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  • 日韓の「旭日旗掲揚」問題に北朝鮮が参戦!日本の対抗策はこれだ

    海上自衛隊の旭日旗(自衛艦旗)掲揚を巡る日韓の摩擦に絡み、北朝鮮メディアが日本に対する非難を強めている。旭日旗を巡っては、韓国南部・済州島で11日に開かれる国際観艦式で、韓国側が海自の護衛艦に対し旭日旗を掲げないよう要求。日本はこれを拒否し、護衛艦の派遣を中止した。

    これに対し朝鮮労働党機関紙の労働新聞は8日付の署名入り論評で、「日本が済州島で行われる『観艦式』に参加してもしなくても、朝鮮半島とアジア諸国をまたもや侵略し、踏みにじろうとする軍国主義狂信者らの凶悪な下心は決して変わらない」と反発。同日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信も同様の論評を出した。

    (参考記事:「民族への我慢ならぬ冒とく」北朝鮮、海自の旭日旗掲揚を非難

  • 金正恩氏が「人体をミンチ」にした有力な状況証拠

    脱北した韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使は8日、韓国の野党・自由韓国党のキム・ジェギョン議員が主催した討論会で、北朝鮮当局は今後、国際社会から追及されている国内での人権蹂躙を巡り、金正恩党委員長の責任回避に全力を挙げるだろうとの見通しを示した。

    「今後、北朝鮮の人権外交の方向性は、人権蹂躙の糾明が金正恩の名前と直接つなげられるのを防ぐ方向に傾くでしょう。(国連での)北朝鮮人権決議案の上程阻止から、金正恩の責任糾明阻止に移っていくのです」

    国連総会は昨年末まで13年連続で、北朝鮮の人権侵害を非難する決議を採択している。昨年は、組織的で深刻な人権侵害を非難し、外国人に対する拷問や拘束、拉致、法的手続きを経ない死刑などに深刻な懸念を示した。

    (参考記事:「北朝鮮で自殺誘導目的の性拷問を受けた」米人権運動家

  • 【写真】北朝鮮軍の白頭山拳銃

    白頭山拳銃は、1970年代にチェコのCZ-75を模倣して作られた口径9ミリの自動拳銃で、銃身には金日成主席の直筆を模した「白頭山」という文字が刻まれている。1980年代から、軍の指揮官が使う拳銃として採用された。【写真】白頭山拳銃

    (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

  • 【写真】いかつい「ガングロ」になった金正恩氏

    2018年9月、韓国の文在寅大統領の一行と行動をともにした時の金正恩党委員長。体形や顔立ちは数年前とさほど変わらないが、顔の肌は明らかに日焼けしている。

    (参考記事:【写真】色白だった頃の金正恩氏

    金正恩氏(平壌写真共同取材団)
    金正恩氏(平壌写真共同取材団)
    2018年9月20日、韓国の文在寅大統領らと白頭山を訪れた金正恩氏(平壌写真共同取材団)
    2018年9月20日、韓国の文在寅大統領らと白頭山を訪れた金正恩氏(平壌写真共同取材団)

    2018年9月20日、韓国の文在寅大統領らと白頭山を訪れた金正恩氏(平壌写真共同取材団)
    2018年9月20日、韓国の文在寅大統領らと白頭山を訪れた金正恩氏(平壌写真共同取材団)

    (参考記事:【写真】色白だった頃の金正恩氏

  • 【写真】色白だった頃の金正恩氏

    下の写真はいずれも、2015年当時の金正恩党委員長。最近と同様、精力的に各部門の現地指導を行っていた。
    (参考記事:【写真】いかつい「ガングロ」になった金正恩氏

    養魚場を現地指導した金正恩氏(2015年11月19日付労働新聞より)
    養魚場を現地指導した金正恩氏(2015年11月19日付労働新聞より)

