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  • 北朝鮮の若者、「韓流スターに会いに行きたい!」

    北朝鮮で「ジャンマダン(市場)世代」と呼ばれる若者達が急増している。彼らの共通点として、幼いころに大飢饉「苦難の行軍」を体験し、古い世代とは異なる価値観を持っていることが挙げられる。

    ジャンマダン世代を生み出したきっかけは、90年中頃から北朝鮮全土を襲った大飢饉「苦難の行軍」だ。配給システムは完全に崩壊し、住民たちは、市場で商売をして、自分の力で生き抜くことを強いられた。

    そんな状況を、幼い目で見ていたジャンマダン世代にとって、国も指導者(当時は金正日総書記)も頼るべき存在ではなくなった。 学校や職場の思想教育は、表面的に暗記はするが、それが彼らの心の中に入り込むことはない。「偉大なる首領様」「親愛なる将軍様」も、どこか遠い国のおとぎ話のようにしか感じない。 かといって、金正恩体制に不満を爆発させるわけでもない。ただ単に、忠誠心も関心もないだけなのだ。

  • 慰安婦問題、韓国と妥結しても北朝鮮が登場する

    今日、従軍慰安婦問題をめぐり日韓外相会談が行われる。どんな内容になるにせよ、当事者が納得できる結果が得られるなら何よりだ。

    慰安婦問題は重大な人権問題であり、人権は、何より優先されるべき問題だ。

    だから「日韓が政治的に仲直りするために慰安婦問題で妥結する」のではなく、「人権問題を前進させることにより、日韓関係がより良くなる」ことが大事なのだ。

    これは、日韓関係だけでなく、ほかのあらゆる国際関係について言えることだ。そこにはもちろん、北朝鮮も含まれる。

  • 空から汚物が…北朝鮮でマンション「高層階」が不人気なワケ

    北朝鮮北部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)の当局が、朝鮮労働党創建70周年を記念して建設した清津市に建てられた高層マンションに多くの問題が発生。価格が下落していると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

    高層階住民の「非常識な行為」

    咸鏡北道当局は、金日成氏、正日氏の銅像前の「忠誠広場」の両側に12階建ての高層マンション15棟を建設した。清津(チョンジン)市南江洞(ナムガンドン)のマンションの1階には便利な施設も揃っているという。

  • 「まるで公開処刑が遠足のようだった」…北朝鮮「人権侵害」の実態(7)

    今月17日に国連総会が採択した、北朝鮮の人権侵害の追及を促す決議は、そのための取り組みが「速やかに」行われることを求めている。その背景には、ひとつの重大な懸念があると思われる。

    急がなければ、文字通り人格を全否定されている政治犯収容所の収容者たちが「証拠隠滅」のために抹殺されてしまうのではないか、という懸念だ。

    収容所で看守として働いていた脱北者、アン・ミョンチョル氏は、「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」の最終報告書(以下、国連報告書)の中で次のように証言している。

    「管理所では、収容者は戸籍のある国民ではなく、処刑に法律は不要だった。国家安全保衛部の担当官が生死を決定していた。担当官の決定がすべてだった」

    (参考記事:元死刑執行人が証言「死刑囚は鬼の形相で息絶えた」

    また、調査委員会は次のように指摘している。

  • 赤ん坊は犬のエサに投げ込まれた…北朝鮮「人権侵害」の実態(6)

    「母とその子は収容所内の懲罰棟に連行され、赤子は犬のエサの器に投げ込まれた」

    拷問や性的暴行が日常

    この、にわかには信じがたい衝撃的な話は、「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」の最終報告書(以下、国連報告書)に収められた証言の一部だ。国連総会はこの報告書に基づき、北朝鮮における人権侵害の責任追及を求める決議を今年も採択した。【人気記事】コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    上記の証言の主は、政治犯収容所で看守として働いた経歴のある脱北者、アン・ミョンチョル氏だ。国連報告書の政治犯収容所に関する部分には、アン氏の証言が数多く収められている。(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    もっとも、COIはその内容について完全に裏付けを取っているわけではないので、誇張が含まれている可能性は排除できない。

  • 女性と児童への「性暴力」が深刻…北朝鮮「人権侵害」の実態(4)

