朴槿恵大統領を食い物にし続けた「怪しい宗教家」の父と娘
崔太敏氏は1912年、現在の北朝鮮の黄海道(ファンヘド)鳳山(ポンサン)郡で生まれた。当時の名前は崔ドウォン。1927年に載寧(チェリョン)普通学校を卒業後、警察官となった。
やがて終戦を迎え、朝鮮は日本の植民地支配から解放された。崔太敏氏は、警察官だった前歴を隠すために名前を崔サンフンに変え、江原道(カンウォンド)に移り住んだ。そして軍人となったが、朝鮮戦争の真っただ中の1951年3月に辞める。
その後は、8回も改名を繰り返し、慶尚道(キョンサンド)の寺に入って僧侶となって、全国仏教青年会の副会長まで務めた。
死んだ母が枕元に
ところがどういうわけか、こんどはカトリックの洗礼を受けている。