北朝鮮の金正恩党委員長が登場するわいせつ動画が存在するという仰天情報が飛び込んできた。にわかに信じがたい話だが、噂が広まったきっかけは、北朝鮮当局が下したある機器の使用禁止令だった。
女子大生を襲った悲劇
北朝鮮では、「ノートテル」という中国製の携帯型メディアプレーヤーが普及している。DVD、VCD、USBメモリを挿入すれば、世界中のドラマ、映画、バラエティが楽しめる。値段も、1台400~600人民元(約6750円~1万円)と手頃だ。
北朝鮮の金正恩党委員長が登場するわいせつ動画が存在するという仰天情報が飛び込んできた。にわかに信じがたい話だが、噂が広まったきっかけは、北朝鮮当局が下したある機器の使用禁止令だった。
北朝鮮では、「ノートテル」という中国製の携帯型メディアプレーヤーが普及している。DVD、VCD、USBメモリを挿入すれば、世界中のドラマ、映画、バラエティが楽しめる。値段も、1台400~600人民元(約6750円~1万円)と手頃だ。
北朝鮮が9日に5回目の核実験を行ってから2日以上が経過したが、同国のメディアは核実験と関連する金正恩党委員長の動静をいっさい伝えていない。
これは、正恩氏としては異例のことだ。
たとえば、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は4回目の核実験の翌日となる1月7日、「水爆実験最終命令書」にサインする金正恩氏の写真を1面に掲載した。
北朝鮮が5回目の核実験を行った9日、韓国軍合同参謀本部のイム・ホヨン戦略企画本部長(中将)は記者会見で、北朝鮮が核攻撃を仕掛けてきた場合「北の軍指導本部を含む指揮部を直接狙い反撃・報復する」と述べ、金正恩党委員長への攻撃を示唆した。
堪忍袋の緒が切れた、ということなのかも知れないが、韓国軍内から「金正恩をねらえ」との声が出るのは、これが初めてではない。
北朝鮮当局が、教化所(刑務所)の女性収容施設を大幅に拡張していたことが明らかになった。
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米国の人権団体「北朝鮮人権委員会」(HRNK)のグレッグ・スカラチュー事務総長は、中朝国境地域の咸鏡北道(ハムギョンブクト)にある全巨里(チョンゴリ)教化所の過去数十年に渡る衛星写真を分析。その結果、女性収容施設が拡張されていることが判明した。
4日、韓国国会で3月に成立した北朝鮮人権法が施行された。同法により政府傘下に設置される「北朝鮮人権記録保存所」は、北朝鮮の国家による人権犯罪の証拠を収集することになる。同様の役割を担っているものに、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)がソウルに開設した北朝鮮人権事務所もある。
また、米国政府は7月6日、北朝鮮の人権侵害に対する初の経済制裁を発動し、対象者リストの筆頭に金正恩国務委員長を掲げた。制裁の根拠となった米国務省の報告書は、北朝鮮国民の多くが、公開処刑や拷問、強制労働に苦しんでいると指摘している。
では、当の北朝鮮国民はこうした動きをどう見ているのだろうか。
北朝鮮で相次ぐ外交官の亡命、そして高級幹部たちの処刑は、金正恩党委員長の恐怖政治が猛威を振るっていることを物語っている。
こうした中、北朝鮮の秘密警察・国家安全保衛部は、庶民たちに対して「内部の不純分子の敵対行為に警戒心を高めなければならない」という政治講演を通じて、思想統制を強めていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
ただし、その思想統制の中身とは最高尊厳を揶揄することは許さない、すなわち「金正恩氏をジョークのネタにするな!」というものだった。
監視体制が隅々まで敷かれている北朝鮮では自由にものを言うことができない。
北朝鮮の御用メディア団体である朝鮮記者同盟中央委員会は2日、デイリーNKを名指しで非難するスポークスマン談話を発表した。それを伝えた朝鮮中央通信は、次のように報じている。
「スポークスマンは、『朝鮮日報』『中央日報』『聯合ニュース』『ニュース1』『デーリーNK』をはじめとする南朝鮮のかいらい保守メディアがわれわれの200日間キャンペーンの目覚しい成果をけなそうとさまざまな悪口を並べ立てている」
