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  • 金正恩氏「最愛の妹」に忍び寄っていた異変…米朝決裂直後に兆候

    金正恩氏「最愛の妹」に忍び寄っていた異変…米朝決裂直後に兆候

    北朝鮮の金正恩党委員長は2日、李雪主(リ・ソルチュ)夫人らとともに、軍人家族芸術サークル公演を鑑賞した。これを伝えた朝鮮中央通信の3日付の記事は、同行者の中に、革命化(再教育)のため強制労役に服しているとの説があった金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が含まれていることを明らかにした。

    韓国紙・朝鮮日報は5月31日、対米交渉を統括していた金英哲氏がハノイでの米朝首脳会談(2月)が決裂した責任を問われ「解任後、強制労役と思想教育を受けている」と報じていたが、同氏が健在であることが確認されたわけだ。

    朝鮮日報は、首脳会談の事前交渉に携わっていた金革哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会対米特別代表が、同様の理由で銃殺刑になったとも伝えていたが、この情報の信ぴょう性もにわかに疑わしくなったと言えるかもしれない。

    (参考記事:人体を粉々にしてその場で焼いた…金正恩式の高官処刑

    ただ、金英哲氏が金正恩氏の活動に同行したことは、彼が健在であることを示しているものの、何ら問責が行われなかったとは即断できない。

  • 「労働新聞」 マンリマ速度創造運動は経済強国建設の威力ある推進力

    【平壌6月3日発朝鮮中央通信】3日付けの「労働新聞」は共同署名入りの論説で、われわれがあらゆる試練を排して朝鮮労働党が提示した闘争目標を一日も早く達成するには、全ての部門でマンリマ(万里馬)速度創造運動を力強く展開すべきであると強調した。

    同紙は、マンリマ速度創造運動はわれわれの力、われわれの技術に依拠して経済発展で世界を先んじるようにする強力な推進力であり、全ての部門、全ての単位が同時に立ち上がって攻撃速度を非常に高めていくようにする原動力であると明らかにした。

    同紙は、次のように指摘した。

    全国が新基準、新記録、新奇跡を生み出すための闘いで沸き返るようにし、成果と経験を互いに交換し、先進単位を追い越すための競争熱風で経済建設の全般を同時に発展させるところにマンリマ速度創造運動の威力がある。

    こんにち、朝鮮労働党がマンリマ速度創造運動を発起したのは、経済建設を早く促すことにのみ目的があるのではない。

    一つを創造しても世界的なもの、時代的モデルになるように、人民が実際におかげを被るように満点のものにすることに真意がある。

    こんにち、われわれには経済強国の建設を確信に満ちて推進できる強固な土台と潜在力がある。

    時代と革命発展の要請を反映して科学的な路線と政策を打ち出し、老熟かつ洗練された指導で社会主義建設を導いていく百戦百勝の朝鮮労働党があるがゆえに、経済強国の建設を目指すマンリマ大進軍の勝利は確定的である。---

  • 金正恩氏ブチ切れでよみがえる「スッポン処刑」の悪夢

    金正恩氏ブチ切れでよみがえる「スッポン処刑」の悪夢

    ハノイでの米朝首脳会談が決裂したことをきっかけに、金正恩党委員長がまたもや処刑と粛清による恐怖政治を始めたのではないかと見られている。韓国紙・朝鮮日報は5月31日付で、首脳会談の事前交渉に当たっていた北朝鮮国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が、平壌郊外の美林(ミリム)飛行場で銃殺されたと報じた。

    朝鮮日報の銃殺説は、現時点で確認されたものではない。英国人の北朝鮮ウォッチャー、チャッド・オーキャロル氏は、処刑説が出る直前に金革哲氏を北朝鮮の外務省で見かけたという人物の情報をツイートしており、今のところは真偽不明の情報と見ておいた方がよさそうだ。

    しかし、このような情報が出るのも、金正恩氏が過去に粛清・処刑を繰り返してきたからに他ならない。

    (参考記事:「喜び組」出身女優の栄光と堕落…彼女はいかにして金正恩に葬られたか

    金正恩氏は2013年の12月に叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏を無慈悲に処刑したことを皮切りに数多くの幹部を粛清・処刑した。2015年4月には、当時の人民武力部長(防衛相)だった玄永哲氏が、文字通り人間を「ミンチ」にする高射銃で処刑された。

    (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

    金正恩氏によって処刑されたのは朝鮮労働党の幹部や朝鮮人民軍の幹部だけではない。玄永哲氏が処刑された前月には、銀河水管弦楽団の総監督、40代の男性初級幹部2人、40代女性の合計4人が、スパイ罪で逮捕された韓国人男性、キム・グッキ氏と接点を持った罪で銃殺された。4人は遺体が粉々になり原型をとどめないほど凄惨な殺され方をしたと伝えられている。

    (参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

    一方、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は1日、金正恩氏が北部・慈江道(チャガンド)の工場や教育施設などを視察したと報じた。視察を報じた記事によると、金正恩氏は教育施設に備えられた体育館のシャワーの水が出ないことなどを叱責したという。

