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  • 金正恩氏が寵愛「ガールズグループ」も一寸先は闇

    北朝鮮の金正恩第1書記の指示によって、またもや歌って踊れるガールズグループ、その名も青峰(チョンボン)楽団が登場した。

    金正恩時代のガールズグループといえば2012年にデビューした「モランボン楽団」が名を知られている。北朝鮮音楽の常識を覆す編曲や演出で、数々の話題を振りまいてきたモランボン楽団は、世界的な注目を集めた。もしかすると金正恩氏もこれに気をよくして北朝鮮ポップス(NK-POP)界に「第二の矢」を放ったのかもしれない。

    メンバー構成などの全貌は、まだ明らかになっていないが、映像や写真を見る限りモランボン楽団より「大人のムード」を強調しているように見受けられる。

    既にスターとなった「モランボン楽団」と、新しいスター候補「チョンボン楽団」に対して金正恩氏が、並並ならぬ愛情を注いでいるのは、労働新聞の報道写真からも伝わってくる。モランボン楽団に囲まれてチョンボン楽団の公演を見る金正恩氏は実に嬉しそうだ。

  • 北朝鮮のプロパガンダを骨抜きにした「韓流と林秀卿」

    北朝鮮の朝鮮中央テレビで時々伝えられる韓国のニュースは「弾圧」「抗議集会」「デモ」などネガティブなものばかりだ。韓国のイメージ悪化が狙いだが、逆効果を生んでいる。

    朝鮮中央テレビで放映された韓国のデモのプラカード(画像:朝鮮中央テレビキャプチャー)
    朝鮮中央テレビで放映された韓国のデモのプラカード(画像:朝鮮中央テレビキャプチャー)

    映像を見た北朝鮮の若者は、韓国に「スタイリッシュ」という印象を持ち、デモの横断幕やプラカードに使われている「韓国風の書体」を真似ると平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋が伝えてきた。

  • 金正恩氏に「死刑宣告」した米韓首脳会談

    韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と米国のオバマ大統領は16日(日本時間17日未明)、ワシントンで会談し、「北朝鮮に関する米韓共同声明」を採択した。両国首脳が北朝鮮問題に限定した共同声明を発表するのは初めてのことだ。

    声明の大部分は核・弾道ミサイル問題に割かれている。内容をざっくり説明すると、国際社会が北朝鮮を核保有国として認めることはないし、開発を継続するなら代償を払わせる。しかし開発を完全に放棄するならば、より良い未来を約束しよう――というものだ。

    もちろん、北朝鮮がこれに「では、そのようにお願いします」と素直に応じることは絶対にない。

    というより、金正恩氏の関心はむしろ、米韓首脳が共同声明に「(北朝鮮の)人権侵害に対する責任を糾明」すると明記した事実に、釘付けになっているのではないか。

    衛星が捉えた虐殺の「証拠」

    これは正恩氏にとって、死刑宣告にも等しいものだ。

  • 金正恩氏が愛する北朝鮮空軍の「生みの親」は旧日本軍パイロットだった!

    北朝鮮の金正恩第1書記と、父親である故・金正日総書記には様々な違いがあるが、最も分かりやすいものとして「飛行機愛」がある。

    先日開かれた朝鮮労働党70周年記念軍事パレードでは、ジェット戦闘機を飛ばさなかった正恩氏だが、飛行機に対する愛情は格別なようだ。

    軍需工場を訪れては、軽飛行機を操縦し「エンジンの音がもとてもいい!」と賞賛する。空軍を現地指導して北朝鮮初の女性戦闘機パイロットと記念撮影をするだけでなく、自らカメラを手にして彼女たちを撮影するなど、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の中でも、とりわけ空軍を愛しているようだ。

    こうした金正恩氏の「飛行機愛」については、韓国国防部も今年1月25日に発表した「北朝鮮と周辺国の軍事力現況」を通じて、北朝鮮が空軍兵力を拡大する一方、陸軍は縮小していると指摘していることからもわかる。

  • 【対北情報戦の内幕-10-】朝鮮総連を震撼させた公安当局の「セセデ」獲得工作

    連載・日本の対北朝鮮情報力を検証する/公安調査庁編(3)

