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  • 【実録 北朝鮮ヤクザの世界】28歳で頂点に立った伝説の男

    「北朝鮮にも腕っぷしが強くて徒党を組む愚連隊のような連中をはじめ、裏社会の人間はいる。実際、俺自身が裏社会の人を通じて北朝鮮を脱出できたわけだからね。ただ、日本のヤクザみたいに巨大で組織的じゃないね」

    そう語るのは60代半ばの脱北者、崔勇男(チェ・ヨンナム)さん。1970年代に大阪から北朝鮮へ帰国した崔さんは、かの国の現実に絶望し、2008年に脱出。命がけの逃避行の末に、生まれ故郷の日本に生還した。

    「北朝鮮のヤクザ」と言われても、にわかにイメージしづらい。なぜなら、北朝鮮には「人民保安部(警察)」「国家安全保衛部(秘密警察)」、そして「朝鮮人民軍」という3つの強大な治安機関があり、「ヤクザ」や「不満分子」など反社会的勢力に対する徹底的な監視体制を敷いているからだ。

    軍隊も一目置く

    そもそも北朝鮮という国家自体が、麻薬や偽札などなど、ヤクザ顔負けの違法行為に手を染めている。さらには複数の国家機関が、違法な「シノギ」をめぐって仁義なき戦いを繰り広げている。こんな国では到底ヤクザなんて存在できるはずがないと思われるが、やはり北朝鮮にもヤクザは存在した。そのなかには、「愚連隊」に過ぎなかった不良グループが拡大し、組織化された武闘集団になった例もある。

  • 【実録 北朝鮮ヤクザの世界(上)】28歳で頂点に立った伝説の男

    「北朝鮮にも腕っぷしが強くて徒党を組む愚連隊のような連中をはじめ、裏社会の人間はいる。実際、俺自身が裏社会の人を通じて北朝鮮を脱出できたわけだからね。ただ、日本のヤクザみたいに巨大で組織的じゃないね」

    そう語るのは60代半ばの脱北者、崔勇男(チェ・ヨンナム)さん。1970年代に大阪から北朝鮮へ帰国した崔さんは、かの国の現実に絶望し、2008年に脱出。命がけの逃避行の末に、生まれ故郷の日本に生還した。

    「北朝鮮のヤクザ」と言われても、にわかにイメージしづらい。なぜなら、北朝鮮には「人民保安部(警察)」「国家安全保衛部(秘密警察)」、そして「朝鮮人民軍」という3つの強大な治安機関があり、「ヤクザ」や「不満分子」など反社会的勢力に対する徹底的な監視体制を敷いているからだ。

    軍隊も一目置く

    そもそも北朝鮮という国家自体が、麻薬や偽札などなど、ヤクザ顔負けの違法行為に手を染めている。さらには複数の国家機関が、違法な「シノギ」をめぐって仁義なき戦いを繰り広げている。こんな国では到底ヤクザなんて存在できるはずがないと思われるが、やはり北朝鮮にもヤクザは存在した。そのなかには、「愚連隊」に過ぎなかった不良グループが拡大し、組織化された武闘集団になった例もある。

  • 「メッタ刺し」不倫殺人犯を北朝鮮国民が称賛する理由

    デイリーNKジャパンの北朝鮮内部情報筋によれば、その事件は、4月上旬に起きたという。北朝鮮北部・咸鏡北道のとある国境都市に住む現職の保安署(警察)幹部である朴氏(50代前半)は、この夜もいつもの様に2年来の不倫相手の女性の家に上がり込み、逢瀬を楽しんでいた。ところがそこに女性の夫(金氏)が帰宅。「現場」で鉢合わせになった朴氏は慌てて外に逃げ出したものの、金氏は台所にあった包丁片手に追いかけ、朴氏を5回以上もメッタ刺しにした。朴氏は現場で死亡が確認された。

    権力者たちの「乱れた性」

    金氏はその足ですぐに立ち去り、行方をくらませた。朴氏の立場が立場だっただけに、治安当局もメンツにかけて総動員体制をとっており、中国への逃走を防ごうと、軍である国境警備隊までもが動員されているという。

