北朝鮮は7日午前9時31分、「人工衛星打ち上げ」と称する事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。
これに先立ち、北朝鮮は国際機関に8日から25日の間に「人工衛星を打ち上げる計画がある」と通告していたが、6日に7日から14日に変更すると再通告。その翌日の発射であり、天候などの条件を考慮して前倒ししたとみられている。
先月の核実験と今回のミサイル発射によって、北朝鮮が国際社会にとって脅威であることを改めて知らしめたことは間違いない。
北朝鮮は7日午前9時31分、「人工衛星打ち上げ」と称する事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。
これに先立ち、北朝鮮は国際機関に8日から25日の間に「人工衛星を打ち上げる計画がある」と通告していたが、6日に7日から14日に変更すると再通告。その翌日の発射であり、天候などの条件を考慮して前倒ししたとみられている。
先月の核実験と今回のミサイル発射によって、北朝鮮が国際社会にとって脅威であることを改めて知らしめたことは間違いない。
米軍は今月に入り、陸軍第75レンジャー連隊などの特殊部隊を韓国にローテーション配備したと発表した。同部隊は、イラク戦争やアフガニスタンでの戦闘に投入され、敵の要人を暗殺する「斬首作戦」などを担ってきた。
(参考記事:在韓米軍、「金正恩斬首」の特殊部隊を配備)
隠密行動が求められるこうした部隊の配備が発表されるのは異例であり、これが核・ミサイル問題を巡る対北圧力の一環であることは間違いない。
警視庁公安部が昨年12月、朝鮮大学校(東京・小平市)の元男性教員を詐欺容疑で逮捕。「北朝鮮の工作員だった」と発表した。近年において同種のケースは、2003年にも警視庁が、2012年には大阪府警が摘発している。
これらのうち、2012年の事件では、ジャーナリストの李策氏が「北朝鮮の工作員」とされた男性を直接インタビューし、ルポにまとめている。「工作員」本人の肉声が込められた記事は、極めて珍しい。加えて、この「工作員」がコテコテの関西弁で語っているところが、実にシュールである。
(参考記事:直撃肉声レポート…北朝鮮「工作員」かく語りき)
ところで読者は、「工作員」と聞くとどのような人物を想像するだろうか。映画や小説のキャラクターをイメージする人も少なくないだろうが、実際のところ、その多くはフツーのオジサンである。
もちろん、それは外見上のことであり、知識や精神力の強さには人並み外れたところもあるだろう。
警視庁公安部が昨年12月、朝鮮大学校(東京・小平市)の元男性教員を詐欺容疑で逮捕。「北朝鮮の工作員だった」と発表した。近年において同種のケースは、2003年にも警視庁が、2012年には大阪府警が摘発している。これらのうち、2012年の事件では、ジャーナリストの李策氏が「北朝鮮の工作員」とされた男性を直接インタビューしている。以下は、「工作員」の肉声を込めたレポートである。
「久しぶりやな。いきなりでビックリしたで」
2013年2月のある日曜日の朝、突然の訪問だったにもかかわらず、男は愛想よく言って握手を求めてきた。会うのは12年ぶりだが、闊達さは昔と変わらない。促されるまま、近所の喫茶店に向かった。
「あんまり長い時間、付き合うことはでけへんぞ」
そんな物言いとは裏腹に、男は数時間にわたり、私の取材に付き合ってくれた。口は重く、受け答えはあくまで慎重である。しかし、断片的に語られた言葉の裏付け取材を通して見えてきたのは、北の情報工作の前で迷走する、日本のカウンター・インテリジェンスの現状だった。
その男を、ここでは仮にYと呼ぶことにする。Yは1970年生まれで、私の朝鮮大学校(東京都小平市)時代の、同じ学部のひとつ上の先輩である。
先月6日に北朝鮮が行った核実験に対して、韓国は拡声器による宣伝放送を行うなどの対応措置を取っている。それに対して北朝鮮は、韓国に向けて大量の宣伝用ビラを飛ばし始めたが、この「ビラ爆弾」がまたもや事故を引き起こした。
