ウクライナの英字メディアであるキーウ・ポストは5日、北朝鮮製の弾薬を使用していた57ミリ対空砲が暴発し、操作していたロシア兵が吹き飛ばされる瞬間とされるショッキングな映像を報じた。 同紙によれば、映像はウクライナ国内の未特定の地域で撮影されあもので、ウクライナの軍事ブロガーであるОперативний ЗСУ(Operational ZSU)が4日にテレグラムに投稿したものだという。 1950年代に運用 それによると、暴発したのはロシアがソ連時代に運用していた57ミリ口径のA ...

少子化による人口減少が著しいと言われている北朝鮮。しかし、その深刻さを示す統計は発表されていない。 米CIAのワールド・ファクトブックでは、2024年の推定人口を2629万8666人としているが、実際はこれより遥かに少ないとの説もある。 脱北者で韓国紙・東亜日報の記者であるチュ・ソンハ氏は、独自に入手した北朝鮮の中央統計局の内部資料に基づき、2005年の2100万人を頂点に人口が減少し始め、2015年には2060万人に過ぎないと報じている。 人口減少が国外に知れ渡ること、国力 ...

日本経済は今、「歴史的な円安」がどこまで続くかが焦眉の関心事となっている。景気対策のためには金融緩和が、円安対策のためには金融引き締めが求められる状況で、植田和男日本銀行総裁は難しいかじ取りを迫られている。 この局面を乗り切れば、植田総裁は、長くデフレに苦しんだ日本経済の「局面転換」の功労者として長きにわたり称賛されるだろう。逆に失敗すれば、不名誉な形で歴史に名を残してしまう可能性もある。 とはいえ、どんなに大失敗をしても処刑されることはないが、お隣の国は事情が異なっている。 ...

「脱北者は、経済目的の不法入国者で難民ではない」 中国政府は、脱北者を難民とはみなさず、摘発し次第、原則として北朝鮮に強制送還する措置を取っている。これと関連して、中国の外交官は今年3月、スイス・ジュネーブの国連本部で行われた国連人権理事会の付属の会議で、脱北者は難民ではないため、難民条約のノン・ルフールマン原則は適用されない、北朝鮮で拷問または大規模な人権侵害が行われているという証拠はない、などと主張した。 ノン・ルフールマン原則とは、送還後に自由や生命が脅かされかねない人 ...

北朝鮮で2020年12月に制定された反動思想文化排撃法――別名「韓流取締法」の最高刑は死刑であり、諸外国では考えられないことだ。また死刑にならずとも、違反者はきわめて非人道的な扱いを受ける。 たとえば、違反者は身体がボロボロになるほど凄惨な取り調べを受けることが少なくない。拷問を受けているであろうことは明らかだ。公開裁判に引き出されてくると、見守る人々は息を飲むという。 2022年5月には、韓国映画を見たことがバレて逮捕された女子大生2人が、凄惨な目に遭わされた。 ひどい姿で ...

韓国SBSニュースは5日、金正恩総書記が視察した軍の空挺部隊の降下訓練で事故が発生し、十数人の死者を含む数十人の死傷者が発生したもようだと報じた。 SBSで北朝鮮問題を専門とするアン・ジョンシク記者は番組で、朝鮮中央テレビの映像を示しながら、次のように解説した。 娘が双眼鏡で… 「風が強く吹いており、軍人たちが輸送機から飛び降りるやいなや、パラシュートがほぼ水平方向に飛んでいくのを見ることができます。このように強風の中で降下したため、所々、パラシュートが絡まっているような様子 ...

ロシアのサンクト・ペテルブルグにあるオペラ、バレエの劇場のマリインスキー劇場は、チャイコフスキーの代表作「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」が初演された劇場として、世界的に有名だ。沿海州のウラジオストクには別館もある。 そんなマリインスキー劇場に所属する芸術団が北朝鮮を訪問し、平壌の万寿台(マンスデ)芸術劇場で「眠れる森の美女」の公演を行った。武器取引などで北朝鮮との親密さを深める、プーチン大統領からの「贈り物」と言える。 「興味なし」 ところが、平壌市民の反応は ...

サッカー2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本と北朝鮮の一戦が21日、東京の国立競技場で行われ、日本が1-0で勝利した。前半に先制された後も再三にわたり日本に決定的場面を作られながら、最少失点でしのいだ北朝鮮も善戦したと言える。 北朝鮮サッカーを巡っては、重要な試合で「負けたら炭鉱送り」ということが長年にわたり言われてきた。筆者は、少なくとも近年では、そのようなことはないと考えている。だが、火のない所に煙は立たぬ、である。 イタリア戦得点「英雄」も かつて大活躍 ...

