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  • 安倍政権は2回目「金正恩・トランプ会談」をぶっ壊した方が身のため

    安倍政権は2回目「金正恩・トランプ会談」をぶっ壊した方が身のため

    河野太郎外相は2月中旬、ポンペオ米国務長官と会談し、同月下旬に予定される米朝首脳再会談での対処方針を擦り合わせるのだという。また共同通信によれば、河野氏とポンペオ氏は21日の電話協議で、北朝鮮の非核化へ向けて日米、日米韓で緊密に連携する方針を確認。北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決への協力も改めて申し合わせたそうだ。

    このような朝鮮半島情勢と日本の立ち位置について、このような表面的なニュースばかりに触れるのもそろそろ空しくなってきた。対北朝鮮で、日米韓の「緊密な連携」などすでに存在しない。

    (参考記事:日米の「韓国パッシング」は予想どおりの展開

    日米の2国間では、打ち合わせぐらいは密にやっているかもしれないが、日韓がそんな状況じゃないことは言うまでもない。

    (参考記事:日韓「レーダー照射問題」の背後にある韓国政治の闇

    日本人拉致問題の早期解決においても、米国はもはやあてにならない。米国の最大の関心事は、自国の安全保障だ。北朝鮮が、自国に届く大陸間弾道ミサイルを完成させそうになったから対話に乗り出したのである。トランプ政権は、北朝鮮が非核化を実行すれば、対価を与えると言明している。対価の条件が、「非核化と日本人拉致問題の解決」であるとは一言も言っていない。

    前回の米朝首脳会談でもそうだったが、トランプ大統領は今回もまた「日本とよく話し合ってみたらどうだ!?」と金正恩党委員長に促すかもしれない。しかし、期待できそうなのはそこまでだ。日本人拉致問題を本当に解決したいなら、日本は自力で道を切り開くしかないのだ。もし、それをするための計画がまだないのだとしたら、安倍政権は拉致問題を解決するための外交戦略を持っていないということになる。

    ならば、拉致問題解決のために北朝鮮を動かすには、どのような方法があるのか。ひとつは、国交正常化交渉を開始することだ。しかし、これは北朝鮮の非核化にある程度の目途がつくまでは、条件が整わないだろう。

    それに、国交正常化交渉では当然、日本がどのように過去清算を行うかが焦点にならざるを得ないだろうが、安倍晋三首相がそれを積極的にやりたがるとはどうしても思えない。国交正常化交渉で拉致問題を扱う可能性が出てきたとしても、結局はうまく行かないように思える。

    仮に、日本が核問題や過去清算から拉致問題を切り離し、先行して解決することを望むなら、人権問題で北朝鮮に攻勢をかけるしかないと筆者は考える。

    米韓は北朝鮮との対話を優先し、金正恩氏が最も嫌う人権攻勢を手控えている。人権こそは、金正恩体制の根幹に触れる問題だ。たとえ米国との対話が思うように進まなくとも、国際社会からの人権攻勢が弱まるならば、北朝鮮にとっては大きな利益なのだ。

    日本はこれを逆手に取って、今なお北朝鮮国内で現在進行形の残酷な人権侵害の数々を暴き、「こんな非人道的な国家とは安易に対話を進めるべきではない」という国際世論を作り出すべきなのだ。そうすれば、北朝鮮も米韓も日本を黙らせるために、何らかの「対価」を差し出さざるを得なくなる。

    (参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

    金正恩氏はすでに、対話路線に大きく踏み出しており、日本が少しぐらい米朝対話の邪魔をしたからと言って、そう簡単に核武装の強化に舵を切ることはできない。それに何より、日本人拉致問題を解決するだけでなく、人権侵害に苦しむ多くの北朝鮮国民を救う結果につながるかもしれない。対北朝鮮の人権攻勢にかかる費用も、ミサイル防衛システムやステルス戦闘機の導入費用に比べれば微々たるものだ。やってみて、損はないと思うのだが。

    (参考記事:北朝鮮女性、性的被害の生々しい証言「ひと月に5~6回も襲われた」

  • 金正恩氏の専用列車は「時速20キロ」…背景に大量死亡事故

    金正恩氏の専用列車は「時速20キロ」…背景に大量死亡事故

    北朝鮮の金正恩党委員長は今月7日から10日まで訪中し、習近平国家主席と会談するなどした。その際、金正恩氏が乗った専用列車は北朝鮮国内で時速20キロしか出せなかったと、韓国紙・東亜日報のチュ・ソンハ記者が伝えている。

    その背景には、大量の死傷事故が繰り返し発生する、北朝鮮の劣悪な鉄道事情がある。

    (参考記事:谷底に広がった凄惨な光景…北朝鮮で列車が転落「死者5000人」説も

    脱北者であり、北朝鮮国内の事情に精通するチュ・ソンハ氏によれば、金正恩氏の専用列車は中国からの帰路、国境都市の新義州(シニジュ)から11時間かけて首都・平壌に到着したという。走行距離は、およそ225キロだから、1時間に20キロしか進めなかった計算になるわけだ。

    北朝鮮の鉄道は、老朽化が著しい。日本の植民地時代に作られたレールや枕木を未だに使用している例も珍しくなく、列車が高速で走行するのは非常に危険だ。実際、施設の老朽化が、大惨事に繋がった例もある。

    (参考記事:死者数百人の事故が多発する北朝鮮の「阿鼻叫喚列車」

    昨年12月、韓国の調査団が南北の鉄道連結のため北朝鮮の鉄道の状況を調査した結果、開城(ケソン)から平壌を経て新義州を結ぶ区間では時速20キロから60キロしか出せず、国際列車が運行されている平壌以北の区間では時速60キロでの運行が可能な程度だったという。

    平壌から新義州まではその気になれば時速60キロまでは出せるのだろうが、最高指導者を乗せた専用列車は「万が一」を考えて絶対安全なスピードに抑えたものと考えられる。

    ちなみに、5000キロ以上に及ぶ北朝鮮の鉄道路線は8割が電化されているが、同国は1990年代以降の発電設備の老朽化、そして深刻な経済難により、極度の電力不足に陥る。そして高い電化率がアダになり、鉄道はマヒ状態に陥ってしまった。例えば首都・平壌から北部の恵山(ヘサン)までは、時刻表通りなら23時間ほどで到着するのに、実際には10日もかかった事例などが伝えられている。

    ただ、デイリーNKの内部情報筋によると、最近の北朝鮮の鉄道運行は比較的円滑になっているという。皮肉にも、従来は大部分が輸出されていた石炭が国際社会の経済制裁で輸出できなくなったことで、国内での消費量に回されるようになり、電力の生産量が増えたことがその理由だ。

