カテゴリー: 北朝鮮

  • 1500人死傷に8千棟が吹き飛ぶ…北朝鮮「謎の大爆発」事故

    国境の川・鴨緑江(アムロクカン)はさみ中国の対岸に位置する北朝鮮の新義州(シニジュ)市で1月31日、大規模な火災があったようだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が、その様子を動画とともに報じている。

    中国側の現地住民は、RFAに対し次のように語った。

    「当日の午前10時頃、鴨緑江の川辺を散策していたところ、川向こうで突然、黒煙が立ち上り、あっという間に新義州一帯の上空を覆ってしまった。黒煙の高さは100メートル以上にもなった。2時間ほどで下火になったようだが、あの勢いと規模からして何らかの爆発が原因ではなかったかと思う。人命被害も多かったのではないか」

    「硝安油剤爆薬」

    一方、これとは別の地元住民2人が、それぞれ次のような証言を行っている。

  • 【動画】新義州市で火災、上空に立ち上る黒煙

    (参考記事:【目撃談】北朝鮮ミサイル工場「1000人死亡」爆発事故の阿鼻叫喚

    国境の川・鴨緑江(アムロクカン)はさみ中国の対岸に位置する北朝鮮の新義州(シニジュ)市で1月31日、大規模な火災があったようだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が、その様子を動画とともに報じている。
    (参考記事:【画像】「炎に包まれる兵士」北朝鮮、ICBM発射で死亡事故か…米メディア報道

  • 韓国で「性暴力」の餌食になる脱北女性たち…被害は一般女性の10倍

    北朝鮮国内でも深刻

    ツイッターのハッシュタグ #MeToo を掲げ、自らの体験した性暴力の被害を告発するムーブメントが全世界的な広がりを見せる中、韓国でも1人の勇気ある女性が声を上げた。

    昌原地検統営支庁のソ・ジヒョン検事は先月29日、イントラネットへの投稿で、2010年10月に上司のアン・テグン検事(別の不正行為で既に退職)からセクハラを受けたと内部告発を行った。

    ケーブルテレビJTBCに出演したソ検事は、自らが受けた被害について語ると同時に、別の女性検事が男性検事にレイプされた事例もあるが隠ぺいされたと発言し、組織の内部で性暴力が蔓延している現状を暴露した。

    「マダラス」と呼ばれる性上納

    また、「加害者があちこちの教会で悔い改めて救いを得たと言っているそうだが、被害者に許しを請うのが先ではないか」とアン元検事を批判した。

  • 【動画】「ツィゴイネルワイゼン」(ソヌ・ヒャンヒ)

    現在、モランボン楽団の楽長であるソヌ・ヒャンヒ氏は、万寿台芸術団三池淵楽団に所属していた。2011年の銀河水管弦楽団の新年祝賀公演で、サラサーテ作曲「ツィゴイネルワイゼン」をソロ演奏した。

    モランボン楽団でも

    ソヌ氏は、モランボン楽団が2012年7月に創設された時からのオリジナルメンバーでもある。

  • 金正恩氏は父が愛した「天才ヴァイオリニスト」を容赦なく殺した

    北朝鮮女性アイドルの波乱の運命(番外編・男性)

    北朝鮮で創作される文化芸術作品は、基本的に最高指導者を称え、社会主義体制を誇示する目的が込められている。つまりはプロパガンダである。一般庶民の日常や恋愛などをテーマにした良質な作品もあるにはあるが、圧倒的に少ない。

    とりわけ重視されているのが、金正恩党委員長の祖父・金日成主席を始祖とする「金王朝」を賛美することだ。裏返すと、最高指導者の尊厳を傷つけるような失態を冒せば、芸術家としての生命だけでなく肉体的生命まで容赦なく奪われる。

    (参考記事:遺体が粉々になり原型とどめず…金正恩氏の「劇団員虐殺」事件

    金正恩氏の父・金正日総書記は、自らのスキャンダルを隠すため、自分の愛人だった女優の禹仁姫(ウ・イニ)氏を公開処刑し、この世から葬り去った。そのあまりのむごたらしさに、気を失う人もいたという。

