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  • 「金正恩の望みかなえる」はずが…トランプ、裏では対北支援を禁止

    「金正恩の望みかなえる」はずが…トランプ、裏では対北支援を禁止

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、トランプ米大統領は11月29日、北朝鮮を資金援助の禁止対象に再指定した。理由は、北朝鮮政府が人身売買の被害を防止するための最低限の措置を講じていないためだ。主として中国を舞台とした北朝鮮女性の人身売買については、米国内でも年々、問題視する傾向が強まっている。

    (参考記事:「中国人の男は一列に並んだ私たちを選んだ」北朝鮮女性、人身売買被害の証言

    今回の制裁指定により、人道主義的目的の支援を除く北朝鮮とのほとんどすべての交流・支援プログラムについて、米国の資金拠出が禁止された。また国際通貨基金(IMF)など国際金融機関に出向している米国人スタッフは、当該機関から北朝鮮に対して資金提供が行われないように努力する義務を帯びる。

    今回の措置は、米国務省が6月28日に発表した人身売買に関する年次報告書を受けたものだ。同報告書は北朝鮮について「人身売買撲滅に向けた最低限の水準を満たしておらず、取り組みもしていない」と指摘し、4段階評価のうち最低評価に据え置いた。北朝鮮は16年連続で最低評価だ。

    ちなみに、同報告書では中国も昨年に続き下から2番目の評価だった。国務省は、脱北した北朝鮮女性が中国で売春や結婚を強要されていることや、当局が人身売買被害者を北朝鮮に強制送還していることを問題視しているのだ。

    (参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられる脱北女性たち

    一方、聯合ニュースなどによれば、韓国の文在寅大統領は、アルゼンチン・ブエノスアイレスで20か国・地域首脳会議(G20)に合わせてトランプ氏と11月30日に会談した際、金正恩氏へのメッセージを託されたとして、次のように語ったという。

    「メッセージはこうだ。トランプ大統領は金(正恩)委員長に対してとても友好的な考えを持っていて、金委員長のことが好きである。だからこそ、金委員長が(非核化に向けた)合意事項の残りを実行することを願っているし、そうすれば、金委員長が望んでいることをかなえるつもりだ」

    トランプ氏の言う「金正恩氏が望んでいること」が何を意味しているかはわからないが、彼がそれを「かなえてやる」のは極めて難しいだろう。米国の北朝鮮に対する制裁は、核兵器開発に対してだけ課されているわけではなく、人権問題もまた重要な対象となっている。

    (参考記事:北朝鮮女性、性的被害の生々しい証言「ひと月に5~6回も襲われた」

    そしてそれらは、たとえ大統領といえども簡単に解除することはできない。金正恩氏とて、この間の米国とのやり取りで、そのへんのことは十分に学んだはずだ。

    今後の米朝関係は、もはやこのようなリップサービスで動く性格のものではなくなっていると思うのだが。

  • 北朝鮮軍が「マフィア化」…民間人相手に投資詐欺も

    北朝鮮軍が「マフィア化」…民間人相手に投資詐欺も

    兵力数では世界3位を誇る北朝鮮の朝鮮人民軍だが、その実態はポンコツそのものだ。

    食糧配給における横流しがひどいため、末端の兵士は常に腹をすかせ、中には栄養失調に苦しむ者すらいる。幹部たちはそんな兵士の窮状も気にかけず、権限を悪用した汚職や性的虐待に明け暮れている。

    (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

    生きるために協同農場などを襲撃し食糧を強奪する兵士たちは、民間人から「馬賊」呼ばわりされてきたが、今後は「詐欺師」というさらに不名誉な呼ばれ方も加わりそうだ。民間人相手に投資詐欺を働いているからだ。

    (参考記事:【スクープ撮】人質を盾に抵抗する脱北兵士、逮捕の瞬間!

    米政府系ラジオ・フリー・アジア(RFA)の平安北道(ピョンアンブクト)の情報筋が語った事の顛末は次のようなものだ。

  • 不正発覚で処刑も…北朝鮮、携帯電話の盗聴に巨額予算

    北朝鮮の金正恩党委員長が最も忌み嫌っていることの一つが「情報の国外流出、国内流入」だ。

    情報の流れを自分の都合のいいように制御し、自国民を「無知」な状態にしておきたいのだろう。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは… 

    それがうまく行かなかった例としては、金正恩氏の実母・高ヨンヒ氏の偶像化がある。日本から「高ヨンヒが大阪生まれ」という北朝鮮にとっては誠に都合が悪い情報が北朝鮮国内に流入し、拡散したからだった。