    金正恩氏は「設計と施工、管理運営がすべてうまくいっておらず、不愉快だ」と述べるなど、かなり厳しい言葉で現場の管理者たちを非難したが、気になるのはこの教育施設の担当者らの処遇である。

    金正恩氏は2015年、スッポン養殖工場を視察した際、管理不備に激怒。支配人を銃殺させてしまった。北朝鮮メディアは、金正恩氏が激怒した様子を動画で公開している。「見せしめ」を、全国民の前で行ったわけだ。

    (参考記事:【動画】金正恩氏、スッポン工場で「処刑前」の現地指導

    今回、金正恩氏に叱責された現場の担当者らがなんらかの責任が取らされることは避けられない。最悪の場合、処刑の可能性もあるのだ。今、北朝鮮では政権内だけでなく、一般社会においても不穏な空気が漂っているようだ。

  • 人体を粉々にしてその場で焼いた…金正恩式の高官処刑

    人体を粉々にしてその場で焼いた…金正恩式の高官処刑

    北朝鮮が、ハノイ米朝首脳会談の実務交渉を担当していた金革哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会対米特別代表に交渉決裂の責任を問い、処刑していた――韓国紙・朝鮮日報がこのように報じてから1日が経過したが、北朝鮮はまだ何ら反応を見せていない。

    朝鮮日報は今回のニュースで、北朝鮮の事情に詳しい消息筋の次のような証言を伝えている。

    「金赫哲氏は今年3月、外務省幹部4人と共に調査を受け、美林飛行場で処刑されたらしい。彼らには『米帝に取り込まれ、首領を裏切った』という米帝スパイの容疑が適用された」

    これが事実ならば、やや不可解なものを感じる。北朝鮮では過去、スパイや反逆のような重罪に問われた人物を処刑する場合、国民への「見せしめ」とすべく、かなりの人数の前での公開銃殺とするのが一般的だったからだ。

    (参考記事:「死刑囚は体が半分なくなった」北朝鮮、公開処刑の生々しい実態

    そうすると、銃殺を見せられた人々の話が少しずつ海外へも漏れ伝わり、そのディテールを検証することで事実かどうかを判断できた。しかし今回の金革哲氏の処刑説を巡っては、そのような目撃談が伝わってきていない。

  • 銃殺説の北朝鮮高官、過去には「復活」していた例も

    韓国紙・朝鮮日報は31日、北朝鮮消息筋の情報として、2月末の米朝首脳会談が決裂した責任を問われ、事前交渉に当たっていた北朝鮮国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が、平壌郊外の美林(ミリム)飛行場で銃殺されたと報じた。

    (参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇

    また、対米外交を統括してきた金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長は革命化(再教育)措置となり、金正恩党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長は謹慎。さらに金革哲氏らと事前交渉に当たった金聖恵(キム・ソンへ)党統一戦線部統一策略室長とシン・ヘヨン通訳官は、政治犯収容所に送られたとしている。

    このニュースは日本でも注目を集めているが、真偽は今のところ不明である。韓国統一省は「確認できない」としており、朝鮮日報以外に、独自のソースでウラを取ったメディアもない。

    脱北者で韓国紙・東亜日報の記者であるチュ・ソンハ氏は30日、自らのYouTubeチャンネルで、北朝鮮国内の情報提供者からの情報として、金聖恵氏が政治犯収容所に送られたと報じた。しかし、金革哲氏の「銃殺説」には触れていない。

    また、アジアプレスは4月24日、北朝鮮国内で「外務省幹部4人が銃殺された」とする噂が拡散していると報じているが、その時点で確認された事実はないとし、会談決裂に伴う金正恩氏の権威失墜を最小限に抑えるため、原因は外務省幹部と裏切り行為にあるとする情報を「当局が意図的に流布させる可能性がある」との分析を紹介している。

    北朝鮮に関するこうした情報に対しては、よくよく慎重に接する必要がある。

    2016年2月には、朝鮮人民軍の李永吉(リ・ヨンギル)総参謀長が処刑されたとのニュースが大きく報道されたことがあった。しかし同年5月に開催された党第7回大会に関する北朝鮮メディアの公式報道に、処刑されたはずの李永吉氏が「再登場」したのだ。同氏は降格されたものの完全に失脚したわけではなく、その後、軍総参謀長に復帰している。

    (参考記事:北朝鮮軍「処刑幹部」連行の生々しい場面

    もちろん、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)元人民武力部長が文字通り「ミンチ」にされて殺されたように、金正恩氏が自分の意に沿わない高官を処刑してきたのは事実だ。

    (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

    ただ、最近まで米国との交渉を担当してきた外交官を処刑したのが事実ならば、金正恩氏の合理的判断力に疑問を抱かせる情報と言える。だから真偽の見極めは、いっそう慎重に行う必要があると言えよう。

