北朝鮮外交官、中国で飲酒死亡事故を起こすもお咎めなし…金与正氏が便宜

中国では、2011年に道路交通安全法が改正され、飲酒運転で事故を起こすと、免許が取り消され、刑事責任を追求される。

リョム領事は外交官特権により中国では処罰されない。しかし、北朝鮮当局は被害者に50万元(約873万円)、合計で150万元の賠償金を支払ったという。

外交官が当該国の国民を死亡させることは外交問題に発展しかねず、金正恩氏の顔に泥を塗ったリョム領事は、厳罰に処されてもおかしくないが、時間が経ってもこれといった処罰は下されなかった。

お咎めなしのうえ、当局が巨額の賠償金を支払ったことが知れ渡ると、北朝鮮関係者たちは一様に激怒。コネで事件を揉み潰したからだ。