)からショッキングなニュースが伝わってきた。協同農場の管理委員長の夫人が、焼身自殺したというのだ。

    現地の内部情報筋によると、事件の発端は今年の夏まで遡る。この協同農場の管理委員長が、農場で収穫された穀物を横流ししたり、ワイロを受け取って何らかの便宜を図ったりしていたなどの疑いで摘発された。そして、委員長の職を解かれ、一般の農場員に降格させられる処分を受けた。

    北朝鮮当局は最近、農場に対して穀物の横流しなどを厳しく禁じる布告を出している。従来は当たり前のように行われていた行為なのだが、委員長は運悪く摘発されてしまい、罪をもみ消すだけのカネとコネがなかったため、すべてを失ってしまったのだろう。

    (参考記事:北朝鮮「穀物の売買禁止令」で国内に不安が広がる

    事件が起きたのは、元々住んでいた家を明け渡すことになった今月初めのことだ。

    北朝鮮の住宅法の30条5項には「国が協同農場に建てた住宅と協同団体所有の住宅は、農場で服務する農場員、労働者、事務員に振り分けなければならない」とある。法律に従って、家を新任の管理委員長に明け渡し、自分たちは別の家に引っ越さなければならない状況となった。

    その過程で両者が口論となった。理由はわからないが、旧委員長夫妻は多くの人の前で恥をかかされたのかもしれない。委員長夫人としてそれなりに羽振りのよい暮らしをしていた女性には耐えられないほどの屈辱だったのだろう。衆人環視の中でガソリンをかぶり、自ら体に火をつけて命を絶った。

    地位、名誉、家に加え妻まで失った元管理委員長は、一般の農場員として暮らしているが、激しい衝撃を受けたせいか、周りの人と接することを避けているという。

    (参考記事:金正恩政権「殺人的ストレス」に苦しむ北朝鮮の人々

  • 北朝鮮軍の脱走兵、ロシアから拉致・強制送還か

    滞在中のロシアから韓国に向かおうとしていた脱北者が、北朝鮮に強制送還される事件が起きた。

    デイリーNKの対北朝鮮情報筋によると、今月初めにモスクワで韓国行きを待っていた脱北者チュ・ギョンチョルさん(29歳)が忽然と姿を消した。7日にウラジオストクで裁判を受け、その日のうちに北朝鮮に強制送還された。その後の処遇については明らかになっていないが、韓国行きを目指していたため、収容所送りを含めた重罰が予想される。

    北朝鮮当局は近年、相当に強引な手段を動員し、脱北者の拉致・強制送還を続けている。

    (参考記事:美人タレントを「全身ギプス」で固めて連れ去った金正恩氏の目的

    チュさんは昨年、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の下戦士(二等兵)の身分で、労働者としてロシアに派遣された。しかし、辛い労働に耐えかねて韓国行きを決心した。各所の助けを借りて、手続きをほぼ終え、後は韓国行きを待つだけだった。

    (参考記事:事故・自殺・そして拷問 「労働者の生き血」を吸う金正恩氏の外貨稼ぎ

    チュさんが北朝鮮に強制送還されたという衝撃的な話は関係者の間に急速に広がったが、これまでのところ、ロシアメディアはこの件を報じていない。

  • 北朝鮮の秘密警察幹部、スパイ容疑で逮捕…内部映像を国外に流出

    金正恩党委員長は「国外への情報流出、国外からの情報流入」に対して極めて厳しい姿勢を取っている。昨年末には、電話帳を海外に売ろうとした6人が銃殺されている。電話帳には、国家機関の電話番号など北朝鮮が国家機密扱いする情報が掲載されているからだ。

    (参考記事:変わらぬ北朝鮮、6人銃殺。理由は「電話帳を売ろうとしたから」

    10月初め、北朝鮮国内の情報を密かに海外に伝える仕事に携わってきた保衛部(秘密警察)の幹部が逮捕された。スパイ容疑での逮捕だけあって、重罰は免れないと思われる。

    逮捕されたのは北朝鮮北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)穏城(オンソン)郡の保衛部に所属する幹部だ。

