投稿者: DailyNK Japan

  • 【動画】北朝鮮労働者とタジキスタン労働者、ロシアで大乱闘

    【動画】北朝鮮労働者とタジキスタン労働者、ロシアで大乱闘

    ロシアの建設現場で働いていた北朝鮮労働者とタジキスタン労働者の集団が乱闘騒ぎを繰り広げ、多くの負傷者が発生したもようだ。

    舞台となったのは、モスクワの南方約1500kmのところにあるクラスノダールのマンション建設現場。ロシアのVesti.ruによると、ここで先月29日、両国の労働者の間で集団乱闘が起きた。Vesti.ruが報じた動画には、石やシャベルのようなものを手に持ち、双方入り乱れて大暴れする様子が収められている。まるでヤクザ映画のような迫力である。

    国家が国民を厳しく統制している北朝鮮にも暴力団組織のようなものがあり、乱闘騒ぎもときどき起きている。

    5人の遺体が

    ひとたび乱闘が起きると、死人が出るほど非常に激しいものになると聞いていたが、この動画を見れば納得である。

  • 【動画】突如として現れた北朝鮮女性400人

    中国のデイリーNK対北朝鮮情報筋は、延辺朝鮮族自治州の和龍に突如、北朝鮮女性400人が現れたと伝え、その様子を収めた動画を送ってきた。情報筋が今月1日に撮影した動画には、2〜30代に見える数多くの北朝鮮女性が列をなして和龍市内中心部の満客隆服装批発城の前の通りを移動する様子が収められている。

    「(北朝鮮から)これだけ多くの人が来るのは久々のことだ。金正恩氏の訪中と関連があるようだ」(情報筋)

    (参考記事:【画像】金正恩氏の新たな商売「女子大生派遣ビジネス」の現場

    どうやら中国は、国連安全保障理事会の制裁決議で2019年末までの出国が求められているはずの北朝鮮労働者を、新たに受け入れる動きを加速化させているようだ。

    (参考記事:【画像】寂しげに帰国する北朝鮮美女たちの行く先

  • 「コメの値段を外国にバラしたら終身刑」北朝鮮が情報統制

    先日の中朝首脳会談開催に加え、4月と5月には南北、中朝首脳会談が予定されている中で、北朝鮮当局は対話の流れに逆らうかのように、国内の引き締めを行っている。その一つが「非社会主義現象」に対する「殲滅戦」だ。

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋は、国家保衛省(秘密警察)が3月初めから新たな取り締まり組織を立ち上げ、全国に「非社会主義現象を根絶し、摘発時には厳罰に処す」といった内容の布告を貼り出した上で、大々的な取り締まりを行っている。

    その対象は、宗教の伝道、脱北、密輸、違法通話、海外送金、覚せい剤・麻薬、迷信、投機、高利貸し、不順録画物保管や流布、違法な商売、賭博など多岐に渡り、「ひっからない人がいない」(情報筋)ほどだ。

    (参考記事:「男女関係に良いから」市民の8割が覚せい剤を使う北朝鮮の末期症状

    当局は過去にも、思い出したかのように取り締まり作戦を繰り広げている。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは… )

  • 「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故

    突然の訪中で世界をあっと言わせた、北朝鮮の金正恩党委員長。同氏はこれまでに度々、祖父の故・金日成主席や父の故・金正恩総書記の時代には考えられなかった行動を取り、北朝鮮ウォッチャーを驚かせてきた。

    ちぎれた手足が散乱

    2014年5月15日に発生した大規模マンション崩壊事故のときの同氏の行動も、その一例と言える。

    金正日総書記は2009年、平壌10万戸建設事業を本格化させた。2012年に設定した強盛大国の完成の年に向け、老朽化した住宅を取り壊し、新しい住宅を10万戸建設、供給するという野心的な計画だ。これは、後継者である金正恩氏の実績作りという性格も非常に強かった。

  • ちぎれた手足が散乱、マンション崩壊で500人死亡….そのとき何が⁉

    2014年5月15日、北朝鮮の首都・平壌で約500人が犠牲となるマンション崩壊事故があった。事故はなぜ発生し、そのとき何があったのか――。

    金正日総書記は2009年、平壌10万戸建設事業を本格化させた。2012年に設定した強盛大国の完成の年に向け、老朽化した住宅を取り壊し、新しい住宅を10万戸建設、供給するという野心的な計画だ。これは、後継者である金正恩氏の実績作りという性格も非常に強かった。(参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図

