【写真】元人気女子アナが韓国政府を猛批判「北が敵じゃないって…」

現在、韓国と北朝鮮が対話を進めていることを踏まえれば、今回の国防白書から「北朝鮮は敵」との表現が消えたのも、さほど驚くことではない。

きのうまでは敵だったとしても、両当事者が敵対関係の解消に向けて努力していれば、どこかの時点で敵ではなくなるわけだから。

ペ・ヒョンジン氏の主張は正論だと思うが、正論はひとつだけとは限らない。要は理念の問題であり、平和を実現していく道筋の問題だ。これまで北朝鮮との「融和」一辺倒で走ってきた文在寅政権だが、すでに韓国国民の熱狂もおさまってきている。今後は北朝鮮の人権問題をどうするかなど、急激な融和によって抱え込んだ矛盾を露呈しながら、保守派からの強力な挑戦にさらされていくことになる。

(参考記事:北朝鮮女性、性的被害の生々しい証言「ひと月に5~6回も襲われた」

ペ・ヒョンジン氏(自由韓国党のブログより)
ペ・ヒョンジン氏(自由韓国党のブログより)