  • 「眠っているうちに」死者数万人、北朝鮮庶民が震える「冬の夜の恐怖」

    両江道(リャンガンド)の内部情報筋によると、恵山(ヘサン)駅そばにある恵興洞(ヘフンドン)の民泊で今月13日、家主夫婦と宿泊客3人が死亡した。近隣住民に発見されたのは、数日後のことだった。

    亡くなった3人は、金正恩党委員長が進める三池淵(サムジヨン)の開発工事に突撃隊(建設部隊)として動員されていた。数ヶ月の任期を終え、故郷に戻る矢先のことだった。列車を待つために駅のそばの民泊に泊まり、悲劇に遭った。事情を知った近隣住民が気の毒がっている。

    (参考記事:住民や労働者が次々に逃げ出す酷寒の「恐怖写真」現場

    死因は、一酸化炭素中毒だった。

  • 「日本軍が慰安婦を虐殺した映像ある」北朝鮮メディア報道

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、「日本軍性奴隷問題の解決は国際的要求」と題した論評で次のように述べ、旧日本軍が朝鮮人慰安婦を虐殺した証拠とされる「映像記録編集物」があると主張した。

    (参考記事:日本軍に虐殺された朝鮮人従軍慰安婦とされる映像について

    「最近だけでも、米国立文書保管所に所蔵されていた過去の日帝が朝鮮人性奴隷を野獣のように虐殺した天人共に激怒する蛮行を立証する映像記録編集物と共に、1944年9月13日に性奴隷として引き連れていた30人の朝鮮女性を銃殺したことについて記録した連合軍作戦日誌が公開されたことをはじめ、数多くの性奴隷犯罪関連事実があらわになった」

    ここで言及されている映像は2月27日、韓中日の専門家が出席して行われた旧日本軍の慰安婦問題に関する国際カンファレンスで、韓国・ソウル市とソウル大人権センターが公開したものを指しているようだ。

  • 世界で最も過激な「BTSファン」は北朝鮮にいた

    北朝鮮では韓流ドラマやK-POPを視聴することは重罪に当たる。過去にはある女子大生が、韓流ドラマを見ていたというだけで拷問を受け、悲惨な運命を辿った。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    一方で、米ビルボードの売り上げランキングで1位を記録するなど、K-POPを代表するアーティスト、防弾少年団(BTS)の勢いはとどまることを知らないが、北朝鮮の若者もその流れに決して乗り遅れてはいない。彼らの間で流行しているのはカバーダンス、つまり有名アーティストと同じように踊ることだ。

    平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、「チャンマダン(市場)世代と呼ばれる北朝鮮の若者の間では、BTSなどK-POPのPVや音楽番組が大人気だ。それも、もはや単に見て聞いて楽しむだけに飽き足らず、カバーダンス、リアクションビデオ、ランダムダンスパフォーマンスなど、自分たちでコンテンツを生産する段階まで来ている。

  • 美女と「日本製の部屋着」に狂わされた、ある北朝鮮警察官の選択

    北朝鮮の最高学府・金日成総合大学を卒業した脱北者で、韓国紙・東亜日報の名物記者であるチュ・ソンハ氏の近著『平壌資本主義百科全書』では、北朝鮮の人々の知られざる生活実態が生々しく紹介されている。

    同書を通じて改めて確認されたことのひとつが、北朝鮮の富裕層が今なお「メイド・イン・ジャパン」を愛しているということだ。平壌に住むある御曹司はチュ氏のインタビューに、次のように答えている。

    「(周りから)良い暮らしをしていると思われたければ、弾ける人がいなくてもピアノ1台は家になきゃダメですね。日本のヤマハのピアノが2万ドル、中古なら7000~8000ドルくらいです。家具もすべて日本製を最高とみなします。韓流なんか知りませんよ」

    (参考記事:北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに

    北朝鮮の富裕層が日本製品を愛するのは、在日朝鮮人によって持ち込まれた様々なモノに触れながら、そのクオリティの高さに慣れているからだ。経済制裁によって入手が難しくなっても、中国製などの代替では満足できないのである。

  • 住民や労働者が次々に逃げ出す酷寒の「恐怖写真」現場

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は10月30日、金正恩党委員長が中国との国境に近い三池淵(サムジヨン)郡を視察したと伝えた。金正恩氏が同郡を視察するのは、今年3回目だ。

