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  • 金正恩「薬物中毒者ら10万人」強制移住計画のウラ事情

    金正恩「薬物中毒者ら10万人」強制移住計画のウラ事情

    北朝鮮の金正恩党委員長は昨年11月、中国との国境に面した貿易の要衝・新義州(シニジュ)市を大きく生まれ変わらせる「新義州市建設総計画」をぶち上げた。現地ではその後、住宅建設など各種事業が進められているもようだが、この計画の一環として、10万人の市民を強制移住させるプランが存在するという。

    平壌の内部情報筋は、デイリーNKに次のように伝えてきた。

    「まず、新義州から追放されるのは中国に不法滞在した経歴がある者、薬物関連犯罪に関わっている者、不純物録画物(韓流ドラマなど)所持をしていた者や、ほかに当局から取り締まりを受けた前歴がある住民だされた経験がある人などの犯罪歴がある住民だ」

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    脱北や覚せい剤の乱用、韓流ドラマの蔓延はいずれも北朝鮮当局が頭を悩ませている問題だ。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

  • 北朝鮮の若者が「文在寅の政敵」に夢中になってしまう理由

    北朝鮮の若者が「文在寅の政敵」に夢中になってしまう理由

    韓国の第1野党、自由韓国党。親米反北朝鮮を掲げる保守政党で、朴槿恵、李明博元大統領の政権与党(セヌリ党、ハンナラ党)だった。

    現在はもちろん、左派の文在寅政権と鋭く対立しており、同政権が進める北朝鮮との対話にも批判的だ。

    (参考記事:【写真】元人気女子アナが韓国政府を猛批判「北が敵じゃないって…」

    そんな自由韓国党に対して、北朝鮮の国営メディアは厳しい批判を続けている。

    (参考記事:【写真】文在寅批判の「美人過ぎる」野党議員…過去には「親日派」報道も

    例えば、朝鮮労働党機関紙・労働新聞は今月6日、「天下逆賊の群れ『チャハンダン』に対する南朝鮮(韓国)民心の呪詛と憤怒」という記事を掲載、自由韓国党を「反民族的で反人民的な本性とファッショ気質、歴史と民族の前で犯した洗い流せない罪悪で、南朝鮮人民の呪詛、憤怒、排撃の対象」となっているとし、韓国各地で自由韓国党に対する反対運動が起きていると伝えている。

  • 北朝鮮、300カ所以上で公開処刑を実施か…子供に「見学」強制も

    北朝鮮、300カ所以上で公開処刑を実施か…子供に「見学」強制も

    北朝鮮の人権問題を追及している民間団体が11日、北朝鮮国内で公開処刑が行われた場所、死亡者の遺体が集団埋葬された推定地、遺体の火葬場所などを示したマップを制作し、報告書を発表した。

    韓国・ソウルに本部を置く「転換期正義ワーキンググループ(Transitional Justice Working Group=TJWG)」は、北朝鮮の政権が行っている人権侵害を記録することで、そのような行為をやめるよう警告すると同時に、将来的な加害者の法的処罰の可能性を高める目的で、このプロジェクトを進めてきた。報告書の発表は、2017年7月に続き2回目。

    TJWGは過去4年間に610人の脱北者のインタビューを行い、その中でも信頼度が高く位置座標まで具体的に確保可能な情報を選んで323件を抽出した。調査の過程では、北朝鮮当局が処刑される人の10歳に満たない子どもに処刑を見せたなどとする、残忍な実態についての証言も出てきたという。

    (参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇

    TJWGが探し当てた公開処刑の場所は、咸鏡北道(ハムギョンブクト)に200カ所、両江道(リャンガンド)に67カ所、平安南道(ピョンアンナムド)に20カ所、咸鏡南道(ハムギョンナムド)に11カ所、黄海北道(ファンヘブクド)に6カ所、慈江道(チャガンド)に5カ所、江原道(カンウォンド)に5カ所、平壌(ピョンヤン)に4カ所、平安北道(ピョンアンブクド)に4カ所、黄海南道(ファンヘナムド)に1カ所となっている。

    ただ、中国との国境に近い北朝鮮北部出身の脱北者が圧倒的多数を占め、黄海南・北道など南部の出身者が少数にとどまることを考えると、公開処刑が行われた場所はこれより遥かに多い可能性もある。

    なお同グループは、人権侵害が行われた具体的な場所は公表しておらず、今後もその予定はないとしている。現状では、客観的な現地調査が不可能であり、そのような状況で具体的場所を公表すると、北朝鮮当局が証拠隠滅を行う可能性が高いからだ。

    北朝鮮は、1990年代の未曾有の食糧難「苦難の行軍」で、それまで国を支えてきた配給システムが崩壊し、国が乱れ、治安が極度に悪化した。その危機を脱する手段として、金正日総書記は公開処刑を多用した。人びとに恐怖心を植え付けることで、混乱を抑え込もうとしたのだ。

    (参考記事:「死刑囚は体が半分なくなった」北朝鮮、公開処刑の生々しい実態

    その後、金正恩党委員長が後継者として登場してからも状況は変わっていない。

    (参考記事:【動画】金正恩氏、スッポン工場で「処刑前」の現地指導

    高級幹部や体制の意に沿わない行いをした芸術家らが、金正日時代にも増して残忍な方法で処刑されている。

    (参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

  • 「結婚式ビデオ共有したら家族全員を処罰」金正恩が新たな無茶ぶり

    「結婚式ビデオ共有したら家族全員を処罰」金正恩が新たな無茶ぶり

    北朝鮮で利用されている携帯電話の数は、500万台とも600万台とも言われる。地域や階層による偏差はあるだろうが、概ね「一家に1台」普及していると言っても過言ではないだろう。