    朝鮮人民軍航空・対空軍第447軍部隊を訪問した金正恩氏
    朝鮮人民軍航空・対空軍第447軍部隊を訪問した金正恩氏/2015年3月3日付労働新聞より

    (参考記事:【写真】いかつい「ガングロ」になった金正恩氏

  • 金正恩氏のいかつい「ガングロ写真」と色白ぽっちゃり時代

    「彼(金正恩氏)とあいさつを交わしながら、目についたのが彼の顔の色だった。顔が黒く日焼けしていたのだ。一国の首脳の顔が、なぜ日焼けしているのか」

    (参考記事:【写真】色白だった頃の金正恩氏
    (参考記事:【写真】いかつい「ガングロ」になった金正恩氏

    18日から20日にかけて、韓国の文在寅大統領に随行して北朝鮮を訪問した鄭東泳(チョン・ドンヨン)民主平和党代表は帰国後、韓国メディアに対し金正恩党委員長の第一印象をこう語った。

    言われてみれば、たしかにそうだ。以前は色白のぽっちゃり形だった金正恩氏が、いかつい「ガングロ」に変身している。

    (参考記事:【写真】色白だった頃の金正恩氏
    (参考記事:【写真】いかつい「ガングロ」になった金正恩氏

  • 北朝鮮女性、性的被害の生々しい証言「ひと月に5~6回も襲われた」

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、米上院外交委員会は26日、北朝鮮国内の政治犯収容所の撤廃を求める決議案を通過させた。同決議案は、ユタ州選出のオリン・ハッチ議員(共和党)が4月に提出したもので、金正恩党委員長に対し、収容所に囚われているすべての収監者の釈放も求めている。

    (関連記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    トランプ米大統領や文在寅韓国大統領はじめ、米韓の指導者たちは金正恩氏との対話を優先するあまり、北朝鮮の人権問題に対する言及を露骨なまでに避けている。しかし政治犯収容所を筆頭に、「人権侵害の生産施設」とでも言うべき北朝鮮の拘禁施設の状態が目に見えて改善されない以上、今回の米上院外交委の決議案と同様の動きが、今後もどこかで出続けるのだ。

    (参考記事:北朝鮮、脱北者拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も

    韓国の北韓人権情報センター(NKDB)が最近発表した「2018 北朝鮮人権白書」には、北朝鮮の拘禁施設において迫害を受けた人々の血のにじむ証言が数多く収録されている。たとえば咸鏡北道(ハムギョンブクト)出身のある脱北者の女性は、秘密警察である国家安全保衛部(現国家保衛省)の拘禁施設で受けた性的被害について、次のように語っている。

  • 金正恩命令をほったらかし「愛の行為」にふけった北朝鮮カップルの運命

    金正恩命令をほったらかし「愛の行為」にふけった北朝鮮カップルの運命

    今月の北朝鮮は国家的行事が目白押しだ。まず9日には70年目の建国記念日(9.9節)があり、18日から20日までは南北首脳会談が開かれた。このような時期には「雰囲気を乱す事件、事故を1件たりとも起こしてはいけない」として、国内に厳重警戒体制が敷かれる。

    そんな中、中国との国境に面した両江道(リャンガンド)の金亨稷(キムヒョンジク)郡で「大事件」が起きてしまった。しかもそこには「男女の関係」が絡んでいたようだから、関係者は穏やかではない。

    「寝ていた」男女

    現地のデイリーNKの内部情報筋によると、事件が起きたのは建国記念日を1週間後に控えた2日の午前0時ごろのことだ。

  • 「南北首脳会談? もう関心ないね」北朝鮮国民のシラけた本音

    北朝鮮の金正恩党委員長と韓国の文在寅大統領による、今年3回目の首脳会談が18日に行われる。非核化を巡る米朝対話が停滞する中、今回の会談が突破口を開くことを期待する向きは少なくない。またそうなってこそ、北朝鮮側が待望する経済制裁の緩和、または韓国や中国などによる経済支援の実現も近づく。

    しかし北朝鮮国民の中には、朗報を待ちくたびれた挙句、首脳会談にもはや何の関心も持てない人々が少なくないようだ。

    両江道(リャンガンド)の内部情報筋は17日、デイリーNKとの電話取材に対し「最初の首脳会談のときは、すぐにでも南北交流が活性化されて経済的な大事変でも起きるかと思って歓迎したが、数カ月が経っても支援(物資)ひとつ手に入らず、もう特別な期待などしていない」と語った。