    2014年夏、朝鮮総連の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長は洪仁欽(ホン・イヌン)監査委員長から手渡された報告書を読み、露骨に表情を歪めたに違いない。洪氏は次のように語ったという。

    「公安がセセデ(注:「新世代」の朝鮮語。若手活動家を指す)への工作を強めています。残念ですが、警戒心が弱いセセデは次々に籠絡されています」

    洪氏が委員長を務める監査委員会は、いわば朝鮮総連内部の秘密警察であり、組織内に潜り込んだスパイの摘発を任務としている。メンバーは朝鮮労働党に忠誠を誓ったエリートで、配下には行動確認――つまりは尾行や監視を行うチームまであるとされる。

    【連載】対北情報戦の内幕/外務省編・外事警察編

    狙われた若手商工人の証言

    洪監査委員長が許議長に手渡した資料は、同年の春から急増した公安調査庁(以下、公安庁)による「工作」について、秘密裏に調べ上げたもの。そこには、公安調査官がジャーナリストなどに身分を偽装し、あるいは既に「協力者」(スパイ)になっている活動家を介して新たな標的に接近するなどの工作実態が、生々しく記されていた。

    公安庁から工作の対象にされたことのある若手の在日商工人が、当時の様子を振り返る。

  • 妻子まで惨殺の悲劇も…北朝鮮で警察官への「報復」相次ぐ

    北朝鮮で最近、日本の警察官に当たる「人民保安員」から退職者が続出している。理由はズバリ、庶民からの「報復」が怖いからだ。

    戦車で轢殺も

    実際、取締のやり方が過酷だったり、権力をかさにきて執拗にワイロを要求してきた保安員らが、待ち伏せされて殴打されたり、殺されたりする事件が多発している。

    (参考記事:北朝鮮の警察官、退職者続出のワケは…「この恨みはらさでおくべきか」

    金正恩時代になって以降、北朝鮮当局は以前の金正日政権時代と比べても、社会への統制と取締を強めている。それに対して庶民の反発が高まっているのだが、以前は権力に対して従順だった庶民たちは、今では公然と反発するようになっている。

    凶器で暴行

    6月には咸鏡北道(ハムギョンブクト)で、保安員と商売人の間での乱闘が発生し、軍と国家安全保衛部(秘密警察)、警察が派遣される事態にまで拡大している。デイリーNKの内部情報筋は、その時の様子を次のように語った。

    「市場を管理する保安員が工業製品を押収したことに商売人が反発したが、最初は言い争いだった。しかし、殴り合いに発展し、周辺の商売人は凶器まで用いながら保安員に襲いかかった」。これは、かつてなら考えられなかったことだ。北朝鮮では権力は絶対であり、抗うことは死を意味した。

    妻子まで惨殺

    たとえば90年代の末には、当局の横暴に抗議する製鉄所の労働者たちを鎮圧するため、中央権力が軍を投入。座り込んでいた人々を戦車で次々に引き殺すという凄惨な出来事が起きている。

    (参考記事:抗議する労働者を戦車で轢殺…北朝鮮「黄海製鉄所の虐殺」

  • 【再現ルポ】北朝鮮の橋崩落事故、500人死亡の阿鼻叫喚…人民を死に追いやる「鶴の一声」

    ※この記事には事故現場の凄惨な光景の描写が含まれます。

    川原に広がる地獄絵図

    北朝鮮の大型工事の特徴のひとつに、故金日成主席および故金正日総書記の誕生日や朝鮮労働党、朝鮮人民軍などの創建記念日までに工事を終え、その当日に完成式典を行い、体制のプロパガンダに利用するという点がある。

    当局から求められた期日に間に合わせるため、「千里馬速度」「馬息嶺速度」などの号令のもと、「速度戦」が繰り広げられる。そして、竣工を一般的な工事より大幅に繰り上げるため、安全を無視した無茶な工期短縮が行われ、その結果事故が多発している。

    一昨年の10月には、国の中枢である国防委員会の庁舎新築の工事現場で崩壊事故が発生し、80人が死亡したと伝えられている。この手の労災事故は枚挙にいとまがないが、過去にはそれを遥かに超える大事故が起きていた。

