遺体が粉々になり原型とどめず…金正恩氏の「劇団員虐殺」事件

2015年4月、すなわち銀河水管弦楽団のメンバーが処刑された翌月には、当時の人民武力部長(防衛相)だった玄永哲氏が、文字通り人間を「ミンチ」にする高射銃で処刑された。

(参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

銀河水管弦楽団のメンバーと玄氏の処刑。いずれも金正恩氏の恐怖政治がもたらした血の惨劇だ。楽団解散と同時に、金正恩氏の恐怖政治の幕が開けていたのである。