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  • 金正恩氏「祖母の聖地」で半殺し暴力沙汰

    中国との国境に面した北朝鮮・両江道(リャンガンド)の金正淑(キムジョンスク)郡。元々は新坡(シンパ)郡だったが、1981年10月に、金日成主席の夫人で、金正恩党委員長の祖母にあたる金正淑氏の名前が付けられた。この地は、生前の金正淑氏が革命活動を行った場所とされる。

    祖国光復会のアジトとして使われていた写真館、軍需物資を隠していた水車小屋、秘密連絡書だった商店、日本の警察署、憲兵隊の建物などが、新坡(シンパ)革命史跡地に指定されている。1974年10月には金正淑氏の銅像が建てられた。

    新坡革命史跡地は、白頭山女将軍(金正淑氏)がチュチェ26(1937)年春、桃泉里(トチョンリ、鴨緑江の対岸で現在の中国吉林省長白朝鮮族自治県)を拠点に活動され、国内深くまで党組織と祖国光復会の組織を拡大するための闘争を精力的に行った意味深い場所だ。(労働新聞 2017年12月25日)

    そんな「聖地」において、凄惨な暴力事件が発生した。北朝鮮にも暴力団組織のようなものがあり、乱闘騒ぎもときどき起きている。

  • 【画像】「ああプルコギ!」感涙にむせぶ北朝鮮の兵士

    2011年、煕川(ヒチョン)2号発電所の建設現場に動員された兵士たちが、金正日総書記から贈られたプルゴギに感動している様子を描いた絵。
    2011年、煕川(ヒチョン)2号発電所の建設現場に動員された兵士たちが、金正日総書記から贈られたプルゴギに感動している様子を描いた絵。

    鉄板の上に山積みになった肉を前に、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士が涙を流している絵。「ああ、プルゴギ!(焼き肉)」「熱いその愛に声を枯らして(泣く)」というキャプションが付いている。

  • 【写真コラム】「焼き肉」を前に感動の涙を流す北朝鮮の兵士

    2011年7月に北朝鮮の国営メディアが紹介した1枚の絵は衝撃的なものだった。鉄板の上に山積みになった肉を前に朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士が涙を流しているというものだった。絵には「ああ、プルゴギ!(焼き肉)」「熱いその愛に声を枯らして(泣く)」というキャプションが付いている。(【画像】「ああプルコギ!」感涙にむせぶ北朝鮮の兵士

    これは、煕川(ヒチョン)2号発電所の建設現場に動員された兵士たちが、金正日総書記から贈られたプルゴギに感動しているという様子を描いたものだが、これが国外のメディアに大きく取り上げられ、北朝鮮の食糧事情がいかに劣悪かを大々的に宣伝する逆効果を生んでしまった。

  • 金正恩氏がトランプ氏に「言いたくても言えない」あの問題

    北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は18日、「米国内の政争が朝米関係を膠着させている」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

    論評はトランプ米大統領を「対話派」と位置づけ、6月の米朝首脳会談についても、トランプ氏が「米国史上どの大統領もかなえなかった『幻想的な対面』を実現させ、全世界の歓呼と国民の大きな呼応を受けた」ものだと持ち上げている。

    金正恩党委員長が、いかにトランプ氏を味方につけて置きたがっているかを、雄弁に物語るものと言える。

    トランプ氏は7月20日、北朝鮮人権法を2022年まで延長する法案に署名し、成立させた。同法は、北朝鮮の残忍な人権侵害を止めさせるためのものだ。北朝鮮は人権問題への干渉を最も嫌っており、従来ならば「トランプ一味による謀略的な人権騒動」とかなんとか言って、猛反発していただろう。

    (参考記事: あの話だけはしないで欲しい…金正恩氏、トランプ大統領に懇願か

    米政府は金正恩氏をはじめとする北朝鮮高官らを人権侵害に責任があるとして制裁指定しているが、これを知ったときの金正恩氏の怒りはすさまじかったと言われる。

    (参考記事:金正恩氏が「ブチ切れて拳銃乱射」の仰天情報

    しかし、トランプ氏が署名してから1カ月が経つのに、北朝鮮はきわめて静かだ。もしかしたらトランプ氏は金正恩氏との間で、「非核化に応じる限り、人権問題には本気で干渉しない」という密約でも交わしているのではないか。

