「金正恩氏は感情で処刑」情報機関の心理分析

そこに並んだ文言は「傍若無人な性格」、「絶対権力に陶酔している」、「感情に基づいた処刑が多い」などだ。

さらに、金正恩氏が周囲の幹部に対して、尋常ではない恫喝を加えていることに触れている。

レポートが指摘する金正恩氏の幹部に対する傍若無人な振る舞いは、動画が証明している。今年6月、スッポン養殖工場を視察した正恩氏は、カメラが回っているのも構わず怒り狂った。後に同工場の責任者が銃殺されたことから、傍若無人に加えて残忍な性格も付け加えなければならないようだ。

【動画】金正恩氏、スッポン工場で「激怒の現地指導」

エリートの「ホンネ」

独裁者、暴君を地で行く金正恩氏の恐怖政治は、一時的には体制を引き締めるだろう。しかし、決して未来は明るくない。