    (参考記事:通勤列車が吹き飛び3000人死亡…北朝鮮「大規模爆発」事故の地獄絵図

  • キノコをより多く栽培するために

    【平壌1月18日発朝鮮中央通信】平壌キノコ工場の労働者たちが、おいしくて栄養価の高いキノコを栽培するために努めている。---

  • 濡れ衣の女性に性暴行も…悪徳警察官「報復殺人」で70人死亡

    濡れ衣の女性に性暴行も…悪徳警察官「報復殺人」で70人死亡

    北朝鮮で昨年、人民保安省(警察)の要員に対する殺人事件が増加していると、韓国のリバティ・コリア・ポスト(LKP)が伝えている。無実の罪を着せられ、刑務所での服役を余儀なくされた人々の報復と見られるという。

    北朝鮮の保安員は取り締まりの権限を振りかざし、庶民からワイロを搾り取ることを生業としている。要求に応じなければ様々な言いがかりをつけて逮捕し、刑務所送りにすることもある。また、同様のやり方で女性に性行為を強要することもあり、悪徳保安員に対する庶民の恨みは深い。

    (参考記事:手錠をはめた女性の口にボロ布を詰め…金正恩「拷問部隊」の鬼畜行為

    国際人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が昨年10月31日に発表した報告書「理由もなく夜に涙が出る 北朝鮮での性暴力の実情」は、金正恩党委員長が政権を継承した2011年以降に脱北した54人と、脱北した北朝鮮の元公務員8人を対象にしたインタビューを元に作成されたものだ。

    その中には、被害女性らの血のにじむような証言のほか、身近で起きた性犯罪の経過を知る第三者の証言などが数多く収められており、読むほどに「そこまで酷いのか」と愕然とさせられる。その中には、警察官が加害者となった性犯罪の事例が多数、収められている。

    (参考記事:「私たちは性的なおもちゃ」被害女性たちの血のにじむ証言を読む

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の消息筋がLKPに語ったところによれば、昨年末までの1年間で、全国の保安員に対する殺人事件は70件を超え、「報復殺人を恐れる保安員は1人で人通りの少ない道を通るのを避け、夜遅くに1人で出歩くことも避けている」という。

  • 「死刑囚は体が半分なくなった」北朝鮮、公開処刑の生々しい実態

    「死刑囚は体が半分なくなった」北朝鮮、公開処刑の生々しい実態

    中国との国境に面した地域にある、北朝鮮の教化所(刑務所)で、受刑者が看守の保安員(警察官)を殺害する事件が起きたと、現地の内部情報筋が伝えた。

    事件が起きたのは、咸鏡北道(ハムギョンブクト)会寧(フェリョン)にある全巨里

    (チョンゴリ)教化所だ。内部情報筋によると、事件のきっかけとなったのは「酒」だ。

    「正月に贈り物として酒が配られた。それを飲んで酔っ払った教化生(受刑者)が、普段から自分をいじめていた保安員の頭を石で殴って殺害した」(情報筋)

    この受刑者は、保安員の制服に着替えて、教化所の正門から堂々と出て脱走した。

  • 平壌で行われる国際スポーツ行事と競技大会

    【平壌1月18日発朝鮮中央通信】平壌でチュチェ108(2019)年に複数の国際スポーツ行事と競技大会が行われる見通し。

    意義深い光明星節(金正日総書記の誕生日.2月16日)と太陽節(金日成主席の誕生日.4月15日)に際して第26回光明星節祝賀白頭山賞国際フィギュア祭典と第30回万景台賞国際マラソン競技大会が行われる。

    7月には、5日間の日程で国際卓球連盟(ITTF)が主管する平壌オープン卓球競技大会が、9月には国際武道競技委員会(IMGC)創立20周年記念行事と秋季マラソン愛好家競技大会が行われる。

    10月に、2019年アジア青少年・青年重量挙げ選手権大会を主催する。

    大会期間、選手らは各々10の体重級の計120の金メダルをかけて熾烈(しれつ)な争奪戦を行う。

    平壌は、2013年に青年、成人級アジアカップおよびクラブ重量挙げ選手権大会を主催したことがある。---

  • 現存発電能力の改善に力を集中

    【平壌1月18日発朝鮮中央通信】朝鮮で、各地の発電所の現存発電能力の改善に力を集中している。

    電力工業省のハン・ギョンジン局長は、最高指導者金正恩党委員長は新年の辞で今年、社会主義経済建設で提起される最も重要かつ差し迫った課題の一つは、電力の生産を画期的に増やすことであると述べたとし、次のように語った。

    金正恩委員長のお言葉には、電力工業部門の活動家と生産者に対する大いなる信頼と期待が盛り込まれている。

    今、各地の火力発電所では発電設備の稼働台数を増やし、フル稼働させて当面、電力生産を最高生産年度水準に引き上げるために奮発している。

    全てのボイラーに高温空気燃焼安定化技術を取り入れ、酸素による無煙微粉炭着火および燃焼安定化技術の導入に拍車をかけている。

    大規模の水力発電所では、発電設備と各種の構造物の整備、補強に力を入れている。

    特に、赴戦江発電所と煕川発電所、金野江軍民発電所の水力構造物を整備、補修して数万キロワットの電力を増産できる予備をもたらしている。

    各水力発電所に近代的なデジタル調速機と励磁機、総合保護装置を製作、導入して発電所の統合生産システムをより完成し、従来より発電の効率をさらに高めるための活動を推し進めている。---

  • 「愛人で処刑はやりすぎ」北朝鮮軍内で金正恩氏への不満うっ積

    「愛人で処刑はやりすぎ」北朝鮮軍内で金正恩氏への不満うっ積

    朝鮮人民軍(北朝鮮軍)幹部らに対する金正恩政権の無慈悲な粛清を受けて、軍内に不満が鬱積しているもようだと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

    北朝鮮軍関連の消息筋はRFAに対し、「昨年11月、平壌高射砲司令部のある政治委員が、朝鮮労働党に対する不服従に加え『私生活の乱れ』をとがめられ、美林(ミリム)飛行場で銃殺される出来事があった」と語っている。

    凄惨な現場

    消息筋によれば、当局は軍の将官たちを、新年度の戦闘政治訓練会議のためとして平壌の4.25文化会館に招集。その席上、件の政治委員の罪名を発表したという。そして、将官たちをバスに分乗させて飛行場に移動、数百人が見守る前で銃殺刑を執行した。

