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  • 【写真】叔父の処刑直後、笑う金正恩氏

    叔父の処刑直後に笑み

    2013年10月、「美林乗馬クラブ」を視察した金正恩氏。いつもと違って前髪を垂らしている。

    政治局拡大会議
    政治局拡大会議

    2013年12月8日。朝鮮労働党政治局拡大会議に出席した金正恩氏。この会議で張成沢氏の解任が決定されたせいか、表情がこわばっている。

    朝鮮人民軍設計研究所
    朝鮮人民軍設計研究所

    (関連記事:【写真】体重増加の金正恩氏

  • 【写真】徐々に太り始める金正恩氏

    徐々に太り始める金正恩氏

    2012年9月、李雪主夫人と平壌大同江タイル工場を現地視察。体型、とりわけあご周りや首回り、そして髪型もスッキリしている。

    金正恩(キム・ジョンウン)氏
    金正恩(キム・ジョンウン)氏

    2013年7月。同年27日に開かれた「祖国解放戦争(朝鮮戦争)勝利60周年記念閲兵式」に出席した金正恩氏。前年に比べると、少し太り始めたようだ。

    2013年10月21日美林乗馬クラブ視察
    2013年10月21日美林乗馬クラブ視察

    (関連記事:【写真】叔父の処刑直後、笑う金正恩氏

  • 【写真】金正恩氏の最高指導者への歩み

    スッポン工場視察
    スッポン工場視察

    2011年10月、金正日氏が死去する2カ月前、親子で訪問した「大同江スッポン養殖工場」での一枚だ。同工場は、今年5月に金正恩氏が視察した際に激怒した工場として知られている。

    金正恩(キム・ジョンウン)氏
    金正恩(キム・ジョンウン)氏

    2012年の太陽節(金日成氏の生誕記念日)を前にして公開された写真。髪型やストライプのネクタイなど、明らかに故金日成氏のスタイルを踏襲しているのがわかる。

    平壌大同江タイル工場
    平壌大同江タイル工場

    (参考記事:【写真】徐々に太り始める金正恩氏

  • 北朝鮮国内で金正恩「健康不安説」がささやかれ始めた理由

    北朝鮮国内で金正恩「健康不安説」がささやかれ始めた理由

    北朝鮮の平壌市民の間で金正恩党委員長の「健康不安説」が流れていると、デイリーNKの内部情報筋が15日、伝えてきた。気の合う友達や親しい友人同士の会話の中で金正恩氏の話題が上ると、「元帥様(金正恩氏)の健康状態が異常である。顔色も暗く、表情も乏しくなったように見える」と口々に語っているという。

    北朝鮮国内では、同国の人々が金正恩氏の健康状態の変化を大っぴらに話すことは許されない。それでも、気になるものは気になる。過去には金正恩氏の体形変化と同時に、公開処刑が増えた時期があるからだ。

    (参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

    現在は肥満体である金正恩氏だが、2011年に最高指導者になった直後はそれほどではなかった。しかし、ある時期から急に肥満度が増す。その前後に北朝鮮では粛清の血の雨が降った。残虐な粛清をするなかで、金正恩氏の精神状況と身体に何らかの異変が起きていたと筆者は見る。

    (参考記事:金正恩の「肥満」と「処刑」が同時期に始まった必然

    北朝鮮国内だけでなく、金正恩氏の健康状態は世界中の情報機関の重要な関心事だ。

  • 2019年4月に朝鮮中央通信が公開した金正恩氏の写真

    今月、北朝鮮メディアが公開した写真を確認してみた。

    金正恩氏(朝鮮中央通信)

    金正恩氏(朝鮮中央通信)

    金正恩氏は覇気ヘアといわれる独特のヘアスタイルにコダワリをもち、サイド部分にはほとんどそり跡を残さない。眉毛も剃って整え、肌も丁寧にスキンケアしているかのようにツヤツヤしている。しかし、この写真を見る限り、いつもより肌が荒れているのが気になる。それでも公開したのは金正恩氏の意思によるものだろう。

  • 「死人を処刑」して生きている人を救う北朝鮮の独特な人命尊重

    「死人を処刑」して生きている人を救う北朝鮮の独特な人命尊重

    北朝鮮の軍需工場で大きな問題が発生した。製造している銃弾や砲弾から大量の不良品が出たのだ。調査と処罰が行われたが、その処理の仕方には生きている人のみならず、亡くなった人の尊厳すら保たれない北朝鮮の現状が現れている。

