カテゴリー: 北朝鮮

  • ICBM成功でも金正恩氏の「ポンコツ軍隊」はすごく弱い

    北朝鮮は4日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星12」型の発射を行い、成功と主張した。仮にICBMが成功していたとするなら、確かに脅威である。そうでなくても、北朝鮮のミサイル技術が着々と進化しており、北朝鮮の軍事的な脅威は増すばかりだ。

    金正恩党委員長は、核兵器という「飛び道具」の開発に余念がない。しかし、肝心の朝鮮人民軍(北朝鮮軍)については、その「ポンコツぶり」ばかりが伝わってくる。

    性上納行為も

    韓国の大手紙・東亜日報によると、北朝鮮では「軍事服務法」に基づいて、男子10年、女子7年の軍服務期間、すわなち兵役が定められているという。

  • 金正恩氏「米国へ大小の『贈物包み』を送ってやろう」…ICBM試射を現地指導

    北朝鮮の金正恩党委員長は4日、大陸間弾道ロケット(ミサイル)「火星14」型の試射を現地指導した。朝鮮中央通信が5日、伝えた。

    ICBM「火星14」型の試射を現地指導した金正恩氏(2017年7月5日付労働新聞より)
    ICBM「火星14」型の試射を現地指導した金正恩氏(2017年7月5日付労働新聞より)

    米国への「贈物包み」

    同通信によると、金正恩氏はミサイルの組立作業現場を訪ね続けて、発射準備過程を細心に指導したという。

  • ICBMに続き金正恩氏が食指を伸ばす「危険なオモチャ」とは

    北朝鮮は4日、15時30分からの特別重大報道を通して、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に成功したと伝えた。北朝鮮の主張通りICBMの開発に成功したのなら、米国にとって北朝鮮の脅威はますます高まることになる。

    吹き飛んだ韓国軍兵士

    北朝鮮の朝鮮中央テレビは、特別重大報道で北西部の発射場からICBMの「火星14」型を発射し、成功したと発表した。ミサイルは高度2802キロに達し、933キロを飛行。日本海上の目標に到達し「成功」と見なされたという。北朝鮮メディアによると、金正恩党委員長が発射を現地で観察し、その成功を世界に荘厳に宣言したとのことだ。

  • 北朝鮮当局が厳戒「大学生らが薬物でキメて音楽と性びん乱」事件の真相

    金正恩政権が、相も変わらず海外情報の取り締まりに血道をあげている。

    北朝鮮の秘密警察・国家保衛省(以下、保衛省)が先月、「資本主義思想文化との戦争」を宣言したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。現地の人々は、今にでも逮捕の嵐が吹き荒れるのではないかと緊張しているという。

    滋江道(チャガンド)の内部情報筋によれば、保衛省は先月25日、各地の下部機関に対し、資本主義に影響された思想と文化を根絶やしにすべしとする指示を伝達。その中で、咸鏡北道(ハムギョンブクト)清津(チョンジン)市で起きた「大学生事件」を悪しき事例の典型として挙げているという。

  • 「老いぼれ魔女」への死刑宣告でさく裂した金正恩氏の怨念

    北朝鮮の金正恩党委員長は、よほど韓国の朴槿恵前大統領を憎んでいるようだ。既に大統領職を罷免され政治の世界から追放された朴槿恵氏に対して「処刑」を宣告した。

    吹き飛ぶ韓国軍兵士

    きっかけは、26日付の朝日新聞の報道だった。同紙は、朴槿恵政権が金正恩氏を指導者の地位から追い落とす工作を企画していたと報じた。朝日新聞の報道は、デイリーNKジャパンや本欄で伝えてきた内容と重なる。

    (関連記事:金正恩氏「屈辱の夏」から始まった東アジアの危機

    一方、北朝鮮もこの報道に即座に反応した。同国の国家保衛省、人民保安省、中央検察所は28日に「われわれの最高首脳部を狙った敵の特大型国家テロ犯罪行為が次々とあらわになっている」と主張する連合声明を発表した。発表のタイミングや中身からして朝日新聞の報道をもとにしていることは明らかだ。

  • 金正恩氏「屈辱の夏」から始まった東アジアの危機

    前回に続き、朝日新聞の「韓国が金正恩暗殺計画」報道について分析してみたい。

    朝日新聞は26日、韓国の対北朝鮮政策に詳しい関係筋の話として、「朴槿恵(パククネ)前政権が2015年末以降、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長を指導者の地位から追い落とす工作を行おうとした」と報じた。「正恩氏の暗殺も選択肢とした政策だった」という。