    しかし、計画は初めの段階から躓いた。建築資材、労働力、それを裏付けする資金が全くなかったのだ。

    轟音とともに粉塵を巻き上げ…

    頼りになるのは、北朝鮮お得意の速度戦と自力更生精神だけだった。

  • 北朝鮮で「捨て子」が深刻化…背景に「避妊・中絶」禁止

    北朝鮮で「捨て子」が社会問題化しつつある。望まぬ妊娠により子どもを産んだ未婚の女性が、密かに子どもを捨ててしまうのだ。その根底には、社会や女性の生活のありようの変化に全く対応できていない北朝鮮当局の無能ぶりと、女性を苦しめる旧態依然とした社会的観念がある。

    平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋は、近所で見つかった捨て子について、次のように詳しく語った。

    昨年末に某市内の百貨店前の交差点周辺で、明け方から赤ん坊の泣く声が響き渡った。マンションの住民が様子を見に行ったところ、生まれたばかりの赤ん坊がおんぶ紐に包まれて置き去りにされているのを発見した。きちんとした身なりだったため、母親は、そこそこの現金収入を得ている女性であるようだ。

    地域の人民班長(町内会長)が洞事務所(末端の行政機関)まで抱えていったが、そこでも解決方法が見つからなかったため、地域に住む子どものいない女性に半ば強制的に養子に出した。

  • 金正恩氏を支える「5人の美女」たちの仕事

    北朝鮮は、朝鮮民主主義人民共和国が成立する以前の1946年7月に男女平等権についての法令を制定した。女性の選挙権、被選挙権、強制結婚の反対、離婚の自由の保障などを定めた、当時としては非常に先進的な法令だった。(【写真特集】李雪主――金正恩氏の美貌の妻

    それから71年が経ったが、高尚な理想とは裏腹に、北朝鮮女性の地位は低いままだ。それどころか、男尊女卑の悪習が社会の隅々まではびこり、女性は様々な暴力にさらされ続けている。

    そんな北朝鮮にあって、なぜか金正恩体制では女性の活躍が目立つ。特にここで挙げる5人の女性たちの動きは際立っている。しかも、全員がなかなかの美人なのだ。

    金正恩党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)氏が韓国を訪問した件については、すでに大量のニュースが報じられており、ここで詳しく述べるまでもないだろう。(参考記事:「金与正氏がいて本当に幸いだ…」金正恩氏の妹を韓国要人がベタ褒め

  • 【写真】北朝鮮の「イケメン俳優」チェ・ウンチョル

    チェ・ウンチョルは1980〜90年代にかけて北朝鮮の映画界で活躍した俳優だ。映画「大紅湍(テホンダン)責任秘書」でスターダムにのし上がった彼は、20本以上の映画に主役や助演として出演するなど大活躍した。
    【画像】北朝鮮の功勲俳優だったチェ・ウンチョル氏

    功勲俳優の称号を授与され、北朝鮮の超大物俳優となったチェ・ウンチョルの存在感は、最近、三池淵(サムジヨン)管弦楽団を率いて韓国で公演を行った元歌手の玄松月(ヒョン・ソンウォル)以上のものだった。
    (参考記事:【写真】女優 キム・ヘギョン――その非業の生涯

    そんな彼に別の意味でのチャンスが訪れたのは1990年代のことだった。

  • 【画像】北朝鮮の功勲俳優だったチェ・ウンチョル

    チェ・ウンチョルは1980〜90年代にかけて北朝鮮の映画界で活躍した俳優だ。映画「大紅湍(テホンダン)責任秘書」でスターダムにのし上がった彼は、20本以上の映画に主役や助演として出演するなど大活躍した。

    北朝鮮の功勲俳優だったチェ・ウンチョル
    北朝鮮の功勲俳優だったチェ・ウンチョル

    功勲俳優の称号を授与され、北朝鮮の超大物俳優となったチェ・ウンチョルの存在感は、最近、三池淵(サムジヨン)管弦楽団を率いて韓国で公演を行った元歌手の玄松月(ヒョン・ソンウォル)以上のものだった。

