北朝鮮、脱北ウェイトレスたちの顔写真を公開
同通信は、「韓国の国家情報院(国情院)に誘拐されそうになった」という北朝鮮の若者らを平壌で取材。それを根拠に、レストラン従業員らの脱北も同様の出来事であると言っているわけだ。
(参考記事:北朝鮮ウェイトレスの集団脱北の裏で「スパイ組織」が暗躍!?)
一方、北朝鮮当局は、同じレストランの元従業員で脱北に加わらなかった女性らや残された家族による合同記者会見を開き、「韓国側に拉致された」と強く主張させている。
(参考記事:美人ウェイトレスは良家の出身…「北朝鮮レストラン」の舞台裏)
脱北した女性らは、いずれもエリート家庭の出身とされ、自国の体制を嫌って逃げ出したと認めることは、北朝鮮にとって様々なリスクをはらんでいるのだろう。本人たちの顔写真公開も、あくまで「拉致」の主張を貫く姿勢の表れと言える。