こどもの日も「賄賂漬け」…拝金主義が止まらない北朝鮮

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、茂山(ムサン)に住む幼稚園児20人ほどが選ばれて中国に派遣されることになり、公演の練習に励んでいた。園児たちは、当日朝に中国に向かい、延辺朝鮮族自治州の龍井市で2回公演を行って、その日のうちに帰国する予定だった。

こうした芸術団に選ばれるのは、芸術に素質のある園児のはずだが、親たちは「子どもたちに外国旅行をさせたい」と教師に賄賂をこっそり払って便宜を図ってもらう。結果、中国へは新興富裕層「トンジュ(金主)」や幹部子弟のみだった。

こうした特別な行事のみならず、今の北朝鮮では、子どもたちに「より良い教育を受けさせるためには賄賂は必要」となっている実情がある。両江道(リャンガンド)の内部情報筋は語る。