    携帯電話に装備されているカメラを使って、映像、画像を撮ることも広く行われている。つまりは一種のホームビデオだが、当局はこれを取り締まる方針を示したと、平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた。背景には、様々な映像に対して抱く当局の恐怖心がある。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    ある企業所では先週、初級党書記(企業所に設けられた朝鮮労働党の委員会のトップ)が、「住民の間での自分式の映像を制作して流布する現象に厳重に対処する」というテーマで講演を行った。

  • チュチェ思想塔からの眺望を撮影したユーチューバーIndigo Traveller氏の動画

    チュチェ思想塔からの眺望を撮影したユーチューバーIndigo Traveller氏の動画

    平壌市内を一望できる北朝鮮の観光名所、チュチェ思想塔。1982年の金日成主席生誕70年を記念して建てられたもので、70歳に365日をかけた2万5550個の花崗岩が使われている。

    週末ともなれば、眺望を楽しみたいという人々が長蛇の列をなして入場を待つ。金正恩党委員長が政権の座について以降、市内にはプール、遊園地、レジャー施設、レストランなど家族連れで訪れるスポットが多く誕生した。それでもチュチェ思想塔の人気は不動なのだという。

  • 北朝鮮「美貌のウェイトレス」たちを襲う新たな災難

    北朝鮮「美貌のウェイトレス」たちを襲う新たな災難

    国連安全保障理事会の制裁決議は、国連加盟国に対し、自国に派遣された北朝鮮労働者を今年末までに送還することを義務付けている。

    大口派遣先の中国には、北朝鮮レストランの美人ウェイトレスや各種工場の労働者ら、最大で8万人の北朝鮮労働者が派遣されていたとされる。

    (参考記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発

    制裁決議が出た後も、北朝鮮労働者に比較的甘い態度を取り続けてきた中国だが、最近では本気で追い出しにかかっている模様だ。

  • 1日に3人射殺、7人を自殺させた「金正恩の忠臣」が辿る末路

    1日に3人射殺、7人を自殺させた「金正恩の忠臣」が辿る末路

    1961年から1989年までベルリンを東西に分断していたベルリンの壁。社会主義体制を嫌い西ドイツに逃げようとする人を食い止めるべく建設されたが、完成後も壁を越えて西ベルリンに逃げようとする人は依然として存在した。

    壁を越えようとした5000人のうち、国境警備隊に撃たれて亡くなった人の数は、確認されただけでも140人。実際はその何倍とも言われている。ドイツ統一後、責任者や命令に従って発砲した兵士の一部は起訴され、有罪判決を受けた。

    それから30年。北朝鮮では未だにベルリンの壁と同様の悲劇が起き続けている。北朝鮮当局は脱北を試みて失敗した人に対し、過酷な刑罰を与えている。

    (参考記事:若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

    当局は、捕まって強制送還された人々を処刑することはないのだが、国境警備隊は脱北阻止のため、川を越えようとしている人を捕捉したら発砲するよう命令を受けているとされる。先月末にも、国境の川を越えて脱北しようとした3人が、国境警備隊に射殺される事件が起きた。

  • 女性に対して問答無用の「ブラ検査」…金正恩氏「薬物問題」の本気度

    女性に対して問答無用の「ブラ検査」…金正恩氏「薬物問題」の本気度

    北朝鮮当局が、覚せい剤など違法薬物の取り締まりをいっそう強化しているもようだ。

    本欄でもすでに言及したが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、北朝鮮当局は違法薬物の取り締まりのためとして、列車で移動する人々に対し異例に厳しい検査体制を敷いているという。

    (参考記事:一家全員、女子中学校までが…北朝鮮の薬物汚染「町内会の前にキメる主婦」

    RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋は、「荷物を検査しても何も出てこないのを見ると、保安員(警察官)たちは着ている服をすべて脱ぐよう強要した。いくら何でもやり過ぎだ」と語っているが、こうした厳しい検査は女性に対しても例外なく行われているようだ。

  • 東海地区で朝鮮封建王朝時代の磁器窯址を初めて発見

    【平壌6月7日発朝鮮中央通信】朝鮮で歴史遺跡の発掘に力を入れて成果を収めている。

    近年に発掘された遺跡の中には東海地区で初めて発見された朝鮮封建王朝時代の磁器窯(かま)址もある。

    この遺跡は、羅先市羅津地区武倉洞から北西の方向へ10キロほど離れたサギ谷に位置している。

    現在、窯址には窯室と煙突施設が残っている。

    窯は、山の傾斜面に沿って底を少し掘り、粘土とレンガで壁を積んだ後、天井をドーム式に作った上がり式窯である。

    窯址では、磁器類と台座、レンガのような遺物が発掘された。

    発掘調査資料によると、この窯址は朝鮮封建王朝時代のものと認められる。

    社会科学院考古学研究所のチャン・チョルマン氏(博士)によると、この遺跡は先祖の高い磁器製造術を示している。

    窯址で初めて窯の中間部位に積んで作った熱調節施設が新しく発見されたのがそれをはっきり実証している。

    磁器の糸底に3の土玉を付けて、焼成後に他の磁器と容易に分離させるようにつくった点、窯の壁を石で積んだ朝鮮封建王朝時代の以前の窯と違ってレンガと粘土を結合して築造したことなども当時の磁器製造術を研究するうえで貴重な資料となる。---