    手を血で汚した正恩氏

    韓国の国家情報院はこれについて、「事実無根」全面否定している。しかし筆者としては、朝日の報道はなかなか興味深いものだと思っている。

  • 金正恩「拷問部隊」のワナにはまった北朝鮮の女性たち

    治安維持を名目に強権を振りかざし、庶民に横暴の限りを尽くしている北朝鮮の秘密警察が4人の女性をスパイ容疑で逮捕したという。しかし、現地情報筋によると、女性たちはワナにはめられたようだ。

    女子大生を拷問

    情報筋によると、咸鏡北道(ハムギョンブクト)会寧(フェリョン)市の保衛局反探処(スパイ担当部署)は、今月5日から10日にかけて、30〜40代の女性4人を次々に逮捕した。容疑は中国キャリアの携帯電話を使って韓国と連絡を取り、スパイ活動を行っていたというものだ。

  • 「暴動が起きても不思議じゃない」北朝鮮国民、金正恩氏の指示に抵抗

    北朝鮮の金正恩党委員長は、2015年の新年の辞で「森林の回復戦闘を力強く繰り広げ祖国の山々を緑の森に覆われた黄金山に転換させなければならない」と述べ、「全国樹林化」、つまり個人耕作地を没収し、そこに木を植えるという政策を始めた。

    背景には、後述するような失政による国土の荒廃があるが、強引なやり方は住民からの抵抗に遭い、「暴動が起きてもおかしくない」との声も上がっている。かつての北朝鮮では考えられなかったことだ。

    (参考記事:抗議する労働者を戦車で轢殺…北朝鮮「黄海製鉄所の虐殺」

    そして植林が遅々として進まない中、北朝鮮当局は、国民が国土の至る所に作った個人耕作地を没収し、木を植える方針を改めて示した。反発の声は今まで以上に強まっている。

  • 日本海で大暴れする北朝鮮の「オンナ漁師」たち

    北朝鮮の市場経済を牽引する女性たちが、漁に出て日本海で荒稼ぎしているという。かつての日本同様、北朝鮮でも女性が漁船に乗り込むことをタブー視する風潮があったのだが、それも変わりつつあるのだろうか。

    北朝鮮は表向きは男女平等を謳っている。しかし、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)内やあらゆる分野で、セクハラや性的暴力が常態化している。権力者たちは「喜び組」に象徴されるように、女性を慰み者にするなどやりたい放題だ。

    (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    北朝鮮で女性に対する人権侵害が横行している最大の理由は、そもそも人権の概念が通用しない体制だからだ。その最たる体現者が、故金正日総書記だったと言えるのではないか。

  • 金正恩氏、部下の車を「自分のトイレ」に改造か…米軍の「斬首作戦」恐れ

    韓国情報機関・国家情報院(国情院)は15日、国会情報委員会で、北朝鮮の金正恩党委員長の今年のこれまでの公開活動は51回で、前年同期と比べ32%減少したと報告した。

    同報告によれば、正恩氏の公開活動は2013年から減少傾向にあり、その理由としてはすでに権力掌握に成功したことと、威厳を高めるため露出を控えていることが考えられるという。

    その一方、正恩氏が自分自身を外部にさらすのに慎重になっている面もあるようだ。

  • 女性兵士の「性上納」とカネ儲け…北朝鮮軍の「ポンコツ」な実態

    【人気記事】
    コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち
    北朝鮮が8日、地対艦ミサイルを発射した。同国によるミサイル発射は4月に3回、さらに5月14日に火星12型を発射するなど、実に4週連続という異例の事態だ。

    北朝鮮の国営メディアは、連日のように核とミサイルの能力を誇示しながら、「いつでも、どこからでもかかってこい」と言わんばかりに米国を挑発し、気勢を上げている。

    北朝鮮がミサイルの精度を向上させていることは間違いないように見られる。核もしかりだ。一方、こうした「飛び道具」の開発への注力と逆行して、一般の軍事力はどうやら戦争どころではなくなっているようだ。

    手術部位をかきむしり

    北朝鮮軍の総兵力は120万人とされており、韓国軍(66万人)と在韓米軍(2万5千人)の合計よりも圧倒的に多い。しかし、長引く経済難で弱体化し、その実態は「飢える軍隊」と揶揄されている。
    【人気記事】コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

  • 【写真】正恩氏の「胸チラ」アピール

    北朝鮮の朝鮮中央通信と労働新聞は30日、金正恩氏が弾道ミサイルの発射実験を指導したと報じた。この時に配信された金正恩氏の写真が韓国メディアで話題を呼んでいる。

    弾道ミサイルの試射を指導した金正恩氏(2017年5月30日付労働新聞より)
    弾道ミサイルの試射を指導した金正恩氏(2017年5月30日付労働新聞より)

