【写真公開】金正恩氏が日本の対岸に建設する「未知の巨大施設」

元山と言えば、かつては日本の新潟との間を貨客船「万景峰」号が結んでいた都市である。また、金正恩氏の母・高ヨンヒ氏は大阪出身だ。金正恩氏自身も幼少の頃、他人名義のパスポートで日本に遊びに来たことがあると伝えられる。日本の対岸に大規模リゾートを建設するのは、日朝関係を巡る何らかのビジョンがあってのことなのだろうか。

(参考記事:金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈

一方、金正恩氏は最近、元山にワールドクラスのカジノホテルを建設するよう指示したとの情報があり、事実なら同観光地区内に立地する可能性が高いと見られる。ただ、羅先(ラソン)市の経済特区に作られた香港資本のカジノホテルは、売春の巣窟になるなど、イメージがあまりよくない。

(参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

果たして、金正恩氏は愛してやまない元山に明るい未来をもたらすことができるのだろうか。

元山葛麻海岸観光地区の建設現場(2018年5月14日付労働新聞)
元山葛麻海岸観光地区の建設現場(2018年5月14日付労働新聞)
元山葛麻海岸観光地区の建設現場(2018年5月14日付労働新聞)
元山葛麻海岸観光地区の建設現場(2018年5月14日付労働新聞)