    北朝鮮では極めて残酷な方法で処刑が行われているが、その銃口はときに、死者にさえ向けられるのだ。

    (参考記事:「死刑囚は体が半分なくなった」北朝鮮、公開処刑の生々しい実態

    両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)の軍需工場は、3年毎に製造品、つまり銃弾や砲弾の定期検査を受けることになっている。今年2月初めに3年ぶりの検査を受けたのだが、その過程で大量の不良品が発見された。生産管理に問題があるとして事態を重く見た検査官は、上部に捜査を依頼した。

  • 「金正恩は無意味なことを言っている」北朝鮮国民の不満、爆発寸前

    「金正恩は無意味なことを言っている」北朝鮮国民の不満、爆発寸前

    北朝鮮の金正恩党委員長が最近、やたらと強調するワードがある。「自力更生」だ。

    金正恩氏は9日の朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議に続き、10日の党中央委員会第7期第4回総会、最高人民会議第14期第1回会議でも「自力更生」を強調した。米朝関係が膠着状態に陥り、制裁は長期化する見込みだが、「なんとか自前で頑張り抜こう」という意味合いのものだ。

    毛沢東が日中戦争が終わる直前の1945年8月13日に行った「抗日戦争勝利後の時局とわれわれの方針」という演説で登場したこの「自力更生」だが、1960年代からは北朝鮮でも使われるようになった。

    (参考記事:「自力更生で敵対勢力に打撃を」党総会で金正恩氏

    そんなカビの生えた古臭いスローガンを何度も聞かされた北朝鮮国民からは、非難轟々だ。

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋は、金正恩氏の自力更生強調に対して、現地住民から不満の声が上がっていることを伝えた。

    「自力更生は常日頃から言ってきたことで、元帥様(金正恩氏)が経済封鎖(制裁)を耐え抜こうという意味で自力更生を強調しても、国民は常に自力で生きてきたので、大して意味はない」

    「(政府に対する)信頼はなく不満があるのは事実だ。国が解決できないのに、人民にそのように(自力更生で)解決せよと言うことに対する不満が少なからず存在する」

    北朝鮮では、金正恩氏の権威を傷つけるような言動が当局にバレたらたいへんな目に遭わされる。

    (参考記事:金正恩命令をほったらかし「愛の行為」にふけった北朝鮮カップルの運命

    実際、北朝鮮当局は最近、一般国民に対する統制が以前にも増して強化。2月末にベトナムのハノイで行われた米朝首脳会談以降、全国各地から「大勢が逮捕された」とのうわさが流れている。平壌、咸興(ハムン)、清津(チョンジン)では、宗教行為、売春、違法映像の流通に対する取り締まりが強化されているほか、米朝首脳会談についての批判をしたことで逮捕されるという事件が複数起きているというのだ。

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    だが、それでも人々の鬱憤は収まらない。

  • 北朝鮮の市場に異変「商人の数が激減している」

    北朝鮮全土には450の公式の市場に加え、その10倍の非公式の市場が存在すると言われている。モノやヒトが集まる市場は、商品のみならず最新の文化、流行、情報に至るまでありとあらゆるものが行き交う、変化の途上にある北朝鮮の象徴だ。

    ところが今、拡大一辺倒だった市場に異変が起きている。最近になって、商人の数が急激に減っているというのだ。

    平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、現地の市場にはそれぞれ1000人から1500人の商人がいて、市場の周囲も多くの商人であふれかえっていたが、それが今では100人に満たないほどに減ってしまった。

  • 北朝鮮のナンバー2になった「性犯罪レベル」極悪幹部

    北朝鮮のナンバー2になった「性犯罪レベル」極悪幹部

    北朝鮮で11日から12日にかけて、日本の国会に当たる最高人民会議が開かれ、金正恩党委員長が国務委員長に再任された。会議では崔龍海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党副委員長が序列2位の国務委員会1副委員長、ならびに最高人民会議常任委員長に任命された。