    (参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇

  • 金正恩氏が配ったお菓子セット、不味すぎて政治事件に発展

    北朝鮮の歴代の指導者は実に贈り物好きだ。一般庶民には肉や油などのプチ贅沢品を、高級幹部には時計、洋酒などの超贅沢品を贈ることで、心をつなぎとめる。これがいわゆる「贈り物政治」だ。

    30年来続く経済的苦境、国際社会の制裁強化などで、かつてほどではないものの、今でも贈り物政治は続いている。その代表格といえるのが、子どもたちに配るお菓子セットだ。かつては子どもたちの憧れだったが、目と舌の肥えた今の北朝鮮の子どもたちには不人気だ。あまりの人気のなさが、政治的事件を巻き起こしてしまった。

    (参考記事:金正恩氏の「プレミアムお菓子セット」を独占入手!…党大会のお土産用

    慈江道(チャガンド)の情報筋は、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に事件の概要を語った。

  • 【動画】「序奏とロンド・カプリチオーソ」(ムン・ギョンジン)

    2012年3月に銀河水管弦楽団のフランス公演で、天才ヴァイオリニストととして名高かったムン・ギョンジン氏はオーケストラのコンサートマスターを務めたほか、サン=サーンス作曲の「序奏とロンド・カプリチオーソ」を演奏し、フランスの聴衆から大絶賛を受けた。アンコールでは朝鮮の曲「ニルリリヤ」を演奏した。【動画】「ニルリリヤ」ムン・ギョンジン

  • 【動画】「ニルリリヤ」(ムン・ギョンジン)

    2012年3月に銀河水管弦楽団のフランス公演で、天才ヴァイオリニストととして名高かったムン・ギョンジン氏はオーケストラのコンサートマスターを務めたほか、サン=サーンス作曲の「序奏とロンド・カプリチオーソ」を演奏し(【動画】「序奏とロンド・カプリチオーソ」ムン・ギョンジン)、フランスの聴衆から大絶賛を受けた。アンコールでは朝鮮の曲「ニルリリヤ」を演奏した。

  • 【動画】銀河水管弦楽団・2012年フランス公演

    2012年3月に銀河水管弦楽団のフランス公演で、天才ヴァイオリニストととして名高かったムン・ギョンジン氏はオーケストラのコンサートマスターを務めたほか、サン=サーンス作曲の「序奏とロンド・カプリチオーソ」を演奏し(【動画】「序奏とロンド・カプリチオーソ」ムン・ギョンジン)、フランスの聴衆から大絶賛を受けた。

    アンコールでは朝鮮の曲「ニルリリヤ」を演奏した(【動画】「ニルリリヤ」ムン・ギョンジン)。

  • 通勤列車が吹き飛び3000人死亡…北朝鮮「大規模爆発」事故の地獄絵図

    通勤列車が吹き飛び3000人死亡…北朝鮮「大規模爆発」事故の地獄絵図

    韓国南部・密陽(ミリャン)の病院で26日午前7時半ごろ、火災が発生した。韓国メディアによると、入院中の患者ら41人の死亡が確認された。韓国では昨年12月に、中部の堤川(チェチョン)でビル火災が起き、29人が死亡した。

    野次馬の通勤客が

    2014年4月に起きたセウォル号沈没事故以来、韓国の安全行政の不備は国際的な関心事となってきたが、未だに抜本的な改善がなされていないことが露呈した形だ。ちなみに北朝鮮では、これらをはるかに凌駕する規模の事故が多発している。
    (参考記事:【目撃談】北朝鮮ミサイル工場「1000人死亡」爆発事故の阿鼻叫喚

    たとえば中国との国境地帯にある慈江道(チャガンド)の江界(カンゲ)市で1991年、ミサイルや砲弾を製造していた軍需工場が大爆発を起こし、多くの死傷者が発生した。当時、北朝鮮にいた人の間では有名な話だが、海外ではあまり知られていない。

  • 【目撃談】北朝鮮ミサイル工場「1000人死亡」爆発事故の阿鼻叫喚

    【目撃談】北朝鮮ミサイル工場「1000人死亡」爆発事故の阿鼻叫喚

    北朝鮮の慈江道(チャガンド)の江界(カンゲ)市で1991年、ミサイルや砲弾を製造していた軍需工場が大爆発を起こし、多くの死傷者が発生した。当時、北朝鮮にいた人の間では有名な話だが、海外ではあまり知られていない。