  • 北朝鮮に逃げ込む「外国人犯罪者」…外貨提供でぜいたく三昧

    北朝鮮においても諸外国と同様、覚せい剤の密売・乱用や詐欺行為は犯罪であり、取り締まりの対象となる。覚せい剤汚染が深刻化の一途を辿っているのは、司法機関の腐敗のためであり、これら不法行為がまったく放置されているわけではない。

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    しかし、北朝鮮が取り締まるのは国内で発生した犯罪行為だけだ。中国やロシアとの間で犯罪人引渡協定は結ばれているが、他国との「捜査協力」なるものが存在するのか疑わしい。

    そこに目を付け、北朝鮮に逃げ込んだ犯罪者たちが、同国秘密警察の庇護を受けていると韓国のリバティ・コリア・ポスト(LKP)が伝えている。

    LKPによれば、中国の情報機関である国家安全部が最近、北朝鮮の秘密警察である国家保衛省に対し、自国民の犯罪者を引き渡すよう強く要請しているという。

    北朝鮮の消息筋がLKPに語ったところによると、中国国家安全部は2016年、北朝鮮の経済特区である羅先(ラソン)のエンペラーホテルのカジノで借金を作り、同国内に足止めされている自国民の犯罪者40人のリストを国家保衛省に送り、彼らを送還させることを強く要求したという。

    「しかし国家保衛省は、彼らは北朝鮮の銀行に多額の負債があると主張し、送還費用として1人当たり3億人民元(約48億円)を要求。中国国家安全部は即座にこの要求を拒絶した」という。

    LKPは説明していないのだが、この話が事実であれば「カジノの借金」というのは北朝鮮が中国人犯罪者を保護するための口実だ。借金を返せないただの一文無しであれば、国家保衛省は彼らを直ちに追放するだろう。実際、LKPの消息筋は次のように続けている。

    「その後、北朝鮮にはこの連中のほかに、麻薬中毒者やその他の国際犯罪に関わった約300人の中国人が滞在している。彼らは中国の家族からの送金を受け、豪華な生活を維持している」

    (参考記事:「牛乳風呂」をたのしむ北朝鮮の上流階級)

    これに対し、中国国家安全部は引き続き送還を要求しており、その圧力のせいで送還されることを恐れた犯罪者たちは、北朝鮮当局に対して亡命申請すら行っているという。

    「たしかにわが国にいれば、相手がインターポールだろうが外国の情報機関だろうが、捜査の手が伸びてくることはあり得ない。外国人犯罪者たちには、最も安全な隠れ場所だ。しかも、彼らのポケットからお金がなくならない以上、あらゆる贅沢を享受し、永続的な安全を確保することができる」(消息筋)

    拝金主義がまん延する現在の北朝鮮であれば、確かにその通りかもしれない。だがそれは、お金がなくなったら「一巻の終わり」であることを意味してもいる。中国からの送金が途絶えた瞬間、北朝鮮当局は彼らを中国に送還するどころか、自国内で闇から闇へ葬ってしまうかもしれない。

    (参考記事:一家全員、女子中学校までが…北朝鮮の薬物汚染「町内会の前にキメる主婦」

  • 「労働新聞」 朝鮮の政治的・思想的威力を全面的に強化すべきだ

    【平壌1月17日発朝鮮中央通信】17日付の「労働新聞」は社説で、今年、朝鮮労働党が打ち出した戦闘的課題を立派に実現して革命の前進をさらに速めるためには政治的・思想的威力を全面的に強化しなければならないと強調した。

    同紙は、政治的・思想的威力はわが国家の第一の国力であり、社会主義強国建設の原動力だとし、次のように指摘した。

    チュチェの社会主義偉業実現の雪道を踏み分け、前途に横たわる万難の試練を果敢に乗り越えていつも勝利だけを収めてきたわが祖国の英雄的闘争の根底には偉大な一心団結がある。

    政治的・思想的威力の強化、まさにここに社会主義国家の尊厳と勝利、限りない隆盛・繁栄がある。

    希世の天が賜った偉人である最高指導者金正恩党委員長を高くいただいたので、こんにちチュチェ朝鮮の政治的・思想的威力は最上の域で誇示されている。

    社会主義朝鮮は、思想的一色化を立派に実現した一心団結の国である。

    万民を共感させ、結合させることのできる優れた思想と政治があり、それに基づいて強固な統一団結を成した国家は必勝不敗である。

    わが人民は党が構想し、雄大な青写真を示せば可能性自体を論じない。

    党の政策は科学、真理であり、千万の試練が折り重なっても無条件に貫徹すべきだというのが全国に満ち溢れる衷情の世界である。

    偉大な思想と不屈の精神力に基づいた一心団結の威力で前進するチュチェ朝鮮の新年の革命的進軍が日増しにいっそう激しくなっている。

    ともに、党の周りに一心同体となって固く団結し、偉大な人民の国、社会主義祖国の富強・発展のために力強く闘っていこう。---

  • 子どもの間で愛用されている音声図書読み取りペン

    【平壌1月17日発朝鮮中央通信】最近、朝鮮のメアリ音響社が開発した音声図書読み取りペン「ソリヨンピル(音声鉛筆)」が学齢前子どもの間で愛用されている。

    ソク・ミョンソン室長は、音声図書読み取りペンは特別に印刷された教材の絵と文字情報を光学的に識別して音声で正確に読んでくれる装置だと述べ、次のように語った。

    音声図書読み取りペンを利用すれば、子どもが自ら朝鮮語と文字、算数、外国語などを初歩段階で習得することができる。

    このペンは、子どもが場所にこだわらずに勉強しながら知能を啓発するのに役立っている。

    音声図書読み取りペンと結合された教材として「国語を学ぶよ」「数え方を学ぶよ」「衛生を守りましょう」「英語を学ぶよ」などがある。---

  • 国の製靴工業を主導する工場

    【平壌1月17日発朝鮮中央通信】朝鮮で「メボンサン(毎峰山)」履物を生産する地方の大きくない製靴工場が、国の製靴工業を主導する工場として全国に広く知られている。

    その工場がまさに、「全国履物展示会―2018」で1位をした江原道の元山製靴工場である。

    同工場では、履物サービス受注システムのための足測定装置と超臨界炭酸ガスによる靴底軽量化工程を確立したのをはじめ、生産の多種化、多様化、多色化、軽量化を高い水準で実現するために極力努力している。