    (参考記事:金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈

    最近、金正恩氏が神経をとがらせているのは、中朝国境地帯における中国キャリアの携帯電話による通話だ。北朝鮮当局はその統制のために莫大な予算を投じている。

    北朝鮮事情に精通した内部情報筋は、国家保衛省(秘密警察)関係者の話として、北朝鮮当局は今年5月、中国から携帯電話用盗聴器と電波妨害機を購入したが、それに1500万元(約2億5400万円)を費やしたと伝えた。

    輸入した機器は、中国との国境に面した両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)、平安北道(ピョンアンブクト)新義州(シニジュ)に順次設置され、今頃稼働を始めているはずだと情報筋は述べた。

    中国から様々な品物を密輸している業者や、脱北して韓国に住む家族と連絡を取る脱北者家族、その送金を手助けする送金ブローカーなどは、装備の増強に頭を抱えている。

    両江道の内部情報筋によると、現地に導入された新型電波盗聴器は4キロ四方の携帯通話がキャッチできるほど高性能だ。ある貿易業者は、知り合いの保衛員(秘密警察)から盗聴した通話内容を示された上で「おとなしくしておいたほうがいい」と忠告されたという。

    従来の電波探知機は、中国の携帯電話基地局の周辺で通話者の位置を特定する仕組みだった。新型の電波盗聴器は位置のみならず、通話内容まで把握できるもので、携帯電話を使用する人にとってリスクが高まる。

    また、当局の許可を得て中国キャリアの携帯電話を使っている外貨稼ぎ事業所の関係者にとっても、耳の痛い話だ。今までは利益の一部やキックバックを自分の懐に収めていたが、盗聴されるとあっては、思う存分できなくなるのだ。一方で「単にビビらせたいだけ」だとして、注意さえしておけば問題にはならないと見ている貿易業者もいる。

    音声通話は危ないとして、セキュリティが強化されたメッセンジャーアプリを使っている人もいる。情報筋は具体名に言及しなかったが、日本でメジャーなLINEや韓国でメジャーなカカオトークではなく、セキュリティ面で評判が高いSignalやTelegramなどを使っているものと思われる。

    (参考記事:LINEやカカオが「抜け穴」に…北朝鮮の情報統制に欠陥

    「今年は前とは異なり、外国との接触が増えている。南北関係の雰囲気もよくなりつつあり、住民の中にはさらに雰囲気が変わることを期待する声も聞かれる。こういうときに司法機関がやるのは外部からの情報を取り締まり、『不純分子』扱いしている住民に対する監視を強化すること」(情報筋)

    また、次のような背景もあると分析した。

    「年末年始はいろいろと物入りなので、取り締まりが多い。新年の行事のために違法行為を取り締まり、資金を稼ごうという意図がある」

    一方、これらの機器導入に絡み不正行為が発覚した保衛省関係者が処刑されたとの情報もある。情報筋は「安物の機械を買って差額を着服したことがバレた関係者数名が処刑され、他の担当者が高性能な機械を買い直した」と述べた。

    莫大な予算に目がくらみ一部を着服したが、新規導入した機器の性能が悪かったことから上部の検閲(監察)が入り、摘発、処刑に繋がったとのことだ。

    統制のやりすぎが国際問題になることもある。

    2015年には対岸の中国吉林省長白朝鮮族自治県で、北朝鮮当局が発する携帯電話への妨害電波のせいで携帯電話の使用ができなくなり、県当局が両江道当局に抗議し、妨害電波を中断することを要求する事態に発展している。

    (参考記事:北朝鮮の妨害電波で中国側の携帯通話に障害…中国側住民らが被害

  • 母親思いの一家を飲み込んだ「魔の道路」…数百人死傷も

    北朝鮮の道路事情は極めて劣悪だ。北部の両江道(リャンガンド)では今年3月、交通事故が相次ぎ、1日で約300人が死亡する大惨事が起きた。

    (参考記事:あっという間に300人が死亡…北朝鮮の交通事故が壮絶な理由

    一般の道路はもちろん、外国人観光客が利用する高速道路ですら状態がかなり悪く、穴が空いている箇所を熟知しているドライバーでも、時々穴にはまってしまうほどだ。

    「走り屋」として知られる金正恩党委員長も、交通事故を減らすよう再三にわたり指示を下している模様だが、劣悪な道路事情はなかなか改善されない。

    (参考記事:金正恩氏の「高級ベンツ」を追い越した北朝鮮軍人の悲惨な末路

    そんな北朝鮮の道路が、母親思いの家族の命を飲み込んだ。一家が乗っていた三輪バイクが崖から落ちたのだ。

    事故が起きたのは11月初め、平安南道(ピョンアンナムド)平城(ピョンソン)と平壌市の順安(スナン)区域の間にある上次(サンチャ)峠でのことだ。

    平城に住む一家12人は、母親の還暦祝いに参加すべく三輪バイクに乗って隣接する平原(ピョンウォン)に向かっていた。その途中で崖から転落。5人が即死し、7人が病院に搬送されたが、容態は芳しくないと伝えられている。ドライバーは転落直前に三輪バイクから飛び降り無事だった。