    北朝鮮にとって、「完全な非核化」は簡単なことではないだろうが、不可能な課題でもない。金正恩党委員長は北朝鮮において、「全能」に近い独裁者だ。彼が決心すれば、たいていのことは実現できる。

    しかし、人権問題は別だ。国民に対する人権侵害を止めるということは、恐怖政治を止めることと同義だ。そんなことをしたら独裁権力が弱まり、「全能」ではなくなってしまう。

    だから金正恩氏にとって、北朝鮮人権法が延長されたのは、面白いことであろうはずがない。同法は、北朝鮮の人権問題が改善しない限り、米国が北朝鮮に対して人道支援以外の援助を禁じるものだ。また今回の延長に当たり、人権侵害に関わった北朝鮮の当局者らに対する制裁を維持することや、中国が脱北者を北朝鮮に強制送還するのを即時中止させること、USBメモリーや携帯電話などを利用して北朝鮮に外部情報をもたらす啓発活動への支援を大統領に求めている。

    中国による脱北者の強制送還は、様々な人権侵害を併発しているが、これが中止されたら中朝国境に一種の「自由地帯」が生まれかねず、金正恩氏がナーバスになるのは当然と言えば当然だ。

    (参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられる脱北女性たち

    外部情報の遮断は、北朝鮮当局が最も力を入れている分野であり、米国政府がこれに本気で挑戦したら、間違いなく非核化対話は壊れるだろう。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    金正恩氏としても、北朝鮮人権法が延長されたことに対し、言いたいことはたくさんあるのではないか。それでも、敢えて米国に非難を浴びせ、人権問題がクローズアップされるようなことになれば「やぶへび」である。

    北朝鮮がいまだに口を閉じているのは、トランプ政権側が「人権問題への取り組みはポーズに過ぎない」とでも言質を与えたか、前述したとおり「やぶへび」を恐れ、トランプ氏が自分たちの立場を察してくれるよう祈っているかのどちらかだろう。

  • 餓死、捨て子、孤立…北朝鮮きっての「金持ち地域」が没落

    地下資源が非常に豊富なことで知られている北朝鮮。朝鮮地理全書によると、北朝鮮の石炭の推定埋蔵量は227億トン。この数字の信憑性は不明だが、世界的に見ても非常に多いことには違いない。

    北朝鮮で、炭鉱が集まっているのは首都平壌から北東に70キロ離れた平安南道(ピョンアンナムド)の价川(ケチョン)、徳川(トクチョン)、平安北道(ピョンアンブクト)の球場(クジャン)などだ。

    北朝鮮では収入のほとんどを市場で得ている人が大多数だが、この地域の炭鉱労働者は例外的に、勤め先から受け取る給料や配給で生活が成り立っていた。また、その懐を目当てにした市場が繁盛し、ふんだんな石炭を利用した様々な軽工業が発達するなど、かなり豊かな地域と言われてきた。

    (参考記事:経済制裁をチャンスに変える…北朝鮮「草の根企業」奮闘記

    ところが、昨今の国際社会の制裁が、豊かだった炭鉱地帯をすっかり変えてしまった。石炭の中国への輸出ができなくなったことが、地域経済に深刻な影響を与え、餓死者が出るような状況になっているというのだ。

    (参考記事:「街は生気を失い、人々はゾンビのように徘徊した」…北朝鮮「大量餓死」の記憶

    デイリーNKは今月1日、私事旅行(親戚訪問)で中国を訪れたこの地域在住の2人とのインタビューを行った。

  • 公然と「権力批判」を始めた北朝鮮国民。金正恩氏は大丈夫か

    北朝鮮で、政府のやり方に異を唱えるのは非常に危険な行為だった。そんなことをすれば、夜中に密かにどこかに連れ去られ帰ってこなかったり、政治犯として収容所送りにされたりしていた。

    例えば、1990年代後半に北朝鮮を襲った大飢饉「苦難の行軍」から人々を救おうとして規則を破った工場の幹部が処刑されたことに、集団で異を唱えた労働者たちは悲惨な末路をたどった。

