投稿者: DailyNK Japan

  • 「急に変なこと言わないで!」金正恩氏、妹の猛反発にタジタジ

    朝鮮中央通信は9日、中国共産党の序列3位・栗戦書(りつ・せんしょ)政治局常務委員を団長とする中国党・政府代表団が前日、北朝鮮の建国70周年記念行事に参加するため現地入りした際、金正恩党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長らがこれを迎えたと伝えた。金与正氏が公の場に出てくるのは、久しぶりのことだ。

    (関連記事:「金与正氏がいて本当に幸いだ…」金正恩氏の妹を韓国要人がベタ褒め

    金正恩氏は7月以降、精力的に経済部門の視察を行っているが、李雪主(リ・ソルチュ)夫人が同行することはあっても、金与正氏の姿は見られなかった。それがここへ来て登場したのは、関係が改善した中国への礼遇を示すためであり、それはまた、金与正氏が兄からいかに期待をかけられているかの証左でもあると言える。

    最近では、金正恩氏がいったん下した指示を、金与正氏が訂正させることもあると言われる。

  • 国家にスイカ畑をむちゃくちゃにされた北朝鮮農民の怒り

    北朝鮮の北部にある両江道(リャンガンド)。蓋馬(ケマ)高原に属し、平均海抜は1000メートルに達する。霜の降りない無霜期間が年間150日に満たず、年間降水量も600〜700ミリと少ない。

    そのため、稲作の北限とされている中国の黒龍江省南部より500キロも南にあるのに、稲作はほとんどできない。その代わりに栽培されているのはジャガイモやトウモロコシだが、いずれもあまり現金収入につながらない作物だ。(参考記事:打ち捨てられた「将軍様の革命的ジャガイモ農法」

    現地の農民は様々に知恵を働かせて現金収入を確保しようとしているが、北朝鮮当局の愚策により、彼らの労働意欲は打ち砕かれている。現地の内部情報筋によると、現場となったのは道内のある村だ。農民は、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)から畑を借り受けて、トウモロコシを栽培している。

    今月初め、軍の検察所の検事からなる検閲(査察)隊がやってきて、畑の抜き打ち検査を行った。検閲官が目にしたのは、スイカだった。

  • 金正恩氏が公開「7000人死亡」リゾートの現場写真

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は17日、金正恩党委員長が李雪主(リ・ソルチュ)夫人とともに、江原道(カンウォンド)の観光リゾート「元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区」の建設現場を視察したと伝えた。

    朝鮮中央通信が公開した写真の中には、事故につながりそうな要素を収めた「恐怖写真」がある。金正恩氏の背景に写っている建設中の建物の足場が、どうやら木材で組まれているのだ。これは、先立って公開された三池淵(サムジヨン)郡の建設現場の写真の方がわかりやすいだろう。
    【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場①
    【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場②

    (参考記事:【写真と解説】危険すぎる!金正恩氏が視察した北朝鮮の建設現場

    このような安全対策の欠如により、現場では死亡事故が多発しているのだ。

  • 【写真】映画『ある女学生の日記』の主演女優パク・ミヒャン

    2007年にカンヌ映画祭でも上映された北朝鮮映画『ある女学生の日記』は、大学入学を控え進路に悩む女子学生の姿を描いたものだ。
    (参考記事:【写真】北朝鮮の女優パク・ミヒャン

    数学者である彼女の父親は、妻が癌を患っているにもかかわらず、研究所で仕事に没頭し家に戻らない。主人公は、そんな父親に不信感を抱くが、やがて彼の研究に大きな価値があると知り、自身も同じく学究の道を選ぶというストーリーだ。

    そこに込められているのは、父母が子どもに残すべき最も大きな財産は名誉や金ではなく、将軍様(金正日総書記)を心から尊敬する良心と義理であるとのメッセージだ。

  • 【写真】北朝鮮の女優パク・ミヒャン

    2013年12月に処刑された金正恩党委員長の叔父・張成沢氏に連座させられ、粛清された人々の数は1万人に上るという。その際には同氏につながる外交官たちも粛清された。その中に、前駐スウェーデン大使のパク・クァンチョルがいる。彼の息子の嫁は、2007年にカンヌ映画祭でも上映された北朝鮮映画『ある女学生の日記』に主演した女優パク・ミヒャンだ。