韓国の地方紙・京畿日報によると、2日の午前2時43分ごろ、ソウル郊外の水原(スウォン)市内の集合住宅の屋上に、北朝鮮の宣伝用ビラ3万枚が落下し、貯水タンクと窓ガラスが破壊された。この事故により正午現在、10部屋で断水となっている。
また、水原市内の別の空き地でも午前7時30分ごろに、北朝鮮の宣伝用ビラ3万枚が落下しているのが発見された。
気になるのはビラの運搬・散布手段だが、水原から北朝鮮との境界線まで直線距離で60キロ以上離れている。
北朝鮮で、「米国映画を見た」という罪状で、高校生の男女15人が公開裁判かけられたと、デイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。北朝鮮当局は、韓流映画・ドラマなど外国作品に対する規制を強めているが、効果上がっていないようだ。一方、高校生に対して公開裁判をすることから住民からも怒りの声が上がっている。
詳細について、両江道(リャンガンド)の情報筋は次のように語った。
2016年1月6日午後12時30分(平壌時間、正午)、北朝鮮は「初の水爆実験に成功」したと発表した。発表が事実であれば、北朝鮮は4度目の核実験を行い、米露中英仏の5カ国に続き6番目の水爆保有国になったことになる。
「北朝鮮が本当に水爆実験に成功したのか?」という疑問は、ここではいったん脇に置き、発表を受けて日本の情報機関が取った対応を追ってみよう。
当日の夕方、内閣情報官と内閣情報衛星センター所長が首相報告を行い、翌7日には、国家安全保障の要である国家安全保障局長、内閣情報官、統合幕僚長らが、やはり首相報告を行っている。
だが、“最強の情報機関”を率いる情報本部長の姿は、ここになかった。
韓国のソウル首都圏一帯で、北朝鮮が飛ばしたものと思われるビラが大量に発見された。発見されたビラは、14日朝までに数万枚に達する。韓国軍が再開した対北朝鮮拡声器放送への対抗措置と見られる。
韓国軍の合同参謀本部は、12日午後と13日早朝に北朝鮮がビラを飛ばす様子を察知したと明らかにした。これらのビラは現在把握されているだけで13種類に及び、カラー印刷されており、ビニール袋に入っていた。
マスコミは連日、北朝鮮の核開発問題を大きく扱っているが、人権問題と関連付けた報道はほとんど見かけない。大手紙では日本経済新聞の山口真典氏が、「唐突にみえる強硬策に金正恩第1書記を駆り立てた背景」として、「米国が積極化した『人権問題の追及』という圧力が、真綿で首を絞めるように正恩氏を脅かしている」と指摘しているぐらいだ。
北朝鮮が国連制裁をものともせずに核開発に突き進む背景には、明らかに人権問題がある。これは、筆者や山口氏が勝手に言っているのではない。北朝鮮自身が、声明の中で言明しているのだ。
【関連記事】水素爆弾実験に関連して北朝鮮政府が発表した声明
北朝鮮の国営メディア「朝鮮中央通信」によると、朝鮮労働党の金養建(キム・ ヤンゴン)書記(享年73才)が12月29日未明、交通事故で死去した。金養建氏は、韓国との交渉経験も豊富で、北朝鮮外交のキーパーソンの一人だ。
一部では「交通事故死」の発表を、額面通りにとらえて良いものか、との指摘も出ている。かつて北朝鮮国内の権力闘争とのからみで、自動車事故を装った「謀殺説」が出回っていたためだ。
(参考記事:北朝鮮、9ヶ月間で労働党幹部3人死亡のミステリー)
しかし筆者は、今回の件は交通事故だったと見ている。
仮に金正恩氏にとって、金養建氏が除去しなければならない存在だったとしても、 わざわざ交通事故による暗殺という回りくどい方法を取る必要はない。
何故なら金正恩氏は、裁判すらせずに側近を処刑していると言われているのだから。
(参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射砲」、人体が跡形もなく吹き飛び…)
それに金養建氏の遺体を対面した金正恩氏の表情は、意外にも本当に悲しそうに見える。
(参考記事:金養建氏の遺体と対面した金正恩氏)
さらに、「平壌で交通事故は決して珍しい話でもない」と語るのは、ある脱北官僚だ。
北朝鮮の国営メディア「朝鮮中央通信」によると、朝鮮労働党の金養建(キム・ ヤンゴン)書記(享年73才)が12月29日未明、交通事故で死去した。金養建氏は、韓国との交渉経験も豊富で、北朝鮮外交のキーパーソンのひとりだった。

