美人ウェイトレスに労働者…「生き残り」に必死な北朝鮮

ロシア内務省移民問題担当局のオリガ・カキロバ局長は昨年9月、インターファクス通信のインタビューに、今年12月22日までに労働を続けられるとし、1万9559人が労働を行っていると述べている。

今年3月に、ロシア極東のウラジオストクの情報筋は、平壌の企業から新たに労働者が派遣されたとし、いずれも建設現場やレストランなどで働いていると伝えている。建設労働者は昨年12月にビザが切れて一度帰国し、今度は教育研修用のビザを取得してロシアに再入国したようだ。

北朝鮮は、「技術学習生」という日本の「技能実習制度」と同様の制度を悪用し、北朝鮮の学生をインターンとして中国で働かせてきたが、同様の手口でロシアに労働者を派遣しているようだ。

(参考記事:20代美人ウェイトレスを直撃…「北朝鮮レストラン」の舞台裏