    この1年、デイリーNKや米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた北朝鮮内部の情報を振り返ると、ふたつのキーワードが目に付く。ひとつは「ドンジュ(金主)」で、もうひとつは「女性」だ。

    ドンジュは、北朝鮮の市場経済化の中で台頭した新興富裕層のことだが、こちらについては次の機会に詳しく述べたい。

    性的取引の増加

    一方、北朝鮮の女性に関するニュースは、悲惨で怒りを誘うものもあれば、彼女たちのたくましさを感じさせるものもあった。

  • 同窓会を襲った「血の粛清」…北朝鮮の「フルンゼ軍事大学留学組」事件

    [adsense1][/adsense1]北朝鮮の秘密警察、国家安全保衛部は反政府活動の芽を徹底的に摘むため、「同窓会や友人同士の集まりでは政治的な発言に注意せよ」と脅迫に近い警告を繰り返しており、同窓会組織に対する調査も行っている。開催日時、参加者の名前、人数、話の内容まで調査する。万が一、宗派行為と見なされでもしたら、収容所送りになりかねない。

    ペレストロイカの衝撃

    同窓会が、幹部200人の銃殺につながったことすらあった。1990年代に起きた「フルンゼ軍事大学事件」と呼ばれるクーデタ未遂事件である。

    北朝鮮は1986年から1990年の間に、朝鮮人民軍の20代から40代の軍人250人を、ソ連(当時)のフルンゼ軍事大学に留学させた。

  • 同窓会を襲った「血の粛清」…北朝鮮の「フルンゼ軍事大学留学組」事件

    日本と同様、韓国にも同窓会がある。しかし、日本のものとは少し趣が異なる。

    まず、多ければ年に数回と、かなり頻繁に行われる点がある。また、レストランやホテルでの食事に限らず、登山、海外旅行など様々なイベントを開催するのも日本の一般的な同窓会とはやや違っている。そうして同級生同士の絆は、卒業から何十年もの時間を経つつ深まり続けるのだ。

    収容所送りも

    では、北朝鮮ではどうだろうか。

    脱北者の話によると、本当に親しい同級生が集まって開くささやかな同窓会はあるが、クラスや学年全体が集まるような大規模なものは開催が難しいという。いったい、何故なのだろうか。

  • それでも揺るがぬ中国と北朝鮮の「拷問」同盟

    北朝鮮のガールズグループ「牡丹峰(モランボン)楽団」が北京公演をドタキャン帰国したことにより、北朝鮮と中国の関係が再び険悪となる可能性が出てきた――マスコミの報道には、こうした指摘が数多く見られる。

    筆者も、そうした見方に概ね同意する。金正恩第1書記が、来年の朝鮮労働党大会が延期されるような発言をしたことを見れば、金正恩氏の「やっちまった」感は否めない。

    しかしそれにより、北朝鮮と金正恩氏がただちに窮地に立たされるわけではないことは認識しておく必要があるだろう。

    北朝鮮は最近、経済官僚に海外でMBA研修を受けさせたり、経済特区の投資誘致計画を公表したりと、経済の部分的開放に動くかのような気配を見せている。北朝鮮が中国に最も期待するのは、恐らくこうした取り組みへの支援なのだろうが、関係悪化は確実にマイナスに作用する。

  • モランボン楽団は金正恩氏の「ワナ」だった!?

    北朝鮮のガールズグループ「モランボン(牡丹峰)楽団」の中国公演ドタキャン騒動の真相がおぼろげながら見えてきた。

    本欄では、金正恩第1書記の「水爆保有」発言に中国側が不快感を示し、公演を観覧する幹部を大幅に格下げ。これに激怒した金正恩氏が「報復」に出たとする見方を紹介した。

    そんななか、韓国の情報機関は、モランボン楽団が予定していた公演内容に問題があったと指摘する。では、何が問題だったのか。

    モランボン楽団に限らず、北朝鮮の文化芸術の柱は、故金日成主席、金正日総書記、そして金正恩氏の偶像化がバックボーンだ。公演から金正恩氏偶像化の演目を除外したら、そもそもモランボン楽団の公演自体が成り立たず、そのことは、中国も公演前からわかりきっていたはずだ。