    履物の縁作業につき固め機を導入して質を改善するとともに速度を高め、裁断工程で多くの労力と資材を節約している。

    靴底鋳型改造と靴底の端加工機で靴底の質を上げ、光沢性と付着性がよりよい着色剤、乾燥工程における赤外線ランプの新たな利用によって、コストを低め、製品の接着率も高めている。

    昨年12月、同工場を訪れた最高指導者金正恩党委員長は工場の生産者が収めた成果に満足の意を表した。---

  • 板ガラス生産を高い水準で正常化

    【平壌1月16日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩党委員長の歴史的な新年の辞に打ち出された課題の貫徹に立ち上がった大安(テアン)親善ガラス工場の労働者たちが、設備管理、技術管理を綿密に行って板ガラス生産を高い水準で正常化している。---

  • 自力更生は朝鮮人民の永遠の闘争の旗印

    【平壌1月16日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩党委員長は新年の辞で、今年に朝鮮人民が掲げるべきスローガン「自力更生の旗を高く掲げ、社会主義建設の新たな進撃路を開いていこう!」を提示した。

    朝鮮革命の歴史は、自力更生の威力によって前代未聞の試練と難関を切り抜けてきた勝利と栄光の歴史である。

    抗日武装闘争期に創造された自力更生は、革命と建設の全期間、いつも闘争の旗印、飛躍の原動力になってきた。

    それゆえ、朝鮮人民は他人がかつて体験できなかった厳しい試練と難関の前でも瞬間の沈滞や足踏みもなしにもっぱら勝利の道に沿って力強く前進してくることができた。

    二回の革命戦争、二段階の社会革命、二回の復興建設、複数の段階の社会主義建設で収められた全ての勝利には、延吉爆弾精神、君子里革命精神、チョンリマ精神、江界精神、江原道精神のような朝鮮人民の自力更生の革命精神、刻苦奮闘の闘争気風が歴々と記されている。

    世紀的な奇跡と変革を起こしていた歴史の日々に、自力更生は朝鮮人民の誇らしい闘争方式となった。

    こんにち、朝鮮が敵対勢力の増大する制裁・封鎖策動の中でもいささかの躊躇(ちゅうちょ)や動揺もなしに社会主義強国建設の最後の勝利を目指して力強く前進しているのも、自力更生の革命精神で築いた自立経済の強固な土台があるからである。

    時代は前進し、革命の環境と条件は変わっても、もっぱら自力を信じて自力で全ての問題を解決しようとする朝鮮人民の意志はより強くなっている。

    今日も、未来もいつも自力更生で勝利する!

    これは、朝鮮人民の揺るぎない信念である。---

  • 【写真】元人気女子アナが韓国政府を猛批判「北が敵じゃないって…」

    【写真】元人気女子アナが韓国政府を猛批判「北が敵じゃないって…」

    韓国の最大野党・自由韓国党のペ・ヒョンジン前非常対策委員会報道官が、韓国国防省が発表した国防白書の最新版から「北朝鮮は主敵」との表現が消えたことを巡り、「ならば徴兵は何のためにするのか」と猛批判している。

    韓国MBCテレビの元アナウンサーで、同局の看板キャスターだったペ・ヒョンジン氏は昨年3月9日、自由韓国党に入党。非常対策委員会の報道官を昨年末まで務めた。現在は同党の地域組織の委員長として、次期総選挙に備えている。

    (参考記事:【写真】韓国MBCの元美人キャスターが自由韓国党入り

    最近、支持率が低迷する文在寅大統領に対し強気の攻勢に出ている自由韓国党だが、ぺ・ヒョンジン氏は経歴が経歴だけに、その発言に対する注目度も高い。

    (参考記事:【写真】文在寅批判の「美人過ぎる」野党議員…過去には「親日派」報道も

    同氏は15日、自身のフェイスブックに次のように書き、政権の姿勢を批判した。

  • 新年の作業に進入した朝鮮青年が人民経済の各部門で先兵の役割を果たす

    【平壌1月15日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩党委員長の歴史的な新年の辞に打ち出されている戦闘的課題の貫徹に立ち上がった朝鮮青年が、人民経済の各部門で先兵の役割を果たしている。

    電力工業部門の青年が連日、生産計画を超過遂行している。

    平壌火力発電連合企業所の青年は、自力更生の旗印を掲げて新年の1月の電力生産計画を超過遂行するために革新を起こしている。

    昨年、発電設備増設の工事を成功裏に完工した北倉火力発電連合企業所の青年は職場間の競争を繰り広げて多量の電気を生産している。

    石炭工業を自立的経済発展の最前線に押し立てた朝鮮労働党の意を体して各地の炭鉱の青年が掘進に優先的な力を入れる一方、採炭と運搬設備の稼働率を高めて年明けから生産の成果をあげている。

    金策製鉄連合企業所、黄海製鉄連合企業所の青年炉まわり工は、技術規定と標準操作法の要求を守りながらチュチェ鉄を増産している。

    社会主義経済建設の主要攻略部門である農業部門を担当した各地の協同農場の青年作業班・青年分組員も多くの堆肥を生産して田畑に運び出すなど、新年の営農準備に拍車をかけている。

    金正淑平壌紡織工場と平壌かばん工場をはじめとする軽工業部門の各工場でも新基準、新記録を創造していく青年の活力に満ちた姿を見られる。---

  • 「韓国は正気なのか!?」なじられても親北に向かう文在寅政権のDNA

    「韓国は正気なのか!?」なじられても親北に向かう文在寅政権のDNA

    韓国国防省が2年に一度刊行している「国防白書」の最新版(2018年)から、「北朝鮮政権と軍は敵」という表現が削除された。北朝鮮を「敵」とする表現は1995年版で初登場し、その後は出たり消えたりを繰り返してきた。現在、韓国と北朝鮮が対話を進めていることを踏まえれば、今回の国防白書から「北朝鮮は敵」との表現が消えたのも、さほど驚くことではないかもしれない。

    とはいえやはり、朝鮮半島情勢の大きな流れを見るとき、こうした動きが北朝鮮の金正恩党委員長のリードの下に生まれているとの印象を、完全に拭うことはできない。

    北朝鮮の巧みな外交術のベースとなっているのは、徹底した「原則論」である。そして、対韓国におけるそれは、「わが民族同士」だ。米国をはじめとする外部の影響を徹底的に排除し、朝鮮半島の問題は「民族自主」の原則で解決しようというものだ。

    これはシンプルなようで、多角的な外交関係を持つ現代の民主国家には、なかなか適用しにくいものだ。韓国は米国をはじめ国際社会との協調を抜きにして、安全保障も経済も成り立たない。北朝鮮はそれを知っていて「わが民族同士」を韓国に押し付けてきたのだ。時に、韓国の姿勢が気に入らないと「お前たちは正気なのか」と上から目線でしかりつけ、ゆさぶりを強めるのである。