  • 「粛清か出世か」女性官僚の運命左右する金正恩氏のさじ加減

    「粛清か出世か」女性官僚の運命左右する金正恩氏のさじ加減

    金正恩政権が誕生して以降の北朝鮮で特徴的に見られるようになった事象のひとつが、女性たちの活躍である。

    対米外交の現場指揮官となった崔善姫(チェ・ソニ)氏の第1外務次官就任や、歌手出身で朝鮮労働党中央委員会の副部長となった玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏の高速出世は、以前なら考えられなかったことだ。

    (参考記事:金正日の女性関係、数知れぬ犠牲者たち

    金正日時代には、「女性と権力」の関係は、スキャンダラスなものとして表れるものでしかなかったと言えるだろう。

    (参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇

    党統一戦線部の統一策略室長として、対韓国・対米・対日外交の前面に立ってきた金聖恵(キム・ソンへ)氏もまた、前述した崔善姫氏と並ぶ、金正恩時代の代表的な女性エリートのひとりである。しかしここへきて、両氏の運命は大きく明暗が分かれてしまったようだ。

    脱北者で韓国紙・東亜日報の記者であるチュ・ソンハ氏は5月30日、自らのYoutubeチャンネルで、北朝鮮国内の情報提供者からの情報として、金聖恵氏がハノイでの米朝首脳会談決裂の責任を問われ、政治犯収容所に送られたと報じた。韓国紙・朝鮮日報も同月31日、同様の情報を伝えている。

    金聖恵氏はハノイから帰国した直後に取り調べを受け、今月初めに政治犯収容所に送られたとのことだ。これまで恵まれた環境で暮らしてきたであろう女性エリートが収容所送りになるのは、ほとんど死刑宣告にも等しい。

    (参考記事:北朝鮮、拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も

    率直なところ、この情報にどれほどの信ぴょう性があるのか、筆者には判断がつかない。

    対米外交は本来、外務省の管轄である。それなのに金聖恵氏が対米外交に動員されたのは、トランプ米大統領がポンペオ中央情報局(CIA)長官(現国務長官)を特使として北朝鮮に送って寄越し、そのカウンターパートとして、やはり情報機関(偵察総局)のトップを歴任した金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長兼統一戦線部長に白羽の矢が立ったからだ。

    つまり金英哲氏や金聖恵氏は「本業」でもない対米外交に、成り行きで駆り出された側面があるわけだ。

    それなのに、首脳会談決裂の責任を金聖恵氏に問い、収容所送りにするとは、あまりに過酷な仕打ちだ。それに、首脳会談後の3月に開かれた最高人民会議で崔善姫氏が国務委員に選ばれたのと比べると、人事のバランスが悪すぎる。

    女性エリートを重用してきた金正恩党委員長が本当に、これほど過酷な措置を命じたのだろうか。

    朝鮮日報が「粛清説」を伝えていた北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)と、「謹慎させられている」とした金与正(キム・ヨジョン)党第1副委員長は今週、相次いで公式の場に姿を現し、健在が確認された。

    一方、処刑されたと報じられた金革哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会対米特別代表や金聖姫氏については、たとえ健在であっても、その事実が確認されるまでには時間がかかるだろう。両氏とも、北抽選メディアの報道で名前が挙げられるほどには、地位が高くないからだ。

    もっとも、金革哲氏が残酷な殺され方をしたのであれば、その目撃談が伝わってきてもおかしくないのだが、そうした情報はまだない。

    (参考記事:「死刑囚は体が半分なくなった」北朝鮮、公開処刑の生々しい実態

    果たして同氏や金聖恵氏の身に、何が起きているのだろうか。

  • 北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為

    北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為

    北朝鮮では防空部隊を中心に、多くの女性が兵役に就いている。

    北朝鮮社会の他の部門と同様、軍内での女性の地位は低く、男性上官による性的虐待も横行している。金正恩党委員長は最近、そうした問題の根絶を指示したとされるが、女性兵士らを苦しめているのは性的虐待だけではない。

    食べ物が欲しくて…

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によれば、道内の清津(チョンジン)市に駐屯する高射銃部隊の女性兵士たちが、飢えに苦しんだ挙句、禁断の行為に走り大問題になっているという。

    舞台となったのは道内の穏城(オンソン)郡だ。情報筋によれば、問題の女性兵士らはひどい栄養失調に陥り、体調を回復させるため一時的に隊を離れ、師団が管理する現地の農場に派遣されていたという。(参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    「女性兵士らは栄養失調でやつれ、ほとんど『骨と皮』だけに近い状態だったようだ。最初は地域住民に食べ物を分けてもらっていたが、それが出来なくなると盗みを働くようになった」(情報筋)

    性的虐待がまん延

    北朝鮮では、最近でこそ一部で改善が見られるものの、軍内で物資の横流しによる食糧不足が慢性化し、飢えた兵士が盗みや強盗に走る現象が多発している。
    (参考記事:【スクープ撮】人質を盾に抵抗する脱北兵士、逮捕の瞬間!