    三池淵郡は北朝鮮で「革命の聖地」として知られるとともに、風光明媚な景勝地でもある。金正恩氏は東海岸の「元山葛朝(ウォンサンカルマ)海岸観光地区」と並び、同郡の観光開発プロジェクトを最重視していると見られる。

    しかし、三池淵郡の建設現場の安全対策は劣悪で、実際に事故も発生。北朝鮮が公開した写真の中にも「恐怖写真」レベルのものがある。

    (参考記事:金正恩氏の背後に「死亡事故を予感」させる恐怖写真

    しかも、三池淵郡は北朝鮮の最高峰・白頭山(ペクトゥサン)を擁する高原地帯だ。

  • 美女と「日本製の部屋着」に狂わされた、ある北朝鮮警察官の選択

    北朝鮮の最高学府・金日成総合大学を卒業した脱北者で、韓国紙・東亜日報の名物記者であるチュ・ソンハ氏の近著『平壌資本主義百科全書』では、北朝鮮の人々の知られざる生活実態が生々しく紹介されている。

    同書を通じて改めて確認されたことのひとつが、北朝鮮の富裕層が今なお「メイド・イン・ジャパン」を愛しているということだ。平壌に住むある御曹司はチュ氏のインタビューに、次のように答えている。

    「(周りから)良い暮らしをしていると思われたければ、弾ける人がいなくてもピアノ1台は家になきゃダメですね。日本のヤマハのピアノが2万ドル、中古なら7000~8000ドルくらいです。家具もすべて日本製を最高とみなします。韓流なんか知りませんよ」

    (参考記事:北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに

  • 130人が犠牲「水族館の惨劇」のあり得ない結末

    北朝鮮の金正恩党委員長はこの夏、国内各地の工場や建設現場を精力的に回り、生産態勢や工事の進捗具合に難があると思われた部門の幹部らを、容赦なく叱りつけ、檄を飛ばした。

    その熱心さが、やがて惨事につながるのではないかと懸念していたら案の定、現実のものとなってしまった。

    すでに本欄でも伝えた通り、金正恩氏が7月に視察した清津(チョンジン)かばん工場の工事現場で床が崩壊する事故が発生。4人が死亡し、数十人が重軽傷を負ったのだ。金正恩氏から叱責を受けた朝鮮労働党中央委員会が、大慌てで「工場を建て直せ」と指示した結果である。

    (参考記事:河原で500人死亡の地獄絵図…「速度戦」と呼ばれる殺人キャンペーン

    この事故で死亡したのは、専門の建設労働者ではなく、工場の女性職員4人だ。

  • 17歳の女子高生ら被害も「氷山の一角」か…暴露された韓国軍の性暴力

    今月7日、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相は1980年に韓国の光州市で発生した光州民主化運動(光州事件)当時、デモ隊を弾圧した戒厳軍の兵士などが市民に性的暴行を働いた事実が確認されたことを受け、会見を開いて謝罪文を発表した。

    しかし、当時の実態を知る関係者の間からは「今まで政府が黙殺してきたことが、今ごろになって明らかになったに過ぎない」との反応が出ていると、光州の地方紙・全南日報が伝えている。

    「山の中で縛り上げられ」

    同紙によれば、光州民主化運動における性暴力は、すでに18年前から知られていた。

  • 金正恩氏視察先の工事現場が崩壊…死傷者多数

    金正恩氏視察先の工事現場が崩壊…死傷者多数

    北朝鮮では、手抜き工事の横行などにより、建物の崩壊や建設現場での死亡事故が多発している。この9月中旬には、金正恩党委員長が視察した工場で深刻な事故が起きた。

    (参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故

    金正恩氏は今年7月、北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)で複数の現場を視察。その中のひとつ、清津(チョンジン)かばん工場を訪れた金正恩氏は、関係者に対して手厳しい批判を加えた。朝鮮中央通信は、その時の様子を次のように伝えている。

    「最高指導者は、清津かばん工場を建設した時から1年半になるまでデザイン室も設けず、製品陳列室も汚いまま放っているのを見れば確かに道党委員会の活動に問題があると深刻に批判した」