    (参考記事:「韓国は正気なのか!?」文在寅政権に北朝鮮から非難

    もともと文在寅政権を支える韓国の左派は、「民族自主」のお題目に弱い。政権や与党幹部の中には学生運動時代、我が道を行く北朝鮮に憧れていた人々が数多くいる。時に、対北対応を巡って米国の「韓国パッシング」が取り沙汰されるが、その原因は文在寅政権のDNAにあるとも言えるのだ。

    (参考記事:日米の「韓国パッシング」は予想どおりの展開

    金正恩氏は今年の施政方針演説「新年の辞」においても、民族自主の原則を例年にも増して強調した。経済政策などに対する批判から支持率が低迷する文在寅政権は、ほとんど唯一の成果とも言える南北対話を、絶対に失うことが出来ない。つまりそれだけ、金正恩氏に足元を見られやすくなっているというわけだ。

    民族自主は決して悪いことではないが、あまり急激に深入りすると、国際協調に戻るのが困難になりかねない。

    果たして今の文在寅政権に、その微妙な速度調節をする心理的余裕があるだろうか。

    (参考記事:日韓「レーダー照射問題」の背後にある韓国政治の闇

    

  • 金正恩氏が「人糞集め」を止めさせる日

    金正恩氏が「人糞集め」を止めさせる日

    北朝鮮で、1年で最も苦しくて辛いと言われる恒例行事が始まっている。毎年1月から2月に行われる堆肥戦闘、すなわち「人糞集め」だ。絶対的に不足している肥料を補うために行われるのだが、これについて日本に在住する脱北者のSさんは次のように語った。

    「北朝鮮で何十年も厳しい生活を体験したので、日本ではどんなことでもやってのける自信はある。しかし、堆肥戦闘だけは死んでも二度とやりたくない」

    堆肥戦闘は、作業として苦しいだけではない。一昨年11月に朝鮮人民軍(北朝鮮軍)兵士1人が、板門店の共同警備区域(JSA)から韓国側に亡命した。兵士は追手の銃撃を浴び、瀕死の重傷を負ったが、韓国側の医療チームによる懸命な治療によって、一命を取りとめた。

    兵士は二度の手術を受けたが、衝撃的な事実が明らかになる。兵士の腸内から、手術した医師が「見たことがない」と言うほどの大量の寄生虫が出てきたのだ。兵士がそうなってしまった原因の一つがまさに堆肥戦闘にあった。

    (参考記事:必死の医療陣、巨大な寄生虫…亡命兵士「手術動画」が北朝鮮国民に与える衝撃

    堆肥戦闘ではノルマが設定されるため、人々は正月早々、人糞を求めてさまよい歩く。ノルマを達成できなければペナルティーが待っているため人糞には値段が付き、商品として市場で取引される。さらに、人糞を巡るトラブルさえも起きる。

    別の脱北者のIさんは、「集めた人糞は、奪われないよう死守しなければならない(笑)。人のクソの取り合いで喧嘩したことも一度や二度ではない」と過去の苦労を苦笑いで振り返った。

    一方、一部では喜んで堆肥戦闘に参加するという人が現れたと、平安南道(ピョンアンナムド)の金城湖(クムソンホ)周辺に住む内部情報筋が伝える。

    (参考記事:「臭い、汚い、キツい」人糞集めに熱心な北朝鮮国民、そのワケは?)

    背景には金正恩党委員長による農業政策の変化がある。金正恩氏は2012年、協同農場の農地を農場員(農民)に任せ、収穫の一定割合だけを国家に納めさせ、残りは個人の取り分とする「圃田担当制」を導入した。いわゆるインセンティブ制度だ。この政策によって収穫が大幅に増えた農村もあるという。そうした農村では来年の収穫をさらに増やすために、農民たちは肥料となる人糞の確保に汗を流しているわけだ。

    それでも「圃田担当制」は、未だに一部での実施に留まっているようだ。

    (参考記事:北朝鮮の農民を苦境に追い込んだ「農業改革」の逆効果

    農民達が豊かになることは好ましいことだ。しかし自発的に農業を活性化させ豊かになればなるほど、国家の統制が効かなくなる可能性がある。そうしたことから、北朝鮮当局も様子を見ながら実験的に実施しているようだ。農民達の影響力が強くなれば、いずれ金正恩氏も「人糞を集めてはいけません」という指示を出すかもしれない。

  • 【写真】文在寅批判の「美人過ぎる」野党議員…過去には「親日派」報道も

    韓国最大野党・自由韓国党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表が、文在寅大統領の「対日発言」を厳しく批判。そのことが日本でも報道されている。

    羅氏は14日に開かれた党の非常対策委員会の会合で、「日本はもっと謙虚に」などと発言した文在寅氏の年頭会見について「日本を不必要に刺激したのではないかという話がある」と指摘。「文在寅政権が、反韓感情が極度に高まっている日本をどうにもならない状況まで追い込むならば、韓国への経済的な打撃はもちろん、韓米日同盟の弱体化に対する懸念が深まるだろう」との懸念を示した。

    女性として初めて同党の院内代表となった羅氏は、韓国で長らく「美人過ぎる議員」として注目を集めてきた人物だ。

  • 文在寅批判の「美人過ぎる」野党議員…過去には「親日派」報道も

    文在寅批判の「美人過ぎる」野党議員…過去には「親日派」報道も

    韓国最大野党・自由韓国党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表が、文在寅大統領の「対日発言」を厳しく批判。そのことが日本でも報道されている。

    羅氏は14日に開かれた党の非常対策委員会の会合で、「日本はもっと謙虚に」などと発言した文在寅氏の年頭会見について「日本を不必要に刺激したのではないかという話がある」と指摘。「文在寅政権が、反韓感情が極度に高まっている日本をどうにもならない状況まで追い込むならば、韓国への経済的な打撃はもちろん、韓米日同盟の弱体化に対する懸念が深まるだろう」との懸念を示した。

    女性として初めて同党の院内代表となった羅氏は、韓国で長らく「美人過ぎる議員」として注目を集めてきた人物だ。その容姿のせいで、政策とは関係ない部分がメディアのネタになってもきた。

