【映像】米国務省が公開「机の上で麻酔なしに堕胎手術された」女性虐待の告発

人権侵害の証拠は数多く残っており、それをなくしてしまうことなどできないのだ。

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2013年に脱北過程を綴った本「自由を求めて千万里」を出したチさんは、昨年12月にニューヨークの国連本部で開かれた「北朝鮮人権の日」、今年7月の「信教の自由向上のための閣僚級会議」などで証言するなど、北朝鮮の人権問題を全世界に知らせる活動に取り組んでいる。

米国は、クリントン大統領(当時)が1998年、世界信教の自由法に署名した10月27日を「世界信教の自由の日」としている。一方で北朝鮮は宗教、特にキリスト教に対して厳しい弾圧を加えていて、聖書を持っていたとの理由だけで拷問、収容所送りなどの厳罰に処している。

(参考記事:聖書の所持だけで「この世の地獄」へ…北朝鮮の恐るべき宗教弾圧

シェアアメリカは今年5月、脱北者のチ・ソンホ氏、チョン・グァンイル氏が北朝鮮で受けた人権侵害について語る動画も公開している。