一部では「交通事故死」の発表を、額面通りにとらえて良いものか、との指摘も出ている。かつて北朝鮮国内の権力闘争とのからみで、自動車事故を装った「謀殺説」が出回っていたためだ。(参考記事:北朝鮮、9ヶ月間で労働党幹部3人死亡のミステリー)
しかし筆者は、今回の件は交通事故だったと見ている。
北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、金正恩第1書記が30日に金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党書記(統一戦線部長)の遺体と対面し、「深い哀悼の意を表した」と報じた。(参考記事:【写真】側近の死に「泣き顔」の金正恩氏)
同通信によれば、金正恩氏は「このような忠実な革命戦士を失ったのはわが党と革命において大きな損失だ、金養建同志は誰も代行できない自身の忠実な援助者、親しい戦友であった」「最後に手でも一度温かく取ってみて逝かせたならこんなに心が痛くないだろう」などと述べたという。
同通信は金正恩氏が金養建氏の遺体を対面した際の写真も配信しているが、泣き顔の金正恩氏は本当に悲しそうだ。
弔問には黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長や、党書記の金己男(キム・ギナム)氏、崔泰福(チェ・テボク)氏らが同行したが、崔龍海(チェ・リョンヘ)氏の名は報じられていない。
粛清説の出ている崔氏は、金養建氏の国家葬儀委員に名を連ねたことから、復権の可能性が取り沙汰されていた。
朝鮮中央通信の記事全文は次のとおり。
金正恩第1書記は、脱北行為を幇助した住民に対して厳罰に処す方針を示している。
こうしたなか、9月中旬に両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市で、脱北者を幇助した住民5人が銃殺刑に処されたことが最近になって明らかになった。
国境警備隊川岸への出入りを制限したり、落とし穴を掘ったり、ありとあらゆる手段を講じて、脱北を防ごうとしている。
しかし、家族単位の脱北が相次いでいる上に、脱北した兵士による中国の村での強盗殺人事件が相次ぎ、当局のメンツは丸つぶれだ。業を煮やした当局は、今回強行手段を取ったものと見られる。
今日、従軍慰安婦問題をめぐり日韓外相会談が行われる。どんな内容になるにせよ、当事者が納得できる結果が得られるなら何よりだ。
慰安婦問題は重大な人権問題であり、人権は、何より優先されるべき問題だ。
だから「日韓が政治的に仲直りするために慰安婦問題で妥結する」のではなく、「人権問題を前進させることにより、日韓関係がより良くなる」ことが大事なのだ。
これは、日韓関係だけでなく、ほかのあらゆる国際関係について言えることだ。そこにはもちろん、北朝鮮も含まれる。
北朝鮮北部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)の当局が、朝鮮労働党創建70周年を記念して建設した清津市に建てられた高層マンションに多くの問題が発生。価格が下落していると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
咸鏡北道当局は、金日成氏、正日氏の銅像前の「忠誠広場」の両側に12階建ての高層マンション15棟を建設した。清津(チョンジン)市南江洞(ナムガンドン)のマンションの1階には便利な施設も揃っているという。
今月17日に国連総会が採択した、北朝鮮の人権侵害の追及を促す決議は、そのための取り組みが「速やかに」行われることを求めている。その背景には、ひとつの重大な懸念があると思われる。
急がなければ、文字通り人格を全否定されている政治犯収容所の収容者たちが「証拠隠滅」のために抹殺されてしまうのではないか、という懸念だ。
収容所で看守として働いていた脱北者、アン・ミョンチョル氏は、「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」の最終報告書(以下、国連報告書)の中で次のように証言している。
