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  • 一家全員、女子中学校までが…北朝鮮の薬物汚染「町内会の前にキメる主婦」

    一昔前には、日本で覚せい剤と言えば北朝鮮製が幅を利かせていた。

    2001年12月、覚せい剤の密輸を担っていたと思しき北朝鮮の工作船が、海上保安庁に追い詰められた末に爆沈。以来、日本では北朝鮮製覚せい剤のニュースは聞かれなくなってはいる。

    しかしそれは、北朝鮮が覚せい剤と無縁の国になったことを意味してはいない。それどころか、現在では北朝鮮国内で覚せい剤が蔓延し、手の打ちようがない有様となっている。

    拒否なら学校でイジメ

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋は、その状況を次のように語る。

  • 一家全員、女子中学校までが…北朝鮮の薬物汚染「町内会の前にキメる主婦」

    一家全員、女子中学校までが…北朝鮮の薬物汚染「町内会の前にキメる主婦」

    一昔前には、日本で覚せい剤と言えば北朝鮮製が幅を利かせていた。

    2001年12月、覚せい剤の密輸を担っていたと思しき北朝鮮の工作船が、海上保安庁に追い詰められた末に爆沈。以来、日本では北朝鮮製覚せい剤のニュースは聞かれなくなってはいる。

    しかしそれは、北朝鮮が覚せい剤と無縁の国になったことを意味してはいない。それどころか、現在では北朝鮮国内で覚せい剤が蔓延し、手の打ちようがない有様となっている。

    拒否なら学校でイジメ

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋は、その状況を次のように語る。

  • 謎に包まれた北朝鮮「公開処刑」の実態…元執行人が証言「死刑囚は鬼の形相で息絶えた」

    「高射砲を使用した処刑」など、人体が原形をとどめないような残忍極まりない方法が知られるようになったことで、「金正恩体制=残忍な公開処刑」というイメージが定着した感もあるが、北朝鮮において、被疑者逮捕から死刑に至るまでの「プロセス」については実はあまり知られていない。

    【参考記事】玄永哲氏の銃殺で使用の「高射砲」、人体が跡形もなく吹き飛び…

    ささいなことで拷問、処刑

    北朝鮮では、どのようなプロセスを経て死刑に至るのかーー米国の北朝鮮専門ニュースサイト「NKニュース」が詳しく伝えている。以下、その内容を再構成の上、一部加筆してレポートする。

  • 謎に包まれた北朝鮮「公開処刑」の実態…元執行人が証言「死刑囚は鬼の形相で息絶えた」

    「高射砲を使用した処刑」など、人体が原形をとどめないような残忍極まりない方法が知られるようになったことで、「金正恩体制=残忍な公開処刑」というイメージが定着した感もあるが、北朝鮮において、被疑者逮捕から死刑に至るまでの「プロセス」については実はあまり知られていない。

    (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射砲」、人体が跡形もなく吹き飛び…

    ささいなことで拷問、処刑

    北朝鮮では、どのようなプロセスを経て死刑に至るのかーー米国の北朝鮮専門ニュースサイト「NKニュース」が詳しく伝えている。以下、その内容を再構成の上、一部加筆してレポートする。

    北朝鮮の司法体系は非常に曖昧だ。様々な法規定があるが、それに基づかない判決が下されたり、そもそも裁判が行われないケースもある。さらに政治犯収容所など、その法規定すら適用されない場所もある。

    公開の場で銃殺刑

    金日成政権時代には、法律そのものが国家機密扱いで、北朝鮮駐在の外交官ですら法律の中身を知ることができなかった。

  • 謎に包まれた北朝鮮「公開処刑」の実態…元執行人が証言「死刑囚は鬼の形相で息絶えた」

    ※この記事には凄惨な光景の描写が含まれます。

    世界の約7割の国で廃止、または事実上廃止されている死刑制度。OECD加盟の34カ国中、死刑制度を事実上存置しているのは米国と日本ぐらいで、EU加盟にあたっても死刑制度の廃止が求められるなど、死刑制度は「遅れた司法の象徴」のように扱われている。

    その印象を強めているのが、非民主的な国家における死刑執行数の多さだ。国際人権団体アムネスティによると、2014年に最も死刑執行数の多かったのは中国の2400件、次いでイランの289件、サウジアラビアの90件、イラクの61件、米国の35件だ。(米国以外は推定値)