    ちなみに北朝鮮では、ここ数年の間、控えられていた公開処刑が再開されたとの情報がある。経済制裁のダメージにより経済難が深まる中、国内に殺伐とした空気が流れているのは事実のようだ。

    (参考記事:美女2人は「ある物」を盗み銃殺された…北朝鮮が公開処刑を再開

  • 若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

    若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

    北朝鮮北部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)にある全巨里(チョンゴリ)教化所(刑務所)は、北朝鮮の拘禁施設の中でも虐待の横行に関する情報が広く知られている所だ。特に、中朝国境地帯と近いことから、脱北を試みて逮捕された人が多く収容されている。近年では女性の収容施設が拡張されており、口では説明できないような虐待が行われている。

    この施設の中では相変わらず、虐待による犠牲者が続出しているもようだ。

    咸鏡北道の情報筋は1日、デイリーNKの電話取材に対し、「教化所の受刑者の日程は、日中は伐採に行って、夜はかつらを作り、睡眠時間は5時間でされている。文字通りの労働搾取が堂々と行われている」と伝えた。

    「牛車」を引いて…

    情報筋はまた、「その中でも深刻なのは、山林での伐採労働だ」とし、次のように説明した。

    「山奥に入る際には木材を運ぶための牛車を引いて行く。牛ではなく人力で引くのだが、切り倒した木を満載して坂道を下るときが最も危ない。いったん制御が利かなくなると、人力ではどうしようもない。牛車の後ろ側にいる人々は手を離せば済むが、そうすると前方で引いている人はひかれてしまう。そのような死亡事故が日常茶飯事だ」

    北朝鮮の労働現場では、凄惨な事故が相次いでいる。一般の労働者が働く場でそうなのだから、人命を軽視されている受刑者の労働環境がいっそうひどいものであろうことは想像に難くない。

    一方、この情報筋は、施設内で最近発生した、もうひとつの虐待死について次のように説明した。

  • 金正恩氏、薬物問題で突然の強硬姿勢…背景に「密輸疑惑」か

    金正恩氏、薬物問題で突然の強硬姿勢…背景に「密輸疑惑」か

    北朝鮮当局が違法薬物の取り締まりのためとして、列車で移動する人々に対し異例に厳しい検査体制を敷いていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

    RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によれば、「今月中旬から、咸鏡南道(ハムギョンナムド)より南に行く列車の乗客に対しては、例外なく厳重な身体検査と荷物検査が行われている。(警察の)列車常務隊が薬物を取り締まるためとして行っているものだ」という。

    咸鏡南道には、北朝鮮の覚せい剤密造のメッカとして知られる咸興(ハムン)市がある。覚せい剤乱用の拡大に手を焼く金正恩党委員長が、改めて徹底的な取り締まりを指示したのかもしれないが、住民からは「それにしても厳しすぎる」との不満の声が漏れているという。

    (参考記事:一家全員、女子中学校までが…北朝鮮の薬物汚染「町内会の前にキメる主婦」” target=”_blank”>)

    「荷物を検査しても何も出てこないのを見ると、保安員(警察官)たちは着ている服をすべて脱ぐよう強要した。いくら何でもやり過ぎだ」(前出・情報筋)

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち” target=”_blank”> )

    たしかに、これは異例と言える厳しさである。別の情報筋もRFAに対して次のように語る。

    「咸興で薬物が最も多く密造されている事実は、何もいま始まったものではない。それがここへ来て突然、当局が取り締まりを強化する理由がわからない」

    その理由についてはRFAも分析を行っていないのだが、「もしや」と思うのは次の一件との関わりだ。

    中国の公安当局は今月の初め頃、中朝国境地帯にある長白朝鮮族自治県で北朝鮮の覚せい剤密輸組織を一網打尽にした。そして公安当局の調査により、密輸組織メンバーが北朝鮮の国家保衛省の要員たちであったことが明らかとなり、両国間に緊張が走っているという。

    国家保衛省は、拷問や公開処刑などを行いながら、金正恩党委員長の恐怖政治を支える秘密警察である。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…” target=”_blank”>)

    金正恩氏の「親衛隊」とも言える国家保衛省が、組織ぐるみで覚せい剤密輸に関わっていたとすれば、北朝鮮国内での薬物汚染とは次元の違う重要性を帯びることになる。中国から「もしかしたら国家ぐるみでやっているのではないか」、との疑惑を持たれてもおかしくはないのだ。

    それでも、金正恩氏が声を枯らして薬物根絶を主張してきたことを考えれば、北朝鮮が再び国ぐるみでの薬物密輸に手を染めているとは即断できない。もしかしたら北朝鮮当局としても、中国での一件を重大視しているのだろうか。