    前任者の金永南(キム・ヨンナム)氏は対外的な国家元首の役割をになってきたが、果たして崔龍海氏が後任として外遊したり、外国の要人と会談したりすることができるのだろうか。なぜなら同氏は、極めてたちの悪い女性スキャンダルにまみれているからだ。

    (参考記事:美貌の女性の歯を抜いて…崔龍海の極悪性スキャンダル

    今回の最高人民会議では、対米交渉のエースとも言える李容浩(リ・ヨンホ)外相と崔善姫(チェ・ソンヒ)第一外務次官が国務委員会入りした。崔善姫氏は外務次官から第一外務次官に昇格するなど、国際外交を意識した人事といえそうだ。

    一方、崔龍海氏が対外的な国家元首となったことには首をかしげざるをえない。

  • 金正恩氏の「拷問要員」までが逃げ出し始めた

    金正恩氏の「拷問要員」までが逃げ出し始めた

    北朝鮮の秘密警察である国家保衛省は、拷問や公開処刑、政治犯収容所の運営を担当する、金正恩体制の恐怖政治の象徴である。

    その要員は、隣国の中国にも少なからず派遣されている。彼らの活動は情報収集だけにとどまらず、資金稼ぎのためのビジネスや、脱北者の拉致など多岐にわたっている。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    そんな要員の中から最近、脱北者が相次いで出ている。

    (参考記事:美人タレントを「全身ギプス」で固めて連れ去った金正恩氏の目的

    中国にいるデイリーNKの情報筋は、詳細への言及は避けつつ、中国・遼寧省の瀋陽に派遣されていた国家保衛省の要員3人が行方をくらませ、同様の事件が同じ遼寧省の丹東、吉林省延辺朝鮮族自治州の延吉、北京でも起きていると伝えた。

  • 「差し出がましく振る舞うな」金正恩氏が文在寅氏に上から目線

    「差し出がましく振る舞うな」金正恩氏が文在寅氏に上から目線

    北朝鮮の金正恩党委員長は12日、国会に当たる最高人民会議第14期第1回会議で施政演説を行い、韓国の文在寅政権に対し、次のように厳しく注文を付けた。

    「南朝鮮当局は、成り行きを見て左顧右眄(さこうべん)し、せわしく行脚して差し出がましく『仲裁者』、『促進者』のように振る舞うのではなく、民族の一員として自分の信念を持ち、堂々と自分の意見を述べて民族の利益を擁護する当事者にならなければなりません」

    公開処刑を再開

    金正恩氏が言わんとするのはつまり、「米国とはオレが直接話をつける。仲裁者ぶるのはいい加減にして、約束した経済協力を早く進めろ」ということだ。

    年長者である文在寅大統領に対し、こうしたぶしつけな言葉まで出てくるのは、北朝鮮の状況がそれだけ苦しいからだと思われる。本欄でも伝えたとおり、北朝鮮当局はここしばらく控えていた公開処刑を再開している。以前、最も公開処刑が行われたのは、1990年代の大飢饉「苦難の行軍」のときだ。崩壊する社会秩序を、恐怖をもってなんとか止めようとしたのだ。

    (参考記事:「死刑囚は体が半分なくなった」北朝鮮、公開処刑の生々しい実態

    現在、北朝鮮経済がどれほどの苦境にあるのか、全容を把握することは難しい。

  • 北朝鮮でまた公開処刑…女性2人を銃殺「占いしたから」

    北朝鮮でまた公開処刑…女性2人を銃殺「占いしたから」

    北朝鮮が、しばらく控えていた公開処刑を再開したもようであることは、12日の本欄でも伝えた。咸鏡南道(ハムギョンナムド)の情報筋が韓国デイリーNKに対し、「2月初め、咸興(ハムン)市の沙浦(サポ)区域にあるヨンデ橋の下の空き地で、薬物密売人の男が公開銃殺された」と知らせてきたのだ。

    (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

    これに続き、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)も同様の報道を行っている。咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋がRFAに対し、今年に入ってから現地当局が社会秩序の維持という理由で公開裁判、公開処刑を再開したと伝えた。

    (参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

  • 制裁で苦境の北朝鮮を支える「美人ウェイトレス」バイト大作戦

    制裁で苦境の北朝鮮を支える「美人ウェイトレス」バイト大作戦

    ロシア国内にある北朝鮮レストランで、学生ビザで滞在しながら働く北朝鮮女性が増えていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。

