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  • 金正恩氏の「反省したフリ」は「大粛清」の予告だった!

    北朝鮮の金正恩党委員長は1日に発表した「新年の辞」の中で、「いつも気持ちだけで、能力が追いつかないもどかしさと自責の念に駆られながら昨年を送りました」などと述べ、北朝鮮の独裁者としては珍しく自己批判をして見せた。

    どんな民主主義国家の元首にも劣らぬ殊勝な物言いだが、些細なことで国民を虐待・処刑する恐怖政治を、簡単に捨てるとは思えない。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    処刑前の動画公開

    自己反省は、単なる表面的なイメージ戦略に過ぎないだろう――韓国メディアでは、概ねこのような見解が述べられている。

  • 強盗を裁判抜きで銃殺する金正日流の治安対策

    混雑する車内で上がった悲鳴

    食べるものがなく人びとが次から次へと死んでいた90年代中頃、北朝鮮の最高指導者金正日は、合法的な裁判手続きを経ずとも、現場の即決審判で犯罪者を処刑するよう命令を下した。筆者は1996年3月末、両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)の駅頭で行われた恐怖の即決審判を目の当たりにした。

  • 「自分は能力不足です」と認めた金正恩氏が今すぐにすべきこと

    北朝鮮の金正恩党委員長が1日、朝鮮中央テレビをなど通じ肉声で発表した「新年の辞」で、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験は最終段階」と述べ、核・ミサイル能力の高度化を誇示したことが注目を集めている。

    もちろん、注目に値する発言である。ただ、射程の長大なICBMは米国を狙った「専用」の兵器であり、米国の安保を軸に考えた場合に重大な懸案となるものだ。日本や韓国はとっくの昔に実戦配備された中距離弾道ミサイルの射程に収まっており、いま改めて騒ぐようなことでもない、とも言える。

    女子中学生も薬物汚染

    その他の部分については追々、分析した内容を紹介しようと思うが、筆者としてはまず、次の一説に触れずにはいられない。次なるは、朝鮮中央通信が配信した「新年の辞」の公式訳の一説である。

  • 北朝鮮「金持ち女性」たちの密かな楽しみ…お国の指示もそっちのけ

    「社会的に、髪の毛を長くする現象はなくさなければなりません。(中略)女性たちが髪の毛を腰まで伸ばし、振り乱しているのは朝鮮式ではありません。」

    (参考記事:北朝鮮ではブラジャーすらタブーだった?

    これは、「先軍時代に合った社会主義的生活文化を確立することについて朝鮮労働党中央委員会責任イルクンたちと行なった談話」というタイトルで2003年2月と7月に発表された故金正日総書記の言葉だ。

    談話で金正日氏は「理髪所にヘアスタイルの絵や写真を貼り付けて、客が選べるようにすべき」とも指摘している。つまり、決められたヘアスタイル以外は好ましくないということだ。

    しかし、ビジネスで中国を訪れた北朝鮮のトンジュ(金主、新興富裕層)の女性たちは、そんな支持はそっちのけで、韓国人経営の美容室で「韓流ヘアスタイル」を楽しんでいる。

    (参考記事:北朝鮮に「ブラジャー」がもたらした意識変化

    中国の対北朝鮮デイリーNK情報筋によると、北朝鮮に面した遼寧省丹東市内にある「◯◯ヘアショップ」は、北朝鮮マダムのお気に入りの店だ。商品の買い付けにやって来た平壌の商店の関係者や地方のトンジュ女性たちが、ビジネスを済ませ帰国前に立ち寄るという。