  • 金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈(2)偶像化に立ちはだかる実母「高ヨンヒ」

    白頭の血統に立ちはだかる「鶴橋オモニム」

    金正恩の偶像化、そして金日成を始祖とする金氏王朝の確立にむけて、「オモニム(お母様)伝説」の創出を通じた高ヨンヒの偶像化は避けられない。

    しかし、在日朝鮮人という彼女の出自が最大のネックになるようだ。こうした苦しい事情からか、金正恩が最高指導者になって以後、北朝鮮の公式メディアが、高ヨンヒについて言及したのは、2012年1月8日(金正恩の誕生日)と同年2月13日の二回のみ。

  • 金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈(2)偶像化に立ちはだかる実母「高ヨンヒ」

    白頭の血統に立ちはだかる「鶴橋オモニム」

    金正恩の偶像化、そして金日成を始祖とする金氏王朝の確立にむけて、「オモニム(お母様)伝説」の創出を通じた高ヨンヒの偶像化は避けられない。

    記録映画の回収騒動

    しかし、在日朝鮮人という彼女の出自が最大のネックになるようだ。こうした苦しい事情からか、金正恩が最高指導者になって以後、北朝鮮の公式メディアが、高ヨンヒについて言及したのは、2012年1月8日(金正恩の誕生日)と同年2月13日の二回のみ。

  • 金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈(1)すべては帰国運動からはじまった

    北朝鮮と日本のメディアに惑わされた在日朝鮮人

    今から56年前の1959年12月14日、夢と希望に満ちた在日朝鮮人と日本人妻を含む975人が、旧ソ連の軍艦を改造した貨客船、クリリオン号とトポリスク号の二隻に乗って北朝鮮へ出発した。在日朝鮮人帰国事業の第1陣である。

    産経新聞が賞賛した北朝鮮

    マンセー(万歳)という歓喜の声と赤旗で見送られた彼らは、「地上の楽園」と喧伝されていた北朝鮮で新たな未来を切り拓くはずだった。しかし、それは大ウソだった。総勢約9万人の帰国者は、日本で貧困と差別に苛まれていた時以上の過酷な人生を送ることになる。

    一つの疑問が浮かぶ。

  • 金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈(3)日本への「凱旋」と「国母」の夢

    日本の舞台で華麗に舞った「金正日の女」

    日本から北朝鮮へ帰国し、万寿台芸術団のメンバーとなった高ヨンヒは、当時スター舞踊手だったパク・エラを押しのけて、1973年の日本公演の主役に大抜擢された。この裏には、後継者の地位を得たばかりの金正日の配慮があった。

    こうして高ヨンヒは、今でも在日朝鮮人の間で語り草となっている「万寿台芸術団来日公演」のメンバー、それもいくつかの演目の主役として生まれ故郷への「凱旋」を果たす。

  • 北朝鮮市民、党本部前で抗議の切腹「警察署長に全財産を奪われた」

    現在、北朝鮮の首都・平壌を中心に衝撃的な事件の噂が出回っている。平壌にある朝鮮労働党の本部前で、ある市民が切腹して自殺を図ったというものだ。平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋によると、噂の内容は次のとおりだ。

  • ラブホテル化する北朝鮮のスーパー銭湯

    極寒の時期を迎えた北朝鮮。人々は凍てつく寒さから少しでも逃れようと様々な工夫をするが、銭湯に行くこともその一つだ。

    ところが、北朝鮮の銭湯は別の使われ方をしている。詳細を咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋が伝えてきた。

    各地方都市には「恩徳院」と呼ばれる国営スーパー銭湯が存在する。風呂、サウナはもちろん、理髪店、美容室もあり、食事まで楽しめるレストランまで併設されている。

    自分でバケツに水を汲み…

    これだけ豪華な設備を取り揃えているのに、客足は非常に鈍い。それもそのはず、シャワーからお湯が出ず、浴槽にもお湯が張られていないというのだ。一風呂浴びるには、10リットルのバケツに水を汲んで、石炭ストーブで温めなければならない。水が温まるまでは寒さに震えつつ待たざるを得ない。