    (参考記事:金正恩氏、咸鏡北道で経済部門を集中視察…工事の遅れで内閣を叱責

    きつい指摘に、関係者は震え上がったはずだ。

  • 芸術家出身の美女が…北朝鮮「高級VIP風俗」の実態

    9月20日に韓国で出版された『平壌資本主義百科全書』が好評を博しているようだ。著者は東亜日報のチュ・ソンハ記者。チュ氏は北朝鮮の最高学府・金日成総合大学を卒業した脱北者で、北朝鮮社会の内部をえぐる取材では他の追随を許さない活躍を見せてきた。

    新著の内容は、これまでにも増して衝撃的だ。筆者も読み始めたばかりなのだが、のっけから引き込まれた。冒頭で紹介されているのは北朝鮮人口の「0.001パーセントレベルの御曹司」のインタビューだ。

    北朝鮮で貧富の格差が拡大しているのは周知の事実ではあるが、平壌中心部の外貨専門サービス施設で1日に1000ユーロ単位の遊興費を当たり前のように蕩尽するという「御曹司」の話は、ハッキリ言って想像以上だった。

    (参考記事:「牛乳風呂」をたのしむ北朝鮮の上流階級)

    今後も本書のポイントについて機会があるごとに紹介するつもりだが、とりあえず目に入ったのは次のくだりだ。

    「彼は常連として通う家屋型のクラブについても衝撃的な話を続けた。一般のマンションに店を構え、芸術家出身の美しい女性が身分の確かな固定客のVIPを相手にお酌をし、接待(ベッドも含む)をする。一晩に普通、100ドル以上だという」

    (参考記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発

    北朝鮮においても、性の売買が行われている事実はつとに知られている。よく知られているのは低所得層の女性たちの、食べていくための生業についてだが、それとは違う金持ち相手の商売があることも伝えられている。

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

  • 「警察官たちは性犯罪の捜査を楽しんでいる」北朝鮮の救われぬ実態

    北朝鮮の朝鮮人権協会は4日、国際人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が北朝鮮における女性への性暴力実態に関する報告書を発表したことに対し、「政治的謀略策動の一環」であると非難するスポークスマン談話を発表した。

    HRWが先月31日に発表した報告書「理由もなく夜に涙が出る 北朝鮮での性暴力の実情」は、金正恩党委員長が政権を継承した2011年以降に脱北した54人と、脱北した北朝鮮の元公務員8人を対象にしたインタビューを元に作成されたものだ。

    その中には、被害女性らの血のにじむような証言のほか、身近で起きた性犯罪の経過を知る第三者の証言などが数多く収められており、読むほどに「そこまで酷いのか」と愕然とさせられる。

    (参考記事:被害女性たちの血のにじむ証言…報告書「理由もなく涙が出る」を読む

  • 「私たちは性的なおもちゃ」被害女性たちの血のにじむ証言…報告書「理由もなく涙が出る」を読む

    ※この記事には、性暴力の被害に関する具体的な記述が含まれています。

    ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が先月31日に発表した報告書「理由もなく夜に涙が出る 北朝鮮での性暴力の実情」。報告書で最も多くのページを割いて伝えているのは、北朝鮮の拘禁施設における女性に対する性暴力だ。

    両江道(リャンガンド)で密輸に携わっていた30代女性のユン・スリョンさん。2011年末、他の女性と共に薬草を中国に密輸しようとして逮捕された。

  • 【写真】「凄腕デカ」から「美少女戦士」まで…金正恩氏ボディーガードの多彩な顔ぶれ

    下の写真は、元NBAのデニス・ロッドマンが2013年3月に訪朝したときのもの。バスケット・ボールの試合を観戦する人々の中で、2人の男女――金正恩氏の頭の上に見える男性と、ロッドマンの背後の女性だけが別の方向に鋭い視線を向けている。この2人は護衛司令部に所属する警護員である可能性が高い。(参考記事:【写真】金正恩氏を守るエリート警護員たち

    いずれも容姿に優れており、男性は映画に出てくる「凄腕デカ」のような雰囲気。一方の女性は「美少女戦士」風か。

    金王朝を身近で守る警護員は、「喜び組」の選抜も行う朝鮮労働党組織指導部の5課が人選しているとされる。

    2013年3月、バスケットボールの試合を観戦する金正恩氏とデニス・ロッドマン(NEWSIS)
    2013年3月、バスケットボールの試合を観戦する金正恩氏とデニス・ロッドマン(NEWSIS)