  • 北朝鮮のカレンダーに「美人CA」たちが初登場…金正恩氏の指示か

    北朝鮮で制作されたカレンダーに、同国航空会社(高麗航空)の客室乗務員(CA)の女性らが登場した。韓国メディアによれば初めての例だという(次ページに画像リンク)。

    近年、北朝鮮は海外からの観光客誘致に熱心であり、これもPRの一環であるのかもしれない。

    正恩氏の「ヘンな写真」も

    金正恩党委員長が、観光振興でかかげた目標はデカイ。

  • 金正恩体制、5年間で340人を粛清・銃殺

    金正恩党委員長が北朝鮮の最高指導者に就任してからの5年で、銃殺または粛清された人が340人に達することが明らかになった。

    韓国国家情報院のシンクタンク、国家安保戦略研究院は、金正恩政権の5年間についてまとめた「金正恩執権5年の失政白書」で、金正恩氏が3代世襲権力を固めるために、自身の伯父の張成沢氏をはじめとして、高級幹部や住民340人を公開銃殺または粛清したと明らかにしている。

    白書によると、処刑または粛清された幹部は2012年には3人だったのが、2013年には約30人、2014年には40人、2015年には60人と急激に増加した。

  • 公開処刑で幕を閉じた北朝鮮エリート芸術団員「秘密の性愛」の日々

    2013年8月、日本と韓国のメディアは、金正恩氏の恋人であるとの説が取りざたされていた北朝鮮の有名歌手、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏が公開処刑されたと報じた。

    美貌のバイオリニストが

    玄松月氏など北朝鮮の有名芸術団のメンバー9人がポルノ映像を撮影し、頒布したことと、金正恩党委員長の夫人・李雪主(リ・ソルチュ)氏を中傷したというのがその理由だ。真偽の問い合わせを受けた韓国の国家情報院が「その事実を知っている」と答えたともあって、この情報は、あたかも事実であるかのようにとらえられた。

  • 美貌の女性らが主導…北朝鮮芸術家「ポルノ撮影」事件の真相

    2013年8月、日本と韓国のメディアは、金正恩氏の恋人であるとの説が取りざたされていた北朝鮮の有名歌手、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏が公開処刑されたと報じた。

    玄松月氏など北朝鮮の有名芸術団のメンバー9人がポルノ動画を撮影し、頒布したことと、金正恩党委員長の夫人・李雪主(リ・ソルチュ)氏を中傷したというのがその理由だ。真偽の問い合わせを受けた韓国の国家情報院が「その事実を知っている」と答えたともあって、この情報は、あたかも事実であるかのようにとらえられた。

    ところが、玄松月氏はしばらくして、第9回全国芸術大会にモランボン(牡丹峰)楽団団長として登場。マスコミと国家情報院の情報に間違いのあることが明らかになった。

    女性2人と男性7人

    しかし、北朝鮮の有名芸術団のメンバーの行為が罪に問われ、公開処刑されたのは事実である。この出来事は、北朝鮮国内でも激しい衝撃を持って受け止められた。

    脱北者で韓国のNGO・北朝鮮戦略情報サービスセンター代表のイ・ユンゴル氏は、この事件に関する詳細な情報を入手したとして、韓国のタブロイド紙・日曜新聞の11月27日付でレポートしている。その概要を以下に整理する。

  • 美貌の女性らが主導…北朝鮮芸術家「ポルノ撮影」事件の真相

    脱北者で韓国のNGO・北韓戦略情報サービスセンター代表の李潤傑(イ・ユンゴル)氏は、北朝鮮における芸術家虐殺事件に関する詳細な情報を入手したとして、韓国のタブロイド紙・日曜新聞の11月27日付でレポートしている。その概要を以下に整理する。

    ポルノ動画事件に関わった芸術団員の公開処刑は、2013年8月20日に行われた。内部関係者によると、彼らは北朝鮮の戦勝60周年を記念する行事(2013年7月27日)の4日後に逮捕され、3週間後に処刑された。

    公開処刑が行われた平壌市順安(スナン)区域の姜健総合軍官学校の射撃場には、芸術団を直轄する中央党組織指導部の関係者はもちろん、宣伝扇動部の関係者、内閣文化省の関係者、主な文化芸術関連組織を管轄する党組織と宣伝部門の関係者、功勲俳優クラス以上の芸術家ら約2000人がいたことが確認されている。