    世界各国の北朝鮮レストランは、アイドル並みの美貌を供えたウェイトレスらを看板に、少なくない外貨を稼ぎだしてきた。しかし、核開発などに対する経済制裁で、国連加盟国は北朝鮮労働者に就労ビザを出すことを禁じられた。

    (参考記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発

    その規制をくぐり抜けるべく考え出されたのが、美人女子大生らによる「バイト作戦」というわけだ。

    (参考記事:【写真】金正恩氏の新たな商売「女子大生派遣ビジネス」の現場

  • 北朝鮮が公開処刑を再開…「無慈悲に掃討せよ」金正恩氏が命令

    北朝鮮が公開処刑を再開…「無慈悲に掃討せよ」金正恩氏が命令

    北朝鮮で、しばらく途絶えていた公開処刑が再開されたもようだ。

    咸鏡南道(ハムギョンナムド)の情報筋は今月はじめ、韓国デイリーNKとの電話取材で、「2月初め、咸興(ハムン)市の沙浦(サポ)区域にあるヨンデ橋の下の空き地で、薬物密売人らの公開裁判があった。この裁判で、首謀者とされた41歳の男が死刑を宣告され、ただちに銃殺された。さらに2人には無期懲役、1人に20年の懲役判決が下った」と伝えた。

    (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

    北朝鮮は国際社会の目を気にしてか、ここしばらく公開処刑を行わなくなっていた。このような形で銃殺刑が執行されたとの情報が入ってくるのは、久しぶりのことだ。

    (参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇

  • 「賠償を受ける権利、絶対にあきらめない」北朝鮮が日本に宣言

    「賠償を受ける権利、絶対にあきらめない」北朝鮮が日本に宣言

    北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は7日、日本が侵略の過去清算を回避していると非難する論評を掲載した。

    論評は「過去の犯罪に対して謝罪し、賠償するのは国際法上から見ても、道徳的見地から見ても回避できない日本の国家的責任である」と指摘。そして「わが人民は、日本から謝罪と賠償を取り付ける堂々たる権利を持っている。わが人民はこの権利を絶対に諦めないであろう」と強調した。

    北朝鮮はこれまでにも、このような主張を繰り返してきた。

    (参考記事:「日本軍が慰安婦を虐殺した映像ある」北朝鮮メディア報道

    日本がこれまで、韓国をはじめ様々な国に対して過去の清算を行ってきたことを考えれば、北朝鮮国民を対象に同様の取り組みがなされるのは自然なことと言える。

  • 「自力更生で敵対勢力に打撃を」党総会で金正恩氏

    「自力更生で敵対勢力に打撃を」党総会で金正恩氏

    北朝鮮の朝鮮労働党は10日、党中央委員会第7期第4回総会を開催し、国際社会の経済制裁に自力更生で対抗する方針を打ち出した。朝鮮中央通信が伝えた。

    総会では、金正恩党委員長が報告を行い「最近行われた朝米首脳会談の基本趣旨と党の立場について明らかにし、わが国の条件と実情に合い、われわれの力と技術、資源に依拠した自立的民族経済に基づいて自力更生の旗印高く社会主義建設をいっそう力強く前進させていくことで、制裁によってわれわれを屈服させられるとして血眼になって誤った判断をする敵対勢力に深刻な打撃を与えるべきであると述べた」という。

    ただ金正恩氏は、「敵対勢力」が具体的に誰であるかは明示せず、米国に対する直接的な非難も行わなかった。核兵器や弾道ミサイル開発についても言及していない。

    総会ではまた、11日の最高人民会議第14期第1回会議に提出する国家指導機関構成案が決定されたほか、党中央委員らの人事も発表された。

    人事では金才龍(キム・ジェリョン)、李萬建(リ・マンゴン)、崔輝(チェ・フィ)、朴太徳(テ・ドクス)、金秀吉(キム・スギル)、太亨徹(テ・ヒョンチョル)、鄭京擇(チョン・ギョンテク)の各氏が党中央委員会政治局委員に、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、金徳訓(キム・ドックン)、李龍男(リ・リョンナム)、朴正男(パク・チョンナム)、李煕用(イ・ヒヨン)、趙春龍(チョ・チュンリョン)の各氏が同政治局委員候補に補欠選挙された。