    現場となったのは、平壌と開城を結ぶ北朝鮮の大動脈「平壌開城高速道路」。1992年4月に竣工した総延長160キロに及ぶ北朝鮮の大動脈だ。

    その当時、現場にいた人のうち数人がその後脱北して、現在は韓国で暮らしている。韓国で発表されている彼らの証言や手記を元に、当時の状況を再現してみた。

  • 【再現ルポ】北朝鮮の橋崩落事故、500人死亡の地獄絵図

    【再現ルポ】北朝鮮の橋崩落事故、500人死亡の地獄絵図

    時は金日成氏が存命中の1989年に遡る。1987年12月に始まった「平壌開城高速道路」の工事は概ね順調に進んでいた。ところが、1989年4月15日(金日成氏の誕生日)までに急ぎ工事を終えよとの指示が、当局から下される。
    (関連記事:やっぱり事故が起きていた金正恩氏「恐怖写真」の現場

    突如として指示された工期短縮。それに間に合わせるため、数多くの軍人や一般労働者が動員された。その効果もあり、路盤工事は必要なペースで進んだが、黄海北道(ファンへブクト)の金川(クムチョン)を流れる礼成江(レソンガン)に掛かるアーチ型の橋だけは工事が遅れていた。

    完成を早めるため、橋の上では軍人たちと資材を積んだトラック、工事用の機械が慌ただしく行き交っていた。

    ところが1989年4月14日、指示された工期完了の1日前のことだった。証言者によると、事故が起きたのは午前10時頃。橋が轟音とともに崩落した。橋脚だけを残して上部の床版(しょうばん)が川の中に落下したのだ。

    アルコール飲み干し事故現場へ

    500人以上の軍人がトラックや機械もろとも120メートルの高さから落とされ、川原にたたきつけられたのだ。大慌てで川原に降りていった人々が見たものは、地獄絵図だった。 

  • 【対北情報戦の内幕-9-】あるエリート公安調査官の栄光と挫折

    連載・日本の対北朝鮮情報力を検証する/公安調査庁編(2)

    2014年3月、ある地方都市の城郭跡にほど近い政府合同庁舎から、ひとりの男が去って行った。男はかつて、公安調査庁(以下「公安庁」)のエースと呼ばれ、北朝鮮情報で右に出る者なしとまで言われた。

    男が集めた情報は首相官邸に報告されるだけでなく、米国をはじめとする西側インテリジェンス・コミュニティーで共有された。その質の高さに、各国のインテリジェンス・オフィサーは惜しみない賛辞を送ったという。

    (参考記事:【対北情報戦の内幕-6-】総連捜査の深層…警察はなぜ公安調査庁に負けたのか

    しかし、そんな男が組織を去るのを惜しみ、過去の功績と名誉をたたえる声は、ほとんど上がらなかったという。

    工作船から携帯電話

    2001年12月、東シナ海で海上保安庁の巡視船が、北朝鮮の工作船と半日にわたる激しい銃撃戦を繰り広げた。20ミリ機関砲を撃って工作船を停止させようとする巡視船に、工作船は機関銃や対戦車ロケット弾で反撃。しかし間もなく自爆し、海中深くに消えていった。世に言う「九州南西海域不審船事件」である。

  • 食糧「消滅」で人肉事件も…北朝鮮「大規模イベント」の裏に隠された悲劇

    2012年の春、北朝鮮最大の穀倉地帯である黄海南道で、大量の餓死者が発生した。正確な死者数は今に至るも明らかになっていないが、北朝鮮ウォッチャーの間では万単位であったと推測されている。

    同年4月10日、デイリーNKが最初に「餓死者急増」と報じたときには、漠然とした状況しかわからなかった。だが、時間が経つにつれ、現地の凄惨な実態が明らかになる。

    北朝鮮国内にいる、アジアプレスの記者と協力者たちが取材したところでは、行き倒れになる人が多すぎて火葬する薪が足りなくなり、郊外の空き地に穴を掘って、遺体をまとめて埋めるしかなかったとされる。中には、暮らしに絶望して、一家全員で心中した家庭もあったという。

    餓死者の墓を掘り起こし…

    さらには、耳を覆いたくなる「人肉事件」の情報がもたらされる。

  • 金正恩氏「俺のマネ禁止令」を下す…「同じズボンを履くな!」

    北朝鮮メディアは、金正恩第1書記の特徴的な刈り上げヘア・スタイルを「覇気ヘア」と褒め称える。

    一般住民は、そんな呼び方はしないらしいが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、金正恩氏は「俺のヘア・スタイルやファッションを真似するな」という指示を下したという。