    (参考記事:【写真】「美人だ」中国高官の発言で物議、でもその真相は…

    羅氏は1963年生まれの元判事で、2008年の国会議員選挙で初当選した。

  • 北朝鮮、日本政府に「徴用工」問題への介入を予告

    北朝鮮、日本政府に「徴用工」問題への介入を予告

    共同通信が12日付で報じたところによると、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は昨年12月、日本の植民地時代に徴用されるなどした朝鮮半島出身者の「強制動員」問題を日朝交渉で取り上げる用意があると、モンゴルを介して日本政府に伝えていたという。

    これはつまり、いま日韓の摩擦の種となっている従軍慰安婦問題や徴用工問題に、北朝鮮が介入してくるということを意味する。

    昨年来、対話の続いている北朝鮮と韓国だが、必ずしもすべての面でうまく行っているわけではない。北朝鮮は韓国に対して強い不信感を示してもいる。

    (参考記事:「韓国は正気なのか!?」文在寅政権に北朝鮮から非難

    金正恩党委員長は1月1日に行った施政方針演説「新年の辞」で、南北対話からは外部勢力、すなわち米国の影響を徹底して排除すべきだと強調した。韓国の文在寅政権は、イデオロギー的にはこれに共鳴しているかもしれないが、実行できるかどうかは別問題だ。

    (参考記事:日米の「韓国パッシング」は予想どおりの展開

    そんな中、日本を相手にした歴史問題は、南北が協調しやすい問題ではある。

    ちなみに共同によると、李容浩氏は「日本が拉致問題にこだわり続けるなら、提起せざるを得ない」と警告したという。しかし、この前提には何の意味もない。日朝交渉で、日本が拉致問題を取り上げないことなど絶対にあり得ないし、日本が拉致問題に言及しようがしまいが、北朝鮮が強制動員の問題を重要議題とするのは明らかだからだ。

    北朝鮮は昨年の段階ですでに、日本に対し、この問題で強い要求を行うことを示唆している。朝鮮労働党機関紙・労働新聞は11月11日付の論説で、韓国最高裁が日本企業に賠償を命じた元徴用工訴訟の確定判決を支持すると同時に、判決を拒否する日本政府を非難。

    続けて、日本が戦時中に「840万人余りを誘拐、拉致、強制連行して戦場や重労働に送り込み、20万人の女性を性奴隷にした」と主張し、「日本の過去の罪悪に対する謝罪と賠償を必ずや百倍千倍にして受け取って見せる」と強調した。

    こうした主張のディテールについてはさておくとしても、日本政府は決して、北朝鮮のこうした姿勢を軽視すべきではない。日韓が1965年の国交正常化に際して締結した請求権協定では、日本が韓国に3億ドルを無償供与することなどで、国と国民の間の請求権問題については「完全かつ最終的に解決された」とされている。

    日本側はこれを根拠に韓国最高裁の判決を「あり得ない」としているわけだが、言うまでもなく、日本と北朝鮮の間には請求権協定のようなものは存在しない。完全に白紙の状態なのだ。

    また、戦争中の日本の行動を記録した資料の多くは、1965年には埋もれた状態にあったが、その後の研究で大量に発掘された。北朝鮮はそれらを韓国や中国はもちろん、日本国内や米国からも入手し、日本政府にぶつけて来るだろう。

    日朝間で「歴史バトル」が始まったら、その激しさは日韓間のそれの比ではないかもしれない。

    (参考記事:日韓「レーダー照射問題」の背後にある韓国政治の闇

  • 女性兵士への「性上納」強要だけじゃない…北朝鮮軍の末期症状

    韓国のニュースサイト、リバティ・コリア・ポスト(LKP)によれば、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)のある部隊で1月1日、末端の兵士たちが部隊指揮官の将校たちを襲撃し、メッタ打ちにする事件が発生したという。

    北朝鮮軍ではかねてから、食糧の横流しや女性兵士に対する性上納の強要など、軍紀のびん乱が進行していた。しかしそれらでさえも、上意下達が徹底された組織内で、上官が部下に対して権威を振りかざすことで発生蔓延してきたものだ。

    (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    兵士が指揮官に集団暴行を加えるとは、軍事組織として末期症状と言えるかもしれない。

    LKPにことの顛末を語った現地情報筋によれば、事件が起きたのは中国との国境に面した両江道(リャンガンド)に駐屯する第26国境警備旅団のある中隊だ。北朝鮮軍では12月30日、金正恩党委員長の指示により、新年の贈り物として兵士1人当たり酒1瓶、食用油250グラム、タバコ1箱、砂糖と菓子1キロ、キムチと味噌を500グラムずつ、唐辛子200グラムと餅600グラム、豆腐1丁、リンゴ2個ずつが配られた。

    日本の基準で見ると素朴なものだが、食糧横流しのせいで飢えに苦しんでいる兵士たちにとっては、目が飛び出るほどのごちそうである。もっとも、これは国家や軍が準備したものではない。駐屯地域の住民にノルマを与え、軍に「差し入れ」をさせているのだ。

    いずれにしても、ごちそうを目の前にした兵士たちは喜んだ。ところが受け取ったそばから、それらはすべて指揮官に没収されてしまった。そして元日の朝、兵士たちに出された食事は餅と豆腐のおかずが少々に、部隊に供給されたハタハタ1尾、肉の切れ端すらほとんど入っていない豚汁がすべてだった。その一方、指揮官らは朝から豚肉を肴に、酔いつぶれるまで酒を飲んでいた。

    指揮官たちが酔いつぶれると、兵士たちは連れ立って、駐屯地の外へ憂さ晴らしの酒を飲みに行った。そして駐屯地に戻ると、酔いから覚めた1人の小隊長が、無断外出をとがめて兵士たちを殴打。これで兵士らの怒りが爆発し、指揮官たちに対する集団暴行に発展したというわけだ。

    (参考記事:【スクープ撮】人質を盾に抵抗する脱北兵士、逮捕の瞬間!

