【写真】元人気女子アナが韓国政府を猛批判「北が敵じゃないって…」
「休戦中であるわが国の国防白書から「主敵」が消えました。 (ならば)大切な息子たちの徴兵は、何のために行うのでしょうか」
息子を軍隊に送る、韓国の母親たちの心情を代弁した言葉だ。続けて同氏は、「韓国と北朝鮮の平和は、私も願っています」としながらも、北朝鮮が引き起こした韓国海軍の哨戒艦「天安」の撃沈、延坪島(ヨンピョンド)に対する砲撃事件、金剛山での女性観光客射殺事件に言及。「忘却が美徳になり得ない事件の数々が、依然として私たちの現実なのです」と述べ、続けて「わが国のすべての軍事努力は、歴史的『加害当事者―北朝鮮』に対する備えであった」と強調している。
もっとも、北朝鮮を「敵」とする表現は1995年版の国防白書で初登場し、その後は出たり消えたりを繰り返してきた。