    この三輪バイクだが、後部に荷台を連結したもので、中には木製の座席が設置されており、ぎゅうぎゅう詰めにすれば15人ほど乗車できる。タイの地方都市で走っている、ピックアップトラックを改造した「ソンテウ」というバスに近いものと思われる。トラックよりは安く買えるものの、下り坂でブレーキが効きにくいという欠点がある。

    タイのトラックバス「ソンテウ」。事故に遭った三輪バイクはこれに似た形状だったと思われる。(画像:Wikipedia)
    タイのトラックバス「ソンテウ」(画像:Wikipedia)

    また、道路状態にも問題があった。中央分離帯がなく、舗装はアスファルトではなくセメントで、ところどころに穴が開くなど道路状況は劣悪だった。さらに、上次峠は事故多発区間として知られている。

    平城市の保安署(警察署)は、ドライバーから事故の経緯などについて事情を聞いている。北朝鮮は毎年5月と11月を交通事故防止特別月間に定めているが、そんな中での事故だった。交通事故の処理方針が強化されていることもあり、過失が認められればドライバーは裁判にかけられる可能性があるとのことだ。

    劣悪な道路事情に加え、市場経済化の進展で車両が急増しているが、運転技術の未熟なドライバーが少なくない。

    北朝鮮で運転免許を取得するには、自動車養成所(自動車学校)に通い、運転技術から修理技術までを習得し、試験に合格しなければならない。この過程が6ヶ月も要するので、多くの人は役人に500ドル(約5万6000円)ほどのワイロを払い、手っ取り早く免許を取得する。

    (参考記事:軍事目的には使えない?穴ボコだらけの北朝鮮高速道路

  • 中国奥地で売られた「少女A」の前に現れた救世主

    中国の内モンゴル自治区で、人身売買の犠牲となった少女が、別の脱北女性に救出される出来事があった。

    事情を知る脱北者が先月23日にデイリーNKに明かしたところによると、中朝国境に面した北朝鮮の村に住んでいた少女Aさんは、ブローカーに騙され中国に連れて行かれた。中国人男性に売り飛ばされたAさんはかろうじて逃げ出したが、ブローカーに捕まり、別の男性に売られたがまた逃げ出した。ブローカーは、Aさんをより儲かる内モンゴルに売り飛ばそうとした。

    (参考記事:17歳で中国人男性に売られ…脱北女性「まだまだ幼い被害者が大勢いる」

    年齢や容姿で

    両江道(リャンガンド)の情報筋によると、最近は北朝鮮との国境から300キロ以上離れた内モンゴルでも、北朝鮮女性を求める中国人男性が増加している。

  • 金正恩氏が「継母」に加えていたひどい仕打ち

    韓国紙・中央日報(WEB日本語版)は22日、北朝鮮の内部事情に精通した韓国政府当局者の話として、故金正日総書記の第4夫人説がささやかれていた金オク氏について管理所(政治犯収容所)に収監されていることが確認されたと伝えた。

    「写真」は語る

    この当局者は、「さまざまな情報を総合した結果、金オク氏が張成沢(チャン・ソンテク)事件に関わって2014年に政治犯収容所に送られたと結論付けた」としている。また、彼女の生死については「現在、生きていることを把握している」と述べているが、管理所は「地獄の一丁目」とも言われる残酷かつ劣悪な施設だ。金オク氏が生きているとしても、相当に酷い目に遭っていると思われる。

    改めて説明するまでもないことだが、金正日氏は金正恩党委員長の父である。金正恩氏の実母である高ヨンヒ氏は2004年に死去しており、つまり金オク氏は彼にとって「継母」のようなものだ。金正恩氏は、父のハデな女性遍歴に嫌悪感を抱いていたとも言われる。

    (参考記事:金正日の女性関係、数知れぬ犠牲者たち

  • 北朝鮮の警察官が苦しむ「どうにもならない悩み」

    絶大な権限を振りかざし、庶民を痛めつけてきた北朝鮮の保安員(警察官)。しかし彼らとて、いついかなる時にも「強者」であるというわけではない。

    (参考記事:美女と「日本製の部屋着」に狂わされた、ある北朝鮮警察官の選択

    平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋によると、公共機関の職員の出勤率が著しく低下している。一部では業務が麻痺するほどの状況になり社会問題となっているという。保安署(警察署)の公民登録課など「食べる卵のない」部署ほど出勤率が低調なようだ。ここで言う「卵」とはワイロのことだ。