    北朝鮮映画『ある女学生日記』の主演女優パク・ミヒャン
    北朝鮮映画『ある女学生日記』の主演女優パク・ミヒャン

    太永浩氏によれば、彼女は夫や幼い息子とともに、政治犯収容所に送られてしまったという。

  • 「もうダメだ。打つ手がない」異常な猛暑に北朝鮮国内から絶望の声

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、北朝鮮当局は日照りによる被害の調査に乗り出した。

    北朝鮮の夏は、暑くても最高気温が30度を少し超える程度で、東海岸北部は30度にもならないのが普通だ。だが、今年に限っては、各地で40度近い最高気温を記録する猛暑となっている。多くの地域で全く雨が降っておらず、農業に深刻な影響が出始めたのだ。

    調査の様子を見守る農民も、調査を司る幹部も「今年の農業はもうダメだ」「これと言った対策はない、猛暑が一日も早く終わることを祈るしかない」と嘆いているという。

    もちろん、北朝鮮当局が何もしていないわけではない。北部山間部の慈江道(チャガンド)の情報筋によると、当局は先月20日から、人民班(町内会)の扶養家族(国の機関、国営企業に勤めていない人)や中学生・高校生までを動員し、協同農場と貯水池を結ぶ水路を作る工事に取り組んでいる。北朝鮮の中高生は、そうでなくとも「シンドイ夏休み」を送っているが、今年はとくに、彼らの労働力があてにされていることだろう(参考記事:北朝鮮の中高生「残酷な夏休み」…少女搾取に上納金も

  • 北朝鮮国内で「仁義なき戦い」…「軍vs突撃隊」流血の抗争

    デイリーNKの内部情報筋によれば、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の端川(タンチョン)水力発電所の建設現場で最近、軍の兵士らと道の外貨稼ぎ機関である金剛指導局傘下の突撃隊(建設部隊)の衝突が起き、物議を醸しているという。

    ド迫力の動画

    事件は、建設作業に必要な工具を準備せよとの命令を受けた兵士たちが、突撃隊の倉庫を襲撃、工具を強奪して行ったことがきっかけだった。倉庫係から報告を受けた突撃隊の中隊長は、屈強な隊員数人を引き連れて工具を取り戻しに行った。ところがツルハシやハンマーなどでメッタ打ちに遭い、1名がその場で死亡し4名が重傷を負わされてしまった。

    情報筋はその後の展開について触れていないが、突撃隊による報復が行われた可能性は十分にある。

    北朝鮮にも暴力団組織のようなものがあり、乱闘騒ぎもときどき起きている。

    (参考記事:【実録 北朝鮮ヤクザの世界】28歳で頂点に立った伝説の男

  • 北朝鮮の刑務所で「フォアグラ拷問」が行われている

    教化所(刑務所)など北朝鮮の拘禁施設では、ありとあらゆる形の人権侵害が行われている。人権の概念すら希薄な北朝鮮社会では、囚人たちは何ら抵抗する術を持たず、当局のなすがままだ。

    (参考記事:北朝鮮、拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も

    そんな中、北朝鮮の北部山間地域にある慈江道(チャガンド)の教化所で今月初め、受刑者2人が看守の人権侵害行為に抗議してハンストを行った。現地の内部情報筋によると、事件が起きたのは道内の城干(ソンガン)教化所だ。

    軍需物資を横流しした罪で収監された男性2人は、戒護責任者(看守長)の30代男性チェ某による暴行と暴言に耐えかね、教化所の副所長らに待遇改善を直訴。しかし訴えが受け入れられなかったばかりか、「告げ口」に対するチェ某の報復が激化した。