    と、ここまではどこの国にもありそうな話だが、特筆すべきは、情報筋が伝えてきた現地住民の反応である。

  • 【実録 北朝鮮ヤクザの世界(上)】28歳で頂点に立った伝説の男


    「北朝鮮にも腕っぷしが強くて徒党を組む愚連隊のような連中をはじめ、裏社会の人間はいる。実際、俺自身が裏社会の人を通じて北朝鮮を脱出できたわけだからね。ただ、日本のヤクザみたいに巨大で組織的じゃないね」

    そう語るのは60代半ばの脱北者、崔勇男(チェ・ヨンナム)さん。1970年代に大阪から北朝鮮へ帰国した崔さんは、かの国の現実に絶望し、2008年に脱出。命がけの逃避行の末に、生まれ故郷の日本に生還した。

    「北朝鮮のヤクザ」と言われても、にわかにイメージしづらい。なぜなら、北朝鮮には「人民保安部(警察)」「国家安全保衛部(秘密警察)」、そして「朝鮮人民軍」という3つの強大な治安機関があり、「ヤクザ」や「不満分子」など反社会的勢力に対する徹底的な監視体制を敷いているからだ。

    軍隊も一目置く

    そもそも北朝鮮という国家自体が、麻薬や偽札などなど、ヤクザ顔負けの違法行為に手を染めている。さらには複数の国家機関が、違法な「シノギ」をめぐって仁義なき戦いを繰り広げている。こんな国では到底ヤクザなんて存在できるはずがないと思われるが、やはり北朝鮮にもヤクザは存在した。そのなかには、「愚連隊」に過ぎなかった不良グループが拡大し、組織化された武闘集団になった例もある。

  • 北朝鮮で放火テロ、国民の怒りが爆発か

    36年ぶりに朝鮮労働党第7回大会が開かれた北朝鮮から、衝撃的なニュースが飛び込んできた。党大会の期間中に、地方の「人民委員会(日本の役所に相当)」に対する放火事件が発生したというのだ。首都・平壌に世界中から100人を超す記者を呼び寄せ、盤石の統治をアピールしたい国家の目論見とは裏腹に、地方では住民の怒りが極限にまで高まっている現実を示す例と言える。

    暗殺計画説も

    北朝鮮の内部情報筋が伝えてきたところによると、放火事件が起きたのは北朝鮮の北端近くに位置するとある郡(情報源の安全のため、具体的な地名は伏せる)。党大会初日に当たる6日の午後9時ごろ、中心部に位置する人民委員会の建物から火の手が上がったという。

    火元は1階で、その真上には人民委員長の執務室が位置しているとのこと。直ちに住民が動員され、40分にわたる消火活動の末に火は消し止められた。動員された住民は「火災現場からオートバイ用のガソリンタンク2つが見つかった」と情報筋に明かした。

    折しも厳戒態勢の敷かれている党大会の開催期間中であったため、現地では大騒ぎに発展していると情報筋は緊張気味に語る。

  • 脱北ウェイトレスたちの顔写真①

    民族通信が公開した写真は、左からキム・ソンミ(26)、キム・ソルギョン(22)、キム・ヘソン(24)、リュ・ソンヨン(24)さん。
    (関連記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発
    脱北ウェイトレスたちの顔写真②

    集団脱北した女性従業員の顔写真(画像:民族通信)
    集団脱北した女性従業員の顔写真(画像:民族通信)

    脱北ウェイトレスたちの顔写真②

  • 脱北ウェイトレスたちの顔写真③

    民族通信が公開した写真、左からソ・キョンア(22)、チョン・オクヒャン(23)、チ・ジョンファ(23)、ハン・ヘンボク(26)さん。

    集団脱北した女性従業員の顔写真(画像:民族通信)
    集団脱北した女性従業員の顔写真(画像:民族通信)

    エリート家庭の美女たち

    同通信はこの中のソ・キョンアさんが、「(韓国で)家族のもとに返して欲しいとのハンガーストライキを行う中で、死亡したことが確認された」と報じている。

  • 脱北ウェイトレスたちの顔写真②

    民族通信が公開した写真、続いて左からリ・ポム(25)、リ・ウンギョン(37)、リ・ジイェ(25)、パク・オクピョル(23)さん。
    脱北ウェイトレスたちの顔写真③