    北朝鮮国民が国家に対して不信感を抱くのは、今に始まったことではない。

    (参考記事:「何かがおかしい…」国のやり方を疑い始めた北朝鮮の人々

    しかし4月に行われた1回目の首脳会談の際、北朝鮮当局はその意義を大々的に宣伝した。これはもちろん、これまでもメディア戦略を自ら統括してきたと見られる金正恩氏が、直接指揮を取ったものであったはずだ。

    (参考記事:金正恩氏が自分の“ヘンな写真”をせっせと公開するのはナゼなのか

    そうして大きな期待を持たされながら、それを地に落とされたショックはやはり大きかったようだ。

  • 北朝鮮女性を苦しめる「性上納」行為…軍では8割「経験あり」

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、韓国の脱北者団体・キョレオル統一連帯は近く、「北朝鮮先軍政治の不都合な真実―北朝鮮特殊部隊と女性兵士の人権実態調査報告書」を発表する予定だ。同団体には軍出身の脱北者760人が登録しており、その中から50人(男性20人、女性30人)を選び、調査を行ったという。

    (参考記事:ひとりで女性兵士30人を暴行した北朝鮮軍の中隊長

    北朝鮮の軍隊内における人権侵害のひどさはつとに知られているが、特殊部隊における実態にフォーカスした資料はこれまで見たことがない。特殊部隊は、弱体化が進む北朝鮮軍にあっても、周辺国に実質的な脅威を与えうる存在であり続けている。それだけに、この報告書でどんなことが暴かれているか、非常に興味深い。

    一方、女性兵士に対する人権侵害はどうか。北朝鮮軍では「マダラス」や「書類整理」などと呼ばれる女性に対する性的暴行が横行している。

    (参考記事: 北朝鮮女性を苦しめる「書類整理」と呼ばれる性虐待行為

  • 「急に変なこと言わないで!」金正恩氏、妹の猛反発にタジタジ

    朝鮮中央通信は9日、中国共産党の序列3位・栗戦書(りつ・せんしょ)政治局常務委員を団長とする中国党・政府代表団が前日、北朝鮮の建国70周年記念行事に参加するため現地入りした際、金正恩党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長らがこれを迎えたと伝えた。金与正氏が公の場に出てくるのは、久しぶりのことだ。

    (関連記事:「金与正氏がいて本当に幸いだ…」金正恩氏の妹を韓国要人がベタ褒め

    金正恩氏は7月以降、精力的に経済部門の視察を行っているが、李雪主(リ・ソルチュ)夫人が同行することはあっても、金与正氏の姿は見られなかった。それがここへ来て登場したのは、関係が改善した中国への礼遇を示すためであり、それはまた、金与正氏が兄からいかに期待をかけられているかの証左でもあると言える。

    最近では、金正恩氏がいったん下した指示を、金与正氏が訂正させることもあると言われる。

  • 金正恩氏「祖母の聖地」で半殺し暴力沙汰

    中国との国境に面した北朝鮮・両江道(リャンガンド)の金正淑(キムジョンスク)郡。元々は新坡(シンパ)郡だったが、1981年10月に、金日成主席の夫人で、金正恩党委員長の祖母にあたる金正淑氏の名前が付けられた。この地は、生前の金正淑氏が革命活動を行った場所とされる。

    祖国光復会のアジトとして使われていた写真館、軍需物資を隠していた水車小屋、秘密連絡書だった商店、日本の警察署、憲兵隊の建物などが、新坡(シンパ)革命史跡地に指定されている。1974年10月には金正淑氏の銅像が建てられた。

    新坡革命史跡地は、白頭山女将軍(金正淑氏)がチュチェ26(1937)年春、桃泉里(トチョンリ、鴨緑江の対岸で現在の中国吉林省長白朝鮮族自治県)を拠点に活動され、国内深くまで党組織と祖国光復会の組織を拡大するための闘争を精力的に行った意味深い場所だ。(労働新聞 2017年12月25日)

    そんな「聖地」において、凄惨な暴力事件が発生した。北朝鮮にも暴力団組織のようなものがあり、乱闘騒ぎもときどき起きている。

  • 【画像】「ああプルコギ!」感涙にむせぶ北朝鮮の兵士

    2011年、煕川(ヒチョン)2号発電所の建設現場に動員された兵士たちが、金正日総書記から贈られたプルゴギに感動している様子を描いた絵。
    2011年、煕川(ヒチョン)2号発電所の建設現場に動員された兵士たちが、金正日総書記から贈られたプルゴギに感動している様子を描いた絵。