  • 「労働新聞」 朝鮮少年団員は将来の主人公

    【平壌6月6日発朝鮮中央通信】6日付けの「労働新聞」は朝鮮少年団創立73周年に際して社説を掲載した。

    同紙は、朝鮮少年団は革命の継承者、青年同盟の交代者にしっかり準備していくわが国の学生少年の大衆的政治組織であると指摘した。

    また、朝鮮少年団の歴史は不世出の偉人たちの膝下で第一歩を踏み出して強化され、発展してきた誇らしい行路であるということについて明らかにした。

    そして、われわれの少年団員は「朝鮮のために学ぼう!」というスローガンを高く掲げて有能な革命的人材に準備していく将来の主人公だとし、次のように強調した。

    わが少年団員の希望と抱負は熱心に学び、また学んで将来の強盛な朝鮮を支える柱になることである。

    国と人民に必要なしっかりした人材になる決心を抱いて時間を惜しんで根気よく勉強する少年団員の学びの熱気は非常に高い。

    こんにち、社会主義強国建設の各部門で猛活躍する有能な活動家と人材もみな、愛する祖国の未来のために一生懸命に勉強していた過去の少年団員であった。

    社会主義祖国のためにつねに準備しよう、これはこんにち、わが少年団員の一様な志向となっている。

    世界的な科学者、発明家、文豪、芸能人、スポーツ名手になってわが国、わが祖国を全世界に輝かしていくという少年団員の頼もしくて肝っ玉の太い姿からわが人民は人材が海を成すわが祖国の明るい未来を見通している。

    全ての少年団員は少年団旗を高くはためかせながら偉大な金日成・金正日朝鮮を輝かす将来の主人公にしっかり準備していこう。---

  • 北朝鮮版「上級国民」は極悪性犯罪スキャンダルでも大出世

    北朝鮮高官らの粛清説が波紋を呼んでいる。韓国紙・朝鮮日報は先月末、国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が、平壌郊外の美林(ミリム)飛行場で銃殺されたと報じた。

    一方、米CNNは4日、「事情に詳しい複数の関係者は3日までに、(金革哲氏が)拘束下で生存しているとの見方を示した」と伝えており、朝鮮日報の報道は真偽不明の状況だ。

    今回の「粛清説」はさておき、北朝鮮では表舞台から姿を消したからといって、必ずしも処刑・粛清というわけではない。処刑が実行されていれば、生々しい目撃談が伝わってくるケースが少なくないが、今回はまだ、そうした情報が出ていない。

    (参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇

    また、金正恩氏が就任以来、力を注いでいる「ハコモノ行政」を支えてきた馬園春(マ・ウォンチュン)国務委員は2014年11月以降、公式の場から一時姿を消した。それから1年後の2015年12月、再度姿を現すのだが、その姿は見る影もないほどの激ヤセぶりだった。その後の情報を照らし合わせると馬氏は、どうやら「革命化」を受けていたようだ。革命化とは、一時的に地方の農場や工場へ送られ思想面での再教育を強いられる、ある種の島流しのような処分で、場合によっては復帰もあり得る。

    (参考記事:側近「激ヤセ写真」に見る金正恩式「再教育」の恐怖

    処刑説が流れている金革哲氏は、つい先日も姿を見かけたという情報もあることから、革命化すら受けていない可能性もある。

    一方、革命化を受けてもしぶとく生き残っている幹部がいる。4月の最高人民会議で国務委員会1副委員長、ならびに最高人民会議常任委員長に任命された崔龍海(チェ・リョンヘ)氏だ。

    父親が故金日成主席のパルチザン時代からの同志という名門出身だけに、少々の失態は大目に見てもらえる、いわば北朝鮮版「上級国民」とでもいうべき人物なのである。

    しかしそれにしても、その行状はひどいの一言に尽きる。

    同氏は自身の性欲を満たすため、若く美貌の女性にとんでもない性的虐待を働くなど、きわめて評判の悪い人物だ。女性問題、それもほとんど性犯罪とも言えるほどの変態性欲スキャンダルを起こした過去を持ち、失脚と復活を繰り返してきた札付きの極悪幹部なのである。

    (参考記事:美貌の女性の歯を抜いて…崔龍海の極悪性スキャンダル

    韓国紙は、崔龍海氏が自分の別荘やホテルのスイートルームで幹部たちと乱交パーティーを開いたり、女性の閉じた両足に洋酒を注いで飲んだりという変態行為に及んだエピソードを紹介している。筆者は、同氏が一時期姿を消した時、平壌中枢に近いある情報筋が苦虫をかみつぶしたような表情で「また悪い癖を出して謹慎させられているようだ」と言うのを聞いたことがある。

    北朝鮮では崔龍海氏のほかにも、同じような噂が囁かれた人物がいる。

    (参考記事:「幹部が遊びながら殺した女性を焼いた」北朝鮮権力層の猟奇的な実態

    しかしそれにしても、崔龍海氏は先述のように、4月の最高人民会議で国内序列2位の地位まで出世してしまったのだから驚きである。

  • 1000人死亡「ミサイル大爆発」事故も…金正恩氏の視察地

    1000人死亡「ミサイル大爆発」事故も…金正恩氏の視察地

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は1日、金正恩党委員長が中国との国境に面した北部の慈江道(チャガンド)にある江界(カンゲ)トラクター総合工場、江界精密機械総合工場、将子江(チャンジャガン)工作機械工場、2・8機械総合工場を視察したと伝えた。

    名称だけを見れば民生品を生産しているように思えるこれらの工場だが、実際には、北朝鮮の代表的な軍需工場だ。江界市は北朝鮮随一の軍需工業地帯であり、国民の出入りも厳しく統制されている。

    江界市では1991年、ミサイルや砲弾を製造していた軍需工場が大爆発を起こし、1000人規模の死者が発生したとされている。当時、北朝鮮にいた人の間では有名な話だが、海外ではあまり知られていない。爆発のあまりの凄まじさに、住民は敵国からミサイルで攻撃されたものと思ったという。