    騒ぎは、駆け付けた大隊兵士らによってほどなく鎮圧された。問題は、事件の後始末をどうするかだ。ことの経緯が上層部に知れたら、処罰されるのは兵士たちだけでは済まない。贈り物は、金正恩氏の命令で配られたものだ。それを横領するのは同氏の権威を傷つけることになり、万死に値する罪となる。

    (参考記事:金正恩命令をほったらかし「愛の行為」にふけった北朝鮮カップルの運命

    つまりは暴れた末端兵士から管理責任を問われる大隊と連隊の指揮官たちまでが、まとめて粛清される可能性があるということだ。

    そのせいか、現場では事件を部隊内部で静かに処理し、配置転換などで済ませようとする雰囲気だと情報筋は語っている。しかしそうなると、軍内の自浄作用はまったく働かない。かくして、金正恩氏の軍隊はいっそう落ちぶれていくのだ。

    (参考記事:金正恩氏の「ポンコツ軍隊」は世界で3番目に弱い

  • 巨大タワマンが倒壊の危機…柱が膨張、地盤沈下も確認

    巨大タワマンが倒壊の危機…柱が膨張、地盤沈下も確認

    北朝鮮の首都・平壌の大城(テソン)区域に位置する「黎明(リョミョン)通り」のタワーマンション群は、同国最大のランドマークと言える。高さの面で言えば、日本のどのタワマンをもしのいでいるのだ。

    その一方、建築の「質」については、様々な噂がある。ただでさえ経済制裁で苦しい中、2017年の完工まで、工事期間がわずか1年しかなかったのだから無理もない。

    (参考記事:金正恩氏、日本を超えるタワーマンション建設…でもトイレ最悪で死者続出

    そしてやはりと言うべきか、最近になって重大な欠陥が見つかり、極秘裏に補強工事が行われていると韓国のリバティ・コリア・ポスト(LKP)が伝えている。

    LKPによれば、北朝鮮の黎明通りの建設を短期間に終えることが出来た理由として、独自開発した混合剤の効果を強調しているという。「この混合剤を使えば、氷点下15℃の酷寒の中でもセメントが速やかに乾燥する」というのだ。

    ところが黎明通りのタワマンで昨年、この混合剤を使用した柱が膨張し、また地下で地盤沈下が起きていることが確認されたとのことだ。これについて、北朝鮮国内の消息筋はLKPに対し、「科学的な検証が足りない混合剤を使用したうえ、基礎工事も不十分だったようだ」と語っている。

    柱と基礎の重大な欠陥が同時に見つかるとは、まさに倒壊につながりかねない危機と言って差し支えないだろう。実際、平壌では2014年、完成したばかりのマンションが崩壊して500人が犠牲になる大惨事があった。北朝鮮当局は従来、こうした事故を徹底して隠ぺいするが、このときは犠牲者の多くが朝鮮労働党中央委員会の職員家族だったこともあって、やむをえず公表している。

    (参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故

    デイリーNKジャパンは昨年10月、約2年前に脱北した元朝鮮人民軍(北朝鮮軍)兵士から話を聞くことができた。この元兵士は、黎明通りに次ぐ規模のタワマン群がある「未来科学者通り」の建設に動員された経験があるという。

    「未来科学者通りは金正恩が自ら旗を振った事業でもあり、当初は安全管理についても関係当局から厳しく指導されていました。しかし、現場に供給されているはずの資材が足りないといったことが、次第に増えました。現場の監督には、その問題を追及する権限がありません。横流しは、もっと上の方(上層部)がからんでいたのでしょう。しかも、どんどん工期が迫ってくる。セメントと砂の混合比率や鉄筋の使用量が、上層階に行くほどいい加減になっていきました。北朝鮮で地震はほとんど起きませんが、いずれ何かの拍子に、建物がぜんぶ崩壊してもおかしくありません」

    またこの元兵士によれば、現場では兵士や労働者の墜落事故が頻発したという。

    (参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図

    LKPによれば、黎明通りでは昨年の秋以降、極秘裏に補強工事が行われており、現場周辺には兵士が配置され、厳戒態勢が取られているという。それで問題が解決できれば何よりだろう。ただその前に、住民に「万が一」のリスクを説明しておくべきだと思うのだが。

  • 金正恩氏が購入した「過激アンダーウェア」と外交官潜伏の謎

    金正恩氏が購入した「過激アンダーウェア」と外交官潜伏の謎

    韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使は、出演した韓国のテレビ番組で、公館を離脱して潜伏しているチョ・ソンギル駐イタリア北朝鮮代理大使(1等書記官)について、次のように語っている。

    「最高位層ではないが、経済的にとても裕福で、外交官一族で出身も良い。チョ・ソンギル氏の父親も外務省大使であり、妻の父親も北朝鮮の外務省でかなり知られた大使だ」

    太永浩氏はまた、イタリアが北朝鮮指導層のぜいたく品を密輸するルートの中のひとつだったと指摘し、「2006年から2009年までイタリアで3年間研修を経たチョ・ソンギル氏は、密輸ルートに関わっていた可能性が大きい」とも話した。

    北朝鮮へのぜいたく品の輸出は、国連安全保障理事会の制裁決議によって禁じられている。しかし、たとえ制裁が科されていても、金正恩党委員長だけは欲しいものを手に入れてきたようだ。昨年10月7日、ポンペオ米国務長官が訪朝した際、これまで確認されていなかった新たな専用車「ロールスロイス・ファントム」に乗っていたことが映像からわかったのだ。

    金正恩氏は車好きで知られ、「走り屋」としてのエピソードがいくつも伝わっている。

    (参考記事:金正恩氏の「高級ベンツ」を追い越した北朝鮮軍人の悲惨な末路

    一方、英紙デイリー・メールは2017年4月、金正恩氏が「喜び組」のために、多額の金を費やして「セクシーアンダーウェア」を輸入していると報じたことがある。

    (関連記事:金正恩氏が大金をつぎ込む「喜び組」の過激アンダーウェア

    金正日時代にその存在が暴露された喜び組は、北朝鮮では「5課処女」とも呼ばれている。朝鮮労働党組織指導部の通称「5課」と呼ばれる組織が管理していると見られているからだ。

    彼女たちに与えられた任務は指導層の身近で仕えることだ。様々な専門分野に分かれており、最高指導者である金正恩氏や、その他の幹部らのありとあらゆる世話をする。なかには、特別な夜の奉仕を専門とする「木蘭組」という集団も存在するという証言もある。

    (参考記事:将軍様の特別な遊戯「喜び組」の実態を徹底解剖

    金正恩氏をはじめ指導層の「密かな楽しみ」のためでもあり、そして外部には絶対に知られてはいけない任務を持つ謎のセクションだけに、多額の金を投じているのだろう。

    そして言うまでもなく、こうしたぜいたく品の調達は、北朝鮮でも最高機密となっている。チョ・ソンギル氏が潜伏した理由はいまだ明らかにされていないが、もしかしたら、ぜいたく品密輸の「極秘ミッション」で、何らかの失敗を犯してしまったからだとは考えられないだろうか。