  • 日本の「軍事大国化」に震える韓国と北朝鮮

    日本の「軍事大国化」に震える韓国と北朝鮮

    韓国紙・朝鮮日報(日本語版)は29日、「軽空母、ステルス戦闘機…急速に進む日本の軍事大国化」と題した記事を掲載した。

    同紙は「日本は既に軍事大国として評価されている。太平洋戦争時に空母を保有していたため、伝統的に海軍力が強い。日本は、長期的にはDDH4隻を全て軽空母に改造する計画だ」と指摘。また、「日本は、今後10年以内にF35戦闘機を計147機(F35Aが105機、F35Bが42機)運用するという立場だ。米国を除くと、世界で最も多くのF35ステルス戦闘機を保有することになる」と紹介した。

    韓国では日本との「レーダー照射問題」以降、保守系メディアを中心に、このような日本の軍事力強化の実態をうらやむような論調が目に付く。

    (参考記事:韓国専門家「わが国海軍は日本にかないません」…そして北朝鮮は

    北朝鮮もまた、日本の軍備増強には神経質な反応を見せている。

    仮に非核化を実行した場合、軍事力で東アジア最弱となる北朝鮮とすれば、日本のパワーが気になるのは当然だろう。

    (参考記事:金正恩氏の「ポンコツ軍隊」は世界で3番目に弱い

  • 金正恩体制に暗雲…食べ物がない「絶糧世帯」が急増中

    金正恩体制に暗雲…食べ物がない「絶糧世帯」が急増中

    「絶糧世帯」。前年の収穫が底をつき、食べ物がなくなった世帯を指す北朝鮮の用語だ。例年なら、5月末や6月初めにかけての「春窮期」の後に発生する現象だが、今年は4月に入ってから現れている。北朝鮮の国民生活の深刻さを表していると言えよう。

    ただ、こうした状況がイコール「食糧危機」を意味しているかと言えば、この点については留保が必要だ。北朝鮮では配給制度の崩壊となし崩し的な市場経済化により、貧富の格差が拡大。その日の糧を「市場で買うための現金収入」に窮し、売春や出稼ぎ(脱北)に頼らざるを得ない貧困層が、大量に存在する。

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    こうした人々が飢えるのは、必ずしも「国内に食糧がないから」とは限らないということだ。この辺の状況は、1990年代の大飢饉「苦難の行軍」のときとは明らかに異なる。

  • ダンプ暴走で負傷者を放置…金正恩氏の「呼びかけ」届かず

    ダンプ暴走で負傷者を放置…金正恩氏の「呼びかけ」届かず

    今月21日、北朝鮮の鉱山でダンプトラックが坂道を逆走する事故が起きた。複数の労働者が巻き込まれて重傷を負ったが、適切な治療が受けられずにいる。現地のデイリーNK内部情報筋によると、事故が起きたのは、咸鏡南道(ハムギョンナムド)端川(タンチョン)市にある北朝鮮最大の亜鉛の産地、検徳(コムドク)鉱山だ。

    坂の上に停められていたダンプトラックがブひとりでに逆走を始め、夜間作業を終えたばかりの鉱山労働者の列に突っ込んだ。きちんとブレーキがかけられておらず、車止めをかませていなかったのが原因だ。

    北朝鮮の労働現場では、安全対策の欠如による大規模事故が繰り返し起きてきた。

    (参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故

    ムリな工期やノルマの達成を最優先する国家の体質が背景にあるが、金正恩党委員長は最近になり、「安全を重視しろ」と呼び掛けているとも伝えられる。ただ、長く続いてきた悪しき慣行が一朝一夕に変わるはずもなく、現場では相変わらず事故が続発している。

  • 治安悪化の北朝鮮、警察幹部も「ドロボー」に沈黙

    1980年代以前の北朝鮮は、非常に犯罪の少ない国だったと言われている。勤め先でもらえる月給が少ない代わりに、住宅から食料品に至るまでほとんどのものを国が無料、または安価に配給し、「貧しくとも生きていける皆が平等」な国だったからだ。もちろん、特権層は存在したのだが。

    ところが、1990年代後半の未曾有の食糧危機「苦難の行軍」に前後して配給システムが崩壊し、餓死者が続出した。生きるために市場で商売する者もいれば、犯罪に走る者もいた。極度に悪化した治安対策として金正日総書記は「犯罪者はその場で処刑せよ」という荒っぽいやり方を指示した。

    (参考記事:強盗を裁判抜きで銃殺する金正日流の治安対策

    それから20年。一時は落ち着きを取り戻していた北朝鮮の経済が、国際社会の制裁により深刻なダメージを受ける中、各地で犯罪が多発していると言われている。

    (参考記事:美女2人は「ある物」を盗み銃殺された…北朝鮮が公開処刑を再開

    北部山間地の両江道(リャンガンド)デイリーNK内部情報筋は、分駐所長、つまり派出所長の家が空き巣の被害にあったと伝えた。

  • 「文在寅はいずれ焼き肉になる」児童の詩集に見る北朝鮮のホンネ

    「文在寅はいずれ焼き肉になる」児童の詩集に見る北朝鮮のホンネ

    米国のトランプ大統領は日本に続き韓国を訪れる。文在寅大統領との会談も予定されており、膠着している北朝鮮との対話をどうするかが主要な議題となるだろう。

    トランプ氏の日韓歴訪に対して、北朝鮮側は今のところ反応を示していない。しかし、北朝鮮の韓国に対する態度は日増しに辛らつさを増しており、いずれ大統領訪韓にも批判的な姿勢を見せるだろう。