    北朝鮮については、少なくとも50件の死刑執行が行われたと見られているが、当局が統計を公表しておらず実態を正確に知ることは難しい。

    人体が原形とどめず

    ただ、国連自由権規約で「最も重大な犯罪」に該当しないとされている犯罪にも死刑宣告されており、様々な証言や情報を照らし合わせると、実際には50件より遥かに多いと見るべきだ。

  • 金正恩氏が恐れる「北朝鮮ジョーク」の破壊力

    先日、韓国の情報機関、国家情報院は国会に対する国政監査報告を行う中で、北朝鮮国民の意識変化を示す例として、北朝鮮の人々の間で流行っているひとつの「ジョーク」を盛り込んだ。

    「わが国には党(朝鮮語でダン)がふたつある」というのが、それだ。

    北朝鮮で「党(ダン)」と言えば、国家を支配する朝鮮労働党(チョソンロドンダン)のことを指す。一応、ほかにも党の名の付く団体はあるのだが、朝鮮労働党の「下っ端」に過ぎず、そんなものを「党(ダン)」と呼んで話題にする人はまずいない。

    では、朝鮮労働党とは別の「党(ダン)」とは何かと言えば、北朝鮮全土で増殖する「自由市場(ジャンマダン)」のことだ。末尾の発音を引っかけているわけだが、それだけジャンマダンが、北朝鮮社会で存在感を増していることが背景にある。

    そして、人々はたとえば、こんな風に話しているという。

  • 北朝鮮に「ブラジャー」がもたらした意識変化

    北朝鮮に「ブラジャー」がもたらした意識変化

    北朝鮮で、日本や韓国のアパレル製品の古着がファッションの最先端となっている。

    ブラジャー、タブー視

    (参考記事:北朝鮮ではブラジャーすらタブーだった?

    むかし、在日朝鮮人が日朝を活発に往来していた時には、現地の親戚へのお土産として、大量の日本製の古着を持ち込んでいた。それは北朝鮮が慢性的なモノ不足であるため、生活に必要なモノとして一般庶民の間で需要があったわけだが、当時と今とでは事情が違う。

    現在の古着需要は、いわゆる「ヴィンテージ・ブーム」に似た形で富裕層の間で拡大しているという。

    近年、北朝鮮では国民経済の資本主義化が進むにつれ、ファッション事情も急速に多様化してきた。

    1990年代まで、北朝鮮では女性がブラジャーを着用することは「資本主義にかぶれた遊び人」のように見なされ、タブー視されていた。

    (参考記事:北朝鮮ではブラジャーすらタブーだった?

    それが変わり始めたのは、外国製品や「韓流」の流入が始まった2000年代のことで、現在では着用する女性が多数派だ。

  • 北朝鮮「大物将軍」亡命説のミステリー

    韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は20日、与野党議員に対し北朝鮮情勢などについて報告した。

    それによると、今年に入り北朝鮮の海外駐在官20人が韓国へ亡命したという。その中には、金正恩氏の統治資金を管理する高級幹部も含まれているとされる。

    この情報についてはデイリーNKジャパンも独自に把握していたが、件の高級幹部が韓国にどのような情報をもたらしたかについては、国情院のガードが固くなかなか知ることができない。

    軍事機密が韓国に筒抜け

    それにも増して気になるのが、朝鮮人民軍「大物将軍」の亡命説の真偽だ。

  • 北朝鮮当局、少子化対策でムチャな指示…「避妊と中絶禁止!」

    少子化に悩む北朝鮮が「避妊手術や中絶手術を禁ずる」という指示を出したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。しかし、少子化の原因は、北朝鮮の慢性的な経済難であり住民からも疑問の声があがっている。

    産みたくても産めない

    北朝鮮経済の原動力は、アズマイ(おばさん)をはじめとする主婦や働き盛りの女性たちだ。男性は、原則的に所属する国営の工場、企業所に出勤する義務があるが、給料はせいぜいコメ1キロ程度。女性たちが市場で商売をして家計を支えなければならない。

    家計を支える北朝鮮女性たちにとって大きな壁となるのが、やはり出産と育児だ。商売に忙しく育児をする余裕がないため、産んでもせいぜい一人。こうしたなか、出産を拒否する女性も増えている。