(参考記事:【写真で振り返る】金正恩氏、年々高まる肥満度…髪型にも変化が)
意外と知られていないことだが、北朝鮮にも裏社会は存在する。90年代までは、「チュモクセゲ」と呼ばれる反社会的勢力が存在した。直訳すると「拳の世界」。実に単純明快なネーミングだ。
彼らは徒党を組んでシノギや抗争で組織を拡大し、時には当局と裏で手を組みながら裏社会に君臨していた。しかし、90年代中盤から北朝鮮を襲った「苦難の行軍」と呼ばれる大飢饉を通じて、社会全体が混乱し、さらに当時の金正日体制が徹底的にヤクザを弾圧したことから、ほぼ壊滅状態となる。
(参考記事:【実録 北朝鮮ヤクザの世界(上)】28歳で頂点に立った伝説の男)
しかし、それまでのヤクザは消滅したものの、大飢饉を通じて新たな「半グレ集団」が生まれることになる。
北朝鮮の金正恩党委員長が、韓国人をターゲットにしたテロ団を中朝国境地域に派遣したと韓国政府が21日、明らかにした。
韓国政府の発表以前より、金正恩氏が韓国人を対象にテロ、または拉致を模索しているという情報は、既に5月の時点から囁かれていた。きっかけは、その前月に起きた中国浙江省寧波市の北朝鮮レストラン「柳京食堂」から男性支配人と女性従業員ら13人が脱北した事件だ。
金正恩氏は、事件が体制不安を呼び起こしかねないと焦りを感じたようだ。
北朝鮮で、エリートたちの亡命が相次いでいる。先月下旬、極秘裏に韓国入りしたとされる駐英大使館の太永浩(テ・ヨンホ)公使夫妻は、一説に「北朝鮮の貴族」とも言うべき抗日パルチザンの血筋だとされる。
韓国の中央日報によると、太公使の父は、故金日成主席が抗日パルチザン活動を行っていた時代に伝令兵を勤め、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の大将まで上り詰めた太炳烈(テ・ビョンリョル)氏だという。
ロンドン駐在の太永浩(テ・ヨンホ)北朝鮮公使が、家族とともに韓国に亡命した背景には、子どもたちの将来への不安があったと言われている。
太公使一家は、オ・ソネ夫人と2男1女の5人家族。英国のデイリー・テレグラフによると、長男のジュヒョクさんは現在26歳。ハマースミス病院で公衆保健の学位を取得している。
デイリー・メールによると、一方の次男グムヒョクさんは現在19歳。ロンドン郊外のアクトン高校に通い、成績は最高級のAプラスで「秀才」と言われていた。世界最難関大学の一つと言われるインペリアル・カレッジ・ロンドンへの進学も決まっていた。
好きなミュージシャンはリンキン・パークとエミネム。好きなアニメはドラゴンボールGTで、趣味はゲームとネットサーフィン。
韓流ドラマに対して大々的な取り締まりを行っている北朝鮮だが、外国製アニメに関しては、今まで特段の措置を取って来なかった。しかし、最近になってついに取り締まりを始めたと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
最初に標的になったのは「ロビン・フッド」だ。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、最近になって学校や人民班(町内会)を通じて、アニメ「ロビン・フッド」を見ることはまかりならぬという命令が下された。
北朝鮮の国営メディアが、なんとも苦しい「負け惜しみ」を言っている。朝鮮中央通信は16日、「朝鮮半島の平和と安全を守り抜く金正恩元帥」というタイトルの記事を配信した。
北朝鮮メディアにとって、どんな形であろうと金正恩党委員長を称えることは最優先事項であり、こうした記事のタイトル自体は珍しくはない。問題は、その中身だ。
記事は、昨年8月の南北対立を振り返っている。昨年7月に2人の韓国軍兵士が北朝鮮の仕掛けた地雷に接触し、足を吹き飛ばされるなどの重傷を負った地雷爆発事件に端を発した軍事危機だ。
ここ数年、北朝鮮で凶悪事件が多発している。北朝鮮当局は、決して明らかにしないが、多少の尾ひれはあろうと、こうした事件は人の口から口へと伝わり、必ず外部に漏れ伝わってくる。
先月末、軍隊内で起きた金銭トラブルで、無関係の人が巻き込まれ殺害されるという悲惨な事件が起きた。