    (参考記事:「約束も礼儀もなく無責任」北朝鮮が文在寅政権を猛批判する理由

    一方、トランプ氏に対してはどうだろうか。金正恩氏は米国とは対立しているもののトランプ氏とは良好な関係を築いていると度々言及している。それだけに、トランプ氏個人に対する非難は抑えるだろう。昨年6月の米朝首脳会談前までは、互いに激しい罵倒合戦を繰り広げていた両者だが、今のところ自制している。

    (参考記事:金正恩vsトランプ「史上最低」の罵倒合戦が幕を開ける

    2月にベトナムのハノイで開催された米朝首脳会談が不発に終わったが、トランプ氏は金正恩氏との関係を損ねないよう言葉を慎重に選んでいる。それでも、日本と韓国は比較的に気軽に訪問しても、なかなか自分(金正恩氏)とは会えない状況に金正恩氏も内心イライラしているかもしれない。

    金正恩氏は、表向きは米韓との関係を決定的に損なわないようにしているが、北朝鮮国内ではトランプ氏、さらには文在寅氏を厳しく非難する教育を行っているようだ。

    (参考記事:「韓国は正気なのか!?」文在寅政権に北朝鮮から非難

    韓国の大手紙・朝鮮日報は今月16日、同国の東亜大学教授のカン・ドンワン教授が入手した北朝鮮の内部資料について報じた。カン教授が入手したのは「祝砲星」という子どもの詩集だ。北朝鮮の青少年の思想教育を統括する金日成・金正日社会主義青年同盟直属の「金星青年出版社」から2018年に発行された詩集は約190ページで、130編の詩が収められているという。

    タイトルからして北朝鮮の長距離弾道ミサイル(ICBM)や核爆弾を誇るものだが、「強盗の米帝の奴ら」「米国の地を丸ごと締め付けてやる」など、米国に対する過激な表現が目立つという。

    さらにトランプ氏個人に対する直接的な罵詈雑言もあるとういのだ。「吠えるトランプ」「老いぼれトランプ」「狂った犬には棒たたきのお仕置きだ」「水素爆弾を一回食らってみるか?」などだ。

    こうした表現はトランプ氏だけに向けられているのではない。文在寅氏に対しては「米国産のサプサル犬(番犬)」「死ぬことも知らずに山犬(米国)に従っている」と辛辣な表現で非難し、さらには「青瓦台の番犬は焼き肉になるだろう」など、とても子どもが創ったと思えないような内容だというのだ。

    詩集が発刊されたのは2018年。北朝鮮は米韓との友好関係を築く姿勢を見せながらも、内部的には米韓はあくまでも敵国であるとの教育を行っていたことになる。

    (参考記事:日米の「韓国パッシング」は予想どおりの展開

  • 自力更生のモデル道―江原道

    【平壌5月27日発朝鮮中央通信】朝鮮の各地で、自力更生の旗印を高く掲げて社会主義建設の新しい進撃路を開くための力強い闘いが繰り広げられている。

    この闘いの先頭に江原道が立っている。

    最近の数年間、同道では文川製鋼工場、龍潭セメント工場、元山ガラス瓶工場、元山市トウモロコシ加工工場をはじめ、30余りの単位に60余りの自力更生拠点を新しく築いて近代化したし、道の経済発展と人民の生活向上を目指す闘いで飛躍を遂げた。

    最も厳しかった試練の時期に道の経済生活の元手をもたらし、発展の上昇軌道に乗せていた日々、道内の活動家と人々は自力更生は力に余ることであるが、最も堂々として甲斐があり、栄誉のある道であることを哲理に刻みつけた。

    最高指導者金正恩党委員長は、江原道の各所を引き続き訪れて道民が金正日総書記の愛国念願、強国念願を必ず実現するという一念を抱いて英雄的に生き、闘っていくように温かく導いた。

    こんにちも、江原道の人民は自分の道を自力更生のモデル道、全国の基準道に推し立てた金正恩委員長の信頼と期待に報いるために自力更生、自給自足の旗印をより高く掲げて、経済発展と人民の生活向上に引き続き大きな力を入れている。