    米国の北朝鮮専門ニュースサイト、NKニュースが最近、事故発生当時に江界在住だった脱北者の証言を引用し、事故の顛末を詳しく報じている。

    150キロ先から見えた火炎

    証言したのは、当時江界市の食糧配給の指導員として働いていたコ・チョンソン氏だ。その内容は次のようなものだ。

    1991年11月30日。夜勤を終えたばかりの26号工場の組み立て班の班長、タク・チョンサンは疲れ切っていた。彼が火薬を乱暴に扱ったことで、午前9時半ごろ、小規模の爆発が起き、火の手が上がった。

    歩哨に立っていた若い女性が消防に通報し、保安署(警察署)も出動した。現場に派遣された60人の保安員(警察官)は3組に分かれて、地下の工場へとつながる鉄製のドアを閉じようとした。

  • 北朝鮮「美女応援団」の興奮を抑えるために金正恩氏がしていること

    韓国で2月9日から開催される平昌冬季五輪に、北朝鮮が参加する。アイスホッケー女子では五輪史上初の南北合同チームが結成されるが、それと並んで注目を集めているのは、久しぶりの「美女応援団」の訪韓だ。過去の美女応援団に、後に金正恩党委員長の妻となった李雪主(リ・ソルチュ)氏が参加していたことも良く知られた事実だ。

    (参考記事:【写真特集】李雪主――金正恩氏の美貌の妻

    北朝鮮当局は現在、応援団の人選を行っているが、選ばれた女性と家族の中には、喜ぶ人がいる一方で、浮かない顔をしている人もいるという。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

  • 【動画】李雪主夫人が2つの歌に込めた「秘密」のメッセージ

    北朝鮮の金正恩党委員長の妻である李雪主(リ・ソルチュ)氏は、かつて銀河水(ウナス)管弦楽団(以下、銀河水)に所属する歌手だった。

    夫婦関係が明らかになったのは2012年7月だが、2人の関係はいつごろから深まり、結婚に至ったのだろうか。ここに、金正恩氏が最高指導者になる以前のある時期に、2人が親密な関係になっていたことを示唆する動画がある。

    秘められた関係

    金正恩氏が2010年10月に金正日総書記の後継者として公式に登場した時、李雪主氏は銀河水の歌手だった。李雪主氏は、翌2011年2月に行われた新春音楽会で実に意味深な2曲を情熱的に歌い上げた。

    赤いチマチョゴリ姿で現れた李雪主が最初に歌ったのが「まだ言えないの」だった。

    【動画】李雪主「まだ言えないの」

    「たくましいあの人が気に入った」

    「まだ言えないの」は、以前からある楽曲だが、改めて歌詞を見てみると、ある種のメッセージが込められているようでもある。

  • 銃撃浴び重傷の北朝鮮兵士「酒に酔って亡命」…韓国情報機関が報告

    東亜日報など韓国の主要メディアは25日、昨年11月に板門店の共同警備区域(JSA)で銃撃を浴びながら軍事境界線を駆け抜けるという劇的な亡命を決行した元朝鮮人民軍兵士のオ・チョンソン氏が当時、「酒を飲んで酔っ払った状態であったようだ」と一斉に報じた。

    東亜日報によれば、韓国の情報機関・国家情報院(以下、国情院)は24日、オ・チョンソン氏は飲酒運転で事故を起こし、処罰を恐れて突発的に亡命を決行したもようであると、国会情報委員会に報告したという。

    また国民日報は、「亡命時にも酔っていたと聞いている」との情報当局者のコメントを紹介している。

    朝鮮日報も複数の国会情報委員の話として、「オ氏は酒に酔った状態で友人に『板門店を見物させてやる』と提案し、車を運転していたところ事故を起こした。そのまま突発的に亡命したとの国情院の報告があった」などと伝えた。