    (参考記事:抗議する労働者を戦車で轢殺…北朝鮮「黄海製鉄所の虐殺」

    それから20年。

  • 人身売買団の餌食になった「ある少女」を待ち構える運命

    よりよい生活を求めて国境の川を渡って中国に向かった北朝鮮女性が、人身売買の餌食になる事例は枚挙に暇がない。

    (参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられる脱北女性たち

    中国政府は、脱北者を発見し次第逮捕し、北朝鮮に強制送還するため、摘発を恐れ多くの脱北女性が身を潜めて暮らしている。これに対しては、米議会の中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)が、北朝鮮女性の人身売買を助長している中国政府機関や個人に対し制裁措置を取ることを勧告するなど、国際的な非難も高まっている。

    犯罪者たちは、このように孤立した女性たちをターゲットにしている。その魔の手は、北朝鮮国内の女性にも及んでいる。

    (参考記事:ねらわれる少女たち…脱北者の性犯罪被害が深刻

    北朝鮮事情に精通した中国のデイリーNK情報筋によると、両江道(リャンガンド)に住んでいた少女は、何らかの理由で川を渡って中国に行こうとしたところで、人身売買団に捕まってしまった。

  • 北朝鮮「倒れた作業員は連れ去られ、戻ってこれない」魔の工事現場

    北朝鮮の金正恩党委員長の旗振りで始まった高級リゾート「元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区」の建設事業。外国人観光客を多数誘致し、外貨を確保するのが目的と見られる。

    (参考記事:対話ムードを受け「観光大国」への野心をふくらませる北朝鮮

    ところが、その工事現場では様々な人権侵害、大事故が多発しており、このままでは「いわくつきリゾート」「事故物件」になりかねない様相を呈している。

    (参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故

    死体は廃棄物扱い

    韓国のリバティ・コリア・ポストの現地情報筋によると、この工事は、今年1月10日に始まった。当局は、人民保安省(警察庁)管轄の9ヶ所の教化所(刑務所)、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)保衛部(秘密警察)の教化所の収監者の中から、健康状態が良好な30代以下の25万人の人員を選抜し、現場に投入した。

  • 北朝鮮女性を苦しめる「書類整理」と呼ばれる性虐待行為

    北朝鮮女性を苦しめる「書類整理」と呼ばれる性虐待行為

    北朝鮮では、建国直前の1946年7月30日、臨時人民委員会が「朝鮮男女平等権法についての法令」を発表した。これには女性の選挙権、被選挙権の保障、強制結婚の反対、離婚の自由、養育費訴訟権の認定、一夫多妻制の否定などの内容が含まれている。

    (関連記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    それから72年が経過した先月30日、朝鮮労働党機関紙の労働新聞「代を継いで首領福を味わう朝鮮女性の無限の歓喜」というタイトルの記事を掲載した。「首領福」とは、「立派な最高指導者を頂く幸福」のことを言う。

    記事には、「男女平等権法令が発布されたことにより、朝鮮の女性たちは男性と同等の権利を持ち、社会の堂々たる主人として、革命の両輪の一方を力強く回していくことができるようになった」などと書かれている。しかし、これを「ああ、そうですか」と信じるわけに行かないのは、多くの読者も承知していることだろう。

  • 【動画】韓国版「喜び組」との声も…アシアナ研修生たちの会長接待

    韓国のKBSは7日、アシアナ航空のキャビンアテンダント(乗務員)研修生たちが、同社を所有する錦湖アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長をもてなすため、セクハラに近いイベント参加を強要されていたと報道。その場面を収めた映像を入手して放映した。韓国メディアは、まるで北朝鮮の「喜び組」のようだと報じた。(【動画】韓国版「喜び組」…アシアナ研修生たちの会長接待

    映像には、アシアナ航空のユニフォームを着た女性30名ほどが団体で、「会長にお会いする日、しきりにときめく心に眠れませんでした」「真っ赤なバラくらい会長を愛してる、胸が弾けそうなこの心を知っていますか」などと歌う様子が収められている。(【動画】韓国版「喜び組」…アシアナ研修生たちの会長接待