    すると2人は「こんな風に生きるのなら死んだほうがマシだ」と今月初め、3日間のハンストに入ったのだ。

    これを受け、報告を受けた教化所当局は反省するどころか、「ハンストはわが共和国(北朝鮮)の憲法を否定し、党に対する全面的な挑戦行為だ」とし、2人に対して10日間の懲罰房(独房)入りを命じ、食べ物をホースで口に流し込み、無理やり食べさせた。つまり、高級食材のフォアグラを作るために喉の奥までホースを入れられ、強制的に餌を流し込まれるアヒルのような目に遭わされたわけだ。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    それだけではない。

  • やっぱり事故が起きていた金正恩氏「恐怖写真」の現場

    やっぱり事故が起きていた金正恩氏「恐怖写真」の現場

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信や朝鮮労働党機関紙の労働新聞は10日、金正恩党委員長が中国との国境地域にある両江道(リャンガンド)の三池淵(サムジヨン)郡の建設現場など各所を視察したことを大きく報じた。その際に公開された写真を見た建築専門家の間からは、重大な事故が発生する可能性が指摘されている。
    (参考記事:金正恩氏の背後に「死亡事故を予感」させる恐怖写真

    そして「やはり」と言うべきか、この現場近くで深刻な事故が発生していたことがわかった。両江道(リャンガンド)の内部情報筋によると、道内の恵山(ヘサン)近郊で、大量の建設物資を積んで三池淵(サムジヨン)に向かっていた貨物列車が転覆した。

  • 【動画と日本語解説】北朝鮮「異色的な外人モデル」摘発映像

    脱北女性の人権活動家、イ・エラン氏が主宰する韓国の市民団体が、北朝鮮当局が「非社会主義的現象」の取り締まりのために制作した記録映画を入手し、インターネットで公開している。【動画】北朝鮮「異色的な外人モデル」摘発映像

    同団体の解説によれば、記録映画は5月20日頃、幹部向けに公開されたものだという。同団体が入手したコピー映像は、パソコンなどの端末で再生しながら画面を撮影したものらしく、やや不鮮明だ。しかし十分に被写体の判別は付き、音声も明瞭である。

    さらされた女子高生

    記録映画のタイトルは、「革命的な思想文化で非社会主義と退廃的な思想文化をきれいに無くしてしまおう」というもの。「強勢国家建設の突撃隊主力となるべき若者たちが、敵が投げ与えるエサに何のためらいもなく手を伸ばし、敵のなすがままにされている」などとするナレーションをバックに、プリント入りのシャツなどを着た若者たちや、輸入衣料のパッケージ写真が次々と流れる。【キャプチャ画像①】プリント入りのTシャツをとがめられだ若者

    輸入衣料のパッケージ写真には外人モデルの写真が付けられており、ナレーションは「異色的な商標」と表現している。【キャプチャ画像②】外人モデルのパッケージ写真

    さらには、風紀取り締まりを行う「糾察隊」に連行されたと思しき若い女性が、取調室風の部屋の中で恥ずかしそうに全身を撮影されているシーンもある。【キャプチャ画像③】全身を撮影される若い女性

    また、大人から子どもまで様々な年齢の男女が名前と顔と住所までを画面でさらされる映像が流れ、「夫や父は、妻や子供たちが着て歩く服が、社会主義風潮に合うものなのか、わからないのか」との糾弾が続く。女子高生も小学生も、容赦なくさらされている。【キャプチャ画像④】顔と名前、学校名までさらされた女子高生【キャプチャ画像⑤】小学生も容赦なし
    【動画】北朝鮮「異色的な外人モデル」摘発映像

  • 北朝鮮の中高生「残酷な夏休み」…少女搾取に上納金も

    北朝鮮の学生たちにとって、夏休みは必ずしも楽しいばかりのものではない。学校や国家から、様々な課題を押し付けられたり、組織生活や思想の総括を強いられたりするからだ。