    また朴奉珠(パク・ポンジュ)、李萬建(リ・マンゴン)の両氏が党中央委員会副委員長に選挙された。

    同通信の報道全文は次のとおり。

    朝鮮労働党中央委員会第7期第4回総会に関する報道

    【平壌4月11日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会第7期第4回総会が10日、党中央委員会本部庁舎で行われた。

    朝鮮労働党の金正恩委員長が、総会を指導した。

    総会には、朝鮮労働党中央委員会の政治局常務委員会委員と政治局委員、委員候補、党中央委員会の委員、委員候補、党中央検査委員会委員が参加した。

    党中央委員会の一部の部署の副部長とその他のメンバーが、オブザーバーとして出席した。

    党中央委員会政治局の委任によって、朝鮮労働党の金正恩委員長が司会した。

    総会には、次のような議案が上程された。

    1.社会主義建設で自力更生の旗印をより高く掲げていくことについて

    2.最高人民会議第14期第1回会議に提出する国家指導機関構成案について

    3.組織問題

    総会では、第1の議案が討議された。

    金正恩委員長が、第1の議案に対する報告を行った。

  • 核兵器より「親の仕送り」が頼みという北朝鮮軍の凋落

    核兵器より「親の仕送り」が頼みという北朝鮮軍の凋落

    先月27日、北朝鮮の平壌で「朝鮮人民軍第5回中隊長、中隊政治指導員大会」が開催された。金正恩党委員長も大会に参加し、「現在の革命情勢は、これまでのいずれの時期よりも人民の軍隊の軍事力強化を求めている」などと述べるなど、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)に対する期待を示した。

    しかし、今の北朝鮮軍はこうした期待に応えられるような「立派な軍隊」ではない。軍紀はすでに乱れきっており、上官が一種のワイロとして女性兵士に「性上納」を強要することも横行している。

    (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    総兵力120万人と推定されている北朝鮮軍だが、長引く経済難で弱体化し、その実態は「飢える軍隊」と揶揄されている。大規模訓練時以外、兵士の多くは農作業の現場にかりだされる。そこでは農民を襲撃する事件すら続発している。

    (参考記事:【スクープ撮】人質を盾に抵抗する脱北兵士、逮捕の瞬間!

    北朝鮮は、体制のプロパガンダに利用するため、故金日成主席および故金正日総書記の誕生日や朝鮮労働党、朝鮮人民軍などの創建記念日までに大型工事を終え、その当日に完成式典を行うことがよくある。この際、当局から求められた期日に間に合わせるため「速度戦」という突貫工事が行われるが、軍人たちが大量に動員される。しかし、安全対策を無視した工期短縮のせいで、1989年には500人以上の軍人が犠牲になる事故も起きている。

    (参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図

    食糧不足による栄養失調や、危険な建設作業場への動員。こんな軍隊にわが子を送らなければいけない親たちは心配でたまらないだろう。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、親たちは毎月、または年に数回、入隊した子どもたちへ送金しているという。このいわば「仕送り」があってこそ子どもたちは飢えから逃れ、健康を維持することができる。仕送りが出来ない貧しい家庭出身の兵士たちが飢えに苦しむ軍隊生活を送っていることは想像に難くない。

    金正恩氏は、このような北朝鮮軍の惨状をあまり理解していないようだ。金正恩氏は度々北朝鮮軍の部隊を現地視察している。しかし、視察の際はあらかじめ調達してきた物資を部隊の倉庫にぎっしり詰めて、食事なども立派なものを並べるという。現地指導が終わったら、全ては車両に積まれてどこかへ消えていく。倉庫はガラガラになり、兵士たちの食卓にはトウモロコシのご飯と塩大根だけ残る。こうした悪弊は金正日総書記の時代からずっと続いているとRFAは指摘する。

    金正恩氏は冒頭に述べた大会で「人民軍を百戦百勝の最精鋭強兵に強化し、発展させるための跳躍台が築かれた」と強調したが実に空しい言葉である。

    (参考記事:ひとりで女性兵士30人を暴行した北朝鮮軍の中隊長

  • 一度に500人犠牲も…殺人的「速度戦」を金正恩氏が止めた理由

    一度に500人犠牲も…殺人的「速度戦」を金正恩氏が止めた理由

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は6日、金正恩党委員長が東海岸で造成中のリゾート「元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区」の建設現場を視察したと伝えた。