    さらに、石炭ストーブから出る煤煙が室内に充満して、臭くて息が詰まるという。これでは楽しみに行ったのか、苦しみに行ったのかわからない。

    若い女性がサービス

    一方、トンジュ(金主、新興富裕層)が経営する銭湯は、全くの別世界だ。火力の強いブナの木を薪にしてお湯を温めているので、逆に湯気で息が詰まるほどだという。

  • 北朝鮮が水害復旧「してるふり」…被害増やす速度戦の悪習

    今年8月に朝鮮半島を直撃した台風15号(コニ)の影響で大水害に襲われ、400人の住民が死亡するなど甚大な被害を受けた北朝鮮東海岸の羅先(ラソン)市。金正恩氏は現地入りして、早急な復旧を指示した。

    新しい家に入居して感激のあまり泣いている被災者。しかし現実は異なるという(画像:我が民族同士)
    新しい家に入居して感激のあまり泣いている被災者。しかし現実は異なるという(画像:我が民族同士)

    労働党創建70周年記念日を前にした10月8日、完成した災害復興住宅を金正恩氏が視察したことを北朝鮮の国営メディアは大々的に喧伝した。新しい住宅に入居した人々が喜び、踊り、むせび泣く様子も伝えている。一方、デイリーNKでは「欠陥だらけで住めたもんじゃない」という住民の声を伝えている。

    復興住宅「すでに破損」

    復旧工事は終わったことになっているが、実際は未だ行方不明者の捜索すら終わっていない状況だと咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋が伝えてきた。

  • 北朝鮮漁船、ロシア軍人を集団暴行…違法操業めぐり衝突

    ロシアの治安当局が、やりたい放題の北朝鮮漁船に頭を抱えていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

    ロシア軍人を返り討ち

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋は語る。

    「10月15日、羅先(ラソン)市所属の先鋒水産協同組合の漁船が、ロシアの領海内で違法操業を行った。それだけではなく、海底に敷設されたケーブルを切断した。ケーブルは、銅やアルミでできているので、売り払うとかなりの儲けになるからだ」

  • 金正恩氏が極太ズボンで部下を殺す日

    金正恩氏が、部下の「ズボン」にブチ切れた。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、以前ある現地指導に同行した崔龍海(チェ・リョンヘ)氏が、正恩氏と同じズボンを履いていたが、これが逆鱗に触れてしまった。崔氏は公衆の面前で激しく叱責され、それだけでなくズボンを履き替えさせられたという。

    (参考記事:金正恩氏「俺のマネ禁止令」を下す…「同じズボンを履くな!」

    金正恩氏の激怒といえば、今年6月のスッポン工場での激怒が記憶に新しい。正恩氏はスッポン養殖工場の視察で激怒し、後に同工場の支配人が銃殺されていたことが明らかになった。視察時の様子は動画で公開されているが、確かに辺り構わず激怒している様子が見て取れる。

    (参考記事:【動画】金正恩氏、スッポン工場で「激怒の現地指導」

    しかし、スッポン工場の激怒はさておき、なぜ正恩氏はズボンごときでブチ切れたのだろうか?

  • 死傷者1500人、龍川大爆発事故…北朝鮮「暗殺未遂説」のミステリー

    10月初め、北朝鮮の葛麻(カルマ)飛行場で、金正恩氏の視察前日に大量の爆薬が見つかったと米政府系のラジオ・フリー・アジアが報じている。

    死傷者1500人以上の悪夢

    建物の天井裏から発見されたのは、TNT火薬20キロ。手榴弾なら130個分以上になり、通りがかった人の「爆殺」を狙うのに十分な量に思える。もっとも、自衛隊OBからは次のような解説も聞かれる。

  • 「死の復讐」に怯える北朝鮮のバツイチ男性

    北朝鮮で女性たちの「復讐」が、静かにはじまろうとしている。といっても、体制や政治に対してではなく、北朝鮮特有の男性上位社会に対する復讐だ。

    南北共に、朝鮮半島には儒教文化が根強く残っている。北朝鮮は、社会主義ゆえに男女平等をうたっているが、韓国以上に儒教思想の影響力は強く、女性蔑視は根強い。女性の地位は低く、その影響は「ブラジャー着用の可否」にまで影響していたぐらいだ。
    (参考記事:北朝鮮ではブラジャーすらタブーだった?