  • 金正恩氏が寵愛「ガールズグループ」も一寸先は闇

    北朝鮮の金正恩第1書記の指示によって、またもや歌って踊れるガールズグループ、その名も青峰(チョンボン)楽団が登場した。

    金正恩時代のガールズグループといえば2012年にデビューした「モランボン楽団」が名を知られている。北朝鮮音楽の常識を覆す編曲や演出で、数々の話題を振りまいてきたモランボン楽団は、世界的な注目を集めた。もしかすると金正恩氏もこれに気をよくして北朝鮮ポップス(NK-POP)界に「第二の矢」を放ったのかもしれない。

    メンバー構成などの全貌は、まだ明らかになっていないが、映像や写真を見る限りモランボン楽団より「大人のムード」を強調しているように見受けられる。

    既にスターとなった「モランボン楽団」と、新しいスター候補「チョンボン楽団」に対して金正恩氏が、並並ならぬ愛情を注いでいるのは、労働新聞の報道写真からも伝わってくる。モランボン楽団に囲まれてチョンボン楽団の公演を見る金正恩氏は実に嬉しそうだ。

  • 北朝鮮のプロパガンダを骨抜きにした「韓流と林秀卿」

    北朝鮮の朝鮮中央テレビで時々伝えられる韓国のニュースは「弾圧」「抗議集会」「デモ」などネガティブなものばかりだ。韓国のイメージ悪化が狙いだが、逆効果を生んでいる。

    朝鮮中央テレビで放映された韓国のデモのプラカード(画像:朝鮮中央テレビキャプチャー)
    朝鮮中央テレビで放映された韓国のデモのプラカード(画像:朝鮮中央テレビキャプチャー)

    映像を見た北朝鮮の若者は、韓国に「スタイリッシュ」という印象を持ち、デモの横断幕やプラカードに使われている「韓国風の書体」を真似ると平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋が伝えてきた。

  • 金正恩氏に「死刑宣告」した米韓首脳会談

    韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と米国のオバマ大統領は16日(日本時間17日未明)、ワシントンで会談し、「北朝鮮に関する米韓共同声明」を採択した。両国首脳が北朝鮮問題に限定した共同声明を発表するのは初めてのことだ。

    声明の大部分は核・弾道ミサイル問題に割かれている。内容をざっくり説明すると、国際社会が北朝鮮を核保有国として認めることはないし、開発を継続するなら代償を払わせる。しかし開発を完全に放棄するならば、より良い未来を約束しよう――というものだ。

    もちろん、北朝鮮がこれに「では、そのようにお願いします」と素直に応じることは絶対にない。

    というより、金正恩氏の関心はむしろ、米韓首脳が共同声明に「(北朝鮮の)人権侵害に対する責任を糾明」すると明記した事実に、釘付けになっているのではないか。

    衛星が捉えた虐殺の「証拠」

    これは正恩氏にとって、死刑宣告にも等しいものだ。

  • 金正恩氏が愛する北朝鮮空軍の「生みの親」は旧日本軍パイロットだった!

    北朝鮮の金正恩第1書記と、父親である故・金正日総書記には様々な違いがあるが、最も分かりやすいものとして「飛行機愛」がある。

    先日開かれた朝鮮労働党70周年記念軍事パレードでは、ジェット戦闘機を飛ばさなかった正恩氏だが、飛行機に対する愛情は格別なようだ。

    軍需工場を訪れては、軽飛行機を操縦し「エンジンの音がもとてもいい!」と賞賛する。空軍を現地指導して北朝鮮初の女性戦闘機パイロットと記念撮影をするだけでなく、自らカメラを手にして彼女たちを撮影するなど、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の中でも、とりわけ空軍を愛しているようだ。

    こうした金正恩氏の「飛行機愛」については、韓国国防部も今年1月25日に発表した「北朝鮮と周辺国の軍事力現況」を通じて、北朝鮮が空軍兵力を拡大する一方、陸軍は縮小していると指摘していることからもわかる。

  • 【対北情報戦の内幕-10-】朝鮮総連を震撼させた公安当局の「セセデ」獲得工作

    連載・日本の対北朝鮮情報力を検証する/公安調査庁編(3)

    2014年夏、朝鮮総連の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長は洪仁欽(ホン・イヌン)監査委員長から手渡された報告書を読み、露骨に表情を歪めたに違いない。洪氏は次のように語ったという。