北朝鮮国防省は4日、米韓合同軍事演習の中止を求める報道官談話を発表。「一点の火花によっても核戦争が起こりかねない」として、米韓をけん制した。 ただ、北朝鮮は偵察衛星や弾道ミサイルの開発に大金をつぎ込む一方で、末端兵士たちが劣悪な生活環境に苦しみ、軍全体での力を落としている事実もある。 ただ、北朝鮮は偵察衛星や弾道ミサイルの開発に大金をつぎ込む一方で、末端兵士たちが劣悪な生活環境に苦しみ、軍全体での力を落としている事実もある。 地面に掘った穴で 両江道(リャンガンド)の軍関連情 ...

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は先月27日、北朝鮮がロシアに提供した砲弾の半分以上が性能不良だと報じた。 RFAは、ウクライナ国防省情報総局(GUR)のヴァディム・スキビツィキー副局長の現地メディアとのインタビューに基づき、「ロシアが不足している兵器生産問題を解決するために北朝鮮の支援を受けたが、望んだ結果を得られずにいる」と伝えた。 同副局長はまた、ロシアはすでに北朝鮮から150万発の弾薬を輸入したが、それらは1970~80年代に作られたもので、半分以上が作動し ...

なぜ新しい建物は平壌ばかりに建てられるのか。そんな地方の人々の不満を意識して始められたという北朝鮮の農村住宅建設が、現在、各地で盛んに行われている。 北部の両江道(リャンガンド)には、各地の朝鮮労働党員からなる「党員大隊」を投入し、急ピッチで建設が進められているが、ここに来て急ブレーキがかけられた。手抜き工事が横行しているのだという。詳細の現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 道内では、国営の朝鮮中央テレビや労働新聞の記者が取材にやって来た竣工式の開始直前に水道管が破裂し、 ...

北朝鮮の通り沿いに立ち並ぶ様々な店舗。八百屋、食堂、薬局などなど。しかし、一部を除いていずれもひとけがない。開店休業状態だからだ。 いずれの店も国営商店で、国家計画委員会が決めた量の商品を販売し、決められた額の利益を国に納めることになっているが、そもそも商品が供給されないのだ。というのも、工場も多くがやはり開店休業状態だからだ。 そこで編み出されたのが、民間への運営権の貸し出しという手法だ。市の商業部に毎月上納金を納めて営業許可と国営商店の名義を借りた商人は、店舗を借りて家賃 ...

韓国統一省は3月31日、脱北者500人余りの証言に基づき作成した北朝鮮人権報告書を公開した。 韓国政府は2016年に施行された北朝鮮人権法に基づき、聞き取り調査を開始され、翌年から報告書を毎年まとめていた。これまでは脱北者の個人情報漏えいの恐れや北朝鮮の反発を考慮して非公開とされていたが、北朝鮮の人権問題に積極的な尹錫悦政権が公開に踏み切った。 妊婦が躍る動画 報告書には、殺人などの凶悪犯罪だけでなく、薬物取引や韓流コンテンツの視聴・流布、宗教や占いなどの迷信行為など、様々な ...

北朝鮮の金正恩総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は、10日に開かれた全国非常防疫総括会議で、国内に新型コロナウイルスが流入したのは、韓国から脱北者が送り込んだビラなどが汚染されていたことによるものとして、韓国に対する報復を示唆する内容の発言を行った。 この様子は、国営メディアを通じて報じられたが、その内容に、北朝鮮国民からは不満の声が上がっている。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。 「威厳がない」 平安北道(ピョンアンブクト)の情報筋は、1 ...

北朝鮮で、大学教授や大学当局、大学の朝鮮労働党委員会幹部など「学内の権力」によって学生らの人権が蹂躙される事件が後を絶たない。 昨年4月には、黄海北道(ファンヘブクト)にある沙里院(サリウォン)工業大学で、党書記の地位にあった50代の男性が、40人もの女子学生に権力型性犯罪を働いていたことが暴露された。 公開処刑も また前年には、首都・平壌の総合レジャー施設で組織的な売春を行っていたグループが摘発され、一味に平壌音楽舞踊大学や平壌演劇映画大学の教授らが加担していたことがわかっ ...

根強く拡散する「金正恩影武者説」について、金正恩氏の写真を見比べながら検証してみたい。よく影武者説の根拠として挙げられるのが「耳の形が違う」だ。 金正恩氏は、極端な神秘主義を取った父の故金正日総書記と異なり、自らの写真をあけっぴろげと言えるほど積極的に公開している。そのため、写真の比較による検証も容易なのだ。 まずは2012年から2020年3月までの金正恩氏「右耳」の形がよくわかる写真をセレクトしてみた【次ページ】。 完全な同ポジションではないが、耳の特徴は一致している。 ま ...