「死刑囚は体が半分なくなった」北朝鮮、公開処刑の生々しい実態
「27歳(の男性受刑者)が部屋で夜に2人を斧で殴り殺しました。その罪で公開裁判を受けて3ヶ月後に銃殺されました。女も男もみんな集められたところで。彼は班長を務めていたが、その班の男性が先生(看守)に『班長が穀物を盗んで牢屋に持ってきた、10キロになる』と告げ口したんです。他の人にも嫌われていました。どういうわけか牢屋に斧が持ち込まれ、トイレから出たところを見かけて手元にあった斧で3回殴って殺したそうです。隣りにいた人が驚いて起き上がったのでその人も殺したそうです(中略)教化生(受刑者)が集まったところで『殺すのに賛成のやつは手を上げろ』と言われて。全員賛成するしかなかったんです」
「公開銃殺を見せられました。1人が3発撃つんです。遺体を見せられるんです。裁判に引き立てられてきたときはきちんとしていたのに、処刑された遺体は半分がなくなっていました」
(韓国の北韓人権情報センターの証言集より)