    「公安がセセデ(注:「新世代」の朝鮮語。若手活動家を指す)への工作を強めています。残念ですが、警戒心が弱いセセデは次々に籠絡されています」

    洪氏が委員長を務める監査委員会は、いわば朝鮮総連内部の秘密警察であり、組織内に潜り込んだスパイの摘発を任務としている。メンバーは朝鮮労働党に忠誠を誓ったエリートで、配下には行動確認――つまりは尾行や監視を行うチームまであるとされる。

    【連載】対北情報戦の内幕/外務省編・外事警察編

    狙われた若手商工人の証言

    洪監査委員長が許議長に手渡した資料は、同年の春から急増した公安調査庁(以下、公安庁)による「工作」について、秘密裏に調べ上げたもの。そこには、公安調査官がジャーナリストなどに身分を偽装し、あるいは既に「協力者」(スパイ)になっている活動家を介して新たな標的に接近するなどの工作実態が、生々しく記されていた。

    公安庁から工作の対象にされたことのある若手の在日商工人が、当時の様子を振り返る。

  • 妻子まで惨殺の悲劇も…北朝鮮で警察官への「報復」相次ぐ

    北朝鮮で最近、日本の警察官に当たる「人民保安員」から退職者が続出している。理由はズバリ、庶民からの「報復」が怖いからだ。

    戦車で轢殺も

    実際、取締のやり方が過酷だったり、権力をかさにきて執拗にワイロを要求してきた保安員らが、待ち伏せされて殴打されたり、殺されたりする事件が多発している。

    (参考記事:北朝鮮の警察官、退職者続出のワケは…「この恨みはらさでおくべきか」

    金正恩時代になって以降、北朝鮮当局は以前の金正日政権時代と比べても、社会への統制と取締を強めている。それに対して庶民の反発が高まっているのだが、以前は権力に対して従順だった庶民たちは、今では公然と反発するようになっている。

    凶器で暴行

    6月には咸鏡北道(ハムギョンブクト)で、保安員と商売人の間での乱闘が発生し、軍と国家安全保衛部(秘密警察)、警察が派遣される事態にまで拡大している。デイリーNKの内部情報筋は、その時の様子を次のように語った。

    「市場を管理する保安員が工業製品を押収したことに商売人が反発したが、最初は言い争いだった。しかし、殴り合いに発展し、周辺の商売人は凶器まで用いながら保安員に襲いかかった」。これは、かつてなら考えられなかったことだ。北朝鮮では権力は絶対であり、抗うことは死を意味した。

    妻子まで惨殺

    たとえば90年代の末には、当局の横暴に抗議する製鉄所の労働者たちを鎮圧するため、中央権力が軍を投入。座り込んでいた人々を戦車で次々に引き殺すという凄惨な出来事が起きている。

    (参考記事:抗議する労働者を戦車で轢殺…北朝鮮「黄海製鉄所の虐殺」

  • 【再現ルポ】北朝鮮の橋崩落事故、500人死亡の阿鼻叫喚…人民を死に追いやる「鶴の一声」

    ※この記事には事故現場の凄惨な光景の描写が含まれます。

    川原に広がる地獄絵図

    北朝鮮の大型工事の特徴のひとつに、故金日成主席および故金正日総書記の誕生日や朝鮮労働党、朝鮮人民軍などの創建記念日までに工事を終え、その当日に完成式典を行い、体制のプロパガンダに利用するという点がある。

    当局から求められた期日に間に合わせるため、「千里馬速度」「馬息嶺速度」などの号令のもと、「速度戦」が繰り広げられる。そして、竣工を一般的な工事より大幅に繰り上げるため、安全を無視した無茶な工期短縮が行われ、その結果事故が多発している。

    一昨年の10月には、国の中枢である国防委員会の庁舎新築の工事現場で崩壊事故が発生し、80人が死亡したと伝えられている。この手の労災事故は枚挙にいとまがないが、過去にはそれを遥かに超える大事故が起きていた。

    現場となったのは、平壌と開城を結ぶ北朝鮮の大動脈「平壌開城高速道路」。1992年4月に竣工した総延長160キロに及ぶ北朝鮮の大動脈だ。

    その当時、現場にいた人のうち数人がその後脱北して、現在は韓国で暮らしている。韓国で発表されている彼らの証言や手記を元に、当時の状況を再現してみた。

  • 【再現ルポ】北朝鮮の橋崩落事故、500人死亡の地獄絵図

    【再現ルポ】北朝鮮の橋崩落事故、500人死亡の地獄絵図

    時は金日成氏が存命中の1989年に遡る。1987年12月に始まった「平壌開城高速道路」の工事は概ね順調に進んでいた。ところが、1989年4月15日(金日成氏の誕生日)までに急ぎ工事を終えよとの指示が、当局から下される。
    (関連記事:やっぱり事故が起きていた金正恩氏「恐怖写真」の現場