    最高レベルの芸術団体

    処刑は午後4時から約1時間にわたって行われた。処刑の理由は、すでに報道されたとおり、金正恩氏の夫人である李雪主氏を中傷したり、皮肉ったりしたことと、ポルノ映像を撮影し、金銭目当てに頒布したことだ。

  • 北朝鮮「盗撮成人モノ映像」事件…20代の青年はなぜ処刑されたのか

    韓流ドラマをはじめ、海外の映像が国内で流通することに北朝鮮当局は目を光らせている。「国民の思想を資本主義に染め、国家の瓦解につながる」というのが理由だ。だが、北朝鮮の国民も人間である。「知りたい」欲望はとどまることを知らず、当局とのあいだにイタチごっこが続いている。

    特に苛烈なのが、北朝鮮では完全に禁じられている「成人モノ」をめぐる争いだ。当局は精神的堕落の象徴と見なし厳罰でのぞむも、住民にとっては最大の娯楽のひとつであるため、CD-RやUSBメモリなど、最先端の方法でやり取りされてきた歴史がある。

    そんな中、世間を騒がせた「盗撮ポルノ事件」の顛末がわかってきた。証言してくれたのは、現在は韓国に住む脱北者のユン氏(50代男性)だ。

    日本製も流通

    ユン氏によると、事件があったのは2014年初めのこと。北朝鮮北部・両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)市に住んでいた28歳の男性パク氏(仮名)が、盗撮によるポルノ映像を制作し全国に流通させた。

  • 実はクリスチャンの家系なのに…キリスト教徒を処刑してきた北朝鮮の独裁者たち

    北朝鮮ではクリスマスを公に楽しむことはできない。しかし、金正恩体制とキリスト教は不思議な縁で結ばれている。

    憲法上は信仰の自由が認められている北朝鮮でクリスマスを楽しめないのは、キリスト教が事実上の「禁教」として弾圧の対象となってきたからだ。クリスマスを楽しむ習慣も一般的には根付いていない。

    その一方、クリスマス・イブにあたる12月24日は、宗教とは関係のないところで、北朝鮮にとって重要な意味を持つ日となっている。北朝鮮のカレンダーにはこう書かれている。

  • 金正恩氏が「ブチ切れて拳銃乱射」…独裁者「ご乱心」の1年

    2016年の北朝鮮を振り返る(12)

    東京新聞が13日付朝刊で、北朝鮮の金正恩党委員長の「ご乱心ぶり」を垣間見せる興味深いエピソードを紹介している。一部を引用しよう。

    今年9月末の夜。北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は、全国に三十以上ある別荘の一つに急きょ軍長老を集めた。「おまえたちが軍事衛星ひとつ造れなかったのは反逆罪に等しい過ちだ」。泥酔していた正恩氏は怒鳴り散らし、夜を徹して反省文を書くよう命じた。

  • 金正恩氏のお出掛けを減少させた「トイレ問題と生命の危機」

    2016年の北朝鮮を振り返る(11)

    韓国の統一省は10月末、金正恩党委員長が公式登場する回数が、年々減少しているという分析結果を明らかにした。2013年は212回だった公開活動の回数は、2014年は172回、2015年は153回。そして、2016年は11月末の時点で約110回だった。

    自己顕示欲が強いといわれている金正恩氏の公開活動、いわば「お出かけ」が激減している理由としてまず考えられるのが一般庶民の反感だ。

    金正恩氏のトイレ事情

    北朝鮮の国民は体制に従順と思われがちだが、多かれ少なかれ何らかの反感を持っている。

  • 北朝鮮メディア「脱北者がドローンで銅像を攻撃」と猛非難

    北朝鮮の対外宣伝ウェブサイト「ウリミンジョクキリ(わが民族同士)」は14日、韓国の脱北者グループが無人機「ドローン」を使って、金日成氏、金正日氏の銅像を攻撃しようとしているとして、強く非難した。