    (参考記事:【写真】女優 キム・ヘギョン――その非業の生涯

    そんな彼に別の意味でのチャンスが訪れたのは1990年代のことだった。

  • 「金正恩が非核化!? ウソに決まっている」北朝鮮国内の声

    韓国政府の発表によれば、北朝鮮の金正恩党委員長は5~6日に訪朝した文在寅大統領の特使団に対し、非核化の意思を明言したという。これを受け、4月末には南北首脳会談、5月には米朝首脳会談の開催が予定されることとなった。

    ところがこの件に関して、朝鮮中央通信や労働新聞などの北朝鮮メディアは、いまだに何ひとつ言及していない。金正恩氏はその気になれば、いつでも言葉を翻し、その責任を韓国になすりつけることができるということだ。客観的メディアによるチェックの入らない、独裁国家ならではの芸当だ。特に金正恩氏は、メディア戦略に自ら深く関与している可能性が高い。そうでなければ、自分のヘンな写真を次々に公開させるはずがない。

    (参考記事:金正恩氏が自分の“ヘンな写真”をせっせと公開するのはナゼなのか

    現段階で、北朝鮮国内で非核化や南北・米朝首脳会談の情報を知っているのは、高級幹部や海外のラジオを密かに聞いている人、海外に行ける立場の人などに限られるが、実際にニュースに接した人の間からは、金正恩氏が示したとされる「非核化の意思」について疑問の声が上がっている。

  • 北朝鮮の少年少女が恐れる「少年院送り」…それでも止められない遊びとは

    今年4月に開催が決まった南北首脳会談。北朝鮮の国営メディアは今のところ、この件について一切報じていないため、多くの人が知らずにいる。広く知れ渡れば、北朝鮮で様々な期待が高まるのだろう。その一つが「韓流の解禁」だ。

    しかし、当局の動きに変化は見られない。それどころか、韓流ドラマを見た学生が次から次へと逮捕されている。

    平安北道(ピョンアンブクト)の内部情報筋によると、後備隊と呼ばれる思想教育と関連した組織が、韓流の取り締まりを行っている。逮捕された学生は少年教養所(少年院)送りとなり、1年間再教育を受けることになる。

    (参考記事:北朝鮮、「中学生青姦事件」に衝撃広がる…韓流ポルノの影響か

  • 「金与正氏がいて本当に幸いだ…」金正恩氏の妹を韓国要人がベタ褒め

    「北の最高指導層に金与正(キム・ヨジョン)副部長のような性格の人がいることは幸いだ」

    聯合ニュースによると、韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相は9日、仁川市内のホテルで開かれた会合で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹である金与正氏(党第1副部長)について、このように語った。

    金与正氏については、人当たりの良い性格であるということが、かねてから言われていた。 かつて、学生時代の友人らが(恐らくは兄のせいで)「大量失踪」した際には、ショックを受け深く傷ついたとされる。

    (参考記事:金正恩氏実妹・与正氏の同級生がナゾの集団失踪

    趙氏が語ったところによると、金与正氏ら北朝鮮の高位級代表団が平昌冬季五輪の開幕に合わせて訪韓した際、趙氏は同代表団と「睡眠時、朝食時間を除き、ほぼ24時間一緒にいた」という。そして、そこで接した金与正氏について「こちらをとても楽な気持ちにさせてくれた」とし、「非常に重要な時期に重要な責務を負って(韓国に)来て、用心深くなったりつらかったりしたはずなのに、そんなそぶりは見せず常に笑顔で接していた」と述べた。

    さらに、ほかの代表団メンバーも、いわば金王朝のプリンセスに当たる金与正氏と気負わずに会話していたとも明かした。

    金正恩氏は妹に絶大な信頼を寄せており、現地指導に出るときなどは、警護のために複雑になりがちな自分の動線を、金与正氏に任せているとされる。

    (参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない訳

    しかし、このように金与正氏の性格についての情報を得て見ると、金正恩氏が妹を信頼するのは単に血縁だからというだけでなく、周囲からの人望や調整能力を認めてのことなのかもしれない。

    ただ、まだ30歳になったばかりという金与正氏の若さを考えると、やはり、誰か「振り付け役」がいたのではないかとも思える。可能性が高いのは、父である故金正日総書記の秘書役を長く務め、北朝鮮の権力中枢を知り尽くしているとされる、彼ら兄妹の異母姉・金雪松(キム・ソルソン)氏だ。