    (参考記事:【動画アリ】ビキニを着て踊る喜び組、庶民は想像もできません

  • 北朝鮮で「反体制」に立ち上がったエリート大学生たちの悲惨な末路

    北朝鮮で「反体制」に立ち上がったエリート大学生たちの悲惨な末路

    国連総会は12月17日の本会議で、北朝鮮における人権侵害を厳しく非難する決議を採択した。これに対し、北朝鮮の朝鮮人権研究協会は同月30日、公開質問状を発表。全6項目中の最初の質問は、「世界にわが国家のように人民が社会の主人となって政治的自由と民主主義的権利を思う存分行使する国がどこにあるのか」というものだ。北朝鮮の現状を考えれば、噴飯ものと言える内容だ。

    執拗な捜査

    しかし誤解すべきでないのは、北朝鮮国民の中にも自由な言論や民主主義、体制変革への待望が間違いなく存在するということだ。それが我々の目に見えないのは、体制による抑圧がそれだけ残忍かつ冷酷なものであることを示しているに過ぎない。

    (参考記事:抗議する労働者を戦車で轢殺…北朝鮮「黄海製鉄所の虐殺」

    1988年の夏には、首都・平壌で金日成総合大学の学生たちによる「投書事件」なるものが起きた。同大学は北朝鮮の最高学府であり、学生たちは文字通りのエリートである。

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えているところでは、手紙の内容は、金日成主席の独裁体制を厳しく批判し、古くなった社会主義制度ではもはや国の発展は望めないという体制批判だった。

    また、「白頭の血統(金氏一族)」への個人崇拝をも否定。さらには権力層が作り出した身分制度のせいで、知能も人格も備わっていない者たちが、祖父や父の七光を利用して幹部に登用されているとして、「それに抗議する自由すら奪われた人民の暮らしとは一体何なのか」と批判した。

    しかし言うまでもなく、学生らのこうした憂いが、その後の国家運営に生かされることはまったくなかった。金正日総書記の命を受けた秘密警察は執拗な捜査で学生たちをあぶり出し、全員を抹殺した。

    (参考記事:北朝鮮のエリート大学生が決起した「投書事件」の顛末

    そして金正日体制は、経済の崩壊に向かって突き進んでいく。事件のあった翌年、平壌では第13回世界青年学生祭典が開かれた。ソウルオリンピックを成功させた韓国に対抗すべく、金日成氏が誘致したものだ。

    大会開催に向け、ホテル、スタジアムなど様々な建物が建設されたが、巨額の建設費は、既に弱りつつあった北朝鮮経済に打撃を与えた。その後、共産圏の崩壊により援助を得られなくなり、度重なる自然災害が起こったことなども影響し、北朝鮮は大飢饉「苦難の行軍」という奈落の底に落ちていった。

    (参考記事:「街は生気を失い、人々はゾンビのように徘徊した」…北朝鮮「大量餓死」の記憶

  • 追い詰められた北朝鮮で「仁義なき食糧争奪戦」が勃発

    追い詰められた北朝鮮で「仁義なき食糧争奪戦」が勃発

    韓国の農業振興庁の推計によると、昨年の北朝鮮の穀物収穫量は455万トン。2017年の471万トン、2016年の481万トンと2年連続で減少している。水害、日照りなど相次ぐ自然災害の影響によるものと思われる。

    北朝鮮国内の食糧事情はかつてと比べ改善しているが、庶民が食べていくのは相変わらずたいへんだ。市場で食べ物を買う現金収入を得るために、売春などの手段に走る人々も少なくない。

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    軍隊が強奪

    そんな状況の中、国と協同農場、農民との間で穀物を巡る熾烈な争奪戦が繰り広げられられている。毎年のことではあるが、今年はいっそう激しさを増していると、平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋が伝えてきた。

    道内の北倉(プクチャン)、粛川(スクチョン)、陽徳(ヤンドク)では、検察所の検事が農場と農民の家にやってきて、「隠し持っている穀物を差し出せ、さもなくば裁判にかけて教化所(刑務所)送りにしてやる」などと脅迫している。農場の幹部に対しては備蓄食糧を差し出せと脅かし、家宅捜索を行うこともあるという。

    農場の分組長や作業班長を取り調べ名目で連行、10日近く勾留し、計画分の穀物を差し出すと約束を取り付けてようやく釈放するという事例も起きている。農場の担当者が、市場でコメを買って国に差し出すという笑えないコントのようなことも起きている。

    このような事態が繰り返されるのは、自然災害のせいだけではなく、北朝鮮の農業が構造的な問題を抱えているからだ。

    国は前年の収穫量に基づき、穀物生産計画量(ノルマ)を策定、各農場に割り当てる。ノルマは、天変地異などいかなる理由があれど、必ず取り立てることになっている。それも、コメ1キロ120北朝鮮ウォン(約1.5円)という市場価格の40分の1以下でだ。

    本来は収穫量の3割が国、7割が農場の分前になるはずだが、それが逆転し、7割を供出させられることもある。

    金正恩党委員長は、軍に対する食料供給を重要視する姿勢を示している。その供給源となるのが協同農場だが、そこからの供給が円滑に行われなければ、兵士たちは飢えに苦しむことになる。そのため、決められた量を是が非でも供出させようとするのだ。

    (参考記事:兵士の月給はたった9円…金正恩氏の「腹ペコ軍隊」は餓死寸前

    しかし、これは農場の経営に深刻な影響を及ぼす。農場は、1年の農業に必要な光熱費、農薬、肥料などを借りて、秋の収穫で返済する。返済分まで国に奪われることになると、経営が行き詰まり、翌年の農作業が立ち行かなくなってしまうのだ。そのため、国に納める穀物の量を最大限減らすと同時に、計画を著しく下回り処罰の対象とならないように、収穫量を虚偽報告するのである。

    北朝鮮の食糧事情は以前と比べて好転したとは言え、依然不安定だ。無理な供出が、餓死者の大量発生に繋がることもある。

    情報筋は「いくら検察が恐ろしいと言っても、数ヶ月の食糧にも事欠く農民の食い扶持をどこで作り出すというのか」「凶作はすべて農民の責任にさせられる」などと述べ、抵抗する姿勢を見せている。農民の中には、都会に住む親戚の家に避難し、事態が収まるのをじっと待つという者もいる。

    当局が買い取ったコメのうち、7〜8割は軍糧米(軍向けの食糧)、2〜3割は戦時備蓄米、一般配給用などに割り振られる。軍糧米は人民武力省後方総局、人民委員会(地方自治体)軍需動員課、農村経営委員会などが買い取るが、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の部隊がトラックで乗り付け、コメを半ば強奪していくこともある。

    (参考記事:金正恩氏「堪忍袋の緒が切れた」ドロボー兵隊集団に厳罰