金正恩氏が意のままにする「美人妻利権」の現場写真

金正恩氏が車内をのぞき込んでいるタクシーのドアには、ハングルで「高麗航空」と書かれている。

2015年6月、空港新ターミナルを視察した金正恩夫妻(朝鮮中央通信)

李潤傑氏によれば、これは高麗航空タクシー事業所に所属する車両であり、同事業所のオーナーは李雪主氏の父親なのだ。さらに李雪主氏は、朝鮮労働党39号室傘下の金剛経済開発総会社(KKG)を通じて、自身も平壌市内でのタクシー事業に直接関与しているという。そしてこの2社は、2017年1月時点で平壌市内のタクシーの4割に当たる600台の車両を運用しているとのことだ。
(参考記事:【写真特集】李雪主――金正恩氏の美貌の妻

言うまでもなく、北朝鮮においてもタクシーは許認可事業だ。金正恩氏が海外からの観光客誘致に力を入れてきたこともあり、タクシー利権は羨望の的となっているが、特別なコネがない限り手にすることはできない。