  • 北朝鮮が南北対話の中止を示唆…窮地の韓国、金正恩氏が頼りなのに

    聯合ニュースによれば、韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は30日、記者らの携帯電話にメッセージを送り、北朝鮮の金正恩党委員長のソウル訪問について次のように説明したという。

    「いくつかのシナリオを準備している」
    「あらゆる可能性を考慮して話し合っており、決定したものはない」

    韓国では青瓦台が12月13~14日ごろに金正恩氏のソウル訪問を推進中とする報道が出ており、これに対応したコメントと見られる。

  • 「産婦人科で密造」の噂まで…薬物乱用が止まらぬ北朝鮮

    北朝鮮から逃れて日本に在住するある脱北者から、こんな話を聞いたことがある。

    「覚せい剤中毒が蔓延する実情を見て、この国(北朝鮮)はもう終わりだと思った。それが脱北を決意した理由のひとつだった」

    金正恩党委員長の父・金正日総書記は1992年から、麻薬などの薬物で外貨を稼ぐためにコードネーム「白桔梗(ペクトラジ)事業」を開始した。国家機関の主導で製造された麻薬や覚せい剤は、中国や日本に密輸されたが、各国当局の厳しい取り締まりにより徐々に減少した。

    しかし、これが北朝鮮国内で薬物が蔓延するきっかけとなる。薬物の「在庫」もあれば、製造技術も原材料もある。しかし売り先はなく、自ずと国内に流通しはじめた。「大人だけでなく青少年の間でも覚せい剤は広く蔓延している」と冒頭の脱北者は語る。

    (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち )

    金正恩氏は最高指導者になって以降、薬物の乱用を厳しく取り締まる姿勢を見せている。

  • 官房長官を罵倒、自衛隊に難癖…北朝鮮が日本に猛攻撃を開始

    北朝鮮メディアの対日非難が、激しさを増している。

    対韓国宣伝ウェブサイトである「ウリミンジョクキリ(わが民族同士)」は29日、「安倍一味は米国が予想外に我々との対話に臨み、シンガポール朝米首脳会談という歴史的事変まで実現するや、驚愕して平壌のドアをノックし始めた」と指摘。

    朝鮮中央通信は28日付の論評で「日本はますます深刻化する政治的孤立から脱するために、朝日首脳会談に対する未練を持ってわれわれに各方面から接近してみようと東奔西走しながらも、依然として制裁・圧迫うんぬんと『拉致問題』を持ち出して世論を汚している」と主張した。

    こうした対日非難は、今に始まったことではない。今月は特に、旧日本軍が従軍慰安婦を虐殺した動画があるなどと言及しながら、歴史問題に関する日本の姿勢を批判した。

    (参考記事:日本軍に虐殺された朝鮮人従軍慰安婦とされる映像について

    ただ28日には、朝鮮中央通信が上述の論評のほかにもう1本、朝鮮労働党機関紙の労働新聞と内閣などの機関紙である民主朝鮮が各1本の、計4本もの論評で日本非難を展開した。同じ日付で4本というのは、さすがに多い。

  • 北朝鮮の子どもを悲しませる「立体律動映画」の値段

    映像が立体的に見え、座席が振動する4D映画。これが北朝鮮の地方都市で人気を集めているという。

    両江道(リャンガンド)の内部情報筋によると、道庁所在地の恵山(ヘサン)に最近、立体律動映画館、つまり4D映画館がお目見えした。場所は中朝国境を流れる鴨緑江のそばにそびえ立つ普天堡(ポチョンボ)戦闘勝利記念塔のすぐそばだ。

    金正恩党委員長は、「社会主義文明強国建設」を掲げ、各地にレジャー施設を建設している。その代表例が、外国人観光客も案内される平壌のムンスプールだが、それ以外にも様々な施設が建設されている。

    (参考記事:北朝鮮ツアー、実は近くて普通に行ける北朝鮮旅行

    その一環として2013年9月、平壌の綾羅島(ルンラド)遊園地に4D映画館が完成。金正恩氏も鑑賞に訪れている。

  • 「韓国は正気なのか!?」文在寅政権に北朝鮮から非難

    今年だけで首脳会談を3回も行い、北朝鮮との友好ムードを盛り上げてきた韓国の文在寅政権だが、北朝鮮側はここへ来てやや熱が冷めてきたように見える。

    韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙報道官は26日の記者会見で、北朝鮮の金正恩党委員長の訪韓時期について、「さまざまな可能性をすべて踏まえて議論中」と述べ、今のところ見通しが立っていないことをうかがわせた。

