「金正恩の身辺を守れ!」北朝鮮が国民に緊急指令

続けて指示文は禁止事項について伝えている。会談の開かれる平壌への立ち入りや頻繁な外出などだ。きょうだいや親戚が自宅にやってきた場合は、無条件で宿泊登録をせよ、さもなくば罰金を科し、嘘をついた場合にはさらなる処罰を科すとのことだ。

(参考記事:金正恩命令をほったらかし「愛の行為」にふけった北朝鮮カップルの運命

北朝鮮では最高指導者の生誕記念日、党大会など国家的な政治イベントの前後には「特別警戒週間」とし、1件たりとも事件、事故の発生を許さない体制が敷かれる。もし、事件を起こしてしまった場合には、普段よりさらに重い罰を受けるが、今回は中国の国家主席の14年ぶりの訪朝とあって、さらに厳重な警備体制を敷いたようだ。

首都の平壌でも特別警戒週間が宣言された。