    少女の「やわらかい皮膚」狙い

    いちばん憂鬱なのは、海外にいる留学生かもしれない。国に呼び戻されれば、外国の自由な空気から離れなければならないだけでなく、下手をすると一生を棒に振ることにもなりかねないからだ。

    それほどでもないにせよ、まだ幼い中学生らも憂鬱な問題を抱えている。

  • 【動画と解説】「喜び組」に「暴行」も…恥部さらして自滅する権力者

    韓国のKBSは7日、アシアナ航空のキャビンアテンダント(乗務員)研修生たちが、同社を所有する錦湖アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長をもてなすため、セクハラに近いイベント参加を強要されていたと報道。その場面を収めた映像を入手して放映した。韓国メディアは、まるで北朝鮮の「喜び組」のようだと報じた。(【動画】韓国版「喜び組」との声も…アシアナ研修生たちの会長接待

    映像には、アシアナ航空のユニフォームを着た女性30名ほどが団体で、「会長にお会いする日、しきりにときめく心に眠れませんでした」「真っ赤なバラくらい会長を愛してる、胸が弾けそうなこの心を知っていますか」などと歌う様子が収められている。

    匿名でKBSの取材に応じた乗務員によれば、こうしたイベントは1カ月に1回行われ、上司から「会長と抱擁しろ」「手をしっかり握れ」「涙を見せろ」などの指示が出されたという。

    これに先立ち、韓国警察は5月6日、大韓航空を傘下に置く有力財閥、韓進(ハンジン)グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長の妻、李明姫(イ・ミョンヒ)氏を暴行と業務妨害の疑いで立件したと明らかにした。韓国メディアは4月、工事現場で関係者を小突いたり書類をばらまいたりする人物の動画を公開し、李氏とみられると報道。警察が事実関係を調べていた。(参考記事:【動画】「ブチ切れ乱暴狼藉」の韓国財閥夫人、警察沙汰に

    李氏は、「ナッツ姫」こと長女のチョ・ヒョナ氏、そして「水かけ姫」こと次女チョ・ヒョンミン氏の母だ。

    動画が撮影されたのは、グループ内のホテル建設現場だとされる。李氏とみられる女性は、女性スタッフの腕をつかんで引きずり回し、さらには逃げる彼女を追い掛けようとするのを男性作業員が必死にとどめた。すると怒りが収まらないのか、揚げ句の果てには作業員が持つ大量の書類を床にぶちまけた。

    このように告発が相次ぐ背景には、財閥オーナー一族による企業の私物化と、グループ内では誰からも制約を受けない彼らのパワーの暴走がある。そして、告発により恥部を暴かれ、権威が失墜していく様は、「喜び組」を暴露された北朝鮮の金正日政権と似ている。(参考記事:【動画アリ】ビキニを着て踊る喜び組、庶民は想像もできません

    金正恩党委員長が、父親が残したこの「負の遺産」を清算するのはきわめて難しい。いずれ、こうした恥部に対して芽生えた国民の反感が体制を蝕み、大きな変化につながる可能性もないとは言えない。(参考記事:「喜び組」を暴露され激怒 「身内殺し」に手を染めた北朝鮮の独裁者

  • 北朝鮮の中高生「残酷な夏休み」…少女搾取に上納金も

    北朝鮮の学生たちにとって、夏休みは必ずしも楽しいばかりのものではない。学校や国家から、様々な課題を押し付けられたり、組織生活や思想の総括を強いられたりするからだ。

    いちばん憂鬱なのは、海外にいる留学生かもしれない。国に呼び戻されれば、外国の自由な空気から離れなければならないだけでなく、下手をすると一生を棒に振ることにもなりかねないからだ。(参考記事:北朝鮮の留学生が怯える「恐怖の夏休み」…家族と生き別れの例も

    それほどでもないにせよ、まだ幼い中学生らも憂鬱な問題を抱えている。

  • 【写真】海軍指揮官らの水泳能力判定訓練を指導する金正恩氏

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は2014年7月2日、金正恩第1書記(当時)が「朝鮮人民軍海軍指揮メンバーの水泳能力判定訓練を指導した」と伝えた。