    金正恩氏は、9月に平壌で行われた南北首脳会談で、近いうちに韓国を訪問する意向を表明。韓国政府は当初、年内の訪韓実現を目指していた。

    しかし、9月から金正恩氏訪韓の準備を行えば、どんなに急いでも12月にはなる。ハッキリ言って、12月に金正恩氏がソウルを訪れるなど不可能だ。なぜなら毎年12月には、国連総会で北朝鮮における人権侵害を非難する決議が採択されているからだ。

    決議案は今年も日本と欧州連合(EU)から提出され、今月15日には国連総会第3委員会で採択された。国連総会本会議では来月12日に採択される見込みだ。

    これに対し、北朝鮮は例によって猛反発している。

    (参考記事:「私たちは性的なおもちゃ」被害女性の告発に北朝鮮反発

    対韓国宣伝ウェブサイトである「ウリミンジョクキリ(わが民族同士)」は27日、「卑劣で幼稚な政治的陰謀の産物」と題した論評を掲載。

  • 制裁下でも「古着」入荷…北朝鮮で人気の「日本製品ベスト3」

    かつて、北朝鮮には「最高級品は日本製」という時代があった。新潟港と東海岸の元山(ウォンサン)港を行き来していた「万景峰(マンギョンボン)92」号が、日本から様々な品物をせっせと運んでいたのだ。日本政府が2006年に対北朝鮮のすべての品目を輸出入を禁じる独自制裁を導入して以降、北朝鮮には日本製品があまり入らなくなったが、メイド・イン・ジャパンの人気は依然、根強い。

    両江道(リャンガンド)の内部情報筋が伝えてきた、市場で最近人気の日本製品は、ダウンジャケットだ。新品のものはかなり値が張るが、古着なら9万北朝鮮ウォン(約1170円)で買える。

    中国製のダウンジャケットも多数入荷するが、新品は決して安くない。一方で日本製は、古着であっても新品同様で、コストパフォーマンスに優れているとして、入荷すれば季節を問わずすぐに売れてしまうという。

    (参考記事:美女と「日本製の部屋着」に狂わされた、ある北朝鮮警察官の選択

    制裁発動後は日本から直輸入されることは少なくなったが、中国経由で古着が入ってくる。また、北朝鮮に住む元在日朝鮮人の元を訪れる日本在住の家族がお土産として持ち込んだものも市中に出回るという。

    ちなみに、中国で最も有名な日本のブランドと言えばユニクロだが、遼寧省だけで20店舗あり、うち1店舗は北朝鮮との国境に面した丹東にある。お隣の吉林省にも延辺朝鮮族自治州延吉を含め8店舗がある。詳細は不明だが、これら店舗で買い求められた製品も北朝鮮に持ち込まれているものと思われる。

  • 「私たちは性的なおもちゃ」被害女性の告発に北朝鮮反発

    北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は26日、北朝鮮の人権問題に対する米国の非難は「とんでもない茶番劇」であるとする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

    論評は、国際人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が先月末、北朝鮮で女性に対する性暴力がまん延していることを告発する報告書を発表したことに言及。「米議会と保守的なメディア、専門家も、制裁・圧迫と『人権問題』を対朝鮮政策として引き続き掲げるべきだと唱えている」と指摘した。

    (参考記事:「私たちは性的なおもちゃ」被害女性たちの血のにじむ証言を読む

    HRWが先月31日に発表した報告書は、金正恩党委員長が政権を継承した2011年以降に脱北した人々のインタビューを元に作成されたもの。「(北朝鮮で)私たちは性的なおもちゃにされていた」などとする、脱北女性らの血のにじむ証言が多数収められている。

    これに対し論評は、「祖国と人民から許してもらえない罪を犯し、親子までためらわずに捨てて逃走した人間のくずが吹いたほらがいわゆる『根拠』の全てである」と罵倒。

    続けて「米国がとんでもない茶番劇に執着するのは、朝鮮のイメージをダウンさせて自分らの制裁・圧迫策動を合理化し、朝米協商でわれわれの譲歩を引き出し、ひいては反朝鮮体制転覆の悪巧みを実現しようとするところに目的がある」と主張した。

  • 「親子の縁を切るしかない」脱北者の母に苦渋の決断を迫ったものとは

    北朝鮮の抑圧体制を支える秘密警察、国家保衛省(保衛部)の要員たちは、その絶大な権限を悪用して国民を痛み付け、カネを搾り取ってきた。そんな保衛部の脅迫に耐えかね、親子の縁を切る選択を迫られた脱北者がいる。