    (参考記事:【目撃談】北朝鮮ミサイル工場「1000人死亡」爆発事故の阿鼻叫喚

    このように江界は、北朝鮮にとって極めて重要な地域だ。軍事政策の上では、軍事境界線と並ぶ「もうひとつの最前線」と言えるかも知れない。

    そのような地域を金正恩氏がこの時期に視察し、国営メディアに公開させた意味は大きいと言える。5月初めに2回にわたり短距離弾道ミサイルの発射を行ったように、米国との対話が停滞する状況下で北朝鮮は、もう一度「力の誇示」へ舵を切るかのような姿勢を見せている。

    また金正恩氏は、「力の誇示」を行うに際して、陣頭指揮にこだわるスタイルだ。同氏は核兵器開発でも、弾道ミサイルの試射に現場で立ち会うなど、かなりの危険を冒して陣頭指揮を取っていた。

    (参考記事:【画像】「ミサイル発射映像に炎に包まれる兵士」金正恩氏、目撃しながら大喜びか

    米軍は、北朝鮮がミサイル試射を繰り返していた当時、金正恩氏の専用ベンツなどの動きを偵察衛星で監視していたとされる。金正恩氏が現場に出たところを、ステルス戦闘機などで急襲されたらひとたまりもない。ちなみに「走り屋」として知られる金正恩氏は、自ら専用車両のステアリングを握ることもある。

    (参考記事:金正恩氏の「高級ベンツ」を追い越した北朝鮮軍人の悲惨な末路

    金正恩氏は当面、米朝対話を完全に壊してしまうような極端な行動に出ることはできないだろう。しかしだからこそ、国内随一の軍需地帯を視察して見せることで、「静かなる力の誇示」を行ったのかもしれない。

  • 朝鮮人民が好む「大同江」ブランドの果物加工品

    【平壌6月4日発朝鮮中央通信】朝鮮人民の間で「大同江」ブランドの果物加工品は、高質商品に認められている。

    平壌第1百貨店と普通江百貨店、大聖百貨店をはじめ、国内の有名な商店と各地の商業単位で販売されているこの商品は、平壌の大同江果樹総合農場地区にある屈指の大同江果物総合加工工場で生産されている。

    同工場の製品は「ポムヒャンギ(春の香り)」と「ウンハス(天の川)」の化粧品、「メボンサン(毎峰山)」の履物、「チョルチュク(クロフネツツジ)」の靴下、「ソナム(松)」のかばん、「ミンドゥレ(タンポポ)」のノートなどと共に、朝鮮人の人気を博する商品になっている。

    工場では、各種のジュースとサイダー、ジャム、酒、酢、香水、シャンプー、リンスなどの果物加工品を大量生産している。

    いろいろな果物を濃縮して作る工場の製品は、天然の味と香りをそのまま感じられ、衛生安全性が高いのが特徴である。

    原料処理、濾過(ろか)工程、濃縮工程、製品の完成と包装に至るまで、生産工程の近代化、科学化が実現された同工場では、健康と長寿によいいろいろな果物発酵酢飲料と果物発酵酢をはじめ、新しい製品を開発して国内名製品の品種を増やしている。

    最高指導者金正恩党委員長はチュチェ103(2014)年6月、同工場を訪れて金正日総書記と共に工場を見て回った日を回顧し、経営活動を改善するための教えを与えた。---

  • 総合的で多機能化のサービス拠点―大聖百貨店

    【平壌6月3日発朝鮮中央通信】最近、朝鮮で総合的で多機能化のサービス拠点である大聖百貨店がリニューアル・オープンした。

    リュ・ヒョンオク支配人は、不世出の偉人たちの烈火のような人民愛の中で百貨店が建築形式においても、サービスの環境と規模、商品の質と品種においても非の打ち所のないハイカラ百貨店、モダンな百貨店に改装されたと述べ、次のように語った。

    金正日総書記は数回にわたって百貨店を訪れて、商品の陳列をはじめ百貨店の管理・運営において提起される問題をいちいち教えてくれた。

    最高指導者金正恩党委員長は、ほぼ20回にわたって百貨店をモダンな百貨店に整えるための方向と方途を具体的に明示し、去る4月には改装された百貨店を訪れて商業サービス準備の実態を具体的に調べながら、朝鮮労働党の商業政策を具現してサービス活動を人民の需要と好み、嗜好(しこう)に合わせて行うことについて述べた。

    百貨店には、各種の食品と電気製品、家庭用品、衣服、学用品、児童用品など、わが国と世界の名商品が個性がよく生かされながらも購買者に親近感と見た感じが良いように陳列されている。

    百貨店では、スーパーマケット式商品サービスと共に食堂と清涼飲料サービス、衣服の製作、散髪、美容など各種の便益サービスを行っている。

    百貨店の全てのサービスと経営活動はデジタル化、情報化されている。

    百貨店は、平壌の紋繍地区に位置している。---

  • 生産工程の近代化が推進されている金星トラクター工場

    【平壌6月3日発朝鮮中央通信】朝鮮で、金星トラクター工場の生産工程の近代化が行われている。

    チュチェ106(2017)年11月、金星トラクター工場を訪れた最高指導者金正恩党委員長は、同工場を世界的水準のトラクター工場に転変させなければならないと述べ、改修・近代化において指針とすべき貴重な教えを与えた。