    わが民族同士は、署名入りの記事で「獣にも劣る人間のクズどもが、われわれの最高尊厳に挑むという天下の妄動を行っている」とし、「パク・サンハク兄弟など悪質越南逃走者どもが、無人機で北部国境地域の銅像を攻撃する試験を行った」と伝えた。

    また、「特大型政治醜聞事件で史上最悪の危機に直面した朴槿恵逆賊一味」としながら、背景に朴政権の扇動と莫大な財政支援があると非難した。

  • 金正恩氏「朴槿恵暗殺」特殊作戦を公開

    金正恩党委員長が、韓国大統領府(青瓦台)の襲撃を想定した特殊作戦をアピールしている。11日付の北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩氏が朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の「第525軍部隊直属特殊作戦大隊」の戦闘訓練を指導したことを報じた。

    実は金正恩氏は先月にも同部隊を視察した。その時、北朝鮮国営メディアは同部隊について「青瓦台とかいらい政府、軍部要職に居座って千秋に許せない希代の大逆罪を犯している人間のくずを除去することを基本戦闘任務にしている」と紹介した。

    地雷爆発で吹き飛ぶ韓国軍兵士

    北朝鮮国営メディアは、今回の訓練について「延坪島の火の海を青瓦台の火の海へと続かせ、南朝鮮かいらいどもを滅亡の奈落に永遠に叩き落とす」としながら朴槿恵政権をターゲットにしたと明らかにしている。言い替えれば「朴槿恵暗殺作戦」だ。それを裏付けるのが北朝鮮国営メディアが配信した下の写真だ。

  • 金正恩氏を悩ます「大阪の血脈」と「最愛の妹」の危機

    2016年の北朝鮮を振り返る(9)

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は8月、北朝鮮で奇妙な話が出回っていると伝えた。中央機関の幹部たちの間で、「金正恩氏はニセモノだ」との考えが広がりつつあるのだという。

    北朝鮮は正恩氏の祖父・金日成氏から3代世襲による独裁が続く、事実上の王朝体制だ。そして、世襲を正当化するため、金日成を始祖とする血統を、「白頭の血統」と呼び重んじている。

    そして実は、「金正恩ニセモノ説」は、「果たして、金正恩氏は白頭の血統の後継者としてふさわしい人物なのか」という疑問から発しているのである。

    きっかけは、2013年の張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の粛清事件だ。張氏は、正恩氏と血のつながりはないが、彼の妻であり正恩氏の叔母にあたるのが、金慶喜(キム・ギョンヒ)氏。彼女は金日成氏の実の娘であり、存命の人物としては「白頭の血統」で序列ナンバー1といえる人物だ。

    ただし、彼女の消息は詳らかでなく、一部には死亡説もある。このことから一時、「金正恩氏は叔母ですら処刑した」という噂が北朝鮮国内でまことしやかに伝わった。

    このような一連の出来事の中で、「白頭の血統は、金慶喜氏の代で潰えた」という話まで出回るようになったわけだ。

    さらに、金正恩氏の実母が高ヨンヒ氏であることも「ニセモノ説」を構成する要素のひとつだ。

    (参考記事:金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈

    妹の友人が大量失踪

    ある脱北者は、「正恩氏は、白頭の血統ではなく『富士山の血統』だ」と揶揄する。金正恩氏が「白頭の血統」の継承者であることを強調すればするほど、在日朝鮮人である高ヨンヒ氏が実母であることがアキレス腱となりかねないのだ。

  • 刑務所の幹部に性的暴行され、中絶手術を受けさせられた北朝鮮女性の証言

    北朝鮮で行われている反人道的な犯罪について、金正恩党委員長ら国家の指導部にその責任を問うべきとの声が高まっている。韓国のソウルには国連の傘下機関として人権事務所が設置され、北朝鮮の人権状況を監視し、被害者の証言を記録している。

