政治犯収容所などでの拷問・強姦・公開処刑の恐怖
- 平安南道江東郡の第4通常刑務所(教化所)の元収容者は、石灰岩の切り出し場および金鉱山で労働した。収容者たちは極度に疲労しており事故も多かった。あるとき、鉱山の事故で傷口がぱっくり開いた。皮膚は麻酔なしで縫われ、同じ・日に鉱山に戻るよう命じられた。彼が生き延びられたのは作業班長がもっと軽い作業に割り当ててくれたからだ。
この元収容者は、手や服が石灰岩破砕機に巻き込まれて圧死した収容者を何人も見た。空気はホコリだらけでよく見えなかった。悲鳴が聞こえて機械に駆けつけると破砕機からぐじゃぐじゃの体が垂れ下がっていた。別の証人もほぼ同じ・光景を見ていた。それはチョンゴリの9第12教化所での出来事だった。
- 五老の第22通常刑務所(教化所)の元収容者は、適切な道具もなく農作業に従事させられ、人糞肥料を素手で撒かされた。
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2005年の女性差別撤廃委員会への報告によれば、北朝鮮は、女性収容者は衣類、靴、バッグなどの製造に従事しているだけで賃金も支払われていると主張している。