    金星トラクター工場の改修・近代化に動員された複数の単位でガラス繊維強化プラスチック生産工程、油圧ハンドル負荷試験台などのトラクターの性能改善と工程の近代化において意義を持つ10余種の設備と装置を製作、完成した。

    その結果、ボンネットをはじめ酸と熱によく耐えながらも、鋼鉄のような強さを持つガラス繊維強化プラスチック部品を生産し、油圧ハンドルをトラクターに設置せず負荷試験を容易く行えるようになった。

    また、水平マシニングセンターと無人運搬車など複数の機械設備で装備されたケース・フレキシブル生産システムを完成し、これに必要なジグ、金型、部品の生産に力を集中してトラクター生産のストリームライン化の実現に寄与している。

    摩耗した歯車と軸の再生に必要な火花放電被覆機を完成し、発光スペクトラムアナライザーなどの分析設備も製作した。

    金星トラクター工場の労働者、技術者は、重要工作機械をCNC化し、従来の生産設備をより能率的に改造するための活動でも成果を収めて、工場の技術装備水準を一段と高めている。

    1954年9月25日に創立された金星トラクター工場を金日成主席は34回、金正日総書記は10回にわたって現地で指導している。

    不世出の偉人たちの賢明な指導と細心な配慮の中で、同工場は小規模の小農具工場から農業経営の総合的機械化の実現に寄与する屈指のトラクター生産拠点に強化され、発展した。---

  • 朝鮮で禁煙活動を強化

    【平壌6月3日発朝鮮中央通信】朝鮮で、禁煙活動がさらに強化されている。

    チュチェ94(2005)年に採択された朝鮮民主主義人民共和国タバコ統制法は、今年まで4回にわたって修正、補充された。

    最近、修正、補充されたタバコ統制法には、新しいタバコ製品を増やしてはならないという内容が規制されている。

    去る1月と3月に、タバコ統制活動のための多分野討論会と実務講習が行われた。

    保健省と関連単位の省・中央機関、公共サービス単位の活動家が参加した多分野討論会では、食堂に禁煙マークと禁煙場所設置問題、禁煙編集物の放映など、タバコ統制活動に実質的に寄与できる対策案が討議された。

    世界保健機関(WHO)の技術協力によって行われた実務講習を通じて、世界的なタバコ統制活動の方向と朝鮮のタバコ統制活動に関する経験が紹介され、禁煙普及活動家の実務的資質と水準が一段と高まった。

    朝鮮では、喫煙者にタバコの害毒性に関する衛生宣伝活動を強化するとともに、国家タバコ統制法に準じて禁煙活動が行われている。

    最近は、外国産タバコの輸入が制限された。

    3日、朝鮮では「世界禁煙デー」技術討論会が行われた。---

  • 朝鮮で世界禁煙デーにちなんだ討論会

    【平壌6月3日発朝鮮中央通信】世界禁煙デーにちなんだ討論会が3日、平壌の人民大学習堂で行われた。

    保健医療部門、関連単位の活動家と駐朝国連常駐調整者、世界保健機関(WHO)の臨時代理代表をはじめ国際機構代表部のメンバー、諸国の大使館員がこれに参加した。

    討論会では、演説に続いて討論が行われた。

    各討論者は、「わが国での禁煙活動について」「タバコと肺健康」というタイトルで、タバコが非伝染性疾病の発生に決定的影響を及ぼしていることと、禁煙活動への社会的関心を積極的に呼び起こすことについて強調した。

    また、人々の健康と社会経済生活に及ぼす喫煙の否定的結果、タバコ統制活動と衛生宣伝の重要性などについて解説した。

    参加者は、タバコの害毒性に関連するビデオを視聴し、禁煙研究・普及所を参観した。

    一方同日、中央と各道の衛生宣伝館、治療・予防機関で禁煙宣伝活動が行われた。---

  • 金才龍内閣総理が人民経済の複数の部門を視察

    【平壌6月3日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会政治局委員で朝鮮国務委員会委員である金才龍内閣総理が、大安重機連合企業所と新院郡月堂協同農場をはじめ、人民経済の複数の部門を視察した。

    金才龍内閣総理は、大安重機連合企業所の各所を見て回り、経済の手配と指揮を綿密に行い、労働者の技術・技能水準を絶えず高めるとともに、発電設備の部品加工を責任をもって行うことについて指摘した。

    現地での協議会では、設備をフル稼働させて特注設備の生産を朝鮮労働党で定めた期間に、党が求める水準で無条件終えることに関する問題が討議された。

    新院郡月堂協同農場で金才龍内閣総理は、分組管理制内での田圃担当責任制の実施に即して農場員に作業課題を正確に与え、その遂行状況に対する評価を実質的に行い、全ての営農作業を科学・技術的に行うことについて強調した。

    一方、金才龍内閣総理は下聖車輪工場と国家情報化局を視察した。---

  • 金正恩氏「最愛の妹」に忍び寄っていた異変…米朝決裂直後に兆候

    金正恩氏「最愛の妹」に忍び寄っていた異変…米朝決裂直後に兆候

    北朝鮮の金正恩党委員長は2日、李雪主(リ・ソルチュ)夫人らとともに、軍人家族芸術サークル公演を鑑賞した。これを伝えた朝鮮中央通信の3日付の記事は、同行者の中に、革命化(再教育)のため強制労役に服しているとの説があった金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が含まれていることを明らかにした。

    韓国紙・朝鮮日報は5月31日、対米交渉を統括していた金英哲氏がハノイでの米朝首脳会談(2月)が決裂した責任を問われ「解任後、強制労役と思想教育を受けている」と報じていたが、同氏が健在であることが確認されたわけだ。