    現在、同道では6の軍民発電所が同時に建設されている。

    各発電所を早めて完工し、次々と新しい発電所をもっと建設して道内のエネルギー問題を完全に解決するというのが建設者と道民の高揚した熱意である。

    この勢いを緩めず、道民は大規模の野菜温室農場を自力で建設することをまたもや決意した。

    江原道の現実は、自力更生こそいかなる試練と難関の中でも最も速い発展の近道を開くようにする力強い武器であることを実証している。---

  • 電気がない北朝鮮で「エアコン爆買い」が起きる独特の事情

    電気がない北朝鮮で「エアコン爆買い」が起きる独特の事情

    ただでさえ劣悪だった北朝鮮の電力事情が、さらに酷さを増している。1日数時間しか電気が供給されない地域もあれば、電気が全く来ない地域もある。

    そんな中で、どういうわけかエアコンの輸入が急増していると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。背景には、貧富の格差拡大があるようだ。

    (参考記事:北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに

    中国丹東の貿易業者によると、今月の半ばから、北朝鮮の貿易業者から家庭用エアコンの注文が殺到している。電力事情がよくない北朝鮮からエアコンの注文が殺到するのは非常に珍しいと業者もビックリだ。

    (参考記事:「金正恩印」のお菓子作りに失敗した5人の悲惨な運命

    「北朝鮮で本格的な夏が来るのは2ヶ月近く先なのに、このように早くからエアコンの注文が殺到しているのは非常に訝しい」(情報筋)

    エアコンの注文が殺到しているのは、季節はずれの猛暑によるものと思われる。

    北朝鮮の国営朝鮮中央テレビの20日の天気予報は、北部山間地で霜が降りると予報した一方で、24日には平壌の最高気温が31度、恵山は32度、咸興に至っては33度になると予報した。北朝鮮でこの時期のこの気温は、異常な高温現象と言える。

    注文を受けた中国の貿易会社も、あまり良い顔はしていないようだ。エアコンは国連安全保障理事会の制裁品目に含まれていて、税関は北朝鮮への輸出を厳しく制限しているからだ。

    エアコンを輸出するには、密輸業者に依頼するしか方法がないが、1台あたり500元(約7960円)から800元(約1万2700円)もの費用がかかる。その費用は北朝鮮の業者が負担するようだが、それでも摘発されれば、中国の貿易会社にも累が及ぶ。危ない橋は渡りたくないということなのだろう。

    別の業者によると、昨年は猛暑が始まった7月中旬から北朝鮮からのエアコンの注文が殺到した。猛暑は中国も同じで、商品の確保が難しく、納期に間に合わなかったとのことだ。

    「国際社会の経済制裁に加え、昨年の凶作で食糧事情も苦しく電力事情もよくない北朝鮮がエアコンを大量に注文するのは、中国の貿易業者も極めて異例のことだとの反応を示している」(業者)

    北朝鮮でも少しでも余裕のある家庭では、ソーラーパネルを設置して電気を賄っている。しかし、テレビや照明器具、扇風機を作動させるのが関の山だ。エアコンを使うにはかなり大掛かりな装置が必要となる。それでは、エアコンを輸入しているのは誰なのだろうか。

    「経済的困難のない平壌の特権層は、一般住民の暮らし向きには関心がなく、ディーゼル発電機でいつでも電気が使えるので高級家電を買い求めようとする」(脱北者のリさん)

    (参考記事:北朝鮮で「日本製の便器」が人気を呼ぶ独特の理由

    高級ブランドを買い求め、食事に何百ドルの大枚を叩く特権層にとって、電力難などどこ吹く風のようだ。

    (参考記事:北朝鮮「金持ち女性」たちの密かな楽しみ…お国の指示もそっちのけ

  • 「労働新聞」 人民大衆第一主義を徹底的に具現するのは国家建設と活動の根本原則

    【平壌5月26日発朝鮮中央通信】26日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、こんにち、朝鮮労働党が人民大衆第一主義を徹底的に具現する問題を国家建設と活動の根本原則にしたのは革命発展の切実な要求から発したことであると強調した。

    同紙は、人民大衆第一主義を徹底的に具現するのは党と国家と人民を一つの運命共同体にいっそう固く結合させるための根本要求であり、人民の革命的熱意と創造的力を最大に発揮させて社会主義建設を速めるための必須の要求であると明らかにした。

    また、幹部の中で人民の利益を侵害するあらゆる否定的現象を決定的に根絶するための重要な要求であると指摘し、次のように強調した。

    こんにち、朝鮮労働党と国家にとって人民への滅私奉仕は革命的党風、国風となっている。

    人民の痛みを癒すためには億万金も惜しまないのが、わが党と国家の活動方式である。

    党と国家は人民のために滅私奉仕し、人民は党と国家に自分の運命と未来を全的に委ねて真心を尽くして従うのが人民大衆第一主義が具現された社会主義朝鮮の真の姿である。

    党の構想と決心であるなら山も移し、海も埋めて勇敢無双に突進する全人民の英雄的闘争があるので、チュチェ朝鮮は新たな進軍速度、マンリマ(万里馬)速度で疾風のごとく駆けていくであろう。---

