北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに
北朝鮮に冬がやって来た。まだ11月だが、比較的温かい平地でも朝の気温は0度前後、北部山間地域では氷点下はるかに下回る。
人々は、寒さに加え、大増産運動「200日戦闘」の度重なる動員で、クタクタになった体を癒やすため、サウナを楽しむ。国の機関が運営するサウナもあるが、人気があるのはトンジュ(金主、新興富裕層)が経営する民間のサウナだ。
(参考記事:ラブホテル化する北朝鮮のスーパー銭湯)
「夫婦湯」の実態
両江道(リャンガンド)恵山(へサン)市では、恵江洞(ヘガンドン)、恵山洞(ヘサンドン)、城後洞(ソンフドン)などに民間のサウナがある。北朝鮮では汗蒸湯(ハンジュンタン)と呼ばれている。