    韓国政府も今年になって成立・施行された北朝鮮人権法に基づき、北朝鮮人権記録センターを設立。北朝鮮の指導部に人権侵害の責任を問うための法的根拠を整理しようとしている。

    こうした動きを受けて、韓国の民間団体が運営する対北短波ラジオ「国民統一放送」は、独自に人権侵害被害者の証言の掘り起こしを行い、その証言を北朝鮮に向け発信している。

    その最初の証言者となったのは、脱北女性のキム・チャンミさんだ。

  • 刑務所の幹部に性的暴行され、中絶手術を受けさせられた北朝鮮女性の証言

    脱北女性のキム・チャンミさんは2007年、いったんは中国へ逃れたものの北朝鮮に強制送還され、拘留場、集結所、教化所に収監され、人権を侵害された経験を持つ。

    人格を否定、性的な道具とみなす

    問:出身はどこで、韓国に来たのはいつでしょうか?

    答:咸鏡北道(ハムギョンブクト)の慶源(キョンウォン)郡出身で、韓国に来たのは2012年6月のことです。

    問:家族と一緒に来たのですか?

    答:私の家族は、両親の下に1男5女があり、私は四女なのですが、両親もきょうだいも多くが亡くなり、上に姉1人、下に弟1人が残っているだけです。1人は北朝鮮に残り、1人は韓国にやって来ました。

    問:拘留場に入れられた理由は?

  • 取締法のない北朝鮮、中国への「大麻」輸出に乗り出す

    ヨーロッパやアメリカ大陸では合法化、非犯罪化の流れが進んでいる大麻。一方、アジアのほとんどの国では、依然として厳しく罰せられる犯罪だ。

    そんな中、世界的にも珍しい、大麻に関する法規定のない国がある。北朝鮮だ。

    子どもたちに蔓延

    大麻の使用は、朝鮮半島が日本の植民地支配下にあった1935年に制定された「朝鮮麻薬取締令」で禁止された。

  • 金正恩氏が父親から受け継いだ「喜び組」パーティーの悪癖

    2016年の北朝鮮を振り返る(5)

    韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は10月19日、国会情報委員会の国政監査で、北朝鮮の金正恩党委員長が毎週3、4回ずつ夜通しのパーティー(酒宴)を開き、不摂生な生活と食習慣のために健康不安を抱えているとの分析を報告した。

    金正恩氏には以前から健康不安説があるが、ここまで酒を好むという話は出ていなかったと思われる。

  • 金正恩氏「バカにされて幹部ら処刑」…庶民にも牙むく

    2016年の北朝鮮を振り返る(2)

    北朝鮮では今年も、粛清の嵐が吹き荒れた。

    韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は10月19日、国会情報委員会の国政監査で、北朝鮮の金正恩党委員長がしばらく自制していた粛正を再開し、今年は9月までに64人が公開処刑されたと明らかにした。2011年12月に正恩氏が最高指導者になって以降では、処刑された朝鮮労働党、政府、朝鮮人民軍の幹部の数は100人以上に達するという。

    人間をミンチに

    一方、聯合ニュースは8月、北朝鮮内部の消息筋からの情報として、公開処刑のいくつかの事例について報じた。

  • 北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに

    北朝鮮に冬がやって来た。まだ11月だが、比較的温かい平地でも朝の気温は0度前後、北部山間地域では氷点下はるかに下回る。人々は、寒さに加え、大増産運動「200日戦闘」の度重なる動員で、クタクタになった体を癒やすため、サウナを楽しむ。

    国の機関が運営するサウナもあるが、人気があるのはトンジュ(金主、新興富裕層)が経営する民間のサウナだ。

    「夫婦湯」の実態

    両江道(リャンガンド)恵山(へサン)市では、恵江洞(ヘガンドン)、恵山洞(ヘサンドン)、城後洞(ソンフドン)などに民間のサウナがある。北朝鮮では汗蒸湯(ハンジュンタン)と呼ばれている。

