【写真】北朝鮮の国民的美少女・洪英姫と映画「花を売る乙女」

彼女は後に数々の勲章を受けた人民俳優で旧一ウォン札にも描かれている北朝鮮では最も有名な女優の一人だ。

「花を売る乙女」とは、今でも北朝鮮が不朽の古典的名作と誇る戯曲だ。一説では金日成が創作したともいわれているが、当時の朝鮮画報によると中国吉林省の五家子(地名)で創作された作品が後に脚色され歌劇と映画になったという。

戯曲を元にした映画版は1972年に金正日の指示によって制作された。ヨーロッパでも代表的な映画祭のひとつであるチェコのカルロヴィヴァリ国際映画祭(第18回)にも出品され特別賞を受けるなど、まさに北朝鮮が誇る映画の一つだ。