  • 北朝鮮の「通勤列車」が再開…しかし終点はなぜか「政治犯収容所」

    北朝鮮の鉄道を巡っては、我々がびっくりしてしまうようなエピソードがいくつも伝えられている。最近では、兵役を終えて故郷に帰るところだった若者が、列車の中で餓死してしまうという事件があった。

    列車の進み方が遅すぎたために、目的地にたどり着く前に、手元にあった食糧を食べ尽くしてしまったのだ。

    (参考記事:東京から岡山まで10日!? 電力難が招く北の「鉄道崩壊」

    このほかにも、通勤列車が大爆発に巻き込まれ、一度に3000人が犠牲になったとされる事故についても伝えられている。どうやらこれが、北朝鮮史上、最も多くの死者を出した事故のようだ。

    (参考記事:通勤列車が吹き飛び3000人死亡…北朝鮮「大規模爆発」事故の地獄絵図

    しかしやはり、北朝鮮の人々にとっては、列車が遅すぎることが何より問題だったようだ。北朝鮮国民は鉄道に見切りをつけ、「ソビ車」と呼ばれる個人経営の乗り合いバスを移動手段とした。しかし最近になり、「オワコン」と思われていた鉄道が復活の兆しを見せている。

  • 金正恩氏の「美少女調達」システムに北朝鮮国民が怒り

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は30日、金正恩党委員長が中国との国境に面した平安北道(ピョンアンブクト)の薪島郡(シンドグン)を視察したと伝えた。同郡には、2011年に「経済地帯(特区)」に指定された鴨緑江(アムロッカン)河口の中州・黄金坪(ファングムピョン)も含まれる。黄金坪は中国との共同開発計画があるが、主導していた張成沢(チャン・ソンテク)元党行政部長が処刑されて以降、中断している。

    張成沢氏の処刑は、北朝鮮の政治経済に様々な影響を与えた。多くの人々が「一味」と見られて粛清され、その中には北朝鮮きっての「イケメン」と言われた元俳優や、同氏と愛人関係にあった元スター女優のキム・ヘギョンもいた。そうして消し去られた人の数は1万人とも言われ、北朝鮮社会が負った人材面でのダメージは小さくなかったはずだ。

    (参考記事:【写真】女優 キム・ヘギョン――その非業の生涯

    しかしそれ以上に深刻なのが、北朝鮮国民の胸の内に芽生えた疑いと怒りだ。韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使が近著『3階書記室の暗号 太永浩の証言』(原題)で明かしているところによれば、北朝鮮国民は張成沢氏の愛人関係が明るみに出るに従い、権力層の腐敗堕落ぶりを知ることになった。日本では、故金正日総書記が愛した「喜び組」の存在はよく知られた話だが、北朝鮮の庶民は、そういったことをまったく知らない。

    (参考記事:【動画アリ】ビキニを着て踊る喜び組、庶民は想像もできません

    実は、朝鮮労働党の中枢機関である組織指導部には、「権力層に仕える女性」を選抜、管理する特別なセクションがある。その名も「5課」。中央から道・郡・市などの末端にいたるまで組織網を張り巡らせ、14~16歳の美少女を選抜し、各種の専門家に養成するのだ。選抜された女性たちは、「5課対象」「5課処女」などと呼ばれる。朝鮮語で「処女」は若い女性や未婚女性を指す言葉で、日本語の「乙女」のニュアンスに近い。

    5課の存在は、以前から北朝鮮国民の間で広く知られていた。太永浩氏によれば、北朝鮮の庶民は従来、娘がこのような対象に選抜されることを喜んでいたという。名誉でもあるし、選抜された少女の家庭には様々な恩恵が与えられるからだ。

    ところが張成沢氏の粛清をきっかけに、5課に選ばれた少女たちの一部が権力者の性の玩具にされていることを、北朝鮮国民は知ってしまったのだ。

    (参考記事:「エリート女学校長は少女達を性の玩具として差し出した」北朝鮮幹部が証言

    太永浩氏は前述した著書の中で、次のように言っている。

    「北朝鮮国民は張成沢の不正と醜聞を通じ、腐敗堕落した白頭の血統の実像を目撃した。金氏の家門は共産主義とプロレタリア独裁の皮をかぶり、あってはならない奴隷社会を建設した。私は張成沢粛清が、今後、金正恩政権のアキレス腱になると見ている」