    上の写真の赤い丸で囲んだ部分を見てわかるように、金正恩氏のシャツの胸元から何やら白いものが見える。湿布のようにも見えるが、これについて一部から禁煙補助用のパッチ、つまり「ニコチンパッチ」ではないかとの指摘が出ているのだ。

  • 金正恩氏が「胸チラ」で禁煙をアピールする理由

    北朝鮮の金正恩党委員長はヘビースモーカーとして知られている。何度か禁煙にチャレンジしたとの情報もあるが、北朝鮮国営メディアの写真を見る限り、禁煙は成功していないようだ。(【写真】正恩氏の「胸チラ」アピール

    トイレにストレス

    正恩氏が、所構わずタバコを吸っている写真は、北朝鮮国営メディアが何度も配信している。

    2015年1月には、火の付いたタバコを指にはさみながら、火気厳禁の靴工場を視察する写真が配信された。2016年7月にも、タバコを指にはさんで学校を視察する様子の写真が配信されている。(参考記事:金正恩氏に「消防法違反」の疑い

    禁煙への風潮が世界的に広まるなか、いつでもどこでもタバコを手離さない正恩氏の振る舞いはいささか非常識に見えるかも知れない。

  • 北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    【人気記事】
    コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    第35回国連人権理事会が、6日からスイス・ジュネーブで始まる。

    人権理事会は毎年3、6、9月に開かれており、今年3月には北朝鮮の人権問題が主要な議題となった。またそれ以前にも、北朝鮮の人権問題は同理事会で重要な関心をもって扱われている。

    北朝鮮の金正恩党委員長はどうやら、国連で人権侵害の責任追及を受けていることをかなり気にしているらしい。この5月には、国連人権理事会で障碍者の権利を担当するカタリナ・デバンダス・アギラル特別報告者が北朝鮮を訪問し、関連施設の視察や当局者との面談を行った。国連人権理事会の特別報告者の訪問を、北朝鮮が受け入れたのはこれが初めてだ。もしかしたら正恩氏は、国民の人権を侵害している自覚はまったくなく、「いくらでも見てくれ」との姿勢を示したつもりなのかもしれない。

    しかし現実には、北朝鮮ではいまなお深刻な人権侵害が行われている。

    【人気記事】コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    今回の人権理事会は、世界の女性の人権問題がテーマだ。北朝鮮だけを問題として扱うわけではない。それでも、北朝鮮の問題は議題のひとつに食い込むことになるだろう。それだけ、北朝鮮における女性への人権侵害が目に余るものだからだ。

    (参考記事:脱北女性、北朝鮮軍隊内の性的暴力を暴露「人権侵害と気づかない」

    とくに、女性に対する人権侵害の温床になっているのが軍隊だ。北朝鮮で官僚や軍人、経済機関の幹部として出世するのに必須条件となるのは、朝鮮労働党に入党することだが、誰にでも認められるわけではない。体制への忠誠心や出身成分(身分)を問われるのはもちろんのこと、党員2人以上の推薦を受け、市や郡の党委員会の承認を経た後、1年間の「候補期間」を経てようやく正式な入党が認められる。

    推薦を受けるために、党員にワイロを渡すのは基本中の基本だ。

    軍隊では、上官が部下の女性を「入党させてやる」と誘い出し、性的関係を迫る「マダラス」(マットレス)と呼ばれる「性上納」の強要行為が横行しているという。

    正恩氏は、「人権侵害をしていない」というポーズを取りたいのなら、まずは軍隊に向けて、このような行為を厳禁する旨の号令を発するべきだ。絶対的な独裁者である正恩氏がそれをやれば、多かれ少なかれ効果は表れるだろう。

    だからそれをやらず、現状を放置するのなら、その責任は正恩氏にあるということになる。

    北朝鮮ではほかにも、貧富の格差拡大によって、女性の人権侵害が深刻化している様子がうかがえる。

    さらに、政治犯収容所などの拘禁施設で何が行われているかについても、脱北者から数多くの証言が出ている。正恩氏は人権侵害の責任追及を免れたいなら、まずこの部分から改善の取り組みをすべきなのだ。

    (参考記事:北朝鮮、拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も

  • 北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    第35回国連人権理事会が、6日からスイス・ジュネーブで始まる。人権理事会は毎年3、6、9月に開かれており、今年3月には北朝鮮の人権問題が主要な議題となった。またそれ以前にも、北朝鮮の人権問題は同理事会で重要な関心をもって扱われている。