  • 朝鮮にロシア政府が小麦を寄贈

    【平壌5月25日発朝鮮中央通信】朝鮮にロシア政府が世界食糧計画(WFP)を通じて寄贈する小麦が25日に到着した。---

  • 大マスゲーム・芸術公演「人民の国」が平壌で行われる

    【平壌5月26日発朝鮮中央通信】大マスゲーム・芸術公演「人民の国」が、平壌で行われる。

    公演は、綾羅島のメーデー・スタジアムで6月初めから10月中旬まで行われる。---

  • 「やられっ放しでいられるか」北朝鮮の女性兵士ら性虐待受け脱走

    「やられっ放しでいられるか」北朝鮮の女性兵士ら性虐待受け脱走

    北朝鮮では、軍内部での女性に対する性暴力が後を絶たない。金正恩党委員長も軍における性暴力の根絶を指示しているが、状況が改善する気配はない。そんな中、軍では被害に遭った女性兵士の脱走が相次いでいるとされる。

    平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋は、3ヶ月ほど前に道内の平原(ピョンウォン)に駐屯する教導旅団から3人の女性兵士が脱走したが、最近になって逮捕されたと伝えた。

    (参考記事:ひとりで女性兵士30人を暴行した北朝鮮軍の中隊長

    連行され取り調べを受けた3人は、脱走の理由について「男性の上官の性暴力」が原因だったと陳述した。これを受け、軍内部には衝撃が走っているという。

    北朝鮮では、性暴力の被害に遭った女性がむしろ責められることが多い。

  • 中国が北朝鮮の薬物組織を摘発…金正恩氏の「親衛隊」関与か

    中国が北朝鮮の薬物組織を摘発…金正恩氏の「親衛隊」関与か

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国の公安当局は今月の初め頃、中朝国境地帯にある長白朝鮮族自治県で北朝鮮の覚せい剤密輸組織を一網打尽にした。そして公安当局の調査により、密輸組織メンバーが北朝鮮の国家保衛省の要員たちであったことが明らかとなり、両国間に緊張が走っているという。

    国家保衛省は、拷問や公開処刑などを行いながら、金正恩党委員長の恐怖政治を支える秘密警察である。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    金正恩氏の「親衛隊」とも言える国家保衛省が、組織ぐるみで覚せい剤密輸に関わっていたとすれば、北朝鮮国内での薬物汚染とは次元の違う重要性を帯びることになる。

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    RFAの現地の情報筋によると、逮捕された密輸組織のメンバーは、脱北した国家保衛省幹部を追跡するため中国に派遣された同省の要員たちだったという。

  • 米大生「歯がズレて拷問死」めぐり米議会が金正恩に反撃

    米大生「歯がズレて拷問死」めぐり米議会が金正恩に反撃

    米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米下院歳出委員会は20日までに公表した2020年度の予算案で、北朝鮮により不当に抑留された自国民の関連費用を、米政府が支出できないよう措置を講じたという。

    これは、北朝鮮がスパイ容疑で抑留した米国の大学生、オットー・ワームビアさんを2017年に昏睡状態のまま釈放した際、米政府に200万ドルの医療費支払を要求したことに端を発したものだ。

    ワームビアさんは帰国後に間もなく死亡。米ワシントンDCの連邦地方裁判所は昨年12月24日、北朝鮮に渡航後のワームビアさんの歯列が大きくズレていたことを示す写真などを根拠に、死因は拷問によるものと認定した。

    (参考記事:北朝鮮が拷問か…死亡の米大学生の歯列変形。米メディアが写真公開

    たしかに、ワームビアさんが北朝鮮に行く前と帰国後の写真を比べると、歯列が不自然に大きくズレてるのがわかる。

  • 世界工学界の耳目を引く無ニッケル冷間鋳鉄溶接棒

    【平壌5月24日発朝鮮中央通信】朝鮮のポウン溶接技術貿易会社で生産される無ニッケル冷間鋳鉄溶接棒が学界と専門家の大きな耳目を集中させている。

    近年、電力、金属、船舶工業をはじめ、人民経済の各部門でこの溶接棒は実践的にその優越性が実証された。

    北倉火力発電連合企業所をはじめ多くの単位では、この溶接棒で破損した各種の機械製品を再生して大きな実利を得た。

    ハン・ウォンナム社長は、無ニッケル冷間鋳鉄溶接棒は自らの技術と国内の原料で開発したと述べ、次のように語った。

    100%チュチェ化された無ニッケル冷間鋳鉄溶接棒は、ニッケル溶接棒に比べて溶接の継ぎ目で熱影響がほとんどないので溶接材質の硬度が変わらず、スラグの流性と離脱性など、全ての技術的指標が優れている。

    大型鋳鉄構造物の溶接と横向溶接、立向き溶接、上向溶接も意のままにできる。

    鋳鉄対鋼鉄、鋳鉄対ステンレス、銅対ステンレスなど、相異なる材質の金属製品を遜色なく冷間溶接する。

    無ニッケル冷間鋳鉄溶接棒生産の物質的・技術的土台を立派に整えた弊社は、機械生産、造船、特注設備の組み立て、橋梁建設などで提起される溶接棒の需要を十分に満たすことができる。