「管理所では、収容者は戸籍のある国民ではなく、処刑に法律は不要だった。国家安全保衛部の担当官が生死を決定していた。担当官の決定がすべてだった」
(参考記事:元死刑執行人が証言「死刑囚は鬼の形相で息絶えた」)
また、調査委員会は次のように指摘している。
この1年、デイリーNKや米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた北朝鮮内部の情報を振り返ると、ふたつのキーワードが目に付く。ひとつは「ドンジュ(金主)」で、もうひとつは「女性」だ。
ドンジュは、北朝鮮の市場経済化の中で台頭した新興富裕層のことだが、こちらについては次の機会に詳しく述べたい。
一方、北朝鮮の女性に関するニュースは、悲惨で怒りを誘うものもあれば、彼女たちのたくましさを感じさせるものもあった。
[adsense1][/adsense1]北朝鮮の秘密警察、国家安全保衛部は反政府活動の芽を徹底的に摘むため、「同窓会や友人同士の集まりでは政治的な発言に注意せよ」と脅迫に近い警告を繰り返しており、同窓会組織に対する調査も行っている。開催日時、参加者の名前、人数、話の内容まで調査する。万が一、宗派行為と見なされでもしたら、収容所送りになりかねない。
同窓会が、幹部200人の銃殺につながったことすらあった。1990年代に起きた「フルンゼ軍事大学事件」と呼ばれるクーデタ未遂事件である。
北朝鮮は1986年から1990年の間に、朝鮮人民軍の20代から40代の軍人250人を、ソ連(当時)のフルンゼ軍事大学に留学させた。
日本と同様、韓国にも同窓会がある。しかし、日本のものとは少し趣が異なる。
まず、多ければ年に数回と、かなり頻繁に行われる点がある。また、レストランやホテルでの食事に限らず、登山、海外旅行など様々なイベントを開催するのも日本の一般的な同窓会とはやや違っている。そうして同級生同士の絆は、卒業から何十年もの時間を経つつ深まり続けるのだ。
では、北朝鮮ではどうだろうか。
脱北者の話によると、本当に親しい同級生が集まって開くささやかな同窓会はあるが、クラスや学年全体が集まるような大規模なものは開催が難しいという。いったい、何故なのだろうか。
北朝鮮のガールズグループ「牡丹峰(モランボン)楽団」が北京公演をドタキャン帰国したことにより、北朝鮮と中国の関係が再び険悪となる可能性が出てきた――マスコミの報道には、こうした指摘が数多く見られる。
筆者も、そうした見方に概ね同意する。金正恩第1書記が、来年の朝鮮労働党大会が延期されるような発言をしたことを見れば、金正恩氏の「やっちまった」感は否めない。
しかしそれにより、北朝鮮と金正恩氏がただちに窮地に立たされるわけではないことは認識しておく必要があるだろう。
北朝鮮は最近、経済官僚に海外でMBA研修を受けさせたり、経済特区の投資誘致計画を公表したりと、経済の部分的開放に動くかのような気配を見せている。北朝鮮が中国に最も期待するのは、恐らくこうした取り組みへの支援なのだろうが、関係悪化は確実にマイナスに作用する。
極寒の時期を迎えた北朝鮮。人々は凍てつく寒さから少しでも逃れようと様々な工夫をするが、銭湯に行くこともその一つだ。
ところが、北朝鮮の銭湯は別の使われ方をしている。詳細を咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋が伝えてきた。
各地方都市には「恩徳院」と呼ばれる国営スーパー銭湯が存在する。風呂、サウナはもちろん、理髪店、美容室もあり、食事まで楽しめるレストランまで併設されている。
これだけ豪華な設備を取り揃えているのに、客足は非常に鈍い。それもそのはず、シャワーからお湯が出ず、浴槽にもお湯が張られていないというのだ。一風呂浴びるには、10リットルのバケツに水を汲んで、石炭ストーブで温めなければならない。水が温まるまでは寒さに震えつつ待たざるを得ない。
さらに、石炭ストーブから出る煤煙が室内に充満して、臭くて息が詰まるという。これでは楽しみに行ったのか、苦しみに行ったのかわからない。
