美人ウェイトレスに労働者…「生き残り」に必死な北朝鮮
中国企業の方も、当局が北朝鮮労働者の解雇、帰国を強制しないことから食指が動いているようだが、北朝鮮側から「3ヶ月分の賃金を先払いしてくれ」という「常識外の要求」(情報筋)を突きつけられたために、躊躇しているという。
北朝鮮の幹部は、さすがに旗色が悪いと見たのか、2ヶ月分だけでもいいから先払いしてくれないかと泣きつき、しつこく契約を成立させようとしてきたとのことだ。契約が成立したかどうかについて、情報筋は言及していない。
「北朝鮮側も3ヶ月分の賃金先払いの要求が行き過ぎだということを知らないわけがない。それでもそんな要求をしてくるのは、北朝鮮の外貨事情がいかに急を要するかを物語っている」(情報筋)
このように、国連安保理の制裁決議で禁止されている北朝鮮労働者の新規雇用と思しき事例が各地で報告されている。