    オ氏を巡っては23日にも、「北朝鮮で殺人事件に関与した」との報道が韓国で出ていたが、韓国当局はこれを否定していた。

    (参考記事:金正恩氏が「寄生虫動画」の兵士亡命事件で沈黙を守る理由

    朝鮮日報は交通事故についても、「死亡事故ではなかったようだ」とする情報委員の言葉を伝えている。

  • 金正恩氏が「寄生虫動画」の兵士亡命事件で沈黙を守る理由

    韓国紙・東亜日報は23日、昨年11月に軍事境界線上にある板門店の共同警備区域(JSA)で韓国に亡命した朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の元兵士が、国家情報院と軍などの合同尋問班に対し、「北で犯罪を起こした。死亡に至る事件だった」と供述したと報じた。同紙はまた、この元兵士が「北朝鮮軍の少将クラス軍人の子弟と確認された」とも伝えた。

    白昼、北朝鮮軍の追撃兵による銃撃を浴びながら、軍事境界線を駆け抜けたこの元兵士の行動は、相次ぐ北朝鮮国民の亡命事件の中でも近年まれに見る衝撃的なケースだった。また、事後には彼の腸から巨大な寄生虫が取り出される手術映像まで放映され、世論の関心を倍加させた。

    (参考記事:必死の医療陣、巨大な寄生虫…亡命兵士「手術動画」が北朝鮮国民に与える衝撃

  • 金正恩氏がどうしても明かせない「ワケあり女性」の微妙な動き

    北朝鮮は、韓国で来月9日から行われる平昌(ピョンチャン)冬季五輪に合わせて三池淵(サムジヨン)管弦楽団を現地に派遣する。公演準備のため事前調査団が21日、韓国の江陵(カンヌン)市を訪れた。

    女子大生を拷問

    三池淵管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長率いる7人は21日午後、江陵駅に到着した。駅では数百人の市民が玄氏らを見ようと集まり、一行が現れると拍手と大きな歓声が上がったという。

    韓国メディアは、玄氏が身につけているコートやバッグのブランドに注目するなど、まるで国際的なスターが訪韓したかのように報じている。その過熱ぶりに比べると、大人しいのが北朝鮮メディアだ。

  • 「芸術団虐殺事件」に隠された金正恩夫人の男性スキャンダル

    北朝鮮女性アイドルの波乱の運命(3)

    金正恩党委員長は、最高指導者になってから二つの楽団を創設した。一つ目が、今や北朝鮮を代表する楽団となったガールズグループ「モランボン楽団」。そして、二つ目が2015年7月に創設された「青峰(チョンボン)楽団」だ。
    二つの楽団が創設されるなか、「血の雨」を浴びながらその歴史に終止符を打たれたのが銀河水(ウナス)管弦楽団だ。金正恩党氏の妻・李雪主(リ・ソルチュ)氏がかつて所属し、人気を誇った銀河水管弦楽団はなぜ解散させられたのか。

    恋人をズタズタにして処刑

    金正日総書記によって2009年に創設され2012年まで精力的に公演活動を行っていた銀河水管弦楽団は、2013年に解散させられる。

    解散から2年後の2015年には、銀河水管弦楽団のメンバー4人が、平壌郊外の「美林(ミリム)ポル」という場所で銃殺された。北朝鮮での銃殺刑は珍しくないが、メンバーらは凄惨きわまりない殺され方で銃殺されたと伝えられている。
    (参考記事:スパイ容疑の芸術家を「機関銃で粉々に」…北朝鮮「人道に対する罪」の実態(1)

  • 遺体が粉々になり原型とどめず…金正恩氏の「劇団員虐殺」事件

    北朝鮮女性アイドルの波乱の運命(2)

    北朝鮮の金正恩党委員長の妻は、銀河水(ウナス)管弦楽団の歌姫だった李雪主(リ・ソルチュ)氏だ。彼女が所属していた時期、銀河水管弦楽団は頻繁に公演を行い、楽団員が勲章を受けるなど、華々しい活躍ぶりを見せた。

    (参考記事:北朝鮮独裁者と「美人歌手」たちの秘められた愛

    しかし、楽団をある悲劇が襲い、文字通り「血の雨」を浴びながらその歴史に終止符を打たれることになる。その悲劇は、創設者である金正日総書記の急逝からはじまる。

    「ミンチ」にして処刑

    2011年12月に金正日氏は死去し、金正恩時代が幕を開ける。翌2012年2月に銀河水管弦楽団の新春音楽会が開かれた。3月には銀河水管弦楽団が金日成勲章を受け、5月にはメーデーコンサートを行う。