    すでに、国内特許に登録されたこの溶接棒製作技術は、国際特許協力条約機構(PCTWO)に2011/096598A1として登録され、チュチェ97(2008)年9月、中国国際特許技術および商品交易会で金賞を受賞した。---

  • 2019年FINA飛び込みで朝鮮選手らが好成績

    2019年FINA飛び込みで朝鮮選手らが好成績

    【平壌5月23日発朝鮮中央通信】2019年国際水泳連盟(FINA)飛び込み世界巡回競技大会で、朝鮮選手たちが好成績をあげた。

    カナダ、ロシア、英国で行われた今回の競技大会で朝鮮選手たちは、2の金メダルと5の銀メダル、2の銅メダルを獲得した。

    カナダで行われた女子10メートル高飛び込みシンクロで朝鮮のキム・ミレ、チョ・ジンミが、ロシアで行われた女子10メートル高飛び込みでキム・ミレが各々1位をした。

    ヒョン・イルミョン、チョ・ジンミはカナダ、ロシア、英国で行われたミックス10メートル高飛び込みシンクロで、キム・ミレ、チョ・ジンミはロシア、英国で行われて女子10メートル高飛び込みシンクロで各々銀メダルを、キム・ミレはカナダ、英国で行われた女子10メートル高飛び込みで銅メダルを授かった。

    朝鮮選手たちが23日、帰国した。---

  • 陽徳温泉観光地区の建設を力強く進める

    【平壌5月24日発朝鮮中央通信】朝鮮の平安南道陽徳郡にある温泉観光地区が、速いスピードで建設されている。

    療養区画、休養区画、総合サービス区画、旅館区画などに分かれている観光地区の建設場で、70余日間に8万8000余立方メートルの骨組み築造工事が行われ、スキー走路が形成された。

    温泉観光地区への新しい道路と鉄道の建設も、速いスピードで進められている。

    道路建設者たちは、すでに40余キロの路盤工事と3万余平方メートルの川岸擁壁石積み工事、土の削り取り擁壁工事、数万メートルの溝工事を行ったし、8000余株の良種の街路樹を植えた。

    鉄道建設者たちも、科学技術と先進工法を積極的に活用して短期間に80余万立方メートルの土量を処理し、数十の小構造物とトンネル、鉄橋の建設、路盤工事を立体的に推し進めて成果を拡大している。---

  • 「人民経済の部門別・職種別技能工競技大会―2019」が開幕

    【元山5月23日発朝鮮中央通信】「人民経済の部門別・職種別技能工競技大会―2019」が、開幕した。

    武力部門、省・中央機関、各道人民委員会の部門別・職種別技能工競技で選抜された200人余りの優秀な技能工が参加して壁塗り、木工、溶接、板金、旋盤の種目に分かれて競技を行う。

    開幕式が23日、江原道芸術劇場であった。

    全光虎内閣副総理などと省・中央機関、元山市内の機関、企業の活動家、市民がこれに参加した。---

  • 「前科者から英雄が出た」反権力殺人に喝さい送る北朝鮮国民

    「前科者から英雄が出た」反権力殺人に喝さい送る北朝鮮国民

    北朝鮮の各市・郡には、人民委員会(自治体)の法務部と保安署(警察署)がそれぞれ管理する労働鍛錬隊が設置されている。軽犯罪者を教育改造するため、短期間の労働に従事させる収容施設だ。その内部では、受刑者たちが飢餓と幹部の暴行に苦しんでおり、住民の怒りの対象になっている。

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が平安南道(ピョンアンナムド)の情報筋の話しとして伝えたところによると、「今年4月、介川(ケチョン)の労働鍛練隊で受刑者に日頃から暴行を働いていた40代の男性指導員が、真夜中の帰宅途中に殺害された」という。指導員はバイクに乗って家に向かう途中、道端に隠れていた1人の青年が振り回した凶器に頭を強打され、その場で死亡したとのことだ。青年はこの労働鍛練隊の元受刑者で、指導員に相当な怨みを抱いていたとのことだ。

    北朝鮮では、こうした報復殺人が横行している。

    (参考記事:濡れ衣の女性に性暴行も…悪徳警察官「報復殺人」で70人死亡

  • 金正恩の「突撃隊」が機能マヒ…若者ら「生活の方が大事」

    金正恩の「突撃隊」が機能マヒ…若者ら「生活の方が大事」

    国際社会の制裁で苦境に立たされている北朝鮮だが、国を挙げてのメガプロジェクトは進められている。その代表格が三池淵(サムジヨン)郡の再開発と元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区だ。

    その工事を支えているのは、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の建設部隊と、各地の工場や企業所、国の機関から動員されたタダ働き部隊である「突撃隊」だ。ところが、動員に応じようとしない人が増えつつある。タダ働きであるうえ、続発する事故で命の危険まであるのだから当然だろう。

    (参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故

    しかし北朝鮮当局としては、そのまま放置するわけにはいかない。