    (参考記事:金正恩氏の「美貌の姉」の素顔…画像を世界初公開

    金雪松氏は韓国との対話やトランプ米大統領への首脳会談呼びかけなどにおいても、金正恩氏の意思決定に深く関わっているかもしれない。

    (参考記事:【写真】金与正氏の存在感が増している…正恩氏の実妹

  • 【写真】韓国MBCの元美人キャスターが自由韓国党入り

    【写真】韓国MBCの元美人キャスターが自由韓国党入り

    韓国MBCテレビの元アナウンサーであるペ・ヒョンジン氏が9日、自由韓国党に入党した。ペ・ヒョンジン氏は2010年から17年まで、同局の看板ニュース番組「ニュースデスク」のキャスターを務めた。【次ページに写真】

    だが、労組が保守政権下で任命された社長ら経営陣の退陣を求めて実施したストライキから途中で脱退。

    番組のキャスターに復帰したことから、労組側と対立を深めた。

  • 北朝鮮へ帰り「金日成お面」問題で叱られている美女応援団

    2月25日に閉幕した平昌冬季五輪は、白熱した競技そのものはもちろんのこと、突然決まった北朝鮮選手団の出場、美女応援団の参加、金正恩朝鮮労働党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長の訪韓などで、全世界の耳目を集めた。

    美女応援団は同26日、北朝鮮に帰国したが、期間中に彼女らの応援を巡ってちょっとした騒動が起きていた。実は、北朝鮮にとって美女応援団の派遣は非常に気を遣う取り組みなのだが、やはり、問題をゼロに抑えることはできなかったようだ。

    (参考記事:【写真特集】平昌五輪に花を添えた美女応援団)

  • 帰国した北朝鮮「美女応援団」を苦しめる「水抜き」作業とは何か

    金正恩氏が警戒する韓流の北朝鮮浸透(下)

    韓国で開かれた平昌(ピョンチャン)冬季五輪に派遣された北朝鮮の「美女応援団」が、本国で理不尽な責め苦に遭っている。五輪中は様々な話題を振りまき、南北融和ムードを高めた功労者のはずだが、北朝鮮当局にとっては警戒すべき女性たちなのだ。
    (参考記事:北朝鮮へ帰り「金日成お面」問題で叱られている美女応援団 )
    北朝鮮が、海外に派遣する人に秘密警察・国家保衛省の要員を監視役として付けるのは公然の秘密だ。たとえばロシアや中東などに派遣されてきた労働者にも保衛員(秘密警察)の監視が付いており、劣悪な環境に耐えかね脱走する労働者に対して凄惨な私刑を加えたりもする。
    (参考記事:アキレス腱切断、掘削機で足を潰す…北朝鮮労働者に加えられる残虐行為 )

    女子大生を拷問

    美女応援団も例外ではない。

  • 死体を大勢の前に運び…北朝鮮軍「公開処刑」の猟奇的な実態

    軍服を着た収監者たち(2)

    韓国の北韓人権情報センター(NKDB)が最近発刊した「軍服を着た収監者〜北朝鮮軍の人権実態報告書」によると、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)内では兵士らに対する公開処刑が頻繁に行われているという。

    (参考記事:謎に包まれた北朝鮮「公開処刑」の実態…元執行人が証言「死刑囚は鬼の形相で息絶えた」

    同報告書は、北朝鮮軍に勤務した経験を持つ脱北者70人を対象に、昨年10月から今年1月までの間に聞き取り調査を行った結果をまとめたものだ。

    報告書によると、回答者の41.4%は軍勤務期間中に公開処刑を目撃し、21.4%は公開処刑の話を聞いたことがあると答えた。

  • 「事故死した98人の遺体をセメント漬け」北朝鮮軍の中で起きていること

    軍服を着た収監者たち(1)

    いま、北朝鮮で最も飢えているのは、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士たちだとされる。北朝鮮では、民間人の食糧事情は好転しているが、協同農場の収穫物に頼っている兵士の食糧事情は、配給システムの崩壊や配給担当者の横領・横流しのせいで劣悪な状態から抜け出せていないのだ。