    (参考記事:北朝鮮の「イケメン俳優」はなぜ金正恩氏に殺されたか

  • 金正恩氏「堪忍袋の緒が切れた」ドロボー兵隊集団に厳罰

    北朝鮮では最近、通信ケーブルや電線の盗難が相次いでいる。当局はいつものように厳罰を持って対応する方針を示したが、同様の犯行は一向に減る気配がない。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

    両江道(リャンガンド)の情報筋によると、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)第12軍団のある部隊の兵士たちが、「政府線」と呼ばれる通信ケーブルを切断しようとしていたところを、張り込み中の機動巡察隊に逮捕された。

    政府線とは、首都平壌の政府機関から地方政府を結ぶ通信ケーブルだが、銅製で売ればかなりの儲けになることをよく知っている兵士たちが、常習的に盗んで売り払っていた。

    北朝鮮軍の規律は地に落ちており、部隊内では窃盗や性的虐待が横行している。金正恩党委員長が核開発に突き進んだのも、それが理由のひとつと思われる。

    (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    北朝鮮軍の兵士たちは国から食糧配給がまともに受け取れないため、餓死を免れるために民家や農場を集団で襲撃し、「馬賊」として恐れられている。国内だけでは飽き足らず、国境を越えて中国に忍び込み、強盗殺人を犯す者すらいる。

    (参考記事:【スクープ撮】人質を盾に抵抗する脱北兵士、逮捕の瞬間!

  • 【写真】漂着した北朝鮮の木造船

    石川県の日本海沿岸に漂着した北朝鮮のものと見られる木造船(2018年5月12日、デイリーNKジャパン)
    石川県の日本海沿岸に漂着した北朝鮮のものと見られる木造船(2018年5月12日、デイリーNKジャパン)

    日本海沿岸に漂着した北朝鮮の漁船は、木材をクギで固定しコールタールを縫って水密処理した構造になっている。これだと、船体が波に揉まれているうちにクギが抜け、海上で分解してしまう危険性が大きい。

  • 「自衛隊の攻撃力は一流になった」北朝鮮メディア

    北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は19日、日本の安倍政権が「海外侵略に狂奔している」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

    論評は「日本のしつこい軍事大国化策動によって『自衛隊』武力は武装装備の面において世界一流の軍隊に劣らない攻撃能力を備えるようになったし、海外での軍事活動範囲も大幅に拡大された」と指摘。

    (参考記事:北朝鮮、安倍政権を警戒「軍事大国化に狂奔」

    続けて、憲法改正さえ実現すれば「日本は過去と同様、何の拘束も受けずに世界の任意の所で任意の国を対象に軍事行動を制限なく繰り広げることができる」と主張した。

    同通信の報道全文は次のとおり。

  • 北朝鮮が日本だけを非難…安倍さんは金正恩氏と会って大丈夫か

    日本政府は、北朝鮮の金正恩党委員長が9月にロシア極東ウラジオストクで開かれる「東方経済フォーラム」に出席する場合、現地で安倍晋三首相との首脳会談を実現させることを目指す方針だという。ロシアは同フォーラムに金正恩氏を招待しており、安倍氏も出席する予定だ。

    報道によれば、金正恩氏は12日の米朝首脳会談で「(安倍)首相と会う可能性がある。オープンだ」とトランプ大統領に述べ、会談に前向きな考えを示していたという。

    日朝首脳会談が実現すれば、それ自体は大いに結構なことだ。しかし問題は、日本側が期待する成果――日本人拉致問題の進展を得ることができるかどうかだ。

    核問題を巡っては、北朝鮮は韓国や米国との首脳会談の前に、核兵器開発を停止する意思を示していた。米国が要求する「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」が実現するかはなお未知数だが、「完全な非核化」という方向性は定まっている。

    一方、日本人拉致問題はどうか。

  • 【動画】ロッドマン、米朝首脳会談を喜び号泣

    米プロバスケットボール(NBA)の元スター選手で北朝鮮の金正恩党委員長の「親友」でもあるデニス・ロッドマン氏が12日、米朝首脳会談の実現を喜び、米CNNのインタビューで号泣した。【動画】ロッドマン、米朝首脳会談を喜び号泣