    「喜び組」も

    それに加えて、人権侵害が広範囲に行われていることを鑑みれば、北朝鮮における女性の立場がいかに過酷なものかは想像に難くない。

    北朝鮮における女性への人権侵害の代表例が「喜び組」だ。
    (参考記事:北朝鮮の「喜び組」に新証言「最高指導層の夜の奉仕は…」

  • 総連関係者と「仲良くなった罪」で懲役3年の実刑判決

    日本は、韓国と北朝鮮の諜報(スパイ)戦の舞台である。最近はあまり話題に上らなくなったが、1980年代まではニュースになることも少なくなかった。他ならぬ日本人拉致も、その過程で起きたことだ。

    そして現在も、日本を舞台にした南北のスパイ戦は続いている。

    たとえば2005年10月と2009年7月、2010年11月、ある韓国人男性が日本を訪れた。男性は1993年に極秘訪朝して金日成主席と接見。その極秘司令に従って韓国の政界・軍・社会団体等の関係者を抱き込み、北朝鮮の指示の下に動く地下党「旺載山」(ワンジェサン)を結成した大物工作員である。

    そして、男性が来日した目的は、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の現役幹部と、東京・多摩地区で秘密接触することだった。

  • 側近「激ヤセ写真」に見る金正恩式「再教育」の恐怖

    約1年間、姿を消していた金正恩第1書記の側近が、かつての面影がうかがえないほどの激ヤセぶりで復帰した。【画像】金正恩氏の側近「激ヤセ写真」

    国防委員会設計局長の馬園春(マ・ウォンチュン)氏だ。

  • 金正恩氏の側近「激ヤセ写真」

    2015年10月、馬園春(マ・ウォンチュン)氏は水害復旧現場工事を現地指導した金正恩氏に随行人員として同行。国営メディアにも名前が紹介され復帰が確認された。2015年12月1日、金正恩氏の現地指導に同行した際、撮影されたのが下の右の写真だ。

    金正恩氏の右隣が馬元春氏。
    金正恩氏の右隣が馬園春氏。

    左は2014年4月の馬氏。見比べる明らかに激ヤセしていることがわかる。また馬氏は、以前の現地指導では始終笑顔を絶やさなかったが、今回の写真の表情からは精気も感じられない。

    処刑こそ免れたものの、やはり何らかの処分を受けていたと見られる。

    いま読むべき記事:消えた北朝鮮の「ピンクレディー」…看板アナウンサーの行方

  • 動静が途絶えていた金正恩氏の側近が激ヤセして復帰

    約1年間、動静が途絶え、政治処分を受けたと見られていた金正恩氏の側近である馬園春(マ・ウォンチュン)氏が、激ヤセして復帰した。この間、彼に何があったのか。

    国防委員会設計局長だった馬氏は、昨年11月1日の空港視察以後、姿を見せなくなり、当時建設中だった空港の出来具合をめぐって責任を取らされ、粛清されたと見られていた。

    金正恩氏側近の激ヤセ写真

    その後、処刑説も出たが、北朝鮮内部情報筋から山奥の農場へ追放、すなわち革命化教育の処分を受けたという説も出てくる。この場合、中央への復帰もありうる。

  • 北朝鮮、組織化する売春業…バス停が「風俗案内所」

    北朝鮮の首都・平壌で、売春業が組織化されているという。個人が行う生計型売春が主流だった売春業が、より企業化、すなわち風俗ビジネスとして、変わりつつあると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

    北朝鮮でも古くから売春業は存在した。かつては貧しい女性が糊口をしのぐ生計型売春が主流だった。特に90年代末の大飢饉「苦難の行軍」の頃や、2009年の貨幣改革により経済が大混乱に陥っていた頃は、餓死を免れるために多くの女性が売春に走らざるを得なかった。

    「風俗案内所」、「アルバム指名」

    しかし、ここにきて「金儲け」のために売春をする女性が現れている。さらに、個人ではなく組織化され、企業化しつつあるという。平壌在住の情報筋は、北朝鮮の組織型売春について、次のように説明した。