    朝鮮日報は、首脳会談の事前交渉に携わっていた金革哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会対米特別代表が、同様の理由で銃殺刑になったとも伝えていたが、この情報の信ぴょう性もにわかに疑わしくなったと言えるかもしれない。

    (参考記事:人体を粉々にしてその場で焼いた…金正恩式の高官処刑

    ただ、金英哲氏が金正恩氏の活動に同行したことは、彼が健在であることを示しているものの、何ら問責が行われなかったとは即断できない。

  • 「労働新聞」 マンリマ速度創造運動は経済強国建設の威力ある推進力

    【平壌6月3日発朝鮮中央通信】3日付けの「労働新聞」は共同署名入りの論説で、われわれがあらゆる試練を排して朝鮮労働党が提示した闘争目標を一日も早く達成するには、全ての部門でマンリマ(万里馬)速度創造運動を力強く展開すべきであると強調した。

    同紙は、マンリマ速度創造運動はわれわれの力、われわれの技術に依拠して経済発展で世界を先んじるようにする強力な推進力であり、全ての部門、全ての単位が同時に立ち上がって攻撃速度を非常に高めていくようにする原動力であると明らかにした。

    同紙は、次のように指摘した。

    全国が新基準、新記録、新奇跡を生み出すための闘いで沸き返るようにし、成果と経験を互いに交換し、先進単位を追い越すための競争熱風で経済建設の全般を同時に発展させるところにマンリマ速度創造運動の威力がある。

    こんにち、朝鮮労働党がマンリマ速度創造運動を発起したのは、経済建設を早く促すことにのみ目的があるのではない。

    一つを創造しても世界的なもの、時代的モデルになるように、人民が実際におかげを被るように満点のものにすることに真意がある。

    こんにち、われわれには経済強国の建設を確信に満ちて推進できる強固な土台と潜在力がある。

    時代と革命発展の要請を反映して科学的な路線と政策を打ち出し、老熟かつ洗練された指導で社会主義建設を導いていく百戦百勝の朝鮮労働党があるがゆえに、経済強国の建設を目指すマンリマ大進軍の勝利は確定的である。---

  • 金正恩氏ブチ切れでよみがえる「スッポン処刑」の悪夢

    金正恩氏ブチ切れでよみがえる「スッポン処刑」の悪夢

    ハノイでの米朝首脳会談が決裂したことをきっかけに、金正恩党委員長がまたもや処刑と粛清による恐怖政治を始めたのではないかと見られている。韓国紙・朝鮮日報は5月31日付で、首脳会談の事前交渉に当たっていた北朝鮮国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が、平壌郊外の美林(ミリム)飛行場で銃殺されたと報じた。

    朝鮮日報の銃殺説は、現時点で確認されたものではない。英国人の北朝鮮ウォッチャー、チャッド・オーキャロル氏は、処刑説が出る直前に金革哲氏を北朝鮮の外務省で見かけたという人物の情報をツイートしており、今のところは真偽不明の情報と見ておいた方がよさそうだ。

    しかし、このような情報が出るのも、金正恩氏が過去に粛清・処刑を繰り返してきたからに他ならない。

    (参考記事:「喜び組」出身女優の栄光と堕落…彼女はいかにして金正恩に葬られたか

    金正恩氏は2013年の12月に叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏を無慈悲に処刑したことを皮切りに数多くの幹部を粛清・処刑した。2015年4月には、当時の人民武力部長(防衛相)だった玄永哲氏が、文字通り人間を「ミンチ」にする高射銃で処刑された。

    (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

    金正恩氏によって処刑されたのは朝鮮労働党の幹部や朝鮮人民軍の幹部だけではない。玄永哲氏が処刑された前月には、銀河水管弦楽団の総監督、40代の男性初級幹部2人、40代女性の合計4人が、スパイ罪で逮捕された韓国人男性、キム・グッキ氏と接点を持った罪で銃殺された。4人は遺体が粉々になり原型をとどめないほど凄惨な殺され方をしたと伝えられている。

    (参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

    一方、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は1日、金正恩氏が北部・慈江道(チャガンド)の工場や教育施設などを視察したと報じた。視察を報じた記事によると、金正恩氏は教育施設に備えられた体育館のシャワーの水が出ないことなどを叱責したという。

    金正恩氏は「設計と施工、管理運営がすべてうまくいっておらず、不愉快だ」と述べるなど、かなり厳しい言葉で現場の管理者たちを非難したが、気になるのはこの教育施設の担当者らの処遇である。

    金正恩氏は2015年、スッポン養殖工場を視察した際、管理不備に激怒。支配人を銃殺させてしまった。北朝鮮メディアは、金正恩氏が激怒した様子を動画で公開している。「見せしめ」を、全国民の前で行ったわけだ。

    (参考記事:【動画】金正恩氏、スッポン工場で「処刑前」の現地指導

    今回、金正恩氏に叱責された現場の担当者らがなんらかの責任が取らされることは避けられない。最悪の場合、処刑の可能性もあるのだ。今、北朝鮮では政権内だけでなく、一般社会においても不穏な空気が漂っているようだ。

  • 人体を粉々にしてその場で焼いた…金正恩式の高官処刑

    人体を粉々にしてその場で焼いた…金正恩式の高官処刑

    北朝鮮が、ハノイ米朝首脳会談の実務交渉を担当していた金革哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会対米特別代表に交渉決裂の責任を問い、処刑していた――韓国紙・朝鮮日報がこのように報じてから1日が経過したが、北朝鮮はまだ何ら反応を見せていない。