    また、兵士の大半は銃の扱い方も教えられないまま、ダムや発電所建設にタダで動員できる労働力として使い倒される。金正恩党委員長はどうやら、核や弾道ミサイルなどに関わる一部のエリート部隊にしか関心がないようだ。

    韓国の北韓人権情報センター(NKDB)は最近、「軍服を着た収監者〜北朝鮮軍の人権実態報告書」と題した報告書を発表した。北朝鮮軍に勤務した経験を持つ脱北者70人を対象に、昨年10月から今年1月までの間に聞き取り調査を行った結果をまとめたものだ。

    それによると、北朝鮮軍の兵士たちが動員された工事現場では、深刻な死亡事故が発生している。

    回答者の41.4%は建設現場で死亡事故を目撃し、21.4%が聞いたことがあると答えた。また、軍勤務中の死亡原因としては、劣悪な作業環境と高強度の労働によるものが最も多かったとのことだ。

    中でも、1997年4月に起きた大規模事故は、北朝鮮軍における人権侵害の最たるものと言えよう。

    この事故は、韓国との軍事境界線に近い黄海北道(ファンヘブクト)金川(クムチョン)郡を流れる礼成江(レソンガン)で、建設中の橋が崩落し、朝鮮人民軍5軍団4師団18連隊所属の兵士98人が死亡したもの。当局は完成予定日に無理やり間に合わせるために、遺体収拾を行わずセメントで埋めてしまったというのだ。報告書では、複数の回答者がこの事故について証言している。

    (参考記事:【画像】「炎に包まれる兵士」北朝鮮 、ICBM発射で死亡事故か…米メディア報道

    同じ金川郡では1989年4月、高速道路の建設現場で橋が崩落し、現場で働いていた兵士500人が120メートル下の川原に落下する大事故が起きている。川原には原形をとどめない死体が散乱し、救助の看護師たちが気を失うほどの地獄絵図と化したという。

    (参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図

    このような事故が多発する原因として、北朝鮮特有の「速度戦」と呼ばれる突貫工事がある。

    太陽節(金日成氏の誕生日=4月15日)や光明星節(金正日氏の誕生日=2月16日)において成果として示すため、当日に間に合うよう、無茶苦茶なスケジュールで工事を行うのだ。その結果、手抜き工事が多発しており、鉄道や橋梁、建物の崩壊などといった大惨事が後を絶たない。

  • 「事故死した98人の遺体をセメント漬け」北朝鮮軍の恐るべき人権侵害

    朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士たちが、上官からの暴力、暴言に苦しめられ、作業中の事故で死亡または負傷しても適切な補償を受けられないばかりか、遺体すらまともに収拾されない劣悪な人権状況に置かれている実態をまとめた報告書が発表された。

    韓国の北韓人権情報センター(NKDB)が、北朝鮮軍に勤務した経験を持つ脱北者70人を対象に、昨年10月から今年1月までの間に聞き取り調査を行った結果をまとめたもので、タイトルは「軍服を着た収監者〜北朝鮮軍の人権実態報告書」となっている。

    それによると、北朝鮮軍の兵士たちは通常の訓練のみならず、様々な建設工事に動員されるが、死亡事故も深刻なレベルに達している。

  • 【写真】金正恩氏の新たな商売「女子大生派遣ビジネス」の現場

    中国商務省は昨年9月、自国内の北朝鮮企業や合弁企業に対して今年1月8日までの閉鎖を命じた。国連安全保障理事会の制裁決議2375号に従ったものだ。

    これを受け、北朝鮮レストランとしては世界最大規模と言われた平壌高麗館(遼寧省丹東市)がひっそりと店を閉めるなど、かつては100店舗に及んだ中国国内の北朝鮮レストランの多くが閉鎖に追い込まれた。
    【写真】中国で働く北朝鮮の女子大生たち

    ところが、その後も中国国内のレストランで働く北朝鮮の女性従業員の姿が目撃されている。その裏には、北朝鮮当局による巧みな制裁逃れの術がある。その現場を、デイリーNKの特別取材班が取材した。

  • 【写真】寂しげに帰国する北朝鮮美女たちの行く先

    デイリーNKの対北朝鮮情報筋は、中国遼寧省の丹東駅で今月9日、かつて市内の北朝鮮レストラン(以下、北レス)・平壌高麗館で働いていた女性従業員が集団で帰国する姿を目撃し、その様子をカメラに収めた。
    【写真】帰国の途につく北朝鮮レストランのウェイトレスたち