    突如として指示された工期短縮。それに間に合わせるため、数多くの軍人や一般労働者が動員された。その効果もあり、路盤工事は必要なペースで進んだが、黄海北道(ファンへブクト)の金川(クムチョン)を流れる礼成江(レソンガン)に掛かるアーチ型の橋だけは工事が遅れていた。

    完成を早めるため、橋の上では軍人たちと資材を積んだトラック、工事用の機械が慌ただしく行き交っていた。

    ところが1989年4月14日、指示された工期完了の1日前のことだった。証言者によると、事故が起きたのは午前10時頃。橋が轟音とともに崩落した。橋脚だけを残して上部の床版(しょうばん)が川の中に落下したのだ。

    アルコール飲み干し事故現場へ

    500人以上の軍人がトラックや機械もろとも120メートルの高さから落とされ、川原にたたきつけられたのだ。大慌てで川原に降りていった人々が見たものは、地獄絵図だった。 

  • 【対北情報戦の内幕-9-】あるエリート公安調査官の栄光と挫折

    連載・日本の対北朝鮮情報力を検証する/公安調査庁編(2)

    2014年3月、ある地方都市の城郭跡にほど近い政府合同庁舎から、ひとりの男が去って行った。男はかつて、公安調査庁(以下「公安庁」)のエースと呼ばれ、北朝鮮情報で右に出る者なしとまで言われた。

    男が集めた情報は首相官邸に報告されるだけでなく、米国をはじめとする西側インテリジェンス・コミュニティーで共有された。その質の高さに、各国のインテリジェンス・オフィサーは惜しみない賛辞を送ったという。

    (参考記事:【対北情報戦の内幕-6-】総連捜査の深層…警察はなぜ公安調査庁に負けたのか

    しかし、そんな男が組織を去るのを惜しみ、過去の功績と名誉をたたえる声は、ほとんど上がらなかったという。

    工作船から携帯電話

    2001年12月、東シナ海で海上保安庁の巡視船が、北朝鮮の工作船と半日にわたる激しい銃撃戦を繰り広げた。20ミリ機関砲を撃って工作船を停止させようとする巡視船に、工作船は機関銃や対戦車ロケット弾で反撃。しかし間もなく自爆し、海中深くに消えていった。世に言う「九州南西海域不審船事件」である。

  • 食糧「消滅」で人肉事件も…北朝鮮「大規模イベント」の裏に隠された悲劇

    2012年の春、北朝鮮最大の穀倉地帯である黄海南道で、大量の餓死者が発生した。正確な死者数は今に至るも明らかになっていないが、北朝鮮ウォッチャーの間では万単位であったと推測されている。

    同年4月10日、デイリーNKが最初に「餓死者急増」と報じたときには、漠然とした状況しかわからなかった。だが、時間が経つにつれ、現地の凄惨な実態が明らかになる。

    北朝鮮国内にいる、アジアプレスの記者と協力者たちが取材したところでは、行き倒れになる人が多すぎて火葬する薪が足りなくなり、郊外の空き地に穴を掘って、遺体をまとめて埋めるしかなかったとされる。中には、暮らしに絶望して、一家全員で心中した家庭もあったという。

    餓死者の墓を掘り起こし…

    さらには、耳を覆いたくなる「人肉事件」の情報がもたらされる。

  • 金正恩氏「俺のマネ禁止令」を下す…「同じズボンを履くな!」

    北朝鮮メディアは、金正恩第1書記の特徴的な刈り上げヘア・スタイルを「覇気ヘア」と褒め称える。

    一般住民は、そんな呼び方はしないらしいが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、金正恩氏は「俺のヘア・スタイルやファッションを真似するな」という指示を下したという。

    幹部らの楽しみ

    RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、「わが国の幹部たちは、長年、最高指導者の服装やヘアスタイルを慣行として真似てきた」という。

  • 金正恩氏「俺のマネ禁止令」を下す…「同じズボンを履くな!」

    北朝鮮メディアは、金正恩第1書記の特徴的な刈り上げヘア・スタイルを「覇気ヘア」と褒め称える。

    一般住民は、そんな呼び方はしないらしいが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、金正恩氏は「俺のヘア・スタイルやファッションを真似するな」という指示を下したという。