    鉄板の上に山積みになった肉を前に、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士が涙を流している絵。「ああ、プルゴギ!(焼き肉)」「熱いその愛に声を枯らして(泣く)」というキャプションが付いている。

  • 【写真コラム】「焼き肉」を前に感動の涙を流す北朝鮮の兵士

    2011年7月に北朝鮮の国営メディアが紹介した1枚の絵は衝撃的なものだった。鉄板の上に山積みになった肉を前に朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士が涙を流しているというものだった。絵には「ああ、プルゴギ!(焼き肉)」「熱いその愛に声を枯らして(泣く)」というキャプションが付いている。(【画像】「ああプルコギ!」感涙にむせぶ北朝鮮の兵士

    これは、煕川(ヒチョン)2号発電所の建設現場に動員された兵士たちが、金正日総書記から贈られたプルゴギに感動しているという様子を描いたものだが、これが国外のメディアに大きく取り上げられ、北朝鮮の食糧事情がいかに劣悪かを大々的に宣伝する逆効果を生んでしまった。

  • 国家にスイカ畑をむちゃくちゃにされた北朝鮮農民の怒り

    北朝鮮の北部にある両江道(リャンガンド)。蓋馬(ケマ)高原に属し、平均海抜は1000メートルに達する。霜の降りない無霜期間が年間150日に満たず、年間降水量も600〜700ミリと少ない。

    そのため、稲作の北限とされている中国の黒龍江省南部より500キロも南にあるのに、稲作はほとんどできない。その代わりに栽培されているのはジャガイモやトウモロコシだが、いずれもあまり現金収入につながらない作物だ。(参考記事:打ち捨てられた「将軍様の革命的ジャガイモ農法」

    現地の農民は様々に知恵を働かせて現金収入を確保しようとしているが、北朝鮮当局の愚策により、彼らの労働意欲は打ち砕かれている。現地の内部情報筋によると、現場となったのは道内のある村だ。農民は、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)から畑を借り受けて、トウモロコシを栽培している。

    今月初め、軍の検察所の検事からなる検閲(査察)隊がやってきて、畑の抜き打ち検査を行った。検閲官が目にしたのは、スイカだった。

  • 金正恩氏が公開「7000人死亡」リゾートの現場写真

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は17日、金正恩党委員長が李雪主(リ・ソルチュ)夫人とともに、江原道(カンウォンド)の観光リゾート「元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区」の建設現場を視察したと伝えた。

    朝鮮中央通信が公開した写真の中には、事故につながりそうな要素を収めた「恐怖写真」がある。金正恩氏の背景に写っている建設中の建物の足場が、どうやら木材で組まれているのだ。これは、先立って公開された三池淵(サムジヨン)郡の建設現場の写真の方がわかりやすいだろう。
    【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場①
    【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場②

    (参考記事:【写真と解説】危険すぎる!金正恩氏が視察した北朝鮮の建設現場

    このような安全対策の欠如により、現場では死亡事故が多発しているのだ。

  • 餓死、捨て子、孤立…北朝鮮きっての「金持ち地域」が没落

    地下資源が非常に豊富なことで知られている北朝鮮。朝鮮地理全書によると、北朝鮮の石炭の推定埋蔵量は227億トン。この数字の信憑性は不明だが、世界的に見ても非常に多いことには違いない。

    北朝鮮で、炭鉱が集まっているのは首都平壌から北東に70キロ離れた平安南道(ピョンアンナムド)の价川(ケチョン)、徳川(トクチョン)、平安北道(ピョンアンブクト)の球場(クジャン)などだ。

    北朝鮮では収入のほとんどを市場で得ている人が大多数だが、この地域の炭鉱労働者は例外的に、勤め先から受け取る給料や配給で生活が成り立っていた。また、その懐を目当てにした市場が繁盛し、ふんだんな石炭を利用した様々な軽工業が発達するなど、かなり豊かな地域と言われてきた。