    「(北レスの)平壌高麗館が閉鎖に追い込まれ、帰国する従業員もいれば、他のレストランで働く者もいたが、旧正月(16日)を前に30人が帰国した。担当駅前で女性従業員のひとりに行き先を聞くと『平壌です』との答えが返ってきた。親きょうだいが待つ故郷に帰るというのに、彼女らの表情は嬉しそうな感じではなかった。カネ儲けのチャンスがなくなったからだろう」(情報筋)

  • 北朝鮮がユーチューブで工作員に指示を出すリアルな理由

    ここ数日、「北朝鮮のスリーパーセル」なるものが話題になっている。国際政治学者の三浦瑠麗氏が、2月11日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)で存在を主張したもので、一般市民に偽装して日本社会に潜伏し、有事に際して活動を始めるテロリスト(あるいはテロ組織)のことだという。

    これに対しては、すでに「根拠がない」「妄想だ」などの膨大な数の批判の声があり、さらにはその批判に対する批判もある。またそのような議論を超越して、「200人ぐらいいる」とする専門家の解説も出ている。

    筆者の個人的な意見を言えば、「そんなものはいない」のひと言に尽きる。もちろん、何かが「存在しないこと」を証明するのは無理だから、客観的な証拠は提示できない。しかし長年の経験からして、北朝鮮にはもはや、そのような人材を運用する力はないと確信している。

    優秀な工作員を養成するには、莫大なコストがかかる。高度なテロ活動を行う工作員なら、なおさらだ。また、高度なテロ活動にはそれなりの支援体制が必要であり、それはつまり資金力のことだ。北朝鮮の体制というのは、非合理で財政的に困窮し、そのうえ薄情なのが特徴だ。北朝鮮当局が海外の工作員に資金を供給していた例もあるが、「自分で調達しろ」と命じたり、逆に「上納金を出せ」と求めたりした事例もあった。そんなケチ臭い体制が、「スリーパーセル」などという洒落たものを維持できるはずはないのだ。

    とはいえ、北朝鮮が日本でまったく工作活動をしていないかと言えば、そういうわけではない。しかしその主要な内容は、韓国のシンパ組織を支援するための連絡係だ。

    (参考記事:韓国でつかまった北朝鮮スパイが「東京多摩地区」で会っていた人物とは!?

    あるいは、日本政府に働きかけ、秘密の安保対話のためのラインをつなごうとしていた人物もいた。ただ、外事警察が「工作員である」と認定した本人の直撃インタビューを読むと、これを本当にスパイ事件として摘発する必要があったのか、むしろ日本の国益を損なっているのではないかとの懸念さえ覚える。

    (参考記事:直撃肉声レポート…北朝鮮「工作員」関西弁でかく語りき

    ちなみに日本の警察は近年、北朝鮮による対韓国工作などの活動を摘発するのにもあまり熱心ではなかった。北朝鮮に対する経済制裁が強まるにつれ、ちょっとした日用品の不正輸出も、公安事件として扱えるようになった。実態の見えにくい工作活動を追うより、不正輸出の方が簡単に見つけられる。そっちで点数稼ぎをしてお茶をにごしている間に、本物のスパイを追うスキルが鈍ってしまったとも言われる。

    (参考記事:【対北情報戦の内幕】総連捜査の深層…警察はなぜ公安調査庁に負けたのか

    それでも、「スリーパーセル」のようなものが本当に存在するなら、壁紙とか冷凍食品とかの不正輸出の摘発に、貴重な人員を振り向ける余裕はなかっただろう。追うネタが乏しいから、事件化できそうなネタはなんでも挙げなければならないのだと推察することもできる。

    ハッキリ言って、現在の日本における対北防諜(カウンター・インテリジェンス)の現場というのは、なんだか気の抜けたような雰囲気になっているのだ。中国などの技術力の向上を受けて、北朝鮮は昔ほどには、戦略物資の調達を日本に依存しなくなっていると思われる。

    また拉致問題に加え、北朝鮮国内の人権侵害が国際的イシューとなったことで、日朝国交正常化で巨大な経済支援を受けるという北朝鮮の「野望」も、事実上、ついえてしまった。いまの北朝鮮には、外交官であれ工作員であれ、優秀な人材を日本に振り向けようという動機が、基本的にはないのだ。