  • 「北朝鮮へ行く人は遺書を書いて葬式の準備を」米国政府が勧告

    米FOXニュースは15日、米国務省が北朝鮮訪問を希望する国民に対し、事前に遺言状を作成して遺産の処分や葬儀の計画を立てて置くよう勧告したと報じた。

    国務省のウェブサイトを見ると、確かに「北朝鮮―(旅行)危険度4:旅行禁止」とする10日付の勧告文が掲載されている(画像)。

    勧告分は冒頭で、「米国籍者に対する逮捕や長期間拘束などの深刻なリスクがあるため、北朝鮮を旅行してはいけない」と警告。また、敢えて北朝鮮に旅行するにせよ「ごく限られた場合において、国務省の別途の許可手続きを通過してこそ訪問できる」と説明している。

    国務省は昨年9月1日付で、自国民に対し北朝鮮を旅行禁止とする措置を取った。同年7月には、北朝鮮で長期拘束されていた米国人大学生のオットー・ワームビアさんが昏睡状態で解放され、数日後に米国の病院で死亡するという悲劇があった。

    (参考記事:「性拷問を受けた」との証言も…北朝鮮は外国人に何をしているのか

  • 北朝鮮独裁者と「美人歌手」たちの秘められた愛

    北朝鮮女性アイドルの波乱の運命(1)

    韓国で来月9日から開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪へ、北朝鮮が140人規模の芸術団を派遣することが決まった。派遣されるのは万寿台(マンスデ)芸術団に属する三池淵(サムジヨン)管弦楽団。筆者は、金正恩党委員長の肝いりで創設されたモランボン楽団が派遣されると予想していた。しかし、モランボン楽団は軍服をモチーフにしたコスチュームで金正恩氏や北朝鮮を称えるプロパガンダソングを中心に上演してきただけに、さすがに無理があったようだ。

    とはいえ、芸術団派遣に関する実務者会談には朝鮮労働党の中央委員候補であり、モランボン楽団の団長である玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏が参加していた。年始から対話攻勢で韓国を押しまくる北朝鮮の気合いの入れようが見えてくる。

    (参考記事:金正恩氏「元恋人を処刑」情報の舞台裏…父にも同様の過去が

    北朝鮮には、いくつかの特別な芸術団が存在する。

  • 【画像】10日付の米国務省勧告文

    画像は国務省のウェブサイト。確かに「北朝鮮―(旅行)危険度4:旅行禁止」とする10日付の勧告文が掲載されている。

    米国務省のウェブサイトに掲載された「北朝鮮旅行禁止」の勧告文
    米国務省のウェブサイトに掲載された「北朝鮮旅行禁止」の勧告文

  • 【画像】北朝鮮国内で覚せい剤を密かに吸引する様子

    北朝鮮国内で覚せい剤を密かに吸引する様子
    北朝鮮国内で覚せい剤を密かに吸引する様子

    【画像】紙幣でパイプをつくって覚醒剤を吸引する様子

    1980年代、日本の女性の間で覚せい剤の乱用者が急増したが、同様の現象が北朝鮮でも起こっているようだ。

    両江道(リャンガンド)の内部情報筋は語る。

    「幹部や貿易関係者の妻たちのなかいは、贅沢のし過ぎで太り過ぎの女性もいる。彼女たちが手軽にダイエットできる覚せい剤を買い求めている」

    覚せい剤の所持及び使用は、北朝鮮でも違法だが、長年広く使われてきたためやはり抵抗感が薄い。また、スリム・ボディの妻を連れ歩きたいと思う夫も、覚せい剤の使用をさほど強くは諫めないという。

    北朝鮮当局は、昨年から覚せい剤の取り締まりを強化しているが、乱用者は一向に減る気配を見せない。

    生き抜くことに必死の庶民を横目に、幹部の妻たちは贅沢の限りを尽くし、太った体を覚せい剤で無理やりスリムにしようとしている。当然のように、庶民の間からは非難の声が上がっている。

  • 【画像】北朝鮮資本の七宝山ホテルのセット

    北朝鮮資本の七宝山ホテルのセット
  • 金正恩氏「元恋人を処刑」情報の舞台裏…父にも同様の過去が

    韓国と北朝鮮は15日午前10時から、平昌冬季五輪に際し北朝鮮が韓国に芸術団を派遣する件につき実務者会談を行っている。同会談に臨む代表のひとりとして、北朝鮮は玄松月(ヒョン・ソンウォル)管弦楽団長の名前を挙げた。