    (参考記事:経済制裁をチャンスに変える…北朝鮮「草の根企業」奮闘記

    ところが、昨今の国際社会の制裁が、豊かだった炭鉱地帯をすっかり変えてしまった。石炭の中国への輸出ができなくなったことが、地域経済に深刻な影響を与え、餓死者が出るような状況になっているというのだ。

    (参考記事:「街は生気を失い、人々はゾンビのように徘徊した」…北朝鮮「大量餓死」の記憶

    デイリーNKは今月1日、私事旅行(親戚訪問)で中国を訪れたこの地域在住の2人とのインタビューを行った。

  • 公然と「権力批判」を始めた北朝鮮国民。金正恩氏は大丈夫か

    北朝鮮で、政府のやり方に異を唱えるのは非常に危険な行為だった。そんなことをすれば、夜中に密かにどこかに連れ去られ帰ってこなかったり、政治犯として収容所送りにされたりしていた。

    例えば、1990年代後半に北朝鮮を襲った大飢饉「苦難の行軍」から人々を救おうとして規則を破った工場の幹部が処刑されたことに、集団で異を唱えた労働者たちは悲惨な末路をたどった。

    (参考記事:抗議する労働者を戦車で轢殺…北朝鮮「黄海製鉄所の虐殺」

    それから20年。

  • 【写真】映画『ある女学生の日記』の主演女優パク・ミヒャン

    2007年にカンヌ映画祭でも上映された北朝鮮映画『ある女学生の日記』は、大学入学を控え進路に悩む女子学生の姿を描いたものだ。
    (参考記事:【写真】北朝鮮の女優パク・ミヒャン

    数学者である彼女の父親は、妻が癌を患っているにもかかわらず、研究所で仕事に没頭し家に戻らない。主人公は、そんな父親に不信感を抱くが、やがて彼の研究に大きな価値があると知り、自身も同じく学究の道を選ぶというストーリーだ。

    そこに込められているのは、父母が子どもに残すべき最も大きな財産は名誉や金ではなく、将軍様(金正日総書記)を心から尊敬する良心と義理であるとのメッセージだ。

  • 【写真】北朝鮮の女優パク・ミヒャン

    2013年12月に処刑された金正恩党委員長の叔父・張成沢氏に連座させられ、粛清された人々の数は1万人に上るという。その際には同氏につながる外交官たちも粛清された。その中に、前駐スウェーデン大使のパク・クァンチョルがいる。彼の息子の嫁は、2007年にカンヌ映画祭でも上映された北朝鮮映画『ある女学生の日記』に主演した女優パク・ミヒャンだ。

    北朝鮮映画『ある女学生日記』の主演女優パク・ミヒャン
    北朝鮮映画『ある女学生日記』の主演女優パク・ミヒャン

    太永浩氏によれば、彼女は夫や幼い息子とともに、政治犯収容所に送られてしまったという。

  • 「もうダメだ。打つ手がない」異常な猛暑に北朝鮮国内から絶望の声

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、北朝鮮当局は日照りによる被害の調査に乗り出した。

    北朝鮮の夏は、暑くても最高気温が30度を少し超える程度で、東海岸北部は30度にもならないのが普通だ。だが、今年に限っては、各地で40度近い最高気温を記録する猛暑となっている。多くの地域で全く雨が降っておらず、農業に深刻な影響が出始めたのだ。

    調査の様子を見守る農民も、調査を司る幹部も「今年の農業はもうダメだ」「これと言った対策はない、猛暑が一日も早く終わることを祈るしかない」と嘆いているという。

    もちろん、北朝鮮当局が何もしていないわけではない。北部山間部の慈江道(チャガンド)の情報筋によると、当局は先月20日から、人民班(町内会)の扶養家族(国の機関、国営企業に勤めていない人)や中学生・高校生までを動員し、協同農場と貯水池を結ぶ水路を作る工事に取り組んでいる。北朝鮮の中高生は、そうでなくとも「シンドイ夏休み」を送っているが、今年はとくに、彼らの労働力があてにされていることだろう(参考記事:北朝鮮の中高生「残酷な夏休み」…少女搾取に上納金も