    幹部らの楽しみ

    RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、「わが国の幹部たちは、長年、最高指導者の服装やヘアスタイルを慣行として真似てきた」という。

  • 金正恩氏「俺のマネ禁止令」を下す…「同じズボンを履くな!」

    北朝鮮メディアは、金正恩第1書記の特徴的な刈り上げヘア・スタイルを「覇気ヘア」と褒め称える。

    一般住民は、そんな呼び方はしないらしいが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、金正恩氏は「俺のヘア・スタイルやファッションを真似するな」という指示を下したという。

    幹部らの楽しみ

    RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、「わが国の幹部たちは、長年、最高指導者の服装やヘアスタイルを慣行として真似てきた」という。

  • 金正恩氏「俺のマネ禁止令」を下す…「同じズボンを履くな!」

    北朝鮮メディアは、金正恩第1書記の特徴的な刈り上げヘア・スタイルを「覇気ヘア」と褒め称える。

    一般住民は、そんな呼び方はしないらしいが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、金正恩氏は「俺のヘア・スタイルやファッションを真似するな」という指示を下したという。

    幹部らの楽しみ

    RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、「わが国の幹部たちは、長年、最高指導者の服装やヘアスタイルを慣行として真似てきた」という。

  • 「美女洗車サービス」も登場した北朝鮮ニュービジネス

    北朝鮮で美女をビジネスに活用する動きが活発だ。その活用ぶりたるや、資本主義国家以上と言っても過言ではない。

    北朝鮮当局による代表的な美女ビジネスは、海外で展開する北朝鮮レストラン、通称「北レス」だ。カンボジアのシェムリアップにある「平壌冷麺」で働く「美人過ぎる北朝鮮ウェイトレス」は、韓国のネットユーザーを熱狂させた。

    (参考記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発 )

    美人過ぎる北朝鮮ウェイトレスは、しばらくして北朝鮮に帰国したようだが、その後に赴任したウェイトレスも、その可憐さで人気を呼び、韓国のインターネットサイトには、ポートレートが多数アップされている。筆者も2014年に同店を訪れたが、確かに、この女性は韓国人の注目を集めていた。

  • 女子大生売春に悩む金正恩氏

    北朝鮮で、「女子大生売春」「ヤミ金融」「不動産ころがし」などの裏ビジネスが、いっそう盛んになっている。

    10月10日で創建70周年を迎える朝鮮労働党は社会主義を標榜する政党であり、金日成・正日・正恩の親子3代にわたる独裁者は、折に触れて自分たちの「社会主義の偉業」を自画自賛してきた。

    「料金」は女性の年齢次第

    しかし、国家の計画経済が停滞する中で社会主義システムは崩れ去り、巷では資本主義社会とまったく同じような「ビジネス」が隆盛を極めているのだ。

    たとえば、5年前には女子大生らによる売春行為に関する治安当局の内部資料が流出。

  • 北朝鮮当局、韓国と「携帯通話」した女性3人を「見せしめ」で処刑

    金正恩氏の恐怖政治が幹部らに対する粛清にとどまらず、国民にまで及び始めている。

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、北朝鮮当局は8月20日、中国の携帯電話を使用していた女性3人を、「見せしめ」のために処刑したという。

    3人はいずれも中朝国境を流れる鴨緑江に面した地域に住んでいた。このエリアでは中国の電波を拾うことができるため、違法に持ち込まれた携帯電話が少なくない住民によって使用されているのだ。

    強制離婚させられ

    しかし、北朝鮮ではすでに、国内のキャリアの通信サービスによる携帯電話が、200万台以上も普及している。

  • 北朝鮮で女性犯罪が急増…金持ちを餌食にする「毒婦」たち

    北朝鮮で女性による犯罪が急増している。先月15日、北朝鮮北部の清津市で、1日に3件も殺人事件が発生したが、北朝鮮捜査当局は、「女性犯罪組織」が緻密な計画に基づいて犯行に及んだと見ているという。背後に見え隠れする「女性犯罪組織」は、麻薬、宿泊、運送、貿易、港湾業務など「ウラ事情」に精通しており、組織拡大と利益のためには殺人も厭わないからだ。