    朝鮮日報は今回のニュースで、北朝鮮の事情に詳しい消息筋の次のような証言を伝えている。

    「金赫哲氏は今年3月、外務省幹部4人と共に調査を受け、美林飛行場で処刑されたらしい。彼らには『米帝に取り込まれ、首領を裏切った』という米帝スパイの容疑が適用された」

    これが事実ならば、やや不可解なものを感じる。北朝鮮では過去、スパイや反逆のような重罪に問われた人物を処刑する場合、国民への「見せしめ」とすべく、かなりの人数の前での公開銃殺とするのが一般的だったからだ。

    (参考記事:「死刑囚は体が半分なくなった」北朝鮮、公開処刑の生々しい実態

    そうすると、銃殺を見せられた人々の話が少しずつ海外へも漏れ伝わり、そのディテールを検証することで事実かどうかを判断できた。しかし今回の金革哲氏の処刑説を巡っては、そのような目撃談が伝わってきていない。

  • 銃殺説の北朝鮮高官、過去には「復活」していた例も

    韓国紙・朝鮮日報は31日、北朝鮮消息筋の情報として、2月末の米朝首脳会談が決裂した責任を問われ、事前交渉に当たっていた北朝鮮国務委員会の金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表が、平壌郊外の美林(ミリム)飛行場で銃殺されたと報じた。

    (参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇

    また、対米外交を統括してきた金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長は革命化(再教育)措置となり、金正恩党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長は謹慎。さらに金革哲氏らと事前交渉に当たった金聖恵(キム・ソンへ)党統一戦線部統一策略室長とシン・ヘヨン通訳官は、政治犯収容所に送られたとしている。

    このニュースは日本でも注目を集めているが、真偽は今のところ不明である。韓国統一省は「確認できない」としており、朝鮮日報以外に、独自のソースでウラを取ったメディアもない。

    脱北者で韓国紙・東亜日報の記者であるチュ・ソンハ氏は30日、自らのYouTubeチャンネルで、北朝鮮国内の情報提供者からの情報として、金聖恵氏が政治犯収容所に送られたと報じた。しかし、金革哲氏の「銃殺説」には触れていない。

    また、アジアプレスは4月24日、北朝鮮国内で「外務省幹部4人が銃殺された」とする噂が拡散していると報じているが、その時点で確認された事実はないとし、会談決裂に伴う金正恩氏の権威失墜を最小限に抑えるため、原因は外務省幹部と裏切り行為にあるとする情報を「当局が意図的に流布させる可能性がある」との分析を紹介している。

    北朝鮮に関するこうした情報に対しては、よくよく慎重に接する必要がある。

    2016年2月には、朝鮮人民軍の李永吉(リ・ヨンギル)総参謀長が処刑されたとのニュースが大きく報道されたことがあった。しかし同年5月に開催された党第7回大会に関する北朝鮮メディアの公式報道に、処刑されたはずの李永吉氏が「再登場」したのだ。同氏は降格されたものの完全に失脚したわけではなく、その後、軍総参謀長に復帰している。

    (参考記事:北朝鮮軍「処刑幹部」連行の生々しい場面

    もちろん、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)元人民武力部長が文字通り「ミンチ」にされて殺されたように、金正恩氏が自分の意に沿わない高官を処刑してきたのは事実だ。

    (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

    ただ、最近まで米国との交渉を担当してきた外交官を処刑したのが事実ならば、金正恩氏の合理的判断力に疑問を抱かせる情報と言える。だから真偽の見極めは、いっそう慎重に行う必要があると言えよう。

    ちなみに北朝鮮では、ここ数年の間、控えられていた公開処刑が再開されたとの情報がある。経済制裁のダメージにより経済難が深まる中、国内に殺伐とした空気が流れているのは事実のようだ。

    (参考記事:美女2人は「ある物」を盗み銃殺された…北朝鮮が公開処刑を再開

  • 若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

    若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

    北朝鮮北部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)にある全巨里(チョンゴリ)教化所(刑務所)は、北朝鮮の拘禁施設の中でも虐待の横行に関する情報が広く知られている所だ。特に、中朝国境地帯と近いことから、脱北を試みて逮捕された人が多く収容されている。近年では女性の収容施設が拡張されており、口では説明できないような虐待が行われている。

    この施設の中では相変わらず、虐待による犠牲者が続出しているもようだ。

    咸鏡北道の情報筋は1日、デイリーNKの電話取材に対し、「教化所の受刑者の日程は、日中は伐採に行って、夜はかつらを作り、睡眠時間は5時間でされている。文字通りの労働搾取が堂々と行われている」と伝えた。

    「牛車」を引いて…

    情報筋はまた、「その中でも深刻なのは、山林での伐採労働だ」とし、次のように説明した。

    「山奥に入る際には木材を運ぶための牛車を引いて行く。牛ではなく人力で引くのだが、切り倒した木を満載して坂道を下るときが最も危ない。いったん制御が利かなくなると、人力ではどうしようもない。牛車の後ろ側にいる人々は手を離せば済むが、そうすると前方で引いている人はひかれてしまう。そのような死亡事故が日常茶飯事だ」

    北朝鮮の労働現場では、凄惨な事故が相次いでいる。一般の労働者が働く場でそうなのだから、人命を軽視されている受刑者の労働環境がいっそうひどいものであろうことは想像に難くない。

    一方、この情報筋は、施設内で最近発生した、もうひとつの虐待死について次のように説明した。