  • 北朝鮮国内で「仁義なき戦い」…「軍vs突撃隊」流血の抗争

    デイリーNKの内部情報筋によれば、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の端川(タンチョン)水力発電所の建設現場で最近、軍の兵士らと道の外貨稼ぎ機関である金剛指導局傘下の突撃隊(建設部隊)の衝突が起き、物議を醸しているという。

    ド迫力の動画

    事件は、建設作業に必要な工具を準備せよとの命令を受けた兵士たちが、突撃隊の倉庫を襲撃、工具を強奪して行ったことがきっかけだった。倉庫係から報告を受けた突撃隊の中隊長は、屈強な隊員数人を引き連れて工具を取り戻しに行った。ところがツルハシやハンマーなどでメッタ打ちに遭い、1名がその場で死亡し4名が重傷を負わされてしまった。

    情報筋はその後の展開について触れていないが、突撃隊による報復が行われた可能性は十分にある。

    北朝鮮にも暴力団組織のようなものがあり、乱闘騒ぎもときどき起きている。

    (参考記事:【実録 北朝鮮ヤクザの世界】28歳で頂点に立った伝説の男

  • 人身売買団の餌食になった「ある少女」を待ち構える運命

    よりよい生活を求めて国境の川を渡って中国に向かった北朝鮮女性が、人身売買の餌食になる事例は枚挙に暇がない。

    (参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられる脱北女性たち

    中国政府は、脱北者を発見し次第逮捕し、北朝鮮に強制送還するため、摘発を恐れ多くの脱北女性が身を潜めて暮らしている。これに対しては、米議会の中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)が、北朝鮮女性の人身売買を助長している中国政府機関や個人に対し制裁措置を取ることを勧告するなど、国際的な非難も高まっている。

    犯罪者たちは、このように孤立した女性たちをターゲットにしている。その魔の手は、北朝鮮国内の女性にも及んでいる。

    (参考記事:ねらわれる少女たち…脱北者の性犯罪被害が深刻

    北朝鮮事情に精通した中国のデイリーNK情報筋によると、両江道(リャンガンド)に住んでいた少女は、何らかの理由で川を渡って中国に行こうとしたところで、人身売買団に捕まってしまった。

  • 北朝鮮「倒れた作業員は連れ去られ、戻ってこれない」魔の工事現場

    北朝鮮の金正恩党委員長の旗振りで始まった高級リゾート「元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区」の建設事業。外国人観光客を多数誘致し、外貨を確保するのが目的と見られる。

    (参考記事:対話ムードを受け「観光大国」への野心をふくらませる北朝鮮

    ところが、その工事現場では様々な人権侵害、大事故が多発しており、このままでは「いわくつきリゾート」「事故物件」になりかねない様相を呈している。

    (参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故

    死体は廃棄物扱い

    韓国のリバティ・コリア・ポストの現地情報筋によると、この工事は、今年1月10日に始まった。当局は、人民保安省(警察庁)管轄の9ヶ所の教化所(刑務所)、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)保衛部(秘密警察)の教化所の収監者の中から、健康状態が良好な30代以下の25万人の人員を選抜し、現場に投入した。

  • 北朝鮮女性を苦しめる「書類整理」と呼ばれる性虐待行為

    北朝鮮女性を苦しめる「書類整理」と呼ばれる性虐待行為

    北朝鮮では、建国直前の1946年7月30日、臨時人民委員会が「朝鮮男女平等権法についての法令」を発表した。これには女性の選挙権、被選挙権の保障、強制結婚の反対、離婚の自由、養育費訴訟権の認定、一夫多妻制の否定などの内容が含まれている。

    (関連記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    それから72年が経過した先月30日、朝鮮労働党機関紙の労働新聞「代を継いで首領福を味わう朝鮮女性の無限の歓喜」というタイトルの記事を掲載した。「首領福」とは、「立派な最高指導者を頂く幸福」のことを言う。

    記事には、「男女平等権法令が発布されたことにより、朝鮮の女性たちは男性と同等の権利を持ち、社会の堂々たる主人として、革命の両輪の一方を力強く回していくことができるようになった」などと書かれている。しかし、これを「ああ、そうですか」と信じるわけに行かないのは、多くの読者も承知していることだろう。