    金正恩氏は工事の進み具合に満足を表しながらも、次のように述べたという。

    「今年の党創立記念日(10月10日)まで急いで何に追われているかのように速度戦で建設するのではなく、工事期間を6カ月間延長して来年の太陽節(4月15日の金日成主席の誕生日)まで完璧に完成しよう」

    (参考記事:金正恩氏の背後に「死亡事故を予感」させる恐怖写真

  • 北朝鮮軍人と学生グループが大乱闘。しかし処罰されたのは…

    北朝鮮軍人と学生グループが大乱闘。しかし処罰されたのは…

    北朝鮮では先月10日、国会にあたる最高人民会議の代議員選挙が行われた。名前も聞いたことがなければ姿を見たことすらない候補者に賛成票を投じるもので、投票率は99.9%に達し、全員が当選する。

    ヤクザ顔負けの大暴れ

    そもそも、選挙キャンペーンのポスターの決まり文句が「皆が賛成投票しよう!」というものだ。神聖な政治的儀式として扱われる選挙だけあって、選挙期間中には些細な犯罪やトラブルも許されない。

    (参考記事:金正日が死んだ日なんか関係ねぇ…北朝鮮の若者たちが大暴れ

    そんな選挙の最中に朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の軍官(将校)が、首都平壌市内のレストランで乱闘騒ぎを起こした。平壌の内部情報筋によると、事件が起きたのは市内中心部の平川(ピョンチョン)区域のレストランだ。

    朝鮮人民軍第7総局の中隊長、小隊長らがレストランで食事していたところ、些細なことで隣席の大学生グループと口論になった。やがて乱闘へと発展し、民間人に手を出すという軍人としてあるまじき行為に及び、保安員(警察官)が出動する騒ぎとなった。

    北朝鮮におけるこのような乱闘騒ぎは、非常に激しいものになりがちだという。今年3月にはロシアの地方都市で北朝鮮労働者とタジキスタンの労働者がヤクザ顔負けの乱闘を繰り広げ、その動画がネット上で公開されたこともあった。

    (参考記事:【動画】北朝鮮労働者とタジキスタン労働者、ロシアで大乱闘

  • 金正恩「拷問部隊トップ」を待つ運命…米朝決裂で幹部ら責任追及

    金正恩「拷問部隊トップ」を待つ運命…米朝決裂で幹部ら責任追及

    ベトナム・ハノイで行われた2回目の米朝首脳会談が物別れに終わったことを受けて、金正恩党委員長が3人の部下を問責したと、韓国紙・朝鮮日報が6日付で伝えた。

    同紙によれば、問責の対象となったのは事前の実務交渉を担当した金赫哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会対米特別代表と金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線部統一策略室長、そして首脳会談で金正恩氏の通訳を務めたシン・ヘヨン通訳官だ。

    金赫哲氏と金聖恵氏は、米国側の意向を正確に把握できなかったことを咎められ、シン・ヘヨン氏は通訳ミスがあったためだという。金赫哲氏と金聖恵氏はプロの外交官と情報官僚であり、交渉の雲行きを見ながら、自分たちがどのような立場に置かれるか、覚悟を決めていたかもしれない。一方、今回が金正恩氏を担当する「1号通訳」としてのデビューだったシン・ヘヨン氏は、さぞや激しく緊張し、動揺したことだろう。

  • 30代男性にガソリンをかぶらせた北朝鮮の「貧困と絶望」

    30代男性にガソリンをかぶらせた北朝鮮の「貧困と絶望」

    北朝鮮は世界的に見て自殺率が非常に高い国だ。

    世界保健機関(WHO)の2012年の統計によると、10万人あたりの自殺率(年齢調整なし)のランキングでは、北朝鮮は39.5人で1位。国ごとの人口と年齢構成の違いを調整した値でも、北朝鮮は1位のガイアナ(44.2人)に次ぐ2位(38.5人)だ。世界でも稀に見る抑圧体制が、多くの人を自殺に追い込む一因となっている。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    中国との国境を流れる鴨緑江に面した北朝鮮の村で、30代男性が自宅に火を付け焼身自殺を図る事件が起きた。

