金正恩氏の新年の辞「平昌に参加も」表明はワナである
北朝鮮の金正恩党委員長はどうやら、韓国の文在寅政権のことを「やりやすい相手」と見ているようだ。理由は色々ありそうだが、文在寅大統領が北朝鮮の人権侵害についてうるさく言わないのは、金正恩氏にとって重要なポイントだろう。
なぜなら北朝鮮の核・ミサイルの暴走の裏には、国際社会から人権侵害を追及されている問題があるからだ。
(参考記事:北朝鮮「核の暴走」の裏に拷問・強姦・公開処刑)
文氏はもともと人権派弁護士であるにも関わらず、彼の率いる政権は、北朝鮮の人権問題追及に非常に慎重なのである。