北朝鮮の朝鮮中央通信は13日、米軍がグアムの戦略爆撃機部隊を増強していることを強く非難する論評を配信した。
米軍は6日、従来のB-52戦略爆撃機に代わり複数のB-1B戦略爆撃機をグアムのアンダーセン空軍基地に配備。また9日には、核搭載能力があり、ステルス機能も備えたB-2戦略爆撃機の同基地への一時配備を発表した。
これを受け、朝鮮中央通信は10日にも、今回と同じような内容の論評を配信したばかりだ。
北朝鮮では、刑法113条「高利貸し罪」に基づき、貸金業そのものが違法だ。しかし、銀行がまともに機能していないため、カネを借りるにはヤミ金を利用せざるを得ない。
ヤミ金だけに、返済に行き詰まったトラブルや事件も多発する中、22才という若い女性が凶行に及んでしまったと、両江道(リャンガンド)の内部情報筋が伝えたきた。
両江道の金正淑(キムジョンスク)郡に、22歳のAという女性商人がいた。彼女は、ヤミ金業を営んでいるBという女性商人から自宅を担保にカネを借りた。借金して、何らかの商売を始めようとしていたようだ。
朝鮮人民軍(北朝鮮軍)のある部隊で、部下が上官の家族を殺害する事件が発生した。
両江道(リャンガンド)の内部情報筋によると7月末、恵山(ヘサン)市江口洞(カングドン)の国境警備隊25旅団で、士官長(曹長)が中隊長の母親と娘を殺害した。
二人の関係は、元々良好だったというのだが、一体何があったのか。
二人は国境警備隊に所属。その地位を利用して中国から密輸を行ったり、脱北者の便宜を図るなどの「国境ビジネス」で莫大な儲けを得ていた。つまり、二人は「仲の良いビジネスパートナー」だった。しかし、あることをきっかけに二人の関係にヒビが入る。
中国と国境を接する北朝鮮の両江道(リャンガンド)に駐屯する朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の部隊から脱走した兵士が44人に達することが、明らかになった。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
北朝鮮国内の情報筋によると、恵山(ヘサン)市警務局(憲兵隊)と10軍団保衛部(秘密警察)によると、27日現在で脱走が確認された兵士は全部で44人に達する。うち、12人については行方をつかめていない。
脱走した兵士が全員が脱北し、中国で事件を起こしたとは言えないが、北朝鮮に面した中国吉林省の長白朝鮮族自治県では、7月末までの10日間で脱北兵士による事件が多発した。
韓国の聯合ニュースによると、28日に長白県で中国公安当局との銃撃戦の末に逮捕された2人を含む5人の脱北兵士は、23日に県内の二十道溝村と小梨樹溝村で強盗事件を起こしている。
北朝鮮で常態化している人権侵害に対して、国際社会の注目が集まる中、脱北者の女性が、自らが受けた人権侵害に対して告発するケースが増えている。
女性ゆえに、性的な嫌がらせを受けるケースも多いが、彼女たちは、北朝鮮の人権侵害の実情を訴えるために、重い口を開き始めた。
韓国の北朝鮮専門メディア・ニューフォーカスは、脱北者女性がインタビューのなかで、次のように語ったことを明らかにした。
リオデジャネイロ五輪に、北朝鮮政府の代表団長として派遣されている崔龍海(チェ・リョンヘ)国務委員会副委員長が、現地で「大暴れ」している。
同国の朝鮮中央通信は、崔氏が5日、ブラジルのテメル大統領代行と会談。北朝鮮とブラジルの友好関係の発展について話し合ったと報じた。首脳同士の儀礼的な面談を伝えただけの、どうということのない話である。
ところが間もなく、とんでもないことが判明した。韓国の聯合ニュースがブラジル外務省関係者に確認したところ、「北朝鮮から副大統領クラスの高官が派遣されたのは知っているが、テルマ大統領代行とは接触していない」との回答があったというのだ。
故金日成(キム・イルソン)主席らと抗日パルチザン闘争を繰り広げ、防衛相にあたる人民武力部長(現人民武力相)も勤めた呉振宇(オ・ジヌ)氏の息子である呉日晶(オ・イルチョン)労働党民間防衛部長が上将から少将に2階級降格されたと複数の韓国メディアが報じた。