    集団脱北した女性従業員の顔写真(画像:民族通信)
    集団脱北した女性従業員の顔写真(画像:民族通信)

    脱北ウェイトレスたちの顔写真③

  • 北朝鮮「虐殺収容所」を米軍が解放する日

    米国務省で北朝鮮の人権問題を担当するキング特使は2日、米ワシントンDCの戦略国際問題研究所(CSIS)で開催された討論会で発言し「人権問題と関連して北朝鮮当局者を制裁対象とする方向で検討を行っている」と明らかにした。

    一方、朝日新聞は先月28日付で、米国政府は政治犯収容所の運営に関与している国家安全保衛部(以下:保衛部)と人民保安部の幹部など10人前後を、早ければ今月中に制裁対象として指定する見通しだと報じている。

    歓迎すべき動きである。しかし、保衛部が管理する政治犯収容所の凄惨な実態や、彼らの行う公開処刑の残忍さを考えれば、遅すぎたとも言えるし、ぬる過ぎるとも言える。

    (参考記事:赤ん坊は犬のエサに投げ込まれた…北朝鮮「政治犯収容所」の実態
    (参考記事:北朝鮮「公開処刑」の実態…元執行人が証言「死刑囚は鬼の形相で息絶えた」

    ナチスの虐殺放置「今も後悔」

    少し前、脱北者出身で北朝鮮の人権問題を世界にアピールする活動を行っている人物に、米国の要人が次のように語ったという話を聞いた。

  • 北朝鮮で「海外ビデオ」が引き起こした少年少女の「暴走」事件

    北朝鮮当局は、朝鮮労働党第7回大会(5月6日)を前に、住民に対する統制を強化。その一環として、韓流ドラマをはじめとする外国の映像作品など「違法録画物」に対する取り締まりを行っている。しかし、デイリーNKの内部情報筋によると、庶民たちは「ある秘密兵器」によって取り締まりに対抗しているという。

    中学生男女が「野外」で…

    北朝鮮で、「違法録画物」を専門的に捜査する機関「109常務(サンム)」は、普及が著しい携帯電話やスマートフォンのメモリに「違法ファイル」が記録されていると見て集中的に捜査を行っている。これに対抗する庶民たちの秘密兵器が「ノートテル」という独特の機器だ。

  • 米元高官「北朝鮮でクーデターの可能性」の現実味

    米国のウェンディ・シャーマン元国務次官は3日、米ワシントンDCで行われた朝鮮半島関連セミナーの昼食会で発言し、「北朝鮮で内部崩壊またはクーデターが起こる可能性を想定するのは不可欠であり、韓国と米国、中国、日本が速やかに協議を行うべきだ」と述べた。

    「同窓会」を血の粛清

    オバマ政権でイランとの核交渉を担当した同次官は、現在はヒラリー・クリントン前国務長官の外交ブレーンを務めており、クリントン氏が大統領選で勝利した場合、外交・安保を統括する要職に起用されると見られる。

    では、彼女の語った「クーデターの可能性」は、どれほど現実味のある話なのか。

  • 金正恩氏は「大量餓死」を党大会で総括できるのか

    1980年以来、36年ぶりとなる朝鮮労働党大会の第7回大会が6日午前、平壌で開会した。そのうち詳細が伝わってくるだろうが、とりあえずの焦点は核開発、経済政策、朝鮮半島の統一政策について、金正恩氏がどのような方針を示すかだとされている。

    そして、それらに劣らず重要なのが、金日成・正日政権の失政をどのように総括するか(あるいはしないのか)であると筆者は考えている。

    とくに、1990年代後半の「苦難の行軍」と呼ばれる時代に対する総括は重要だ。

    北朝鮮は、金日成氏による農業指導の欠陥から慢性的な食糧不足に陥っていたところ、東西冷戦の終焉により東側ブロックからの支援を失い、さらには1995年から立て続けに自然災害に見舞われ、深刻な飢饉に陥った。餓死者の数は数十万人、あるいは100万人以上とも言われている。