    玄氏は、金正恩党委員長肝いりのガールズグループ「モランボン楽団」の団長として知られる。また、一時は金正恩氏の「元恋人」であると噂され、公開処刑されたとの説まで取りざたされた。

    女性らは失禁

    2013年8月、日本と韓国のメディアは、玄氏が公開処刑されたと報じた。

    玄氏ら北朝鮮の有名芸術団のメンバー9人がポルノ映像を撮影し、頒布したことと、金正恩党委員長の夫人・李雪主(リ・ソルチュ)氏を中傷したというのがその理由だ。真偽の問い合わせを受けた韓国の国家情報院が「その事実を知っている」と答えたともあって、この情報は、あたかも事実であるかのようにとらえられた。

    ところが、玄松月氏はしばらくして、第9回全国芸術大会にモランボン楽団の団長として登場。マスコミと国家情報院の情報に間違いのあることが明らかになった。

    だが、北朝鮮の有名芸術団のメンバーの行為が罪に問われ、公開処刑されたのは事実とされている。この出来事は、北朝鮮国内でも激しい衝撃を持って受け止められた。

    いったいなぜ、芸術団メンバーらは処刑されなければならなかったのか。その真相に関する有力な説はふたつある。ひとつは、伝えられているとおりポルノ映像を撮影していたというものだ。

    (参考記事:美貌の女性らが主導…北朝鮮芸術家「ポルノ撮影」事件の真相

    ちなみにこの話が伝えられた当初、ポルノ映像には李雪主氏も登場していたとの噂があったが、これはどうやら違うようだ。

    (参考記事:【写真特集】李雪主――金正恩氏の美貌の妻

    だが、もう一方の説は、李雪主氏に深く関係するものだ。芸術団メンバーらが李雪主氏の「異性問題」、つまりは過去の男性遍歴をネタにしていたことが当局にバレたというのである。

    ちなみに、脱北者で韓国紙・東亜日報の名物記者でもあるチュ・ソンハ氏が自身のブログで伝えたところでは、北朝鮮当局は自動小銃の一斉射撃で芸術団メンバーの体がズタズタにされる様子を、射撃場に集めた芸術関係者数千人に見せつけた。前列で見ることを強要された女性歌手らの中に、失禁しなかった者はいなかったという。

    (参考記事:金正恩氏「美貌の妻」の「異性問題」で殺された北朝鮮の芸術家たち

    どちらの説が事実にあるにせよ、とんでもない話であることに変わりはない。ポルノを撮影しようが国家指導者の妻の「元カレ」をネタにしようが、それくらいで死刑にされてはたまったものではない。

    しかしこういう事件とからんで金正恩氏の「元恋人」が処刑されたとの噂が出回ってしまうのも、北朝鮮の「お国柄」を示していると言えるかもしれない。何しろ金正恩氏の父・金正日総書記は、自らのスキャンダルを隠すため、自分の愛人をズタボロにして殺したと言われているからだ。

    (参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇

    ちなみに北朝鮮国内では、件の玄氏は金正恩氏の元恋人ではなく、金正日氏の愛人だったと言われているようだ。

  • 北朝鮮国民の腸を「寄生虫だらけ」にする人糞集めでパニック発生

    北朝鮮の1年は「堆肥戦闘」、つまり肥料にするための人糞を集める作業から始まる。

    昨年11月13日、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)兵士1人が、板門店の共同警備区域(JSA)から韓国側に亡命した。兵士は追手の銃撃を浴び、瀕死の重傷を負った。幸い韓国側の医療チームによる懸命な治療によって、兵士は一命を取りとめた。

    その際、兵士は二度の手術を受けたが、衝撃的な事実が明らかになった。兵士の腸内から大量の寄生虫が出てきたのだ。

    (参考記事:必死の医療陣、巨大な寄生虫…亡命兵士「手術動画」が北朝鮮国民に与える衝撃

    兵士がそうなってしまった原因の一つがまさに人糞集めなのだが、北朝鮮メディアは、そんなことはさて置いて堆肥戦闘の様子を大きく報じている。