    そのような現実が、主要メディアで語られることはほとんど、いや、まったくないと言っていいだろう。それこそが、「スリーパーセル」を巡る議論が熱を帯びる素地となっているのだろうが、そのような様を見るにつけ、妙にむなしい気分になってしまうのは、筆者だけだろうか。

  • 【動画紹介】「走ろう未来へ」三池淵管弦楽団

    「走ろう未来へ!」は、2012年から活動しているモランボン楽団のスタンダードナンバー。同楽団のメンバーは度々増減するが、だいたい12名の楽器奏者と、8名のボーカルから成っている。 

    「走ろう未来へ」は、2012年8月25日の先軍節に行われた公演で初披露された。2013年10月11日の公演ではメンバーが白い軍服に帽子姿でこの曲を踊り、ファンの間で話題になった。

    さて、同曲の三池淵管弦楽団バージョンは、どのようなものだろうか。

    韓国の江陵(カンヌン)市で行われた三池淵(サムジヨン)管弦楽団の芸術公演から「走ろう未来へ」

    【動画】「走ろう未来へ」三池淵管弦楽団

    ※次ページに歌詞

  • 【写真】「喜び組」出身女優の栄光と堕落…彼女はいかにして金正恩に葬られたか

    かつての北朝鮮のスター女優、キム・ヘギョンは、張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が処刑された翌年に殺された。彼女を映画界に導いたのは、無類の映画好きで知られた金正日総書記だ。彼は、当時の映画界の女優に不満を持っていたようで、新たな人材の発掘に乗り出した。そんな彼の目に止まったのが、「喜び組」を擁する党組織指導部5課でも抜群の美貌と知性を兼ね備えたキム・ヘギョンだった。(【画像】キム・ヘギョン氏)

    最高指導者のお墨付きを得た彼女を含む3人は、演劇映画大学という通常のコースを経ないまま、5課から映画界にデビューした。

    彼女の出世作となったのは、1997年に朝鮮芸術映画撮影所が制作した「幹は根から育つ」だ。町の嫌われ者だったチンピラが改心し、炭鉱夫となり仕事場で活躍するストーリーで、主演のイケメン俳優、リ・ヨンホの相手役となったのがキム・ヘギョンだった。単なるプロパガンダ映画ではなく、エンタテインメントとしても芸術作品としても評価の高いこの作品で、彼女は一躍スターの座に躍り出た。時期はわからないが、功勲俳優の称号を授与されたことが、出演映画のDVDのジャケットから確認されている。

  • 北朝鮮「美女軍団」のエースはいかにして金正恩氏の妻となったか

    金正恩氏の妻は「美女軍団」のエース

    9日に開幕する平昌冬季五輪に向け、北朝鮮の「美女応援団」など280人が7日、陸路で韓国入りした。日本では「美女軍団」として知られる北朝鮮の応援団が、国際スポーツ大会で韓国に派遣されるのは、2005年9月に仁川で開かれた陸上アジア選手権以来となる。

    当時の応援団には、後に金正恩党委員長の夫人となる李雪主(リ・ソルチュ)氏も参加していた。美女軍団の中でも「エース級」の美貌と言えた李雪主氏は、韓国メディアなどのカメラにバッチリとらえられていた。

    彼女はどのようにして、金正恩氏の妻となったのか。

  • 1500人死傷に8千棟が吹き飛ぶ…北朝鮮「謎の大爆発」事故

    国境の川・鴨緑江(アムロクカン)はさみ中国の対岸に位置する北朝鮮の新義州(シニジュ)市で1月31日、大規模な火災があったようだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が、その様子を動画とともに報じている。

    中国側の現地住民は、RFAに対し次のように語った。

    「当日の午前10時頃、鴨緑江の川辺を散策していたところ、川向こうで突然、黒煙が立ち上り、あっという間に新義州一帯の上空を覆ってしまった。黒煙の高さは100メートル以上にもなった。2時間ほどで下火になったようだが、あの勢いと規模からして何らかの爆発が原因ではなかったかと思う。人命被害も多かったのではないか」

    「硝安油剤爆薬」

    一方、これとは別の地元住民2人が、それぞれ次のような証言を行っている。