    女子高生を公開裁判

    この出来事は、北朝鮮社会を様々に変えた。

  • 金正恩氏の「プレミアムお菓子セット」を独占入手!…党大会のお土産用

    北朝鮮が朝鮮労働党第7回大会の参加者に記念品として配る予定の「お菓子セット」を、独占入手した。

    【画像】金正恩氏の「プレミアムお菓子セット」

    セットの中身は、「ジャム・ロール」「ストロベリー・ウエハース」「かりんとう」「カステラ」「かぼちゃの種クッキー」「チョコパイ」など30種類。すべて平壌市内の「金カップ総合食品工場」で製造された。

    金正恩第1書記は、これらのお菓子を製造する金カップ工場に対して、昨年と今年1月に現地指導して細かく指示するなど、並々ならぬ愛情を注いでいる。

    パサパサでマズい

    北朝鮮の各メディアも、同工場を大々的に宣伝していることから、「あの有名な金カップのお菓子を一度でいいから食べてみたい」と思う地方の党員もいるようだ。

  • 【画像】金正恩氏の「プレミアムお菓子セット」

    セットの中身は、「ジャム・ロール」「ストロベリー・ウエハース」「かりんとう」「カステラ」「かぼちゃの種クッキー」「チョコパイ」など30種類。すべて平壌市内の「金カップ総合食品工場」で製造された。

    北朝鮮当局が朝鮮労働党第7回大会参加者に渡したお菓子(画像:デイリーNK)
    北朝鮮当局が朝鮮労働党第7回大会参加者に渡したお菓子(画像:デイリーNK)

    韓国製チョコパイは大人気

    北朝鮮庶民の間で、金カップ工場のお菓子はそれほど評価は高くない。必ず比較されるのは韓国製の「チョコパイ」だ。元々、開城工業団地でおやつとして至急されていたチョコパイが、市場などを通じて流通して広がり、一時期は通貨代わりになるほどの大人気だった。

    北朝鮮も「お菓子の韓流」に負けじと、独自に「チョコパイ」の生産をはじめたが「パサパサでまずい」と、ハッキリ言って評価は低い。

    【画像】新登場の北朝鮮製チョコパイ

    【食レポ】北朝鮮製チョコパイを食べてみた

    今回、金カップ工場で生産されたお菓子セットを大判振る舞いする裏には、「わが国のお菓子はこんなに美味しい」と宣伝する狙いがあるようだ。しかし実際のところ、庶民たちに「やはりまずかった」「わが国は韓国より遅れている」という認識を植え付ける逆効果を生みかねない。

    荒唐無稽な噂も

    また、配られたものが「お菓子」であることへの不満や落胆も予想される。金日成時代に開催された党大会では、参加者にカラーテレビが配られていた。

  • 北朝鮮の「女性虐待」を放置してはならない

    国連人権高等弁務官事務所が、7月で任期が切れるマルズキ・ダルスマン北朝鮮人権報告者の後任候補者を発表した。後任は、6月13日~7月1日に行われる第32回国連人権理事会で決められる。

    候補者はアジア、アフリカ、南米、ヨーロッパから選ばれた8人。そのうち1人が女性だ。

    ダルスマン氏の後任については以前、「東アジア出身の女性が選ばれるのではないか」との観測が出ていた。北朝鮮では女性に対する人権侵害が横行しており、女性の特別報告者がその問題に鋭く切り込むことが期待された。

    軍隊内でも性暴力横行

    今回、唯一の女性候補者となったソーニャ・ビセルコ氏はセルビア出身であり、事前の観測は外れた感があるが、問題の重要さは変わらない。

  • 脱北支援者「惨殺事件」が発生…北朝鮮国境に謀略渦巻く

    韓国外務省は2日、中朝国境地帯で取材する韓国のメディア関係者らに、北朝鮮による拉致やテロ行為の可能性が高まっているとして注意を呼びかけた。同様の呼びかけは、3月末と4月半ばにも行われた。