    時折、新証言が出てくる「喜び組」の存在が象徴するように、北朝鮮社会には伝統的に男尊女卑が根強く残っている。それにも関わらず女性犯罪が急増している背景には、今や「北朝鮮経済の主役は女性」という事情があった。

    「オンナ詐欺師」による毒殺事件

    90年代後半から北朝鮮を襲った大飢饉は、社会主義経済を粉砕したが、その後、実質的な「市場主義経済」に移行するなか、女性達は家族を養うために、商売をはじめた。なかには、生活を支えるために、やむをえず「売春」に走る女性がいることはデイリーNKが入手した映像から窺える。

  • 「殺し屋」が当局者を相次ぎ惨殺…鉱山利権めぐり北朝鮮でマフィア抗争

    北朝鮮では近年で、新興富裕層のトンジュ(金主)が、賄賂を使って幹部から稼働しなくなった廃鉱の「運営権」を手に入れて再生させ、ボロ儲けするケースが増えている。

    石炭や鉄鉱石の採掘は、社会主義計画経済の基幹となる事業だが、90年代末ごろから「外貨稼ぎ」のために人民武力部、総政治局、国家安全保衛部、人民保安部などの権力機関が独自に炭鉱を運営するケースが増えた。

    そして、国民経済の資本主義化の中で10万米ドル単位の資金を蓄えているとされるトンジュらが、その権利を買い取って稼いでいるのだ。

    マフィア化するトンジュ

    こうした鉱山ビジネスの舞台は主に炭鉱だったが、最近では「金鉱」にもの潤沢なトンジュ資金が流れ込んでいる。

  • 北朝鮮、国境警備隊員40人以上が逮捕…既に3人は銃殺

    中国吉林省で発生した脱北兵士による殺人事件に関連して、多数の逮捕者ならびに兵士が銃殺されたと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

    今年4月24日午後、中国吉林省延辺朝鮮族自治州和龍市で、脱北した朝鮮人民軍(北朝鮮軍)兵士3人が中国人3人を殺害。昨年末にも同様の事件があり、最近こうした事件が多発していたことから、中朝間の外交問題にまで発展した。

    粛正で軍団は戦々恐々

    対策として、金正恩第1書記は、国境警備総局長を交代させ、国境警備の強化にむけて「脱北を幇助する軍人を厳罰に処して脱北者を1人も出すな」との指示を下した。新任の局長は、国境警備隊に対する大々的な調査に乗り出しているという。

  • 韓国との「チキンレース」に敗れた金正恩氏が国内「殺りく」に走る可能性

    軍事衝突の緊張が高まるなかで行われていた北朝鮮と韓国の南北高官会談が25日未明、双方の合意に達し、軍事衝突の危機は回避された。

    北朝鮮は、今回の緊張の発端となった韓国兵士を負傷させた地雷爆発について「遺憾の意」を表明し、韓国は対北宣伝放送の中止に同意。今後の関係改善のための会談開催や、朝鮮戦争時の離散家族の再会事業などを含む共同声明文を発表した。

    この結果を、どう見るべきか。 私はハッキリと、北朝鮮の金正恩氏の「敗北」であると言い切っておきたい。 北朝鮮は過去にも、軍事的緊張などをもたらした責任について「遺憾」の意を表明したことがある。

    繰り返される「チキンレース」

    1968年、北朝鮮のゲリラ部隊が青瓦台を襲撃する事件が起きた。

  • 北朝鮮の医大生、学費と生活費を稼ぐため「中絶手術」のバイト

    北朝鮮では、出産をめぐる認識や社会情勢の変化、そして生活苦から中絶を望む女性が増加。しかし、人口を増やしたい当局は中絶を規制しようとする。こうしたなか、医大生がバイトで「違法な中絶手術」にいそしんでいるとデイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。

    平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋によると、90後半から続く慢性的な経済難を背景に、社会的に「出産は苦労の始まりだ」と言われ、結婚、妊娠、出産を避けようとする風潮が強まっている。