    幹部らの楽しみ

    RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、「わが国の幹部たちは、長年、最高指導者の服装やヘアスタイルを慣行として真似てきた」という。

  • 金正恩氏「俺のマネ禁止令」を下す…「同じズボンを履くな!」

    北朝鮮メディアは、金正恩第1書記の特徴的な刈り上げヘア・スタイルを「覇気ヘア」と褒め称える。

    一般住民は、そんな呼び方はしないらしいが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、金正恩氏は「俺のヘア・スタイルやファッションを真似するな」という指示を下したという。

    幹部らの楽しみ

    RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、「わが国の幹部たちは、長年、最高指導者の服装やヘアスタイルを慣行として真似てきた」という。

  • 「美女洗車サービス」も登場した北朝鮮ニュービジネス

    北朝鮮で美女をビジネスに活用する動きが活発だ。その活用ぶりたるや、資本主義国家以上と言っても過言ではない。

    北朝鮮当局による代表的な美女ビジネスは、海外で展開する北朝鮮レストラン、通称「北レス」だ。カンボジアのシェムリアップにある「平壌冷麺」で働く「美人過ぎる北朝鮮ウェイトレス」は、韓国のネットユーザーを熱狂させた。

    (参考記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発 )

    美人過ぎる北朝鮮ウェイトレスは、しばらくして北朝鮮に帰国したようだが、その後に赴任したウェイトレスも、その可憐さで人気を呼び、韓国のインターネットサイトには、ポートレートが多数アップされている。筆者も2014年に同店を訪れたが、確かに、この女性は韓国人の注目を集めていた。

  • 女子大生売春に悩む金正恩氏

    北朝鮮で、「女子大生売春」「ヤミ金融」「不動産ころがし」などの裏ビジネスが、いっそう盛んになっている。

    10月10日で創建70周年を迎える朝鮮労働党は社会主義を標榜する政党であり、金日成・正日・正恩の親子3代にわたる独裁者は、折に触れて自分たちの「社会主義の偉業」を自画自賛してきた。

    「料金」は女性の年齢次第

    しかし、国家の計画経済が停滞する中で社会主義システムは崩れ去り、巷では資本主義社会とまったく同じような「ビジネス」が隆盛を極めているのだ。

    たとえば、5年前には女子大生らによる売春行為に関する治安当局の内部資料が流出。

  • 北朝鮮当局、韓国と「携帯通話」した女性3人を「見せしめ」で処刑

    金正恩氏の恐怖政治が幹部らに対する粛清にとどまらず、国民にまで及び始めている。

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、北朝鮮当局は8月20日、中国の携帯電話を使用していた女性3人を、「見せしめ」のために処刑したという。

    3人はいずれも中朝国境を流れる鴨緑江に面した地域に住んでいた。このエリアでは中国の電波を拾うことができるため、違法に持ち込まれた携帯電話が少なくない住民によって使用されているのだ。

    強制離婚させられ

    しかし、北朝鮮ではすでに、国内のキャリアの通信サービスによる携帯電話が、200万台以上も普及している。

  • 北朝鮮で女性犯罪が急増…金持ちを餌食にする「毒婦」たち

    北朝鮮で女性による犯罪が急増している。先月15日、北朝鮮北部の清津市で、1日に3件も殺人事件が発生したが、北朝鮮捜査当局は、「女性犯罪組織」が緻密な計画に基づいて犯行に及んだと見ているという。背後に見え隠れする「女性犯罪組織」は、麻薬、宿泊、運送、貿易、港湾業務など「ウラ事情」に精通しており、組織拡大と利益のためには殺人も厭わないからだ。

    時折、新証言が出てくる「喜び組」の存在が象徴するように、北朝鮮社会には伝統的に男尊女卑が根強く残っている。それにも関わらず女性犯罪が急増している背景には、今や「北朝鮮経済の主役は女性」という事情があった。

    「オンナ詐欺師」による毒殺事件

    90年代後半から北朝鮮を襲った大飢饉は、社会主義経済を粉砕したが、その後、実質的な「市場主義経済」に移行するなか、女性達は家族を養うために、商売をはじめた。なかには、生活を支えるために、やむをえず「売春」に走る女性がいることはデイリーNKが入手した映像から窺える。