    咸鏡北道(ハムギョンブクト)に住んでいたキム・ミンスクさん(仮名)は5年前に脱北し、今は韓国で暮らしている。キムさんはデイリーNKの取材に、一部始終を語った。

    キムさんは、北朝鮮に残してきた息子リ・ナムギュさん(仮名)と、中国キャリアの携帯電話を使って連絡を取り合ってきた。

    今年9月、リさんはいつものようにキムさんと通話していた。そこを保衛部に急襲され、逮捕された。通常、海外に電話する場合には、問題にならないように保衛部にあらかじめワイロを渡す必要がある。中国への留学経験を持つリさんがそれを知らないわけがなく、何らかの理由でワイロを渡さなかったため、逮捕されたものと思われる。もしくは、保衛部にカネが必要な事情があり、あえて逮捕した可能性もある。

  • 北朝鮮が対米批判を再開「平和を物乞いすれば死」

    米国と韓国を口汚く罵るのは、北朝鮮の十八番だった。

    例えば、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は2014年の5月と12月、米国のオバマ大統領(当時)に向かって、人種差別表現を使って激しく誹謗している。

    (参考記事:北朝鮮メディアがまたもやオバマ氏に対して人種差別表現

    韓国の朴槿恵大統領(当時)についても、ひわいな表現まで交えて口汚く罵った。

    (参考記事:北朝鮮メディア、朴槿恵氏を「好色漢魔女」と罵倒…「大統領が腐りきった」

    朝鮮半島が和平ムードに包まれた今年に入ってから、そのような罵詈雑言は控えられていたのだが、国内では米国を「敵」とする思想教育が再開されている。ところが、北朝鮮国営メディアが報じてきた内容と相反するため混乱が起きていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

  • 「慰安婦問題には時効などない」北朝鮮が主張

    北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は21日、戦時中の従軍慰安婦問題を巡り、「日本が働いた性奴隷犯罪は国際法的時効が適用されない」とする論評を掲載した。

    北朝鮮メディアは最近、慰安婦問題への言及を強めている。国営の朝鮮中央通信は16日、「日本軍性奴隷問題の解決は国際的要求」と題した論評で次のように述べ、旧日本軍が朝鮮人慰安婦を虐殺した証拠とされる「映像記録編集物」があると主張した。

    (参考記事:「日本軍が慰安婦を虐殺した映像ある」北朝鮮メディア報道

    慰安婦問題を巡っては、韓国政府が元慰安婦らの支援事業を行ってきた財団の解散を正式に発表したことで、日韓関係の今後が不透明になっている。財団は、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」をうたった合意の柱だ。日本にとっては、まさにこの文言が重要なわけで、これが反故にされるのではないかということが最大の懸念だ。

  • 「北朝鮮の女性虐待、加害者の処罰を」国連幹部が強調

    11月25日は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」だ。世界各地ではこの日に合わせ、国連女性機関などの主導により、暴力のない明るい未来を象徴するオレンジ色を使った様々な行事が開かれる。

    ニューヨークの国連本部では19日に記念行事が行われた。米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)はこの行事に合わせ、国連女性機関の幹部にインタビュー。

    同幹部は、国際人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が発表した北朝鮮の女性虐待に関する報告書の内容に注目しているとしながら、「女性に対する暴力の加害者が処罰されないことは、深刻な2次被害であり、絶対に黙認してはならない」と強調した。

    (参考記事:北朝鮮女性、性的被害の生々しい証言「ひと月に5~6回も襲われた」

    HRWが先月31日に発表した報告書「理由もなく夜に涙が出る 北朝鮮での性暴力の実情」は、金正恩党委員長が政権を継承した2011年以降に脱北した54人と、脱北した北朝鮮の元公務員8人を対象にしたインタビューを元に作成されたものだ。北朝鮮における性暴力の現状と、それを生み出す社会的土壌について詳しく解説されている。

    (参考記事:「私たちは性的なおもちゃ」暴露された金正恩時代の性暴力

    HRWが、「女性に対する暴力撤廃の国際デー」を見据えたタイミングで報告書を発表したのは明らかだ。

  • 北朝鮮のカジノホテル、中国からの抗議で工事中断

    北朝鮮が、中国との国境に面した平安北道(ピョンアンブクト)新義州(シニジュ)で建設中だった30階建てホテルの工事が中断された。この話を巡って、「あの人物」の存在が取り沙汰されている。

    米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、現地の情報筋の話として、このホテルは今年の春に着工、骨組みが20階まで組み上がった時点で突然工事が中断されたと報じた。