    海軍指揮官らの水泳能力判定訓練を指導する金正恩氏(2014年7月2日付朝鮮中央通信)
    海軍指揮官らの水泳能力判定訓練を指導する金正恩氏(2014年7月2日付朝鮮中央通信)

    訓練には東海艦隊と西海艦隊の全指揮官が参加。海上で往復10キロの遠泳を行った。次ページ以降の写真を見ると、まるで金正恩氏が中高年の部下に対する「シゴキ」を行っているように見える。

  • 【写真と解説】まるでシゴキ!金正恩氏、中高年軍人の水泳訓練を指導

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は2014年7月2日、金正恩第1書記(当時)が「朝鮮人民軍海軍指揮メンバーの水泳能力判定訓練を指導した」と伝えた。

    訓練には東海艦隊と西海艦隊の全指揮官が参加。海上で往復10キロの遠泳を行った。記事とともに配信された写真を見ると、指揮官らは全員が中高年のようだ。金正恩氏の前に、水泳着姿の指揮官らが整列した様子は、まるで中高年の部下に対する「シゴキ」のように見える。(【写真】海軍指揮官らの水泳能力判定訓練を指導する金正恩氏

    同通信によれば、金正恩氏は訓練に際し、「軍隊が戦いで勝つには指揮官からつわものになるべきだ」「思想・精神状態がいくら良くて軍事技術的資質が高いとしても、肉体的能力が伴わなければ指揮官の資格がない」「指揮官らがしっかりと準備されてこそ『突撃 進め!』ではなく、『わたしに続け!』のスローガンを叫びながら、いつも軍人たちの先頭に立って訓練を度合い強く行うことができる」などと述べたという。

    この当時、政権の座に就いてまだ2年半で、核兵器や弾道ミサイル開発成功などの実績を挙げる前だった金正恩氏は、彼なりのやり方で、軍に対する掌握を強めようとしたと見られる。(【写真】海軍指揮官らの水泳能力判定訓練を指導する金正恩氏

    同通信が配信した記事全文と写真は次のとおり。

  • 北朝鮮が明かした「美人ウェイトレス誘拐」の生々しい場面

    2016年に中国の北朝鮮レストラン従業員らが韓国に集団亡命した事件を巡り、韓国政府がピンチを迎えつつある。
    核開発を巡って国際社会の経済制裁が強められるまで、北朝鮮の外貨稼ぎの柱のひとつだった北朝鮮レストランは、ときにアイドル並みの容姿を誇る美人ウェイトレスも配置され、日本人や韓国人の間でも人気だった。それだけに、集団亡命が発生した際には世間の大きな関心を集めた。(参考記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発
    ところが最近になり、これが韓国の情報機関・国家情報院(国情院)が仕組んだものであり、女性従業員の中には行き先が韓国であることを知らなかった人がいたとする事実が鮮明になりつつある。

  • 金正恩氏の背後に「死亡事故を予感」させる恐怖写真

    金正恩氏の背後に「死亡事故を予感」させる恐怖写真

    北朝鮮では「速度戦」の名の下に、無理な工期のごり押しによる手抜き工事が横行。また、安全設備がないことがほとんどで、死亡事故が頻発している。
    【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場①
    【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場②

    (参考記事:【写真と解説】危険すぎる!金正恩氏が視察した北朝鮮の建設現場

    例えば1989年4月、高速道路の建設現場で、建設途中の橋が崩落する事故が発生した。この時、現場にいた500人が120メートル下の川原に落下。後に韓国へ逃れた目撃者たちの証言によれば、川原には原形をとどめない死体が散乱し、救助の看護師たちが気を失うほどの地獄絵図と化したという。

    (参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図

  • 金正恩氏の背後に「死亡事故を予感」させる恐怖写真

    北朝鮮では「速度戦」の名の下に、無理な工期のごり押しによる手抜き工事が横行。また、安全設備がないことがほとんどで、死亡事故が頻発している。(【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場①、【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場②
    (参考記事:【写真と解説】危険すぎる!金正恩氏が視察した北朝鮮の建設現場