    北朝鮮の金正恩党委員長はどうやら、国連で人権侵害の責任追及を受けていることをかなり気にしているらしい。この5月には、国連人権理事会で障碍者の権利を担当するカタリナ・デバンダス・アギラル特別報告者が北朝鮮を訪問し、関連施設の視察や当局者との面談を行った。国連人権理事会の特別報告者の訪問を、北朝鮮が受け入れたのはこれが初めてだ。もしかしたら正恩氏は、国民の人権を侵害している自覚はまったくなく、「いくらでも見てくれ」との姿勢を示したつもりなのかもしれない。

    「マダラス」とは

    しかし現実には、北朝鮮ではいまなお深刻な人権侵害が行われている。

  • 「腐りきった権力への恨み」北朝鮮で秘密警察への襲撃事件が発生

    北朝鮮の北東部で、検問所にいた秘密警察の要員が何者かに襲われる事件が発生した。

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、事件が起きたのは道内の会寧(フェリョン)市にある、10号哨所、つまり国家保衛省(秘密警察)の検問所だ。

    5月9日、勤務中の要員が何者かに刃物で刺された。病院に運ばれ一命はとりとめたが、一時は生命が危ぶまれるほどの深手を負った。

  • なぜか北朝鮮国民から「洗濯物」のあだ名で呼ばれ始めた金正恩氏

    「朝鮮労働党委員長であらせられ、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長であらせられ、朝鮮人民軍最高司令官であらせられる、わが党、国家、軍隊の最高領導者、金正恩同志におかれましては…」

    北朝鮮メディアでは、金正恩党委員長を呼ぶ際に、まるで寿限無のように肩書を羅列する。一方で、庶民は「幼稚園児」「デブ」「ブタ」など、さすがに言いすぎではないかと思えるほどの呼び方をしている。5月以降、そのような傾向がさらにひどくなったというのだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

    (参考記事:金正恩氏の「ブタ工場視察」に北朝鮮庶民が浴びせる酷い悪口

    両江道(リャンガンド)の情報筋によると、北朝鮮の人々は正恩氏に対して抱いていた淡い期待が裏切られたことで、激しい不満を持つようになった。

  • 空母3隻を北朝鮮に差し向けるトランプ政権の本気度

    米軍が持つ11隻の原子力空母のうち、3隻が北朝鮮近海に集結するという「異次元」の事態が近く現実のものとなる。

    朝日新聞が米軍関係者の情報として伝えたところによると、第3艦隊に所属する空母「ニミッツ」は、6月1日に米ワシントン州の海軍基地を出港。中東地域に派遣される計画だったが、急きょ、約6カ月間の予定で西太平洋に展開することになった。

    現在、すでに空母「カール・ビンソン」と「ロナルド・レーガン」が朝鮮半島近くに展開しており、2隻は合同演習を行う予定となっている。

    それだけでも異例であり、3隻目の派遣はいささか「過剰」とも思える演出だ。

  • 金正恩氏が配る激マズ「ミサイルお菓子」に子供たちから悲鳴

    デイリーNKは、北朝鮮当局が先月15日の太陽節(故金日成主席の生誕記念日)に全国の小学生に配布したお菓子セットのパッケージを単独入手した。

    パッケージには「強盛国家号」と書かれたミサイルの上に子どもたちが乗っている絵が描かれている。これからの北朝鮮を担う子どもたちに、弾道ミサイルや核開発が素晴らしいことだと宣伝する意図があるものと思われる。

    両江道(リャンガンド)の内部情報筋によると、以前のお菓子セットには平壌の万景台(マンギョンデ)学生少年宮殿と子どもの彫刻像が描かれていたが、ここ数年は核兵器やミサイルの絵に変わっている。

  • 北のミサイル連射、米空母の増派で「朝鮮半島危機」は再燃するか

    北朝鮮は21日午後4時59分頃、内陸の平安北道(ピョンアンブクト)北倉(プクチャン)一帯から弾道ミサイルを発射した。韓国軍合同参謀本部によると、ミサイルは500キロ余り飛行しており、成功だった可能性が高い。

    北朝鮮は14日にも、中長距離弾道ミサイル「火星12」を発射し、約800キロ飛行させたばかりだ。わずか1週間間隔での「連続発射」である。

    米軍のカウンター攻撃

    折しも、米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が横須賀基地を出港し、北朝鮮近海に向かっている中でのことだ。