  • 「腐りきった権力への恨み」北朝鮮で秘密警察への襲撃事件が発生

    北朝鮮の北東部で、検問所にいた秘密警察の要員が何者かに襲われる事件が発生した。咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、事件が起きたのは道内の会寧(フェリョン)市にある、10号哨所、つまり国家保衛省(秘密警察)の検問所だ。

    5月9日、勤務中の要員が何者かに刃物で刺された。病院に運ばれ一命はとりとめたが、一時は生命が危ぶまれるほどの深手を負った。(参考記事:口に砂利を詰め顔面を串刺し…金正恩「拷問部隊」の恐喝ビジネス

  • 【写真アリ】自分の「泣き顔」も公開する金正恩氏のねらい

    朝日新聞は5月30日付朝刊に、「正恩氏の涙、異例の映像が示すもの 核廃棄へ転換の裏で」と題した記事を掲載した。北朝鮮で4月、金正恩党委員長が涙を流すシーンの収められた記録映画が、朝鮮労働党の地方組織や国営企業といった、末端の機関に属する党幹部向けに上映されたとする内容だ。(関連記事:【写真】側近の死に「泣き顔」の金正恩氏

    海辺で、男性(金正恩氏)が水平線を遠く望んで立っている。 ほおを涙がつたう。 そこに、こんな趣旨のナレーションが流れる。 ――強盛国家を実現するため努力してきたのに、改革がうまくいかないもどかしさから、涙を流しておられる――

    記事は、脱北者の証言に基づき映像の内容をこのように描写。そのうえで「3代独裁が続く北朝鮮で、最高指導者は神に近い存在。涙を流す姿を見せることは異例だ」と解説している。
    事実なら、実に興味深い話ではある。ただ一点、指摘して置くべきことがある。金正恩氏は2015年12月、交通事故で死亡した金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党書記の遺体と対面した際、自分の「泣き顔」を広く公開しており、彼の「涙」は必ずしも「異例」とは言えないのである。【写真】側近の死に「泣き顔」の金正恩氏

  • 会談中止で言ってることが支離滅裂…金正恩氏のメンタルは大丈夫か

    北朝鮮外務省の金桂官(キム・ゲグァン)第1次官は25日、トランプ米大統領が米朝首脳会談の中止を通告したことを受けて談話を発表。「意外であり非常に残念」「いつ、いかなる方式でも(米国と)対座して問題を解決していく用意がある」と表明した。

    談話は「委任による発表」とされており、金正恩党委員長の意思を代弁したものと見られる。

    驚かされるのは、その中身だ。

    米朝首脳会談が中止でショック!?

    談話は、会談を控え米国が北朝鮮に対する要求水準を高めてきたことに反発しつつも、首脳会談を決断したトランプ氏を「心のうちで高く評価してきた」と持ち上げている。さらには「われわれの国務委員長も、トランプ大統領と会えば良いスタートを切ることができると述べて、そのための準備に努力の限りを尽くしてきた」などとして、精一杯のラブコールを並べているのだ。(参考記事:米朝首脳会談中止「意外で残念」、北朝鮮が表明

  • 北朝鮮「列車に乗っていたら飢え死に」その理由は

    北朝鮮では、旅客輸送の6割、貨物輸送の9割を担う鉄道を「人民経済の先行管」「国の動脈」として非常に重要視している。多額の投資をして電化率は8割を越えているが、それがあだとなり、深刻な電力難で立ち往生する事例が相次いでいる。

    女性兵士らの悲劇

    金正恩党委員長は、先月の南北首脳会談で韓国の文在寅大統領の訪朝に関連し、自国の交通の劣悪さについて言及している。

    「平昌(冬季五輪)を訪問した(北朝鮮の)人々が韓国の鉄道は素晴らしいと言っていた。北朝鮮は交通が良くないので、このような環境にいて北朝鮮に来たら本当に不便に感じるかもしれない。ゆったりとお迎えできるようにしたい」

    金正恩氏が、全世界の前で認めざるを得ないほど、北朝鮮の交通インフラは劣悪なのだが、単に「不便」という範囲には収まらない悲劇が起きている。

    (参考記事:死者数百人の事故が多発する北朝鮮の「阿鼻叫喚列車」