一方、トンジュ(金主、新興富裕層)が経営する銭湯は、全くの別世界だ。火力の強いブナの木を薪にしてお湯を温めているので、逆に湯気で息が詰まるほどだという。
10月初め、北朝鮮の葛麻(カルマ)飛行場で、金正恩氏の視察前日に大量の爆薬が見つかったと米政府系のラジオ・フリー・アジアが報じている。
建物の天井裏から発見されたのは、TNT火薬20キロ。手榴弾なら130個分以上になり、通りがかった人の「爆殺」を狙うのに十分な量に思える。もっとも、自衛隊OBからは次のような解説も聞かれる。
北朝鮮の首都・平壌で、売春業が組織化されているという。個人が行う生計型売春が主流だった売春業が、より企業化、すなわち風俗ビジネスとして、変わりつつあると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
北朝鮮でも古くから売春業は存在した。かつては貧しい女性が糊口をしのぐ生計型売春が主流だった。特に90年代末の大飢饉「苦難の行軍」の頃や、2009年の貨幣改革により経済が大混乱に陥っていた頃は、餓死を免れるために多くの女性が売春に走らざるを得なかった。
しかし、ここにきて「金儲け」のために売春をする女性が現れている。さらに、個人ではなく組織化され、企業化しつつあるという。平壌在住の情報筋は、北朝鮮の組織型売春について、次のように説明した。
11日、東京新聞が衝撃的なスクープを放った。
同紙は、北朝鮮が工作員を養成する平壌の「金正日政治軍事大学」にて、スパイ教育に使用される内部資料を入手。「拉致」の方法などが具体的に記されているという。デイリーNKでも、何度か北朝鮮の内部資料に関する何度かスクープ記事を掲載しているが、これほどの資料は滅多にお目にかかれない。素直に脱帽と言わざるを得ない。
内部資料の詳細に関しては、本日(11日)付の東京新聞に詳しく掲載されているが、今回の資料によって北朝鮮が国家主導で「拉致」を行っていたことが改めて明らかになった。これは拉致問題を解明するうえで大きな意味を持つ。
北朝鮮の拉致が初めて明らかになったのは2002年だ。故金正日総書記は、小泉純一郎首相と会談し日本人拉致を認めた。この時、正日氏は「80年代初めまで特殊機関の一部が妄動主義に走って」と苦しい弁明に終始した。
北朝鮮のトイレ事情は、贔屓目に言っても「良い」とは言えない。
【画像】北朝鮮の公衆トイレ。正恩氏がこれを使うことは絶対にありえない。
高級ホテルは総じて清潔だが、外国人が訪れるようなレストラン、観光名所のトイレも、あまり清潔でなく設備が破損していることが少なくない。さらに高速道路には、サービスエリアが非常に少ないため、急に便意を催したら、周囲の畑などを「利用」するしかない。
(参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない3つの理由)
北朝鮮の最高指導者である金正恩第1書記でさえも、お国のトイレ事情に不便な思いをしているようだ。
護衛総局の事情に詳しい平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋が、「最高指導者のトイレ事情」を語ってくれた。護衛総局とは最高指導者を護衛する直属の「近衛兵」、いわば金正恩氏に最も近い部隊である。
犬肉であれ鯨肉であれ、文化に根付いた食習慣については、外部からとやかく言う筋合いはないし、また言われる筋合いもないと思っている。
北朝鮮の国営メディアなどは、欧米からの批判も「どこ吹く風」とばかりに、折に触れて犬肉料理の魅力を伝える記事を配信している。
もっとも、世界がこれだけ狭くなり、様々な感覚を持つ人々が混ざり合うようになったのだから、それを好む人もいれば、そうでない人もいるという事実への配慮も必要だ。
今年の春、リッパート駐韓米国大使が暴漢に襲われた際、70代の韓国人男性が犬肉のスープを病院へ差し入れしようとして拒否される出来事があった。気持ちは分からなくもないが、大使が愛犬家として知られていることを考えれば、これはやはり配慮が必要だった。
一方、アフリカ・ナミビアの首都ウィントフックでは、「配慮が足りない」の一言では済まされない事態が起きているようだ。