    中国にある北朝鮮レストランの従業員が集団脱北して韓国入りした事件を巡り、北朝鮮が「韓国による拉致だ」と主張していることや、中国が国連の対北制裁に加わったことなどを受け、北朝鮮が韓国国民を狙った拉致やテロ行為を起こす懸念が増していたためだ。

    エロビデオ投入作戦

    そんな中、先月30日には北朝鮮と国境を接する中国吉林省の山中で、脱北者支援を行ってきた中国朝鮮族の牧師が遺体で発見された。

  • 「食堂の責任者が国情院チーム長にペコペコ」脱北ウェイトレスの同僚らが証言

    北朝鮮で3日、先月7日に明らかになった「北朝鮮レストラン従業員13人集団脱北事件」をめぐり、脱北した従業員の元同僚や残された家族による合同記者会見が開かれた。朝鮮中央通信が伝えた。

    会見では、中国の現場に居合わせた元同僚らが「今回の事件は徹頭徹尾、南朝鮮のかいらい一味がち密に計画し、強行した組織的な誘引・拉致行為である」と非難した。

    また、「食堂の責任者がバスに乗ってきた連中の一人に近寄って『国情院チーム長』(延吉で食堂を運営する時から責任者と謀議をこらしていた者)と呼びながらぺこぺこするのを直接目撃することになった」などと、事件発生時の詳細について語った。

    朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

    南朝鮮かいらい一味の天人共に激怒する集団誘引・拉致蛮行を暴露、糾弾する従業員、被害者家族との記者会見

    【平壌5月3日発朝鮮中央通信】平壌で、南朝鮮かいらい一味の天人共に激怒する集団誘引・拉致蛮行を暴露、糾弾する従業員、被害者家族との記者会見が3日、行われた。

    国内外の記者と社会主義祖国に滞在中の海外同胞がこれに参加した。

    記者会見ではまず、中国浙江省寧波で運営されていた食堂の従業員であるチェ・レヨン、チャン・スリョン、シン・ソンア、リ・ミソン、ハン・ユニさんが、南朝鮮かいらい国家情報院(国情院)のごろつきの誘引・拉致蛮行の目撃者として発言した。

    彼女らは、愛する友だちを白昼に集団的に誘拐して人間の生き地獄である南朝鮮に連れて行ったかいらい一味の野獣じみた蛮行に身震いして我慢できないとし、今回の事件は徹頭徹尾、南朝鮮のかいらい一味がち密に計画し、強行した組織的な誘引・拉致行為であると暴いた。

  • 北朝鮮、金正恩氏が唱える「速度戦」で建設現場は事故続発

    北朝鮮の両江道(リャンガンド)白岩郡(ペガムグン)地域に建設中の「白頭山先軍青年発電所」建設現場で、無理な工期から死亡事故が続発しているとデイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。

    「白頭山先軍青年発電所」の建設現場を現地視察する金正恩氏/2015年4月20日付労働新聞
    「白頭山先軍青年発電所」の建設現場を現地視察する金正恩氏/2015年4月20日付労働新聞

    「発電所の建設現場で、落石や石山の発破(爆破)作業中の事故が続出し、何人かの突撃隊員(動員された建設部隊)が死亡した」(内部情報筋)

  • 「金正日の料理人」に敗北した朝鮮総連

    北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は1日、「夫永旭(プ・ヨンウク)総連大阪府本部委員長を団長とする、朝鮮労働党第7回大会慶祝・在日本朝鮮人祝賀団が4月30日、平壌に到着した」と、一行6人の写真を添えて報じた。

    祝賀団は夫氏のほか、愛知・神奈川・兵庫の各県本部の幹部らと、中央本部の中堅幹部らで構成されている。その中には朝鮮総連のトップ、許宗萬(ホ・ジョンマン)議長の長男である許明道(ホ・ミョンド)組織局副局長も含まれている。

    「私を批判せよ」と極秘指令

    日本政府は、北朝鮮の核実験と長距離弾道ミサイル発射に対する独自制裁として、朝鮮総連の最高幹部ら22人に対し、訪朝した場合の再入国を原則禁止としている。

  • 北朝鮮当局が困惑する「党大会で国民に高級家電が配られる」という噂

    朝鮮労働党第7回大会を控え、北朝鮮の金正恩第1書記は「すべての家庭に党の配慮を実質的に感じさせよ」との指示を下した。これは「配給を行って民心を掌握せよ」との意味だが、金正恩氏の目論見通りには行かなさそうだ。