  • LINEやカカオが「抜け穴」に…北朝鮮の情報統制に欠陥

    北朝鮮当局は、国外からの情報流入および国外への情報流出を防ぐために、携帯電話を使って中国や韓国と通話する行為を厳しく取り締まってきた。

    国際電話で死刑

    韓国の北朝鮮専門ニュースサイト、ニューフォーカスによれば、最近になりこうした違法通話の摘発件数が大きく減っている。ただ、北朝鮮当局の取り締まりが功を奏したわけではない。人々がカカオトークやLINEなどのメッセンジャーアプリを使うようになったからだ。

  • 「金正恩を呼び捨てにしないとシカトされる」変わりゆく北朝鮮の人々

    北朝鮮で、金正恩党委員長に尊称を付けず呼び捨てにする人が増えているという。

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は北朝鮮国内の複数の取材協力者の証言に基づき、「公式の場でもない限り、金正恩に尊称を付けて呼ぶとイジメ(シカト)に遭う場合もある。友人同士や親しい隣人の間では、金正恩の名前もまともに呼ばず、小ばかにしたあだ名で呼んでいる」と報じている。

    (参考記事:金正恩氏の「ブタ工場視察」に北朝鮮庶民が浴びせる酷い悪口

    人間を「ミンチ」に

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋はRFAに対し、「最近では、金正恩の名が尊称付きで呼ばれるのは、公式の行事や会合の場に限られるようになってきた。

  • 金正恩氏の「ブービートラップ」でも止まらない脱北

    金正恩党委員長は、北朝鮮住民が脱北しようとすることを非常に嫌っている。彼の意を汲んで北朝鮮当局もありとあらゆる手段を使って、脱北行為を未然に防ごうとしている。金正恩氏は、なぜそこまで脱北を嫌うのだろうか。

    女子大生を拷問

    金正恩氏が脱北を嫌う理由の一つに、自分が統治する体制から逃げた──すなわち、面子を汚されたという屈辱があるだろう。それに加えて、外国の様々な情報や娯楽コンテンツが北朝鮮に流入する過程で、脱北者や中朝を往来する北朝鮮住民が、橋渡し役になっていることもあるようだ。

  • 「全財産を没収」も…北朝鮮当局、華僑への締め付けを強化

    北朝鮮の金正恩党委員長は今年1月末、国家保衛省(秘密警察、保衛省)に対して、「職権を乱用して金儲けをするな」、「住民に対する暴行、拷問などの人権侵害をやめよ」などといった指示を出した。

    これを受けて、保衛省がすっかりおとなしくなったとの声が北朝鮮国内から上がっている。しかし、在北朝鮮華僑は例外のようだ。中朝関係の悪化を受けて、保衛省は華僑に対する圧迫を強めている。

    (参考記事:「中国に見捨てられたら一巻の終わり」北朝鮮で広がる不安

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、今年に入ってから清津(チョンジン)では9人の華僑が市の保衛部に連行された。いずれも膝に角材を挟んだ状態で跪かせるなどの拷問を受けた。

  • 韓国新大統領の誕生を大喜びする北朝鮮の幹部たち

    韓国の文在寅新大統領の誕生は、北朝鮮の各メディアを通じて、同国の人々に伝わった。地方幹部の間では喜びの声が聞かれる一方で、当局は韓国に対する憧れが高まることを警戒している。

    黄海北道(ファンヘブクト)の内部情報筋によると、朝鮮労働党の組織指導部は、道の党委員会、人民委員会(道庁)に文在寅氏の当選を伝えた。情報筋はその時期について明らかにしていないが、北朝鮮メディアが報道する前――つまりは当選翌日だったものと思われる。

    地方幹部は、一様に文在寅氏の新大統領就任を喜んでいるもようだ。

  • 弾道ミサイル発射成功で米朝の「殺るか、殺られるか」が加速する

    北朝鮮当局が最近、いたく気に入ったと思しきレポートがある。レーガン政権で外交アドバイザーを務め、現在は米ケイト―研究所の東アジア専門家であるダグ・バンドウ氏が外交誌ナショナル・インタレストに4月27日付で寄稿したもので、タイトルは「戦略的性急は北朝鮮を打ち負かすことはできない」。

    米国が逃した「暗殺」の機会

    内容をざっくり説明すると、オバマ前政権の「戦略的忍耐」を批判し、その放棄を宣言したトランプ政権だが、代案らしい代案は何も提示されていない。軍事的圧力を強めれば強めるほど、北朝鮮は米国を攻撃できる長距離ミサイル開発の動機を強めるだろう――というものだ。

    北朝鮮メディアはわが意を得たりとばかり、このレポートを複数回にわたり引用。