  • 「ドラッグと性びん乱の館」若者の暴走に手を焼く金正恩氏

    「ドラッグと性びん乱の館」若者の暴走に手を焼く金正恩氏

    北朝鮮当局は最近、大都市で見られるようになった「トンゴジプ」なるものに頭を悩ませているという。

    「トンゴジプ」は、日本語にすると「同居の家」という意味だ。つまりは一種のシェアハウスであり、10代から30代の若者が共同で部屋を借りて住んでいる。

    そして中には、このシェアハウスで覚せい剤などの薬物を使用したり、アダルトビデオを見たりするなど「快楽を追求し堕落した生活を送る若者もいる」(情報筋)という。(参考記事:「男女関係に良いから」市民の8割が覚せい剤を使う北朝鮮の末期症状

  • 遺体に銃弾を浴びせ「もう一度殺した」北朝鮮の集中検閲

    遺体に銃弾を浴びせ「もう一度殺した」北朝鮮の集中検閲

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、中国との国境に面した北朝鮮・新義州(シニジュ)市で先週初めから、中央検察所による集中検閲が行われているという。

    人体を「ミンチ」に

    集中検閲とは、数十人から場合によっては数百人単位の検閲団が派遣され、地元住民らの思想的な偏向のチェック、さらには党や行政機関の幹部による不正、違法薬物の密売や売買春など「非社会主義行為」の大々的な摘発が行われるものだ。

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

    新義州は、北朝鮮でも最も頻繁に検閲が行われる地域だとされる。中国と国境を接しているために、住民が海外の情報と接しやすい事情があるからだ。

  • 北朝鮮「美貌のウェイトレス」たちの寂しく憂鬱な日々

    北朝鮮「美貌のウェイトレス」たちの寂しく憂鬱な日々

    対北朝鮮制裁により開店休業状態が続き、昨年から営業再開にこぎつけた中国の北朝鮮レストランが、昨年末から今年にかけ客数の減少で苦戦していると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

    北朝鮮との国境に面した中国・丹東市のある住民はRFAに対し、「丹東に10店以上ある北朝鮮レストランのうち、夜に公演を行っているのは規模が最も大きい柳京食堂だけだ」と語っている。

    北朝鮮といえば、女性従業員らの歌と踊りの公演がカンバンである。中にはアイドル並みの美貌を誇るウェイトレスもいる。

    (参考記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発

    彼女らが公演を行わない理由は、ひとつしかない。

  • 北朝鮮「韓流への嫌悪」なお強く…ビデオ厳禁、死刑判決も

    北朝鮮「韓流への嫌悪」なお強く…ビデオ厳禁、死刑判決も

    昨年4月に10年ぶりに開催された南北首脳会談。その関連イベントとして北朝鮮の首都・平壌では韓国芸術団の公演が行われ、金正恩党委員長と李雪主(リ・ソルチュ)夫人も鑑賞した。

    それから7ヶ月経って、その様子を収めたDVDが北東部最大の卸売市場、水南(スナム)市場をはじめ、清津(チョンジン)市内の市場で出回るようになった。北朝鮮当局は、死刑や拷問など極端な手段を動員して取り締まるほど韓流コンテンツを嫌悪してきたが、ここへ来て解禁に向けた動きが表れたとの観測も出ていた。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    ところが、北朝鮮国民の期待を裏切る「逆コース」とも言うべき現象が見られている。

  • 金正恩氏が「飲み会禁止令」…軍幹部14人をまとめて処刑した例も

    金正恩氏が「飲み会禁止令」…軍幹部14人をまとめて処刑した例も

    北朝鮮当局が恐れているものの一つが、口コミだ。国民に知られたくない都合の悪い情報ほど、口コミを通じてあっという間に全国に広がってしまう。たとえば1990年代にあった国民虐殺や、最近のマンション崩壊事故なども、すっかり公然の秘密となっている。

    これが体制を揺るがす流れにつながるのを、極度に恐れているのだ。

    (参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故

    当局は、2月末の米朝首脳会談が「決裂した」という話を抑えるために、口コミの発信源となる市場で集まってうわさ話をすることを禁止した。今度はそこから一歩踏み込んで、そもそも集まること自体を禁止する方針を示した。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。