    平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋によると、北朝鮮では現在、2月末から行われてきた「70日戦闘」の総和(総括)が行われている。ここで「模範」と認められた個人や単位(機関、企業)には液晶テレビが授与されるとの発表があった。

    この話がどういうわけか「すべての家庭に電化製品が配られる」という噂に転じてしまった。さらに、輸入された商品を満載した平壌行きの列車や、食糧を積んだトラックが行き交っていることで、噂が噂を呼び「党大会の参加者には45インチの高級液晶テレビ、冷蔵庫、パソコンが配られる」という荒唐無稽な噂へと発展した。

    両江道(リャンガンド)の情報筋によると、当局は、党大会の参加者に洋服、靴、下着、化粧品、キャリーバッグを配給した。こちらの参加者は3000人ほどだが、北朝鮮の総人口は2500万人。すべての人に電化製品を配ることなど到底ムリな話だ。

    いずれにせよ不満は高まる

    人々の期待が高まれば高まるほど、当局は苦しい立場に追い込まれる。

  • 中朝国境で脱北者支援の牧師が殺される…北朝鮮の仕業との見方も

    韓国の複数メディアは1日、中朝国境地帯で長年にわたり脱北者を支援してきた中国人牧師が殺害されたと一斉に報じた。北朝鮮当局が関与した疑いが強くもたれ、韓国で大きな注目を集めている。

    事件現場の対岸・北朝鮮の恵山市
          事件現場の対岸・北朝鮮の恵山市

    殺害されたのは、吉林省長白県に住む中国朝鮮族のハン・チュンリョル牧師(49)。1993年から20年以上にわたり、鴨緑江をはさみ北朝鮮と向き合う同地の「長白教会」を率いてきた人物だ。

    首を切り裂かれ

    韓国紙の報道をまとめると、ハン牧師は4月30日午後2時頃、長白県内の知人に会いに出かけた後に連絡が途絶え、関係者が中国公安当局に通報するも同日午後8時ころ、郊外の山中で遺体となって発見された。

  • 金正恩氏の核・ミサイルが招く「少子化」と中絶ビジネス

    朝鮮半島の南でも北でも、晩婚化、未婚化、少子化が進んでいる。

    韓国の世論調査会社TNSが2009年に行った調査によると、53%が「必ずしも結婚しなくていい」と答えている。中でも女性の68%は、結婚に否定的な考えを持っているという。特殊出生率は1.25人で、日本の1.40人をも下回り、世界最下位レベルだ。

    一方、北朝鮮の特殊出生率は1.97人と、224の国と地域の中で128位を記録している(米CIAの調査)。

    しかし、北朝鮮の国内から伝わってくるのは、激しい晩婚化、未婚化、少子化の現状だ。総人口が約2300万人の北朝鮮において、少子化は中長期的に人口減少につながり、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵力減少につながるなど、与えるダメージは決して小さくない。

    金正恩氏は、少子化対策として「今後、国家の幹部事業に子供の数を反映させよ」と指示。これは、幹部は子供を作れば作るほど昇進で有利になるようなことを意味し、「40代で子供3人」がノルマだとも言われる。しかし、正恩氏の指示も少子化を解消するほどの効果はないと見られる。

    (参考記事:北朝鮮で深刻化する女性らの「出産拒否」

    最近中国を訪れた平壌市民によると、子どもを1人以上生む夫婦は「愚か者」扱いされるという。2人以上生むのは、経済的に余裕のある幹部やその家族、トンジュ(金主、新興富裕層)ぐらいだ。

    堕胎禁止が少子化対策?