また、故金日成氏の護衛司令官を務めた呉白龍(オ・ベクリョン)氏の長男で呉琴鉄(オ・グムチョル)副総参謀長と、次男の呉鉄山(オ・チョルサン)海軍司令部政治委員の党内における地位も低下したという。
呉日晶氏は昨年末、金正恩最高司令官推戴4周年記念式に上将ではなく少将の階級章をつけている姿が、朝鮮中央テレビで捕捉された。
「第2の藤本健二氏」が重い口を開いた。北朝鮮の故金正日氏の専属だったイタリアンシェフが、英国のタブロイド紙のデイリー・スターと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)のインタビューに応じ、最高指導者専用のグルメと豪華客船について語った。
エルマンノ・フルマニス氏は、北朝鮮が史上最悪の大飢饉「苦難の行軍」の真っ只中だった1997年、当局の招請に応じて、北朝鮮で働くことにした。安くて栄養価の高いイタリア料理を提供し、飢えに苦しむ人を救うつもりだった。
ところが、彼に要求されたことは、一般庶民ではなく、北朝鮮の高級幹部、金正日氏の世話係、医師、カウンセラー、そして時には金正日氏本人に高級料理を提供することだった。
中国吉林省の長白朝鮮族自治県で、脱北者の支援を行ってきた牧師が殺害されてから3ヶ月が経った。北朝鮮の国家安全保衛部(秘密警察)の仕業との見方が支配的だが、動機を巡っては謎も残る。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は可能性のひとつとして、違法な「臓器売買」との関連を指摘している。
事件が起きたのは今年4月30日。長白教会の韓忠烈(ハン・チュンニョル)牧師は、その日の午後に何者かに呼び出され外出した。しかし、夜になっても帰らず、心配した家族が中国公安当局に通報した。
捜索の結果、韓牧師は午後8時ごろ、山の中に停められていた自身の車の中で遺体となって発見された。携帯電話などの持ち物はすべてなくなっていたという。現地の公安当局は捜査に乗り出したが、具体的な捜査状況や結果は明らかにされていない。
韓牧師は、国境を流れる鴨緑江を挟んで向かい合う、北朝鮮・両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)市からやって来る脱北者に様々な支援を行ってきた。
北朝鮮当局は、コミュニケーションアプリのLINEやカカオトークが「スパイ活動に利用される」として、取り締まりを強化している。その一方で、独自のアプリを開発したと、平安北道(ピョンアンブクト)の内部情報筋が伝えてきた。
北朝鮮が開発したアプリの名前は「セビョル」(新しい星)。チャット、画像や音声ファイルの転送など、機能的にはLINEとさほど変わりない。ただし、一般のアプリとは大きく異なる点がある。
中国遼寧省丹東に滞在中の北朝鮮の貿易会社の幹部によると、一般人がセビョルを使用することは固く禁じられているという。
韓国のNGO、北朝鮮人権情報センターは1日、「北朝鮮政治犯収容所の勤務者、収容者、失踪者人名辞典」を出版した。
同センターは、2003年の設立以来、北朝鮮当局による人権侵害の被害者の証言を記録、保管し、データベース化してきた。北朝鮮の人権蹂躙の実態に関する記録を集め、広く外国に知らしめる。そのうえで、北朝鮮国内の機関や担当者に直接、間接の圧力を与えることを目的としている。
今回の人名辞典は、最近韓国に入国した脱北者を対象にした調査と、既存の調査内容を保存されている「北朝鮮人権統合データベース」の政治犯収容所拘禁事例3825件と、行方不明事例1181件の中から、具体的な人物を確認できるものを選んだものだ。
世界中で大人気となっているゲームアプリ「ポケモンGO」。デイリーNKジャパンでは、北朝鮮がプレイ可能地域に分類され、実際にプレイができる可能性を指摘した。しかし、残念なことに「不可」であることが確認された。
シンガポールのNGO「チョソン・エクスチェンジ」の担当者はFacebookで「北朝鮮でポケモンを捕まえようとしたが、悲しいかな作動しなかった」と明らかにした。画面の上部には「GPSの信号が受信できない」と表示されている。
ちなみに北朝鮮当局は、携帯電話を含むGPS信号を受信する機能を持った機器の持ち込み、使用を禁止している。