    特に、商売をしている女性たちは、出産や育児に時間を割く余裕がないため、望まぬ妊娠をしてしまったら、中絶手術を選択せざるをえない。

  • 金正恩氏実妹・与正氏の同級生がナゾの集団失踪

    金正恩氏実妹・与正氏の同級生がナゾの集団失踪

    金正恩第一書記の実妹である与正(ヨジョン)氏は、正恩氏の公式活動に頻繁に同行するなど、日増しに存在感を高めている。ところが、彼女の学生時代の同級生十数人が謎の失踪を遂げたと咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋が伝えてきた。失踪の裏に一体なにがあったのか。

    今年5月ごろ、金与正氏の金日成総合大学時代の同級生十数人が、勤務先の平壌の中央機関から一斉に姿を消した。その後、全員が地方に追放されたことが明らかになるが、追放の理由は、ほんの些細な言動だった。

    (参考記事:【写真】金与正氏の存在感が増している
    いま読むべき記事:消えた北朝鮮の「ピンクレディー」…看板アナウンサーの行方

  • 北朝鮮の警察官、退職者続出のワケは…「この恨みはらさでおくべきか」

    絶大な権力を誇る北朝鮮の保安員(警察官)は、庶民をいびってワイロをまきあげるなど「オイシい仕事」と思われがちだ。ところか、最近になって退職者が続出。その理由と背景を咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋が伝えてきた。

    最近、清津(チョンジン)鉄道保安署監察課の指導員や保安員など複数の職員が、様々な言い訳を並び立てて保安署を退職、外貨稼ぎ機関へ転職した。保安員が集まりさえすれば「安全な職場に転職しなければ」「(将来のことを考えて)あまりひどいことはするな」という話で持ちきりだという。

    この背景には、金正恩時代になって以後、それまでの金正日政権時代と比べて統制と取締が一層強化され、住民の反発が高まっていることがある。また、以前は従順だった住民たちも、公然と反発するようになった。

  • 知られざる北朝鮮精神病棟「49号病院」の実態

    旧ソ連では、体制に反抗する人々を「精神病患者」と決め付け、精神病院に強制入院させて薬物投与を行っていた。また、中国では同様の状況が未だに続いていると言われており、その実態を描いたドキュメンタリー映画「精神病棟」は世界に波紋を投げかけた。

    一方で、北朝鮮の精神病院の実態についてはほとんど情報がないのが実情だ。

    山の中の施設

    そんな中で、米国の北朝鮮専門ニュースサイト「NKニュース」は、北朝鮮における精神医療について報道している。

  • 石原慎太郎氏が賞賛した北朝鮮サッカー「奇蹟のイレブン」

    中国・武漢で開催されたサッカー東アジアカップで、北朝鮮代表女子は全勝で優勝。一方、男子は1勝1分1敗けで3位に終わった。女子は2013年大会に続く連覇であり、同大会がローカル大会ということや日本がベストメンバーじゃなかったことを差し引いても「北朝鮮女子サッカー強し」という印象を残した。

    女子に比べると男子の3位という結果は、昨今の実力からすると「健闘した」という評価もあるが、かつての北朝鮮代表を知るオールドファンからすれば、物足りない結果だろう。

    石原慎太郎氏「朝鮮チームと交流すべき」

    少しでもサッカーを知っていれば、北朝鮮代表と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、1966年W杯イングランド大会におけるベスト8だ。

  • 【動画】吹き飛ぶ韓国軍兵士…北朝鮮の地雷が爆発する瞬間

    【動画】吹き飛ぶ韓国軍兵士…北朝鮮の地雷が爆発する瞬間

    8月4日、韓国京畿道の非武装地帯(DMZ)で、北朝鮮が仕掛けた「木箱地雷」が爆発する決定的瞬間を韓国軍の監視カメラが捉えていた。爆発によって韓国軍兵士2人が足を切断するなど負傷している。

    DMZでは近年、北朝鮮の兵士が徒歩で南側に入り、亡命するなどの出来事が相次いでいた。そのため韓国側では当初、北朝鮮が兵士の脱北防止のために地雷を埋設しているものと見ていたフシがある。しかし、自軍兵士が負傷したことにより、事態は一転して南北の対決モードに突入してしまった。

    韓国軍の監視カメラの映像(次ページ以降に動画)

    北朝鮮の「木箱地雷」はPMD-57と呼ばれ、第2次世界大戦中に旧ソ連で開発された。重量は420グラムで長さ22センチ、高さ4.5センチ、幅9センチの大きさ。