    北朝鮮の女性たちは、20代の結婚は「早すぎる」と言われ、30代で結婚するのが一般的だが、年々、結婚を避ける女性が増えている。

  • 「金正恩ポスター」をトイレットペーパー化する北朝鮮大衆

    金正恩体制を礼賛するポスターを守るべく、北朝鮮の秘密警察が動き出している。

    「偉大なる首領金日成同志は永遠に我々と共にいらっしゃる」
    「わが党と人民の偉大なる領導者金正恩同志万歳!」

    北朝鮮では、都市や農村を問わず、いたるところに上のようなスローガンや政治ポスター、いわゆる「プロパガンダポスター」が見られる。外国人観光客、とりわけ旧社会主義圏の観光客にとって、こうしたプロパガンダは、郷愁を呼び起こすらしく、北朝鮮名物の一つだ。

    金正恩氏の「トイレ事情」

    それも北朝鮮当局にとっては、国家方針を示しつつ、住民を洗脳し統制するための手段のひとつだ。

  • 金正恩氏の「核弾頭爆発」が迫っている

    北朝鮮北東部・豊渓里(プンゲリ)の核実験場で、5回目の核実験の準備が最終段階にあるようだ。「新たな核実験近し」との観測情報は、少し前から取りざたされている。そして新たに、「実験場にある多数のトンネルが塞がれている」との情報が、韓国のある筋からもたらされた。

    実験場には、核爆弾を搬入・設置するメインのトンネルの他に、作業用など大小様々なトンネルが100~200もある。その相当数が塞がれたということは、核爆発を封じ込めるために地下の空間を密閉しているものと推測できる。

    仮に北朝鮮が核実験を強行する場合、注目されるのは、それがミサイルに搭載できるよう小型化された「核弾頭」であるか否かだ。

  • 北朝鮮、海外に「インチキ病院」の怪ビジネス

    アフリカのタンザニアでは、北朝鮮の医師計100人以上が、12の病院で勤務している。友好国同士であり、医師らは外貨稼ぎのために派遣されたものと思われるが、どうやら行状に行き過ぎがあったようだ。

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)などによれば、タンザニア保健省が最近、北朝鮮の医師らが「インチキ医療」を行っていた2つのクリニックを抜き打ちで検査し、即時閉鎖命令を出した。

    (参考記事:タンザニア「北朝鮮インチキ病院」に閉鎖命令

    問題のインチキ医療は、中国製や北朝鮮製の「量子共鳴磁場分析器」(Quantum Resonance magnetic analyzer、QRMA)なる検査機器を使って行われる。医学的根拠は定かではないが、日本でもPRA療法と称して、治療に取り入れている代替医療機関は存在する。

    麻酔なしで切開手術

    北朝鮮の医師は、現地のハーバリスト(伝統医学の医師)と共謀して患者を集め、採血すらすることなく、たった1、2分の検査で診断。あたかも重い病気であるかのごとく説明し、高価な医薬品を高値で売りつける行為を繰り返していたという。

  • いよいよバレはじめた北朝鮮「制裁逃れ」の手口

    北朝鮮が第4次核実験と長距離弾道ミサイルの発射を強行したことに対して、国連安全保障理事会が対北朝鮮制裁決議「2270」を採択したのが3月2日。「史上最強」とも言われる内容だが、果たして実効性はあるのだろうか。

    つい先日、中国の北朝鮮レストランの従業員ら13人が集団脱北し、韓国入りした。韓国政府は、独自の対北制裁の一環で、自国民に対し北朝鮮レストランの利用を自粛するよう勧告していたこともあり、「制裁の実効性が出てきている」と判断している。

    (関連記事:北朝鮮レストラン「美貌ウェイトレス」が暴く金正恩体制の脆さ(1)

    制裁のカギを握ると言われている中国も、表向きは国際社会に足並みを揃える姿勢を見せている。中国は、これまで厳しい制裁によって北朝鮮を追い込むことに消極的だった。しかし、金正恩第1書記は、核実験と長距離弾道ミサイル発射を断行するなど、中国に対して露骨に反発を続けてきた。度重なる警告を顧みず、傍若無人に振る舞う正恩氏に対して、ついに中国もさじを投げたといったところだろうか。

    (参考記事:中国にしつこくケンカを売る金正恩氏の「危険思想」の正体

    その一方、依然として中朝間で鉱物資源が取引されているという情報もある。