    例えば1989年4月、高速道路の建設現場で、建設途中の橋が崩落する事故が発生した。この時、現場にいた500人が120メートル下の川原に落下。後に韓国へ逃れた目撃者たちの証言によれば、川原には原形をとどめない死体が散乱し、救助の看護師たちが気を失うほどの地獄絵図と化したという。
    (参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図

    北朝鮮当局が進める巨大プロジェクト「端川(タンチョン)発電所」の建設現場では、建設に動員された朝鮮人民軍(北朝鮮軍)護衛司令部1旅団だけで、1ヶ月に34人の兵士が死亡している。つまり、実際はこれよりもはるかに多くの命が失われているということだ。
    (参考記事:構想90年、北朝鮮「史上最大のプロジェクト」で死亡事故続発

    これは、金正恩氏が現地指導を行うような、重要な現場でも同じである。
    (参考記事:【写真と解説】危険すぎる!金正恩氏が視察した北朝鮮の建設現場

  • 【写真と解説】危険すぎる!金正恩氏が視察した北朝鮮の建設現場

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信や朝鮮労働党機関紙の労働新聞は10日、金正恩党委員長が中国との国境地域にある両江道(リャンガンド)の三池淵(サムジヨン)郡を訪れ、教育・住宅・商業サービス・観光など複数の区画整備が進行中の建設現場を視察したことを伝えた。
    朝鮮中央通信はこの際、同時に複数の写真を配信しているのだが、これを見た韓国の専門家から危険を指摘する声が出た。(【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場①、【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場②
    ある建築専門家は、デイリーNKの取材に対して「木材の特性上、均一性を保つのが難しく、足場として使うのは限界がある」とし、「見えないところに節目や、虫食いによる『鬆』(す)が入っているおそれがあり、折れれば周囲を巻き込んで崩落する危険性がある」と指摘した。(【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場①、【写真】北朝鮮・三池淵郡の危ない工事現場②

  • 金正恩氏が反応、美女モデル写真

    金正恩氏が反応、美女モデル写真

    北朝鮮当局は、金正恩党委員長が昨年12月に行われた朝鮮労働党第5回党細胞委員長大会での演説で、「非社会主義的現象を根絶やしにせよ」と指示したことを受け、大々的な風紀取り締まりを行ってきた。

    デイリーNKは南北首脳会談の直前に、両江道(リャンガンド)で幹部を集めて行われた政治講演会の内容を入手。そこでは、何が「非社会主義的現象」に当たるかについて、細かく説明されていた。さらに、デイリーNKジャパンのカン・ナレ記者が継続して取材に当たったところ、これと同様の内容が記録映画にまとめられ、幹部向けに上映されていたことがわかった。

    北朝鮮国内の取材協力者によれば、そこにはプリントの入ったTシャツや、ミスカートを着けた北朝鮮女性の姿とともに、あるモノが映っていたという。

  • 家を捨て、山の中で隠れ住む北朝鮮国民が増加

    北朝鮮には「住民登録制度」なるものが存在する。これは、日本の住民票のように、単に自分の住んでいるところを行政に届け出るという類のものではなく、一生をその土地に縛り付けるものだ。

    そんな厳しい住民統制を逃れ、各地を転々とする遊牧民のような暮らしをする人が少なからずいると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。

    慈江道(チャガンド)の情報筋によると、貧しい暮らしを強いられている人々が、次から次へと山の中に逃げ込んでいるという。

  • 【写真】石川県に漂着した北朝鮮の木造船

    日本海沿岸では昨年から今年の初めにかけて、北朝鮮のイカ釣り漁船とみられる木造船の漂流、漂着が急増した。船とともに漁民と見られる遺体も多数、見つかっており、北海道松前町では、無人島に上陸した北朝鮮の漁民が窃盗容疑で逮捕される事件まで起きている。【写真】漂着した北朝鮮の木造船
    背景には、不足する外貨を稼ぎたい国家が「漁労戦闘」と呼ばれる無理な漁獲増大キャンペーンを繰り広げ、それに、一獲千金を目指す庶民が呼応している実態があると言われる。
    (参考記事:「あの恐怖は言い表せない」北朝鮮の元漁師が体験した「生死の境目」