    国境の鴨緑江を挟んで向かい合う中国の丹東のマンションの15階以上から見ると、ホテルの建物の一部が見えるという。これは、鴨緑江の川べりではなく、そこから1キロほど離れた市内中心部で工事が行われていることを示す。

    工事中断の理由はカジノだ。

  • 世界「自殺率1位」の北朝鮮で、農村婦人がガソリンをかぶり…

    北朝鮮は世界的に見て自殺率が非常に高い国だ。

    世界保健機関(WHO)の2012年の統計によると、10万人あたりの自殺率(年齢調整なし)のランキングでは、北朝鮮は39.5人で1位。2位は韓国(36.6人)。ちなみに日本は9位(23.1人)だった。国ごとの人口と年齢構成の違いを調整した値でも、北朝鮮は1位のガイアナ(44.2人)に次ぐ2位(38.5人)だ。ちなみに韓国は3位(28.9人)、日本は18位(18.5人)だった。

    世界でも稀に見る抑圧体制が、多くの人を自殺に追い込む一因となっている。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは… 

    そんな中、北朝鮮北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)穏城(オンソン)からショッキングなニュースが伝わってきた。協同農場の管理委員長の夫人が、焼身自殺したというのだ。

    現地の内部情報筋によると、事件の発端は今年の夏まで遡る。この協同農場の管理委員長が、農場で収穫された穀物を横流ししたり、ワイロを受け取って何らかの便宜を図ったりしていたなどの疑いで摘発された。そして、委員長の職を解かれ、一般の農場員に降格させられる処分を受けた。

    北朝鮮当局は最近、農場に対して穀物の横流しなどを厳しく禁じる布告を出している。従来は当たり前のように行われていた行為なのだが、委員長は運悪く摘発されてしまい、罪をもみ消すだけのカネとコネがなかったため、すべてを失ってしまったのだろう。

    (参考記事:北朝鮮「穀物の売買禁止令」で国内に不安が広がる

    事件が起きたのは、元々住んでいた家を明け渡すことになった今月初めのことだ。

    北朝鮮の住宅法の30条5項には「国が協同農場に建てた住宅と協同団体所有の住宅は、農場で服務する農場員、労働者、事務員に振り分けなければならない」とある。法律に従って、家を新任の管理委員長に明け渡し、自分たちは別の家に引っ越さなければならない状況となった。

    その過程で両者が口論となった。理由はわからないが、旧委員長夫妻は多くの人の前で恥をかかされたのかもしれない。委員長夫人としてそれなりに羽振りのよい暮らしをしていた女性には耐えられないほどの屈辱だったのだろう。衆人環視の中でガソリンをかぶり、自ら体に火をつけて命を絶った。

    地位、名誉、家に加え妻まで失った元管理委員長は、一般の農場員として暮らしているが、激しい衝撃を受けたせいか、周りの人と接することを避けているという。

    (参考記事:金正恩政権「殺人的ストレス」に苦しむ北朝鮮の人々

  • 北朝鮮軍の脱走兵、ロシアから拉致・強制送還か

    滞在中のロシアから韓国に向かおうとしていた脱北者が、北朝鮮に強制送還される事件が起きた。

    デイリーNKの対北朝鮮情報筋によると、今月初めにモスクワで韓国行きを待っていた脱北者チュ・ギョンチョルさん(29歳)が忽然と姿を消した。7日にウラジオストクで裁判を受け、その日のうちに北朝鮮に強制送還された。その後の処遇については明らかになっていないが、韓国行きを目指していたため、収容所送りを含めた重罰が予想される。

    北朝鮮当局は近年、相当に強引な手段を動員し、脱北者の拉致・強制送還を続けている。

    (参考記事:美人タレントを「全身ギプス」で固めて連れ去った金正恩氏の目的

    チュさんは昨年、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の下戦士(二等兵)の身分で、労働者としてロシアに派遣された。しかし、辛い労働に耐えかねて韓国行きを決心した。各所の助けを借りて、手続きをほぼ終え、後は韓国行きを待つだけだった。

    (参考記事:事故・自殺・そして拷問 「労働者の生き血」を吸う金正恩氏の外貨稼ぎ

    チュさんが北朝鮮に強制送還されたという衝撃的な話は関係者の間に急速に広がったが、これまでのところ、ロシアメディアはこの件を報じていない。

  • 北朝鮮の秘密警察幹部、スパイ容疑で逮捕…内部映像を国外に流出

    金正恩党委員長は「国外への情報流出、国外からの情報流入」に対して極めて厳しい姿勢を取っている。昨年末には、電話帳を海外に売ろうとした6人が銃殺されている。電話帳には、国家機関の電話番号など北朝鮮が国家機密扱いする情報が掲載されているからだ。