  • 金正恩氏はなぜ「ゴムボート写真」を偽造したのか

    金正恩党委員長が11月に入り不気味な動きを見せている。これまで4回、現地視察を行っているが、その全てが朝鮮人民軍(北朝鮮軍)関係なのだ。

    韓国では朴槿恵大統領の退陣要求が強まり、米国ではトランプ氏が勝利して対北朝鮮政策が不透明になるなか、金正恩氏に圧力をかける主要2カ国に隙間が出来るタイミングでのことだ。ただ、北朝鮮メディアが正恩氏の視察の様子として公開した写真をめぐって、韓国では「偽造説」も出ている。

    ゴムボートに立つ金正恩氏

    13日付の朝鮮中央通信によると、金正恩氏は北朝鮮の西に位置し、南北軍事境界線に近接するカルリ島と長在島(チャンジェド)の防御隊を視察。わざわざゴムボートに乗っている場面の写真を公開している。それが下の写真だ。

  • 金正恩氏の「最愛の妹」が「最強の妹」に変身している

    北朝鮮の金正恩党委員長は、8月末から9月初めにかけて発生した北東部の大水害被災地を、いまだに訪れていない。

    その理由について、北朝鮮国内の情報筋や韓国の北朝鮮ウォッチャーからいくつかの観測が出ていることについては、筆者も何度か言及してきた。中でも有力に思えるのは、洪水によって国境警備隊の武器庫が倒壊、銃器や弾薬類が流失し、いまだ回収が終わっていないから、との指摘である。

    友人が謎の「大量失踪」

    確かに、米韓で金正恩氏を狙う「斬首作戦」が半ば公然と議論されている状況下では、うなずけるものだ。それでも気になるのは、誰が、「被災地には行かない」という結論を下しているかだ。

  • 本当にある「地獄の一丁目」…北朝鮮「政治犯収容所」が拡張されている

    北朝鮮が、恐怖政治の象徴である政治犯収容所の拡張を続けている。

    かつて、政治犯収容所に警備隊員として勤務し、その恐怖の実態を告発し続けている脱北者・安明哲氏によれば、「そこでは人間が想像しうる、ありとあらゆる残酷なことが行われていた」という。まさに、実在する「地獄の一丁目」である。

    (参考記事:赤ん坊は犬のエサに投げ込まれた…北朝鮮「政治犯収容所」の実態

    同窓会を血の粛清

    政治犯収容所が拡張されているとの主張は以前からあるが、アムネスティ・インターナショナルはこのほど、今年5月と8月に撮影された2ヶ所の政治犯収容所の衛星写真を比較、分析し、その事実を裏付けた。

  • 金正恩エリートら、出世をエサに性暴行…権力層の横暴に庶民も激怒

    北朝鮮権力層の不正と横暴に庶民からの怒りが高まっている。北朝鮮の正式名称は朝鮮民主主義人民共和国だ。国家の建前は格差は存在せず、皆が平等に暮らせるとしているが、実際は上から下まで徹底した階級社会だ。さらに一部の権力層はやりたい放題だ。

    最も有名なところでは、金正恩党委員長の側近中の側近で、いわば「金正恩エリート」の代表格とも言える崔龍海(チェ・リョンヘ)氏。崔氏をよく知る人物によると、北朝鮮一のブランド好きで派手な生活を好むという。

    過去には、度重なる不正のために1994年と2004年に革命化(思想教育)処分を受けた。

    女性をおびき出し

    それだけでなく、権力を盾にして美貌の芸能関係の女性を性の玩具にするなどの醜聞に濡れたことすらある。

    (参考記事:美貌の女性の歯を抜いて…崔龍海の極悪性スキャンダル

    崔氏は父親が故金日成氏の盟友である崔賢(チェ・ヒョン)氏の息子という血統だ。