  • 「自衛隊の攻撃能力は世界一流」と評価する金正恩氏の真意

    北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は19日、日本の安倍政権が「海外侵略に狂奔している」とする論評を掲載。その中で、日本の自衛隊の攻撃能力は「世界一流」であるなどと評した。

    (参考記事:「自衛隊の攻撃力は一流になった」北朝鮮メディア

    これ以外にも、北朝鮮メディアは日本の「軍事大国化」を非難する記事を数多く出している。それらはすべて、金正恩氏本人の意思によるものと見て間違いない。北朝鮮のメディア戦略は、同氏が直接指揮していると見られるからだ。

    (参考記事:金正恩氏が自分の“ヘンな写真”をせっせと公開するのはナゼなのか

    では、北朝鮮がこのような主張を繰り返す真意は何か。

  • 女性の「値段」はトウモロコシ1キロ…金正恩氏が生み出す飢餓農場

    北朝鮮の農民が「ヤミ金」にはまって苦しんでいる。ヤミ金被害はただでさえ貧しい北朝鮮の農村をいっそう荒廃させ、女性たちが生き延びるため、売春に走らざるを得ないような状況も生んでいる。

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    それにしても、社会主義を標榜している北朝鮮で、どうしてヤミ金がまん延するのか。

    平安南道(ピョンアンナムド)の情報筋が米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に語ったところによると、平城(ピョンソン)市の慈山(チャサン)協同農場は、田植え実績が最も良好だと評価されているが、それにはからくりがあった。

  • 金正恩氏「プラスチック漁船2万隻」の調達を命令…漁民の人命被害で

    北朝鮮の金正恩党委員長が、GPS(衛星追跡装置)付きの小型漁船2万隻を今年中に購入せよとの指示を出した。日本海沿岸では昨年から今年の初めにかけて、北朝鮮のイカ釣り漁船とみられる木造船の漂流、漂着が急増したが、それを深刻に受け止めてのことだ。【写真】石川県に漂着した北朝鮮の木造船(丹東:カン・ナレ記者)

    「対外的な威信に打撃」

    指示について証言したのは、中国に派遣された北朝鮮の幹部だ。5月10日、金正恩氏の名義により「朝鮮労働党中央軍事委員会」から下された秘密指令は、当該機関の主要な幹部に伝えられた。(参考記事:【写真】石川県に漂着した北朝鮮の木造船

    指示文のタイトルは「木造漁船による人的被害で共和国(北朝鮮)の国際的威信が下がる行為を克服することについて」というものだ。

  • 「性拷問」の証言も…北朝鮮は「外国人人質」に何をしているのか

    米大学生のオットー・ワームビアさんが、北朝鮮から帰国後に死亡してから19日で1年になった。北朝鮮はこの件について、今もなお公式に謝罪していない。

    (関連記事:北朝鮮が拷問か…死亡の米大学生の歯列変形。米メディアが写真公開

    ワームビアさんは北朝鮮を旅行中に拘束され、裁判で労働教化刑を受けた。2016年1月から翌年6月まで拘束された後、昏睡状態で釈放。同月12日に帰国したが、意識を取り戻さないまま死亡した。

    (参考記事:「北朝鮮で自殺誘導目的の性拷問を受けた」米人権運動家

    オットーさんの両親は2017年9月26日、米FOXニュースの番組に出演し、ワームビアさんには北朝鮮当局から拷問された跡があったなどと語った。また、トランプ米大統領は同日、ツイッターでインタビューに言及し「オットーは北朝鮮から信じがたいほどの拷問を受けた」と非難した。