北朝鮮有数の鉱山が操業中断、路頭に迷う子供たち

昨年末まで茂山鉱山で働いていたという脱北者は「当時も稼働率は3割程度にとどまり、厳しい状況だった」「配給が2ヶ月に1回に減らされ、鉱山に出勤する労働者が減りつつあった」と証言した。

「人民生活向上」を掲げる金正恩党委員長は、首都・平壌でのタワーマンション、高級リゾートの「元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区」、革命の聖地と呼ばれる三池淵(サムジヨン)の開発事業などに多額の予算を注ぎ込んでいるが、地方で困窮する人民の生活には興味がないようだ。

(参考記事:金正恩氏の背後に「死亡事故を予感」させる恐怖写真