    (参考記事:変わらぬ北朝鮮、6人銃殺。理由は「電話帳を売ろうとしたから」

    10月初め、北朝鮮国内の情報を密かに海外に伝える仕事に携わってきた保衛部(秘密警察)の幹部が逮捕された。スパイ容疑での逮捕だけあって、重罰は免れないと思われる。

    逮捕されたのは北朝鮮北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)穏城(オンソン)郡の保衛部に所属する幹部だ。

  • 「眠っているうちに」死者数万人、北朝鮮庶民が震える「冬の夜の恐怖」

    両江道(リャンガンド)の内部情報筋によると、恵山(ヘサン)駅そばにある恵興洞(ヘフンドン)の民泊で今月13日、家主夫婦と宿泊客3人が死亡した。近隣住民に発見されたのは、数日後のことだった。

    亡くなった3人は、金正恩党委員長が進める三池淵(サムジヨン)の開発工事に突撃隊(建設部隊)として動員されていた。数ヶ月の任期を終え、故郷に戻る矢先のことだった。列車を待つために駅のそばの民泊に泊まり、悲劇に遭った。事情を知った近隣住民が気の毒がっている。

    (参考記事:住民や労働者が次々に逃げ出す酷寒の「恐怖写真」現場

    死因は、一酸化炭素中毒だった。

  • 「日本軍が慰安婦を虐殺した映像ある」北朝鮮メディア報道

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、「日本軍性奴隷問題の解決は国際的要求」と題した論評で次のように述べ、旧日本軍が朝鮮人慰安婦を虐殺した証拠とされる「映像記録編集物」があると主張した。

    (参考記事:日本軍に虐殺された朝鮮人従軍慰安婦とされる映像について

    「最近だけでも、米国立文書保管所に所蔵されていた過去の日帝が朝鮮人性奴隷を野獣のように虐殺した天人共に激怒する蛮行を立証する映像記録編集物と共に、1944年9月13日に性奴隷として引き連れていた30人の朝鮮女性を銃殺したことについて記録した連合軍作戦日誌が公開されたことをはじめ、数多くの性奴隷犯罪関連事実があらわになった」

    ここで言及されている映像は2月27日、韓中日の専門家が出席して行われた旧日本軍の慰安婦問題に関する国際カンファレンスで、韓国・ソウル市とソウル大人権センターが公開したものを指しているようだ。

  • 世界で最も過激な「BTSファン」は北朝鮮にいた

    北朝鮮では韓流ドラマやK-POPを視聴することは重罪に当たる。過去にはある女子大生が、韓流ドラマを見ていたというだけで拷問を受け、悲惨な運命を辿った。

    (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

    一方で、米ビルボードの売り上げランキングで1位を記録するなど、K-POPを代表するアーティスト、防弾少年団(BTS)の勢いはとどまることを知らないが、北朝鮮の若者もその流れに決して乗り遅れてはいない。彼らの間で流行しているのはカバーダンス、つまり有名アーティストと同じように踊ることだ。

    平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、「チャンマダン(市場)世代と呼ばれる北朝鮮の若者の間では、BTSなどK-POPのPVや音楽番組が大人気だ。それも、もはや単に見て聞いて楽しむだけに飽き足らず、カバーダンス、リアクションビデオ、ランダムダンスパフォーマンスなど、自分たちでコンテンツを生産する段階まで来ている。

  • 美女と「日本製の部屋着」に狂わされた、ある北朝鮮警察官の選択

    北朝鮮の最高学府・金日成総合大学を卒業した脱北者で、韓国紙・東亜日報の名物記者であるチュ・ソンハ氏の近著『平壌資本主義百科全書』では、北朝鮮の人々の知られざる生活実態が生々しく紹介されている。

    同書を通じて改めて確認されたことのひとつが、北朝鮮の富裕層が今なお「メイド・イン・ジャパン」を愛しているということだ。平壌に住むある御曹司はチュ氏のインタビューに、次のように答えている。

    「(周りから)良い暮らしをしていると思われたければ、弾ける人がいなくてもピアノ1台は家になきゃダメですね。日本のヤマハのピアノが2万ドル、中古なら7000~8000ドルくらいです。家具もすべて日本製を最高とみなします。韓流なんか知りませんよ」

    (参考記事:北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに

    北朝鮮の富裕層が日本製品を愛するのは、在日朝鮮人によって持ち込まれた様々なモノに触れながら、そのクオリティの高さに慣れているからだ。経済制裁によって入手が難しくなっても、中国製などの代替では満足できないのである。