「思考と精神がマヒしている」文在寅批判を強める金正恩氏
対韓国宣伝サイトの「ウリミンジョクキリ(わが民族同士)」は28日、韓国の文在寅大統領を激しく罵倒する論評を掲載した。 訪韓したトランプ米大統領と金正恩党委員長が非武装地帯(DMZ)で対面する可能性が示唆される中でのことだ。韓国は日米との間で不協和音を抱えているが、北朝鮮までが「韓国はずし」に走る実態がまたもや鮮明になった形だ。 (参考記事:日米の「韓国パッシング」は予想どおりの展開) 文在寅氏は24日、朝鮮戦争に参戦した韓国軍と国連軍の元兵士ら功労者182人を青瓦台(大統領府 ...
金正恩氏「最愛の妹」から消えぬ「身辺に異変」の兆候
韓国情報機関・国家情報院は25日、国会情報委員長を務める野党・正しい未来党の李恵薫(イ・ヘフン)議員に対して行った業務報告で、北朝鮮の金正恩党委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長の地位について「指導者クラスに格上げされたようだ」との分析を明らかにした。 先週、中国の習近平国家主席が訪朝した際の写真に表れた金与正氏の位置づけから、崔龍海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長や李洙ヨン(リ・スヨン)党副委員長と同等のランクにいるように見えるという。 一時は「 ...
北朝鮮の警察が血眼で追う「反体制エリート学生」の悲惨な運命
警察庁の統計によると、国内の年間の行方不明者数は2016年も2017年も8万4850人となっている。捜索願が出されていない人も含めると、その数はさらに多いだろう。 家族や隣人の前から忽然と姿を消す行方不明者は、北朝鮮にも存在する。しかし、他の国と違う点は、行方不明者が政治的に「危険な存在」として扱われる点だ。北朝鮮当局は、最高指導者の身辺警護にきわめて神経質になっている。 (参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない訳) 実際、過去には最高指導者の身近で、単なる事故とは ...
「米朝会談の決裂直後に金正恩が公の場で泣いた」韓国議員が証言
韓国の野党・正義党の金鍾大(キム・ジョンデ)議員は24日、CBSラジオの番組「キム・ヒョンジョンのニュースショー」に出演し、「韓米情報筋から『(決裂した)ハノイ米朝首脳会談直後に金正恩委員長が公式の席で涙まで流した』という噂を聞いた」と明かした。 ちなみに金鍾大氏は、国会国防委員会の所属だ。このエピソードについては「事実かどうかは確認していない」としながらも、「精通する情報筋から聞いた」と話した。 金正恩氏は打算に長けている一方で、激情型だとも言われる。現地指導中に怒りを爆発 ...
「トラックに乗せられ、核実験場に消えた人々」北朝鮮もう一つの闇
今月20日、中国の習近平国家主席は北朝鮮を公式訪問し、金正恩党委員長と首脳会談を行った。両首脳の会談は5回目となるが、習氏が訪朝するのは初めてだ。会談前には、習近平氏が北朝鮮から非核化に向けた具体的な措置を引き出せるかが注目されたが、非核化に関しては大きな成果は得られていないようだ。 北朝鮮の非核化をめぐっては、昨年6月に行われた史上初の米朝首脳会談直後は、大きな進展が見られるかもという期待感もあったが、時間が経つにつれそう簡単には進まないという認識が広がりつつある。そもそも ...
自らの「すぐバレる嘘」で危機を引き寄せた文在寅政権
北朝鮮の小型木造船の領海進入を韓国軍などが捕捉できなかった問題で、韓国政府や軍当局のウソが次々と明らかになっている。 韓国当局は当初、漂流していた小型船を海上で発見したかのように説明していた。小型船は軍・警察の警戒網に捕捉されることなく、南北の境界線から約150キロも南下していたから、この時点でも大いに問題視された。沿岸部には軍民の重要インフラが並んでおり、韓国国民が「わが軍は大丈夫か」と不安がるのも道理だった。 (参考記事:韓国専門家「わが国海軍は日本にかないません」…そし ...
危機の金正恩、強制動員で「日照り戦闘」開始
今年の北朝鮮も日照りが深刻な模様だ。 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は先月14日、「日照り防止対策を徹底的に立てよう」という記事を1面に掲載し、今年も深刻な日照りが予想されるとして対策キャンペーンを始めた。 気象水門局の専門家の話として、1月から5月15日までの全国平均降水量が56.3ミリで平年の39.6%に過ぎず、1917年以来最も少ないと伝えた。また、5日の労働新聞は黄海南道(ファンヘナムド)の貯水池の水が4割もないと伝えている。幸い、18日の朝鮮中央テレビは東北部を ...
朝鮮障害者芸術協会芸術サークル員の音楽舞踊総合公演
【平城6月22日発朝鮮中央通信】障害者デーに際して、朝鮮障害者芸術協会芸術サークル員の音楽舞踊総合公演が18日から平安南道平城市で行われている。 舞台には、歌舞「金正恩将軍に栄光を」、混声重唱「われらの国旗」、女声独唱「党よ わたしの母よ」、伽倻琴独奏「ノドルの川辺」、民俗舞踊「オンヘヤ」、マジック「箱の中の秘密」など多彩なレパートリーが上がった。 出演者は公演を通じて、文化的生活を思う存分享受し、才能ある独奏家、舞踊家、声楽家に育つ自分らの幸福な姿を披露した。 道内の活動家 ...